尾ノ内渓谷、両神山、日向大谷 / 両神山 登山

- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,293m
- 下り
- 1,104m
コースタイム
11:41 尾ノ内自然ふれあい館、
12:05頃 油滝、
12:21頃 地獄穴、
13:30頃 竜頭神社奥社、
15:00頃 両神山、
15:45頃 清滝小屋、
16:55頃 日向大谷バス停
歩行時間:約6時間(休憩ほぼなし)
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
| アクセス |
行き/池袋駅有人改札にて、秩父漫遊きっぷ1820円を購入。 これを購入すると電車代とバス代がセットになってお得。 http://www.seibu-group.co.jp/railways/railway/ticket-info/otoku/chichibu-manyu-kippu.html ただし、西武観光バス秩父営業所の営業時間の都合で、利用に制限有り。 池袋駅から西武秩父駅までは電車。 西武秩父駅に着いたら、駅近くの西武観光バス秩父営業所にて チケットを西武観光バスのフリーパスに交換する必要有り。 西武秩父駅のバス停から9時17分の西武観光バスに乗車。 10時前後に小鹿野役場バス停でいったん下車。坂本行きの西武観光バスに乗り継ぐ。 10時25分頃に小金平バス停にて下車。 フリーパスを利用しているので、バス代は不明ながら、おおよそ1000円くらい。 帰り/18時16分、日向大谷バス停から町営バスに乗車。 小鹿野役場バス停には19時頃着。410円(町営バスなので、フリーパスは使えず)。 小鹿野役場バス停で19時28分頃の西武観光バスに乗り継ぎ、西武秩父駅で下車。フリーパスを利用。 西武秩父駅から池袋駅までは電車利用。 西武秩父駅周辺の金券ショップ前に、 西武秩父駅から池袋駅までの切符を安く購入できる自販機有り。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
何をもって危険と判断するかは各々のスキルによると思われるが、 登山技術に自信がない方は、単独で挑まないのが無難。 裏妙義の御岳コースを鎖を使わないで登る難易度ぐらいか。 |
写真
感想
尾ノ内渓谷を登り続けると、鎖や岩場が続く八丁尾根に出られることは、
昭文社発行の『山と高原地図 雲取山・両神山 奥秩父』やネット情報からも分かる。
ただ、コース状況の悪さゆえなのか、
油滝から竜頭神社奥社までの区間を好んで訪れる人も少ないようで、
どのぐらいの難しさなのか、どれほど岩場・鎖場があるのかもよく分からない。
岩場・鎖場好きの自分が追い求めている登山コースなのか、判断つかないままではあったが、
とりあえず、行ってみた。
小金平バス停にて、下車。自分一人だけ。
この日の坂本行バスは6〜7人くらい乗っていて、自分以外は全員坂本行ぽかった。
健脚野郎ならば、バス利用で坂本経由の
八丁峠からの日向大谷バス停までの縦走をしちゃうだろうけど、
おそらく、全員の目的地は二子山と思われる。
バス停から早歩きにて10分ほどで、尾ノ内自然ふれあい館に。
現在は利用されていない自販機がブルーシートで覆われていた。
水場、トイレは有り。
売店のおばちゃんに、何かの試食を強く進められたが、先を急いでいたため断る。
時間に余裕があれば、店内を覗いたのにな。
尾ノ内自然ふれあい館近くの吊り橋前の一番滝前にて、
地元の方っぽい事情通の人に
「このコースに来たことはあるか?」
「服装大丈夫か?上着はもっているのか?」
「登山経験豊富か?」などと、
いろいろ質問攻めにあう。自分の見た目が無謀な若者というか、
事前情報も調べず、ハイキング気分でふらっと訪れた人と思われたのだろう。
「ありがとうございます」
と返答し、気を引きしめて、登ろう!と決意。
何かあった場合の救助活動・尻拭いをするのは地元の人になってしまうわけだし、
注意喚起はとても大事だと思う。
尾ノ内自然ふれあい館近くの吊り橋から油滝までは、
基本的に沢沿いの数メートルの上あたりの斜面に設けられているコースを歩く。
危険に感じた箇所は特になし。
部分的に沢を直登したり、横切ったりするが、そう多くない。
ただ、道標としての案内テープやヒモを沢全体から探すことになるため、
道標が見つかりにくいところはちらほら有り。
ケルン的に石が積まれた箇所も結構有るのだが、蜘蛛の巣ができていたりで、
廃れている感じは、ずっしり。
沢自体には巨石、滝もあり、油滝まで沢を直登するのはかなり厳しいと思われる。
無難にコースを歩くのがよい。
油滝までの区間に鎖場一カ所あり。岩が濡れていると、やや面倒そうな鎖場だ。
油滝以降は、ざっくりとした説明だと右側の斜面に巻いて、左のほうに出て尾根沿いを行く。
黄色と黒のテープが木の枝に巻かれているので、道標は探しやすい。
それ以外にも、白い看板がところどころに地面に置かれている。
コースは、足の踏み場が非常に細いというか、狭い。踏み外すと、崖底へ。
崩落箇所は複数有って、こちらも体重のかけ方の運が悪いと、崖底一直線になりそうだ。
ある程度行くと、ほぼ直登に。
イメージとしては、裏妙義の御岳コースっぽいなと感じた。
木の根っこや岩をつかんで、ひたすら登る。
やたらと長い針金や鎖もあるのだが、登りなので使う必要性を感じなかった。
鎖は数カ所、錆びついていた。
下りは鎖に頼らなければならない可能性もあるので、
自己責任で、鎖はにぎったほうがよさげ。
竜頭神社奥社手前には聖域を知らせるヒモだろうが、
神社内のおみくじを結ぶヒモっぽくも思われるヒモが結ばれていた。
八丁尾根との合流地点、竜頭神社奥社に到着したのは13時30分頃。
ここからは、鎖場渋滞が起きていて、ちょっと時間をロス。
東岳への登りの際に、のろりのろりと鎖を降りてくる男性が
何度も小さな石の蹴落としてくるのに「ラーク」とも叫ばないし、
落石を起こさない努力もしていないように見えた。
おそらく、そういったことすら知らない人なのかもしれない。
危うさをプンプン漂わせていたので、
自分はすぐさま安全地点に移動し実際の被害はなく、
石が落ちる方向も他の人への危害も及ぼさない場所だったこともあり、
声を出して注意などはせず。
今までは、「ラーク」と叫ぶシーンとして
1)自分が落石を起こしてしまい、下にいる人への注意喚起と警告、お詫び的な意味合いも込めて。
2)知り合いが落石を起こしてしまい、それに気づいたので、他の人に迷惑がかからないように注意喚起と警告、お詫び的な意味合いも込めて。
と2パターンを想定していたが、
今後は、
3)「落石起こさないでください」という注意喚起のために他人に対しても「ラーク」と叫ばないといけないかもしれない。
いくら自己責任で登山しているとはいえ、赤の他人からの害を被るのはご免だから。
上記にてちょっとしたイライラを感じたせいもあり、天武将尾根への入り口を見つけられず。
気がついたら、両神山の山頂手前まで歩いてきていた。
天武将尾根への入り口を見つけるため、何度か往復したものの
帰りのバスに乗り遅れると帰宅できないため、日向大谷バス停へ下ることに。
16時30何分かのバスの時刻に間に合わず、日向大谷バス停で
終バスをひたすら待ち続けた。約1時間30分。これがかなりキツい。
ストレッチしたり、柔軟体操したり、時間をつぶす。
小鹿野役場バス停での乗り継ぎも、30分待たされる。
日向大谷バス停の終バス、恐るべしだな。
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