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Yamareco

記録ID: 330688
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無雪期ピークハント/縦走
六甲・摩耶・有馬

六甲山 (魚屋道〜山頂〜宝塚)

2013年08月08日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
15.2km
登り
819m
下り
1,127m

コースタイム

 神鉄有馬駅発 9:15、 魚屋道登山口 9:29、 山頂 11:33〜12:08、 石の宝殿着 12:25、 水無山 12:40、 船坂峠 13:06、 大平山 13:41、 大谷乗越 14:06、 自然展望台 14:51、 塩尾寺 15:14、 阪急宝塚着 15:55  
天候 曇り ガスの中(下界は晴れ)
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
 ◆ 魚屋道(ととや道)は芦屋川から六甲山に登り有馬へ下りる六甲でも最もポピュラーな、昔芦屋浜から有馬へ魚を運んでいた、登山道道です。芦屋川から山頂までは結構あり、登山地図では3時間になっていますが、下りは有馬まで1時間10分です。
 有馬からの登りも最も歩き易く、短時間で山頂に着きます。登山口はロープウェー駅の少し北、簡保の宿の手前にあります。道標はありません。「太陽と緑の道」と言ふ札が掛っています。

 ◆ 六甲山のいい所は、山頂のすぐ下、ドライブウェー沿いに江戸時代からあると言はれている「一軒茶屋」があり、掻き氷や冷たいジュース、ビール、その他うどんやカレーもあります。決して美味くはありませんが暑い時は助かります。
 それに、小屋の前には大きな神戸市のゴミ箱があります。瓶やボトル、弁当のゴミを捨てる事が出来ます。家まで持って帰らずに済み助かります。

 ◆ 山頂から宝塚までは約14Kmあります。私の足で3時間30分かかります。先ず弁当のゴミを捨てて、ドライブウェーを石の宝殿に向います。石の宝殿は右手に登る道がありますが、それを通り越しても少しドライブウェーを下って行くと左手に宝塚まで12Kmと書かれた看板があります。此処から縦走路に入ります。
 基本的には宝塚まで下りですが、途中ピークが5,6箇所あり、その度に登りがあります。昼からの登りはしんどい。その最初の登りが水無山の登りです。水無山は竹薮の中で何処が山頂か分かりません。

 ◆ 水無山から船坂峠下りですが、2回位ピークを登りそして急坂を下る事になる。ここは冬場凍結するとアイゼンがないと難しくなる所です。
 船坂峠は、縦走路は東に向っていますが、北に下ると船坂に出ます。
 
 ◆ 次の目標は大平山です。ここは2つのピークを越えて行きます。先ず峠からだらだらと上りが続きます。結構長いのでしんどい。最初のピークを越えると今迄自然林だったのがヒノキの植林の中を通る事になり、それが終わると再び自然林の短い上りになり、ピークを過ぎると大平山の下の舗装した林道に出ます。
 大平山のアンテナが出来た時この林道も出来たのですが、従来の登山道が一部変更になり、金網のフェンスの脇を通る事になり、面白く無くなったので今は皆んな林道を通って次の縦走路の入り口迄歩く様になりました。

 ◆ 次は大谷乗越です。この林道を1Km位下って行くと、右手に縦走路の入り口があります。ここは上りはありません。縦走路は尾根の南側を通り、間もなく北側に回りこんだら急な石段を下ります。すると自動車道路に出ます。西宮から船坂へ抜ける道路を横断します。ここが大谷乗越です。

 ◆ 次は終点の塩尾寺です。ここからは暫く急ではありませんが、だらだらと登りが続きます。最後の登りです。だんだん疲れて来てますから、力を振り絞ってと言ふ程でもないのですがしんどい登りです。
 上りが終わると後はほぼ水平な道で馬酔木ばかりの所を通ったりして進むと、縦走路は尾根の南側から北側に移り、譲葉台へ下る道を右に見送ると、高圧線の下に出ます。高圧線の下は樹木を短く切っていますから、展望がききます。そこを右に少し踏み後を辿ると西宮、尼崎、大阪等が良く見える自然の展望台があります。すぐ前に甲山、阪神競馬場、ゴルフ場。天気が良ければ大阪梅田のビル群、生駒山、金剛山等見えるのですが、今日は駄目でした。
 此処から阪急宝塚まで約維1時間です。私は自然展望台と名付けています。

 ◆ 何時も此処で最後の休憩を取るのですが、今日は西日が暑くちょっと覗いただけで通過し、いよいよ塩尾寺の最後の急な下りが始まる、その上の、道から一寸入った祠で休みました。
 此処から塩尾寺までは、ほんの5分の下りです。花崗岩のザラ場です。登山道はここで終わりです。

 ◆ 最後は阪急宝塚まで自動車道路を下ってゆきます。疲れた足にはこの急な舗装道が堪えます。これが無かったら、この縦走はもっと楽しくなると思います。なにしろ、標高360mから50mまで、30数分で310mを下る訳ですから、疲れた足には本当に堪えます。


 
  
 

感想

 ◆ 今日も武奈ヶ岳へ行く積りだったが、天気予報が北部山間部では午後雷雨があると言ふ事なので、仕方なく六甲にする。今年の夏の天気はおかしい。今日も物凄く湿度が高い。雲は無いのに空は靄に覆われた様にどんよりとした感じで、まるで曇ってるみたいだ。この夏で一番むしむしして、暑苦しい。バスの中から昼から下ってくる縦走路の尾根を見ると、ガスの中だ。風も全く無い。
 今日も汗が吹き出す天気だと思う。

 ◆ 何時もは、紅葉谷を登り、極楽茶屋跡から山頂に向うのだが、今日の条件では其処から宝塚迄はしんどいと思う。そこで、今日は魚屋道を登り少しショートカットすることにする。山頂に30分は早く着く筈だ。
 しかし歩き出すと思った以上にしんどくて、15分位しか早く着かなかった。是では宝塚迄3時間30分では歩けない。4時間近くかかると覚悟する。

 ◆ 山頂はガスの中だった。風は全く無い。展望も全く無い。視界1Km位か。それでも日陰でないと暑いので、傘亭で交代して貰って弁当を食べる。何時もより早く着いた分、下りの出発も少し早くなった。何とか宝塚迄歩かないと、このコースは程よい途中のエスケープルートが無い。

 ◆ 途中まで何とかペースを維持していたが、次第に遅れてきて、大谷乗越を過ぎると段々ペースが鈍ってきた。塩尾寺で遅れ、阪急に着いた時10分以上遅れていた。結局山頂から3時間47分もかかった。記憶にある限り一番長い記録だ。だからと言って、時間ばかり気にして無理して急いだ訳ではない。まあそれでも何とか歩けたので、良かった。
 梅雨明けの後、最初に武奈に行った時は、今年初めての猛暑日で身体が慣れていなくてしんどかったが、今日の条件はそれ以上に悪く、その割にはうまく行った方なので良しとしよう。

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コメント

六甲山。
mesnerさん、こんばんは
今日はこの夏で一番蒸し暑かったんですね
そんな中、15kmも歩かれるとは・・・ お疲れ様でした<m(__)m>

実は今日は息子と、ペットボトルに水入れてザックに
詰め込み、ボッカトレーニングで六甲山頂まで
登ろうかな・・・とか考えてたのですが、いろいろ
用事したり、ちょっとヤマレコものぞいてたりしてたら
時間が9時まわり・・・それより何より、すっきりしない
天気にすっかり行く気をなくしたヘタレ親子です
でもmesnerさんの記録を読んで、行かなくて良かったかななんて
行ってたら七曲りあたりで倒れこんでたかも

今日はマダニは大丈夫でしたか?
前回は紅葉谷の方から登って付いてたとおっしゃってましたよね
2013/8/9 22:26
Re: kuurin さん、今晩は。
 ははは・・一寸大袈裟に書きすぎましたかね。ぶっ倒れるなんて事はないでしょう。確かに身体を慣らしていないとしんどいですから、ばてたら途中で引き返すくらいの積りで行ったらどうでしょう。塩水と甘い食べ物があれば私は大丈夫です。
 自分に合った準備は十分にして行って下さいね。

 マダニはあれ以来見ていません。
 しかし、今日、兵庫県は豊岡市の80代の女性がSFTS(感染症)で死亡したと発表しましたよ。
 今日付けの私の日記に書いておきましたから、読んで見て下さい。いよいよ身近になって来ましたね。
2013/8/9 23:20
猛暑日!!
再度、失礼いたします

いえいえ大袈裟ではなく、mesnerさんが感じられた
この夏一番・・・は合ってましたよ
全国の明日以降の天気を調べてたら、こんな記事を発見しました↓
http://tenki.jp/forecaster/diary/detail-6241.html

どおりで・・・って感じです
しかも明日は更に猛暑日地点が上回ると・・・
今日、塩アメやバームクーヘン買ってきましたが・・・
今こんな時間にパソコン見てる時点で、明日も行かないかも〜と
心の隅で決めてる私がいます

マダニ情報の日記先ほど拝見しました。関西でもついに
マダニに効くのかわかりませんが、ダニにもハッカ油が・・・という
記事を見つけたのでハッカ油も買ってみました。
うすめて虫よけにもなるとか。エタノールも買ってみました
まだ混ぜて作ってみてないですが。
それでは、おやすみなさい
2013/8/9 23:58
Re: kuurin さん、今日は。
 私は友人い薦められ、虫除け、ヒル除けにはキンチョウの「プレシャワー」を使っています。

 未だ本気で使った事はないのですが、ヒルにも効き目があるといってます。虫もこれを使うほど寄って来ません。あまり美味そうな匂いがしないのでしょうね。
 六甲山にはヒルが居ないのでいいですね。

 但し、マダニには防虫スプレーは効かないそうです。噛まれないように素肌を出さないのが一番良いようです。
 ペット用のものは人には使えないようですね。
2013/8/10 11:22
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