ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 302060
全員に公開
ハイキング
甲信越

犬切尾根から鶏冠山・池口岳周回、 鶏冠山南峰は敗退。

2013年05月25日(土) 〜 2013年05月26日(日)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
21.2km
登り
2,177m
下り
2,178m

コースタイム

一日目 : 駐車地(家畜飼料センター?前)5:35 - 6:10シャクナゲルート取り付き - 8:55犬切尾根に乗る - 12:30鶏冠山(北峰)山頂 - 南峰途中まで - 14:00 笹ノ平(泊)
二日目 : 泊地5:50 - 7:30池口岳南峰 - 8:26池口岳北峰 - 11:16ザラナギ - 12:40下山口 - 13:35駐車地
天候 二日間とも晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
取り付きより 池口北峰までは 踏み跡は薄いが、 笹原を除いて赤テープはあるので テープの後を追えばルートを誤ることはあまりないと思う。(ただし 鶏冠山北峰から笹の平は笹原の獣道しか無く磁石かGPSで方向を良く確認しないと間違えやすい。) 鶏冠山の南北間は滑落危険個所があり要注意。 池口岳の南北間もルートは分かるが岩も多く結構険しい。池口岳北峰以降は急な下降等あるが危険個所はほとんどない。
シャクナゲ沢ルート取り付き点。 飼育飼料管理センター?前(光橋から左岸を少しさかのぼる)から 池口川を少し遡上して最初の大きな堰堤の上100m?位上流左岸。 小さな看板がある。
1
シャクナゲ沢ルート取り付き点。 飼育飼料管理センター?前(光橋から左岸を少しさかのぼる)から 池口川を少し遡上して最初の大きな堰堤の上100m?位上流左岸。 小さな看板がある。
シャクナゲ沢(ピンボケ写真)
シャクナゲ沢(ピンボケ写真)
犬切尾根に乗った。 ここまで最後のあたりを除いて急登の連続で嫌になる。
2
犬切尾根に乗った。 ここまで最後のあたりを除いて急登の連続で嫌になる。
マナイタ平付近、 巨木の森だ。  根っこが大きく地上で分かれたり・・・
マナイタ平付近、 巨木の森だ。  根っこが大きく地上で分かれたり・・・
直径1m以上もある大きなコブの付いた木など チョッとおかしい。
3
直径1m以上もある大きなコブの付いた木など チョッとおかしい。
でっかいブナ その1
でっかいブナ その1
でっかいブナ その2
1
でっかいブナ その2
でっかいブナ その3、  巨木がいっぱいで 感動。 針葉樹のデッカイのも沢山。
3
でっかいブナ その3、  巨木がいっぱいで 感動。 針葉樹のデッカイのも沢山。
樹間から 昨年登った三又山がちらちら見える。
2013年05月24日 11:24撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/24 11:24
樹間から 昨年登った三又山がちらちら見える。
鶏冠山山頂。 山頂標識が何ともイイ。
2
鶏冠山山頂。 山頂標識が何ともイイ。
鶏冠山北峰山頂から 池口岳。
鶏冠山北峰山頂から 池口岳。
鶏冠山 北から南への途中から 池口岳
5
鶏冠山 北から南への途中から 池口岳
鶏冠山 北から南への途中から 鶏冠山北峰。 
鶏冠山 北から南への途中から 鶏冠山北峰。 
鶏冠山 北から南への途中から 鶏冠山南峰。 
1
鶏冠山 北から南への途中から 鶏冠山南峰。 
鶏冠山 北から南への途中、 多分 ”鶏冠岩”から 鶏冠山南峰への最後の登り部分と 遠方に信濃俣。  ここから 南峰に上がるには藪に突っ込んでもう一段下がり 写真右側辺りに取り付くのだろうが、 危険すぎて 残念ながらここで撤退。 安全第一!
2
鶏冠山 北から南への途中、 多分 ”鶏冠岩”から 鶏冠山南峰への最後の登り部分と 遠方に信濃俣。  ここから 南峰に上がるには藪に突っ込んでもう一段下がり 写真右側辺りに取り付くのだろうが、 危険すぎて 残念ながらここで撤退。 安全第一!
北峰に戻り尾根を一つ乗り換えて 笹ノ平へ下り テント設営。 バックは鶏冠山。 左下の谷筋を下ると水場。
6
北峰に戻り尾根を一つ乗り換えて 笹ノ平へ下り テント設営。 バックは鶏冠山。 左下の谷筋を下ると水場。
テントサイトから池口岳。  丸盆岳のカモシカ平や、 まだ見ただけで泊まったことが無いがバラ谷山のクロバラ平の雰囲気だ。
2
テントサイトから池口岳。  丸盆岳のカモシカ平や、 まだ見ただけで泊まったことが無いがバラ谷山のクロバラ平の雰囲気だ。
笹ノ平の水場。 下り数分だ。
2
笹ノ平の水場。 下り数分だ。
2日目。 今日も良い天気。 中央アルプスもくっきり。
2013年05月25日 05:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/25 5:56
2日目。 今日も良い天気。 中央アルプスもくっきり。
笹ノ平から池口岳南峰に登る。
1
笹ノ平から池口岳南峰に登る。
池口岳南北の間から 仙丈(左)塩見(中奥)聖(右奥)
池口岳南北の間から 仙丈(左)塩見(中奥)聖(右奥)
池口岳南北の間から 加々森山と奥に茶臼岳。
2
池口岳南北の間から 加々森山と奥に茶臼岳。
池口岳南峰 山頂。
1
池口岳南峰 山頂。
南峰から北峰への途中から 池口岳北峰。
南峰から北峰への途中から 池口岳北峰。
池口岳北峰直前より 南峰と 中ノ尾根山、 三又山、鶏冠山南峰。 右下の笹原が テン泊した笹ノ平。
2
池口岳北峰直前より 南峰と 中ノ尾根山、 三又山、鶏冠山南峰。 右下の笹原が テン泊した笹ノ平。
池口岳 下山路の岩場にてクモイコザクラ。 ところどころに咲いていた。
3
池口岳 下山路の岩場にてクモイコザクラ。 ところどころに咲いていた。
ザラナギから 池口岳。
ザラナギから 池口岳。
下山口近くに レンゲツツジがちらほらと咲いていた。
2
下山口近くに レンゲツツジがちらほらと咲いていた。
下山。 案内図にも鶏冠山/シャクナゲ沢コースが載っている。
1
下山。 案内図にも鶏冠山/シャクナゲ沢コースが載っている。
飼育飼料センター?の前に置いた車に無事帰着。
飼育飼料センター?の前に置いた車に無事帰着。

