烏帽子岳(山ノ内町)登山(日帰りピストン)


- GPS
- 11:02
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,766m
- 下り
- 1,770m
コースタイム
中岳発1100→烏帽子岳1130→4テント場1220→笠法師山南陵1250→第テント場1315→2テント場1355→1テント場1440→駐車場着1600
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨や朝露で滑りやすい道や倒木が多い。季節により藪こぎも覚悟。 笠法師山南陵からヤセ尾根に古いロープがある。少し危険? 登山ポストは雄川閣駐車場に有り。 雄川閣温泉は500円。 お金を払って入浴したくない人はすぐ下の川原をスコップで掘れば無料で入浴可能。 スコップは無料貸し出し。 |
写真
感想
栄村秋山郷はかつては平家の落人伝説のある秘境。
今はすっかり道も整備され秘境の面影もありません。
しかし、秋山郷からは100名山の苗場山、200名山の鳥甲山、佐武流山、岩菅山に日帰りで行けるというすばらしいところ。(200名山の白砂山は日帰りは?)
今回、岩菅山に日帰りピストンは可能だけど超超きついので日帰り烏帽子岳登山を目指しました。
何年か前に佐武流山登山の途中で見た烏帽子岳が素敵な形でいつか登りたいと思っていたのです。
ただ、この登山道はなぜか破線で表示されている、ナニカアルノカナ?
今回登ってみて判ったのは良く刈払いがされているということ。
特に笠法師山は山頂を通過せずになぜか巻き道になっている。
この巻き道がネマガリタケの宝庫を通過するようになっているのだ。
ネマガリタケの藪は刈払いを心がけないとすぐ道がふさがってしまう。
今年の道のネマガリタケのはえ具合から明らかに去年、刈払いがされているのだ。
毎年刈払いがされているのかな?
春の山菜採りの中でもネマガリタケはあこがれの山菜。
地元では出たばがりのネマガリタケを通称タケノコという。
毎年タケノコ取りで遭難者が出るのにそれでも山菜採りの心を駆り立てる。
この笠法師山のタケノコは太くて柔らかくて圧倒的な量。極上品
でも、これだけの山の中で40キロも背負ってこの道を帰るのは私はイヤ。
おそらく山菜採りを生業とする地元の人も無理。
それなのにこれほどちゃんと刈払いがされている。
利用する登山者がほとんどいないのに。
登山道が破線なのに?
こんな山の中にテント場が4つもあるのはおそらく刈払いの人たちがそこを利用しているからに違いない。
今年はまだ刈払いはされていない。
このままだと真夏の登山は藪こぎが大変になるのは必定。
これが破線の理由?
倒木も多く歩くのはけっこう大変、登山道が破線だから?
水場が地図では二ヶ所表示されているけど登山道のすぐ近くにあるというわけではないので今回は見つけられませんでした。破線だから
中岳までゆきましたがそこまで行かなくても烏帽子岳は十分に堪能できます。
コバイケイソウの群生に出会えてしあわせでした。
帰りの余力を残して烏帽子岳山頂でゆっくりするのがいいように思います。
ただ、池塘もあるのでブヨが半端ないくらいいます。
頭から被る防虫ネットはこの時期必需品。
正直、佐武流山より山頂のきれいさ、眺望の良さでは烏帽子岳の方が上回っていると私は思いました。
この登山道の刈払いをしてくれている人たちのためにも、もっと活用して欲しい破線の登山道だと思いました。
雄川閣で聞いてみたら岩菅山方面に行く人は知る限り年に何人もいないとのこと。
岩菅山を目指さないで烏帽子岳を目指して欲しいです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する