記録ID: 306351
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ハイキング
白山
赤兎山(1628m)
2013年06月03日(月) [日帰り]

体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 10:13
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,563m
- 下り
- 1,567m
コースタイム
07:30 鳩ヶ湯
08:20 赤兎山登山口
10:00 たんどう谷渡渉ポイント
10:50 わさび畑
11:40 尾根
13:30〜13:50 山頂
15:40 たんどう谷渡渉ポイント
17:00 赤兎山登山口
17:45 鳩ヶ湯
08:20 赤兎山登山口
10:00 たんどう谷渡渉ポイント
10:50 わさび畑
11:40 尾根
13:30〜13:50 山頂
15:40 たんどう谷渡渉ポイント
17:00 赤兎山登山口
17:45 鳩ヶ湯
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
最大の難関は、たんどう谷渡渉ポイントです。 2時間30分かけて到達できる場所にも関わらず、水量によっては渡ることが難しいという、なんとも登山者泣かせな渡渉ポイント。 行きはやむを得ず靴を脱いで渡りましたが、この雪解け水がまた冷たいこと! ひざ下5cmまで濡れました。 あまりの冷たさに、30秒も足を浸けていることはできませんでした。 さらに帰りは増水しており、行きに足場にした石さえ水の中・・・ 靴を脱いでズボンをたくし上げても膝まで浸かりそうなうえ、激しい水流により転倒の可能性大! 水音と白い飛沫に恐怖しましたが、幸いなんとか飛び移れそうな箇所を発見し、事なきを得ました。(行きには岩の陰で見えなかった足場がありました) また、登山道は荒れており、2か所ほど土砂崩れの崩土に無理やり道を付けてある区間は滑りやすくて危険でした。(滑った跡もありました) 渡渉ポイント前では、道が細く痩せていて、到底すれ違いできない区間もありました。 また、道を横切るように横殴りに枝が伸びている箇所が何か所もあり、気が付かずにそれに頭をぶつけたり、跨いだり、くぐったり、踏みつけたり、歩く以外の行為で体力をすごく消耗しました。 尾根に出てからも大変で、残雪のせいでルートを見失い、かろうじて雪に残った足跡を追ったり、出来るだけ周辺を見渡しながら道らしき場所を探したりの繰り返しでした。 あまりの疲労に、普段痛まない左ひざまでもが痛みました・・・ |
写真
九頭竜湖の北西、福井県道173号線を進んでいったところにある、鳩ヶ湯さんです。
2013年5月で廃業されてしまったとのこと。
地元の新聞で「旅館経営者が山菜採りに出かけて亡くなられた」という記事を思い出したのですが、まさかここのことだったとは・・・
敷地内には入れませんが、敷地の前は広くなっているため、バス亭の邪魔にならないところに停めました。
2013年5月で廃業されてしまったとのこと。
地元の新聞で「旅館経営者が山菜採りに出かけて亡くなられた」という記事を思い出したのですが、まさかここのことだったとは・・・
敷地内には入れませんが、敷地の前は広くなっているため、バス亭の邪魔にならないところに停めました。
突然林道の右手側に現れた、か細い山道。
こちらが赤兎山への登山道です。
林道のなだらかさから、急に本格登山に切り替わる瞬間でした。
ちなみにこの林道、やはり現在は使われていないようで、落石がそのままになっていて、車でここまで来ることは不可能です。(モトクロスバイクの轍らしきものは見ました)
こちらが赤兎山への登山道です。
林道のなだらかさから、急に本格登山に切り替わる瞬間でした。
ちなみにこの林道、やはり現在は使われていないようで、落石がそのままになっていて、車でここまで来ることは不可能です。(モトクロスバイクの轍らしきものは見ました)
已むをえず、雪解け水の暴れる川へ突入!
思ったよりも足が冷たさに耐えられず、一度戻りました。このまま引き返すことも一瞬頭をよぎりました・・・。
結局、対岸のリボンが正面に見える場所から渡りましたが、水の勢いは激しく、足はすぐ体温を奪われます。
濡れた岩は裸足でもグリップが効きませんので、予め足をつく場所をイメージして渡ってください。
思ったよりも足が冷たさに耐えられず、一度戻りました。このまま引き返すことも一瞬頭をよぎりました・・・。
結局、対岸のリボンが正面に見える場所から渡りましたが、水の勢いは激しく、足はすぐ体温を奪われます。
濡れた岩は裸足でもグリップが効きませんので、予め足をつく場所をイメージして渡ってください。
渡渉ポイントに戻ってきました。
行きよりも増水しています・・・
裸足渡渉でも転倒しそうだったので、巨岩を足場にジャンプすることにしました。
それでも、一歩踏み出すには勇気が必要でした・・・小心者。
行きよりも増水しています・・・
裸足渡渉でも転倒しそうだったので、巨岩を足場にジャンプすることにしました。
それでも、一歩踏み出すには勇気が必要でした・・・小心者。
どうにか対岸に移れました。
写真の藪の位置にある岩には、写真に写っていない下の方に足場にできる岩があります。
周囲の枝を支えにそこに乗ることができれば、対岸までジャンプで飛び移れます。
あとは、気持ちの問題。
写真の藪の位置にある岩には、写真に写っていない下の方に足場にできる岩があります。
周囲の枝を支えにそこに乗ることができれば、対岸までジャンプで飛び移れます。
あとは、気持ちの問題。
感想
健脚向きのコースです。
ヤマレコで「4時間半で登れた」という記録を見たのでそのつもりで挑戦しましたが、相当な健脚の方だったようです。
通常は、一般的な山で掲げられている平均コースタイムよりも早く山頂までたどり着けるのですが、ここは全く別ものでした。
なお、鳩ヶ湯さんまでの県道も、ガードレールが無く、路面がデコボコしていたり、すれ違い不能な橋やロックシェッドがあったりと、車で来るのもなかなか大変な場所です。
それから廃業してしまった鳩ヶ湯さんのトイレも自動販売機も使えませんので、準備は各自でしっかりと。
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