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Yamareco

記録ID: 3231381
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

尾瀬。「はるか」がとてもよく似合う

2021年05月30日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 福島県 群馬県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:20
距離
28.2km
登り
1,024m
下り
997m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:33
休憩
0:18
合計
10:51
距離 28.2km 登り 1,027m 下り 1,022m
7:06
103
8:49
54
10:33
253
14:46
14:47
72
15:59
16:11
104
17:55
2
17:57
ゴール地点
天候 晴れたり曇ったり、一時雨
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
もはや公然の秘密だろうが、しきたりには節度あるほうがいいだろう。行程は見晴しまで写真情報はなしで。
大清水から。
新緑の溢れる道を進む。
早朝から気持ちがいい
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大清水から。
新緑の溢れる道を進む。
早朝から気持ちがいい
一ノ瀬に到着。
ここの看板、達筆で惚れ惚れする
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一ノ瀬に到着。
ここの看板、達筆で惚れ惚れする
沢は水量多く、流れの音が響き渡る
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沢は水量多く、流れの音が響き渡る
光を浴びる新緑樹
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光を浴びる新緑樹
斜面も鮮やかな緑。
開けるところに出ると気持ちがいい
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斜面も鮮やかな緑。
開けるところに出ると気持ちがいい
天気も上々
尾瀬沼に到着。
風があり、少々肌寒い
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尾瀬沼に到着。
風があり、少々肌寒い
燧ケ岳がきれいに見えた
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燧ケ岳がきれいに見えた
湖岸沿いを歩き進むと、清流に。
イワナでしょうか
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湖岸沿いを歩き進むと、清流に。
イワナでしょうか
しばらく進むと、水芭蕉が咲く場所に到着
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しばらく進むと、水芭蕉が咲く場所に到着
間近で眺める
沢沿いの水芭蕉
やっぱり水芭蕉は、水のあるところがいい
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やっぱり水芭蕉は、水のあるところがいい
湖面の眺めとともに
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湖面の眺めとともに
なかなか大きな群生地
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なかなか大きな群生地
また、別の流れと
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また、別の流れと
燧ヶ岳は、まだきれいに見えていた
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燧ヶ岳は、まだきれいに見えていた
沼の様子も味わい深い
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沼の様子も味わい深い
元長蔵小屋の裏手に回ると
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元長蔵小屋の裏手に回ると
さらに先へ進む。
水芭蕉と尾瀬沼
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さらに先へ進む。
水芭蕉と尾瀬沼
光の当たるせせらぎ
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光の当たるせせらぎ
雰囲気は上々です
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雰囲気は上々です
長蔵小屋方面を振り返る。
沼尻へと進む
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長蔵小屋方面を振り返る。
沼尻へと進む
ミネザクラも盛期でしょうか。
眺めに彩りを添える
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ミネザクラも盛期でしょうか。
眺めに彩りを添える
沼尻に到着。そこからの燧ヶ岳
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沼尻に到着。そこからの燧ヶ岳
さらに先へ進む。
大きな湿原があった。
天気は下降気味
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さらに先へ進む。
大きな湿原があった。
天気は下降気味
いよいよブナの新緑が
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いよいよブナの新緑が
至仏山が大きく見えた。
とても広大な湿原
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至仏山が大きく見えた。
とても広大な湿原
広々としている
原を取り巻く山の新緑
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原を取り巻く山の新緑
尾瀬は、やっぱり木道
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尾瀬は、やっぱり木道
ときおり、陽が差すようになった。
ブナの新緑はほんとうにすばらしい
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ときおり、陽が差すようになった。
ブナの新緑はほんとうにすばらしい
この初々しい緑は、本当に見飽きません。
おみごと
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この初々しい緑は、本当に見飽きません。
おみごと
音が大きなると、眼下に渓谷
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音が大きなると、眼下に渓谷
ワタスゲ
コミヤマカタバミ
なかなか大きく撮れない
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コミヤマカタバミ
なかなか大きく撮れない
サンリンソウ
ミツガシワ
惹かれる人は惹かれるよう
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惹かれる人は惹かれるよう
沼尻に戻ってきた。
とっても静か
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沼尻に戻ってきた。
とっても静か
雲が多く、暮れなずむ頃合いにも感じられる。
人がそれなりに多い場所だが
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雲が多く、暮れなずむ頃合いにも感じられる。
人がそれなりに多い場所だが
空の青を受ける湖面。
こちらの湖岸は波音がしない
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空の青を受ける湖面。
こちらの湖岸は波音がしない
誰もいない場所で。
なかなかの眺めを楽しみながら、しばしの休憩
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誰もいない場所で。
なかなかの眺めを楽しみながら、しばしの休憩
少し進むと見え方が変わり、
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少し進むと見え方が変わり、
その後、小沼湿原に
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その後、小沼湿原に
ちょっと寂しい感じも
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ちょっと寂しい感じも
南岸の道は、沼の見所が多いような
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南岸の道は、沼の見所が多いような
点景をつくる浮島
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点景をつくる浮島
浮島に近づく
頭を出す三つ岩。
この眺めもすばらしい
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頭を出す三つ岩。
この眺めもすばらしい
白樺林に到着。
枝の造形もおもしろい。芽吹きは少々遅い
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白樺林に到着。
枝の造形もおもしろい。芽吹きは少々遅い
ここでまた休憩。
燧ヶ岳と湖を眺めながら
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ここでまた休憩。
燧ヶ岳と湖を眺めながら
波音がとても大きい。海のような尾瀬沼。
これが見納め。
帰路へと
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波音がとても大きい。海のような尾瀬沼。
これが見納め。
帰路へと
山内の道を歩き、沢音が大きくなると、もうすぐ一ノ瀬
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山内の道を歩き、沢音が大きくなると、もうすぐ一ノ瀬
一ノ瀬からは、林道をてくてく歩き、無事大清水へ
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一ノ瀬からは、林道をてくてく歩き、無事大清水へ

装備

個人装備
ザック light R ズボン(Do) シューズ(S) 半袖シャツ(Blue) 長袖シャツ春 夏キャップ 登山タイツu

感想

 『「野性的なまでにロマン主義的な」(略)このうえもなく不確かな小道にも、実に多くの立て札が立てられていて、そこには、「止まれ! 右手に、すばらしい峡谷の眺めあり」とか「日没が見物!」などと書かれている。このように〈文化〉は、真に完璧な普遍性に達することで、それが否認するものにまで拡大され、〈自然〉が産出しうるものすべてを、まさにこの〈自然〉をして産出させるのである。』
 これは、ドイツのフライブルクを語った件だが、読んでいて、まるで日本の尾瀬のことだと思われた。様子は少し違うが、全体の印象は酷似していると。そんな風に感じるのは自分だけかもしれないが。
 自然が文化に包摂されるのは、漸次的な成り行きなのだろうが、そこには、その自然の掌握やら永続に携わる市井の方々の弛まぬ労力があるからに違いないと想像されると、頭がさがる。
 そんな尾瀬を、一日中歩いた。はるかが似合う場所へと、遥かなる道のりを歩いたが、こんなにも整備の行きとどいた道が延々と続くのを実感するたびに、その労力を思ってしまう。これなら誰もが生の自然と直に触れ合える、それも絶えず変化するすばらしい景観を表出する、ここ尾瀬の自然に。そんな普遍性に高まるのが文化に違いない。誰も、見たくもないものを好んで見ようとはしないだろうから。別言すれば、ありのままのすばらしい姿を、すばらしいありのままであるべく保持するということだろうか。
 もはや尾瀬は自然を内包する文化となっているだろう、富士山が文化遺産であるように。

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体力レベル
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