記録ID: 3001915
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雪山ハイキング
富士・御坂
宝永山 須山口から
2021年03月17日(水) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 06:10
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,334m
- 下り
- 1,335m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 6:10
距離 14.7km
登り 1,338m
下り 1,336m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標高1800m以降は積雪あり。アイゼン必須。チェーンスパイクだと不十分。雪の照り返しが強いのでサングラス、日焼け止め奨励。森林限界を超えたあたりから宝永第一火口を経て山頂に至るまでは積雪深い。 |
写真
標高1800m以降は積雪あり。森林限界を超えるまでは、登山道の雪は踏み固められてアイスバーン状態。アイゼン必須。そういえば、昔、アイゼンボーグという特撮番組があったなぁ。あ、世代がバレるか(笑)。
宝永第一火口のベンチがある場所で岩に腰かけてしばし休憩。ここからトレースが二股に分かれる。右は宝永山の稜線に続いていて、左は本来の登山道方面へ続いている。今回は、安全策を採って本来の登山道方面へ進む・・・
・・・と思っていたら、そのトレースは間もなく登山道を外れ、噴火口の内面をダイレクトに山頂に向かうコースだったということが判明。しかも、体格が大きい人が歩いたのか、その歩幅は私にとっては微妙に大きくて、歩幅を合わせるのがちょっと大変(笑)。
しかも、進むにつれてどんどん角度が急になってくる(笑)。トレッキンポールもピッケルもない状態だったが、なんとかその大きな歩幅に合わせて着実に進む。特に危険は感じなかったが、とにかくいくら進んでも景色が変わらないので気が滅入った(笑)。それにしても、このトレースの主は、こんなところをよくぞ一定の歩幅で登れたものだなあと感心。
宝永山の稜線、いわゆる馬の背を歩いているところ。ここは地形の関係で、西風が強いときは体が吹き飛ばされるほどの爆風になることがある。実際、3月14日(日)はここは爆風状態で、退散した人も多かったらしい。今日は運よく穏やかな風だった。この後、ショートカットして御殿場下りルートへ降りる。
長らく休業中の、御殿場登りルートの6合目の山小屋。今年の夏に「半蔵坊」の名で、簡易トイレ付売店として復活するとの情報あり。ここが復活すると、御殿場ルートが登りやすくなるので、大いに期待している。
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
保険証
携帯
カメラ
携帯トイレ
サングラス
ライト
熊よけ鈴
アイゼン
|
---|---|
備考 | ヘルメットを持ってくればよかった。 |
感想
今日は仕事の休暇を取っての登山。この日出会ったのはトレランの人1名のみ。あとはずっと一人だけで非日常の世界を満喫してきた。この日の装備は、ヘルメットがない以外は1月30日(土)に蛭ヶ岳に登った時とほぼ同じで、冬の丹沢の装備でこの時期の宝永山を登るという、少々リスクの高い登山ではあったが、微風、晴天という絶好の条件に恵まれて無事に山行を終えることができた。
出発から帰着までの所要時間は6時間10分で、その時間の割には大冒険をしたような気分を味わうことができて、大満足の一日。コースタイムでは休憩時間がわずか8分になっているが、確かに今回はあまり長時間の休憩はしなかったと思う。私の実年齢はまだ明かしたことはないが(笑)、この年齢でも自分の体力は案外余裕があるものだと改めて思った。この際、装備をきっちりと揃えて冬の富士山登頂を目指そうかと思ったりする。
なお、今回の山行が無事に完了できたのは、良い条件が揃ったからであって、やはりこの時期の宝永山への登山はリスクが非常に高いため、あまり一般にはお勧めしないことを付記しておきたい。
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