感想

池口岳(北峰のみ)はもう随分前に登ったが 南峰はやり残したし、 その南の方は 中ノ尾根山と三又山は昨年秋に登り、その間の鶏冠山が空白地帯だったので 鶏冠山-池口岳の周回で登ってきた。                             
入山は犬切尾根に上がるのにシャクナゲ沢コースを使った。  のっけから急登の連続でアゴが上がったが、犬切尾根はなだらかで歩きやすく、 マナイタ平は素晴らしいブナと針葉樹の混成林で巨木が多く、感動の森だった。

入山口より犬切尾根まではとても急だが比較的ルートははっきりしており、シャクナゲ沢前後を除いてほぼ上へ上へと目指せば問題ない。 犬切尾根は広く歩きやすい。 テープに導かれて歩く。 
鶏冠山南峰ももちろん計画に組み込んだが、北峰から南峰へ向かう最後の鞍部に下りる前の岩峰(多分鶏冠岩)まで行き、 そこから南峰を見るとすごい急登のうえ、 ザレており(他に取り付くところがあるのか分からなかったが)更にその岩峰から灌木帯に突っ込んで下降しなければならなかった。(そこまでのルートも結構危険) もう二度とここに来ることも無いと思うと 少し未練が残ったが 安全第一で ここで引き返した。やせ尾根あり、岩場ありで要注意。

