霧ヶ峰 (レンゲツツジ咲く姫木平ハイキングコース)

- GPS
- 04:07
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 417m
- 下り
- 420m
コースタイム
| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
そこを左折し、姫木平別荘地内をエコーバレースキー場に向かい、最上部まで上がると、更地の大きな駐車場がある。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
姫木平ハイキングコースと呼ばれているコース。 稜線上には、北の耳、南の耳などのピークがある。 広大な霧ヶ峰を前にして、緩やかなアップダウンをしながら、静かな山歩きが楽しめる。 今の時期、大門西林道から北の耳までと、殿城分岐から殿城山までは、レンゲツツジの中のプロムナードコースとなる。 コースは、全体的によく整備されており、迷い易い所や危険な箇所はない。 |
写真
感想
梅雨の時期、行き先に迷う。
低山は蒸し暑いし、高山はまだ行きにくい。
そこで目を付けたのが霧ヶ峰だ。
ニッコウキスゲには、まだ早そうだが、レンゲツツジが見頃のようだ。
それならと調べてみると、毎年行っている姫木平からのコースが良さそうだった。
登山口となるエコーバレースキー場の駐車場に着くと、
いつものように、広い駐車場の端の方に、数台の車が止まっていた。
車の外に出ると、空気がひんやりしている。
さすが信州だなと気を良くし、準備をして早速出発だ。
林道を歩いていると、付近のカラマツ林が、広く伐採されている。
広範囲に伐採するようだ。
丸裸になった山肌が、バリカンで刈られた頭皮のようになっている。
林道を30分くらい歩くと、コースの入口だ。
この付近にも、もうレンゲツツジが咲いている。
期待感が高まり、林の中の道を急ぐ。
登るに従い、どんどんレンゲツツジが多くなる。
予想以上の咲き具合で、嬉しくなってくる。
そこから北の耳まで、ずっとオレンジロードだ。
ツツジの海の中を、泳ぐようにして登っていく。
もうあきれかえるくらいずっと続いている。
途中、展望の良い大笹峰で、蓼科山を見ながら昼食を取る。
ここからはアップダウンの少ない見晴らしのいい尾根コースとなる。
コースを見渡しただけで、大平原を歩いている気分になってくる。
山彦尾根に出ると、西の方が見えてくる。
近くには、草原続きで大きな八島湿原、
遠くには、美ヶ原や乗鞍、御嶽が見える。
残念ながら、北アルプスは雲に隠れて見えない。
レンゲツツジの群落を、あちこちに見ながら、尾根コースを進む。
前方には、車山の気象レーダーが見える。
左に蓼科山から八ヶ岳を見ながら歩くプロムナードは、このコースならではだ。
ふと空を見上げると、気持ちよさそうに飛んでいるものが目に入った。
大きく輪を描きながらゆっくり旋回しているのはグライダーだ。
いかにも霧ヶ峰らしい光景だ。
車山のレーダードームが近づいてくると、山彦尾根コースはもうすぐ終わりとなる。
見晴らしのいいところでコーヒーを飲みながら、八ヶ岳をじっくり見つめる。
また来たよ。
また来るよ。
さあ、蓼科山と八ヶ岳に挨拶して、雨が降ってこないうちに下ろう。
下りの殿城山コースにも、これでもかというくらいレンゲツツジが咲いている。
カール状の谷の中の道になると、ようやく朱色から解放された。
やがて、傾斜が緩やかになり、カラマツ林の中に入っていく。
その整然と並んだカラマツ林と緑が、妙にすがすがしくきれいに見えた。
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