記録ID: 3346833
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ハイキング
奥多摩・高尾
117.石尾根は灼熱地獄だった雲取山,七ツ石山(鴨沢バス停からピストン)
2021年07月17日(土) [日帰り]
埼玉県
東京都
山梨県
びよんどん
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 06:52
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,032m
- 下り
- 2,028m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 6:50
距離 23.9km
登り 2,033m
下り 2,035m
14:36
ゴール地点
| 天候 | 晴、梅雨明け直後の猛暑日 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
2021/7/18,奥多摩町留浦の国道411号(青梅街道)は土砂崩れで不通となった模様。 https://matomebu.com/news/jiko20210718-1/ ※20210802現在、片側通行で復旧しているようです。(バスも通常運行の様子) <行き> (中央線)立川4:57着5:06発(青梅線 青梅行)青梅5:36着5:45発(青梅線 奥多摩行)奥多摩6:25頃着 奥多摩駅7:00発 西東京バス(2番乗り場:奥10 丹波行) 鴨沢バス停 7:40頃着 ※IC払OK(現金640円、IC639円) ※平日だと鴨沢西行の6:36発のバスがあるが土休日はなく、5:34発の次が7時になってしまい始発電車に乗っても5:34発のバスには間に合わず。7時発だと電車は始発より一本遅い奥多摩駅6:52着でも良かったが、それだとバスに座れない可能性もあるかと思い始発に乗ってきたおかげで余裕で座れた。 <帰り> 留浦(とずら)バス停15:35発 ※15時台の鴨沢バス停発のがないので、奥多摩駅方面に700mの留浦バス停まで歩いて乗車(徒歩約10分) 奥多摩駅16:18発(ホリデー快速「奥多摩号」東京行) (参考) ・バスでアクセスする方法 https://culmina.jp/kanto/tokyo/kumotoriyama#:~:text ・雲取山の登山口 鴨沢と小袖乗越にバスでアクセスする方法 https://tozanguchi.net/kumotoriyama_kamosawa/ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
林内の道は所々ぬかるみがあっても、ドロドロというほどではありませんでした。夏の晴れ日の石尾根は遮るもののない灼熱地獄と化しますので、熱中症に注意。 |
| その他周辺情報 | ＜内務省三角点標石(大三角点)＞ http://www2.plala.or.jp/ja0cno/sub11-1.html ＜食事処＞ 鴨沢バス停そばの「木漏れ日」さんはギリ山梨側なのでビールが飲める！バスの時間調整にはもってこい、です。 |
写真
前回もパチリしたけど今回も。映画看板の街、青梅だけあって駅ホームにある休憩所もいい感じ。
駅舎外にあるトイレはキレイな水洗。手洗い場の石鹸水ボトルの文字が面白かったのでパチリ。
トイレ内にある窓枠に置かれていたカードを1枚いただいてパチリ。https://koitama.tokyo/toilet-in-front-of-okutama-station
↑のサイトの文章を引用しますと
『この駅前の観光用公衆トイレを清掃しているのが「日本一観光用公衆トイレがきれいなまち」を掲げる奥多摩町のプロフェッショナルな清掃集団「OPT（オピト）」。奥多摩町のクリーンキーパーとも呼ばれている。』だそうです。感謝！
2
7/18 11:38
トイレ内にある窓枠に置かれていたカードを1枚いただいてパチリ。
https://koitama.tokyo/toilet-in-front-of-okutama-station
↑のサイトの文章を引用しますと
『この駅前の観光用公衆トイレを清掃しているのが「日本一観光用公衆トイレがきれいなまち」を掲げる奥多摩町のプロフェッショナルな清掃集団「OPT（オピト）」。奥多摩町のクリーンキーパーとも呼ばれている。』だそうです。感謝！
https://koitama.tokyo/toilet-in-front-of-okutama-station
↑のサイトの文章を引用しますと