鶏冠山北峰から 笹ノ平へ下ったが なんとなく北東の尾根に入ってしまいそうで これも要注意だ。 真北へ一旦下ってもう一つ向こうの尾根に乗り換える感じだ。  笹ノ平は南アらしいとても気持ちのいい展望の効く笹原だ。 膝下の笹が一面に生えているので テントを張る場所は限られる。  水は笹の谷沿いに数分も下れば採れる。
たっぷりとおいしい水を汲み 暮れなずむテントでまったりとコーヒータイムを 楽しんだ。 夕刻より雲が増え辺り一面ガスに包まれたが 夜は 煌々と月が輝いていた。
池口岳南峰までは 笹原の穏やかな尾根で適当に獣道を拾って歩く。  池口の南から北へは結構厳しいが注意していればそれほど問題はない。 所々 素晴らしい山並みの続く展望が開ける。
池口北峰からの下りは 西に向かう尾根を折り始めるが すぐに北に向かう尾根に乗り換える。 西へ向かう方にも少し踏み跡があり下りは間違えやすい。
加々森山への分岐以降下山口までは良く踏まれており問題ない。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:4296人

コメント

お疲れ様です。
鶏冠・池口お疲れ様です。

快晴の空の下、素晴らしい山行きが伝わってきました。

このところの暑さで雪もすっかり姿を消したようですね!

こちらは5月中に、合地を計画していたのですが、
そろそろ深南部の笹も元気になってそう・・

入梅前にチャンスがあれば・・と思ってるけど、
秋に持ち越しになりそうです。
2013/5/28 1:49
こんにちは、ijikemusiさん!
はじめまして!

26日は光石から池口岳の双耳峰を眺めていました。
池口岳→加加森山→光岳のコースも検討していましたが、残雪の状況が判らなかったので易老渡からのピストンにしました。

レコを拝見すると残雪はほとんどなさそうですネ。
まずまずのお天気で何よりでした。

お疲れ様でした
2013/5/28 10:02
天気も良く楽しかったです
letsさん、 コメント有難うございます。
池口の南北間を歩いているとき これはletsさんの3月の雪の付いたときは 大変だっただろうな・・・と思いながら歩いていました。雪は凹地にホンの僅か残るのみでした。 
池口岳までは踏み跡がとても少なく ドップリと自然に浸ってきたてきたという満足感があり、 いい山行でした。さすがに笹ノ平から駐車地まで長くてふくらはぎが 悲鳴を上げていましたけど・・・・。
合地山 まだ行ったことが無いですが いいですね。中ノ尾根山から入られるんですか? さすがのletsさんも梅雨には勝てませんか ?
2013/5/28 20:07
有難うございます。
はじめまして hottenさん、 コメント有難うございます。

↑にも書きましたが、 雪は凹地を除いて もうほとんど有りませんでした。 天気も良く、 その割に特に暑くもなく快適でした。
hottenさんのレコ拝見しました。 池口からも光が良く見えていましたよ。 雪はあまり見えなかったですが まだたくさん残っていますね。
それにしてもhottenさんの山行はいづれもすさまじいですね。 とてもまねできません。 充分お気を付けて 楽しんでください。
池口もそのうち行かれるようですが、私は池口岳へ直接登るルートより今回登った犬切尾根の方が(きついですが)人の入った気配が少なく 好きですのでこちらのルートの方がお勧めですね。笹ノ平、 水場も遠くないですし、雰囲気いいですのでお勧めです。(加々森の南はテントを張る場所は広いですが、 景色は笹ノ平の方が良いとおもいます。)
2013/5/28 20:12
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 塩見・赤石・聖 [2日]
池口岳
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら