山行記録: 富士山を見よう！～越前岳（1054m）～呼子岳 （愛鷹連峰）

記録ID: 323889

全員に公開

無雪期ピークハント／縦走

伊豆・愛鷹

富士山を見よう！～越前岳（1054m）～呼子岳　（愛鷹連峰）

2013年07月14日(日) [日帰り]

静岡県

zenko その他1人

GPS: 06:07
距離: 8.3km
登り: 825m
下り: 805m

アクセスを調べる my出発地登録

標高グラフを拡大

コースタイム

山神社駐車場6:10－6:40休憩6:47－6:53愛鷹山荘－7:15富士見峠－7:25休憩7:32－8:22富士見台8:42－9:03越前岳山頂9:42－10:24呼子岳10:32－10:50休憩11:00－12:05休憩12:10－12:17山神社駐車場

山行時間　　　6時間07分（実時間　4時間31分）
　　　　往き：2時間53分　　
　　　　復り：2時間35分

天候	曇り～うす曇
過去天気図（気象庁）	2013年07月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車新東名高速・新富士ICから469号線を走ると、30分で十里木高原の登山口駐車場に着きます。かなり綺麗なトイレがありました。夜中に着きましたが、富士山は大勢のヘッドライトの光で明るく照らされています。そこで車中泊し、翌朝山神社に移動しました（車で15分くらい）。駐車場は無料で、簡易トイレがひとつありました。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	十里木高原の登山口駐車場、山神社駐車場ともに登山ポスト入れはあります。また両方の駐車場に、日帰温泉の割引券があったので、帰りに立ち寄りました。往きの黒岳～越前岳～呼子岳の縦走は、危険箇所はありませんが、眺望は富士見台まで行かないと臨めません。ただ富士見台からの富士山は最高です。。。越前岳～呼子岳から割石峠～大杉～第1ケルンと沢沿いを下りますが、呼子岳を越えてしまうのではなく、いったん戻って右手を下ります。水の音のしない沢を、右へ左へジグザグの道程を進みます。ようやく林道の手前に広がった沢の水にホッとして、まもなく駐車場に到着です。

感想

zenko

6月12日から、台風に押し上げられた停滞前線の影響で、北陸／長野地方は天候不順で、雷雨注意報が出ている始末・・
やむを得ず、白山室堂の予約をキャンセルさせていただき、天気の良さげな静岡の山に行こうと、富士山に一番近い山、愛鷹連峰を前の晩にめざして、一路新東名高速道路を走ってゆきました。

ヤマレコの記録を参考にさせていただき、綺麗なトイレのあるという十里木の登山口へ23時に到着。もうすでに5台ほどの車が駐車していました。確かに綺麗です。近くで夜中なのにピカピカネオンのように光っている山が見えたので、ロープウエーでもあるのかなと思ってそのまま寝て、朝起きたら、なんと富士山でした。。

ほんと、富士山って目に前に見えるんですね・・なんか感動しました。

写真をヤマレコに載せようと、いっぱい撮ったのですが。。まちがえてデータを消してしまったので、今回は載せられませんでした。また秋にリベンジします。

さて、山の話ですが、朝からなんとか青空も見えてきたので、予定通り十里木から山神社へ移動しました。
6:10　出発し、昔から見たかった愛鷹山荘へ35分で到着しました。簡易トイレがひ　　　とつありました。でも「女性はきじ撃ち　無料」って。。さすがに個人所有　　　の避難小屋だなと。。。

7:15　富士見峠に着く頃になると、雨がポツポツ降ってきました。自衛隊の東富士演習場や富士サファリパークが一望できる黒岳までは約20分ですが、残念だけど諦めて、一路、富士見台を目指しました。

8:22　それまでは富士山の姿が見えそうで見えないジレンマに耐えて歩いていましたが、ようやく富士見台に到着です。そこで見たものは・・もちろん富士山ですが、今日一番の絶景でした。
少し下ったところに写真撮影用の脚立が置いてあったんです！もちろんその上によじ登り、両裾野がなだらかに延びる富士の絶景を、宝永の火口を、右手に広がる演習場を、撮影させてもらいました。

9:03　越前岳（1504m）到着。ここで見える富士山は頭の部分だけでしたが、とっても良かったな。。。　南アルプスや駿河湾の丸い海岸線、、白い雲に覆われて、頭の部分が見える伊豆半島の山並み。。これも良かったです。

10:24　やせ尾根を登ったり降りたりして、呼子岳に到着です。なんと、山頂の看板の下には可愛らしいお地蔵さまがニコニコ笑って私たちを迎えてくれました。

10:32　鋸岳は登山禁止になっているとのことでしたので、割石峠～大杉（樹齢400年くらい？！）～第1ケルン～　と涸れた沢をひたすら下ります。休憩をいれて1時間50分ひたすら下り、水に触れられたのはだいぶ下のほうでした。
　　　
（まとめ）
　　　結構、今回の山行は、我慢と忍耐の山行でした。
　　　　　　①樹木が高いので、尾根に入っても、見えそうで見えない富士山
　　　　　　②東富士演習場から聞える砲弾と銃撃の音（7時からずっと・・）
　　　　　　③とってもにぎやかなセミの音
　　　　　　④ホントは登りたかったな。。鋸（のこぎり）岳
　　　　　　⑤暑い時期だから恋しい沢の音とつめたい水。。遠かったな・・

　でもそれでも、ずっと夢見ていた富士山のお姿と、帰りに砂防提で出会ったお猿さんがあったので、とっても幸せな山行でした。。。　
　　　
　　
　　

　

　　　　　
　　　