残雪期も終盤・唐松岳 〜ユキワリソウと雷鳥に癒されました〜


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 923m
- 下り
- 913m
コースタイム
天候 | 高曇り、山頂はガスっぽい。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースの7割くらいは夏道。 上ノ樺辺りから雪渓歩き。 稜線近くの夏道はまだ雪の下なので、尾根筋の残雪期用登山道を通ります。(雪はなし) 結構細く左右が切れ落ちてるので、通行注意。 唐松岳頂上山荘から唐松岳山頂はコース上に雪はありません。 不帰ノ嶮二峰のコースはまだ雪が付いてるようでした。 雪渓はすでに雪がグサグサなので、アイゼンは必要ないでしょう。 ピッケルも不要かと思いますが、途中の雪渓では結構急斜面のトラバース気味の場所があるので、心配なら持って行った方がいいかも。(私はストックのみでした。) |
写真
感想
梅雨入りが聞こえだしてくる季節。
信越地方は入ったのでしたっけ?
その割には、いい天気が続きます。
金曜日の夜が遅かったため、土曜日の山には行けず。
で、日曜日とあいなったわけではあるが、なぜかその日曜日だけが今ひとつの天気予報。
なんでまた。。。
でも、雨は降らないでしょうと、残雪のうちに唐松岳へ。
着いてみると、晴れてはいないが白馬三山は綺麗に望める。
が、唐松や五竜あたりは雲の中。
ま、いいや。
今回の目的、山頂からの景色も見たかったが、一番の目的は実はユキワリソウと雷鳥である。
雷鳥く〜ん、会いに来たよ〜!
始発のゴンドラとリフトを乗り継ぎ八方池山荘。
ここからしばらくは夏道である。
出発してまもなく、登山道周辺にユキワリソウがチラホラと見えだした。
サクラソウ科の花は可愛いですよねぇ。
ハクサンコザクラとかも大好きだし。
八方池までは途中ちょっとした群生もあって、たくさんのユキワリソウを楽しめた。
昨年はこの辺りではまったく見なかったが、あの時はまだ早過ぎたのか?
ところでこのユキワリソウ、調べてみたらサクラソウ科だけでなく、キンポウゲ科のユキワリソウもあるとか?
よくわかんないです。
八方池を過ぎて少し行くと、姿は見えなかったが登山道から左に離れた場所から「グェ〜グェ〜」と雷鳥の声。
おやぁ? こんな低い場所に雷鳥がいるのか?
と思いながら歩いて行くと、樹林帯の入り口辺りで、いきなり目の前に雄の雷鳥が!
場所的に先ほどの鳴き声の主とは違うようではあるが。
こんなダケカンバの樹林帯に雷鳥がいるなんて!
なんか不思議である。
上ノ樺あたりから、いよいよ残雪地帯。
雪はグサグサになってるので、アイゼン要らず。
この辺りからとうとうガスが出始める。あ〜ぁ。
景色は利かなくなったが、雪渓上にはベンガラが撒いてあるし、視界は結構利いてたので安心。
そのまま雪の上を丸山まで。
丸山に出ると、今度はつがいの雷鳥が登山道をウロウロ。
お〜! 今日はいっぱい出て来てくれるではないか!
天気が今ひとつのおかげか?
こちらを気にしつつも、二羽で悠々とハイマツの芽をついばんでる。
残雪期用の尾根道を登りきり稜線へ。
この時はすでにガスの中で周辺はまったく見えず。
ま、ユキワリソウと雷鳥の目的は達成してたので、良しとしよう。
唐松岳山頂はまったくの無風で、気温も低くなく。
ここで昼食のカップ麺。
のんびり下山したころ、空はカラリと晴れて来て、白馬三山も逆光の中に綺麗に浮かび上がってる。
ちくしょ〜、もうちょっと早くこの天気になってくれれば。
でも、晴れ過ぎてると今度は雷鳥が見れなかったかもしれないで、これで良かったのか。
最後は久しぶりのみみずくの湯。
白馬三山のシルエットを望みながらの露天風呂は最高である。
さて、そろそろ残雪期も終わりに近いですな。
いよいよ、夏山が近づいて来た!
楽しみ楽しみ!
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