『この駅前の観光用公衆トイレを清掃しているのが「日本一観光用公衆トイレがきれいなまち」を掲げる奥多摩町のプロフェッショナルな清掃集団「OPT（オピト）」。奥多摩町のクリーンキーパーとも呼ばれている。』だそうです。感謝！
山の影になって日が差していない駅前のバスロータリー。この2番乗り場からバスが発車します。
鴨沢バス停からここまでの道がやっぱり長いなぁと思いながら歩いていると「鬼滅の刃」風の幟。「小袖緑道あがり」に着きました。
一昨年晩秋に来た時にはあった皆さんのレコでおなじみの丸い看板はなくなっていました。ここからが本格的な登山道です。熊出没の情報があるのでここで熊鈴をつけます。
1
7/17 8:07
一昨年晩秋に来た時にはあった皆さんのレコでおなじみの丸い看板はなくなっていました。ここからが本格的な登山道です。熊出没の情報があるのでここで熊鈴をつけます。
七ツ石小屋辺りまではほぼ林内の道で比較的涼しくて快適に歩くことができます。
マルバタケブキの花は何度も見ているのに、こんな袋状の鞘から蕾が出てくるなんて知りませんでした。
この虫は調べてみると「オオトラフハナムグリ」かな。「オスは触角が発達」とあるので多分オス。
やっと七ツ石山山頂だぁ。一昨年の雲取山頂上に着いたくらいの疲労度なんすけど。とはいえ今回の山行の目的1つ目達成です。
展望の開けた左前方に目をやると…。え〜っと、この先をが〜っと降りてから上りに変わるあのはっきりと見える尾根が石尾根の続きだよね？そしてその上に見えるのが小雲取山のピーク？そしてそのもっと先にあるピークが…。ちょっと気が遠くなったりして。
1
7/17 10:20
展望の開けた左前方に目をやると…。え〜っと、この先をが〜っと降りてから上りに変わるあのはっきりと見える尾根が石尾根の続きだよね？そしてその上に見えるのが小雲取山のピーク？そしてそのもっと先にあるピークが…。ちょっと気が遠くなったりして。
わ〜い、これが有名なダンシングツリーですね！前回は知らずに通り過ぎちゃったから嬉しいっ。今回の山行の目的2つ目達成です。
おっマルバタケブキも咲いている。ってことは日当たりが良いってことでやっぱり暑い！
ヘリポート広場に来ました〜、暑いのでそそくさと通り過ぎます。
晩秋に歩いたときは富士山がず〜っと見える素晴らしい展望に感激した尾根ですが、今日は恨めしい。
そして今回の山行の目的3つ目にして最大の目的がこの三角点をパチリすること、達成です。元々、三角点に何の思い入れもなくタッチもしたことないのですが、通称「大三角点」と呼ばれる「原三角測點」の現存が認められるのが3か所しかなくその一つが故郷の米山にあると知ってから俄然興味が湧いて。
1
7/17 11:38
そして今回の山行の目的3つ目にして最大の目的がこの三角点をパチリすること、達成です。
元々、三角点に何の思い入れもなくタッチもしたことないのですが、通称「大三角点」と呼ばれる「原三角測點」の現存が認められるのが3か所しかなくその一つが故郷の米山にあると知ってから俄然興味が湧いて。
元々、三角点に何の思い入れもなくタッチもしたことないのですが、通称「大三角点」と呼ばれる「原三角測點」の現存が認められるのが3か所しかなくその一つが故郷の米山にあると知ってから俄然興味が湧いて。
で、その三つのうちの一つが雲取山にもあって。でも前回登った時にはそのことを知らなくて写真撮ってなかったんです。
この説明台設置と三角点崩落を防ぐ補修の様が良く分かる映像がこれ↓(感動的な音楽とともにどうぞ。)＜埼玉県測量設計業協会 創立40周年記念事業 原三角測點雲取山登山＞
https://www.youtube.com/watch?v=zTLPDFwTIdk
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7/17 11:38
この説明台設置と三角点崩落を防ぐ補修の様が良く分かる映像がこれ↓(感動的な音楽とともにどうぞ。)
＜埼玉県測量設計業協会 創立40周年記念事業 原三角測點雲取山登山＞
https://www.youtube.com/watch?v=zTLPDFwTIdk
＜埼玉県測量設計業協会 創立40周年記念事業 原三角測點雲取山登山＞
https://www.youtube.com/watch?v=zTLPDFwTIdk
目的達成したので下山開始。
植生再生のために網で囲ってあるところは花盛り。
植生再生のために網で囲ってあるところは花盛り。
巨大な樹のこぶが痛々しい。この辺りになると、ふくらはぎがピクピクしてつりそうな予感がしたので急いで芍薬甘草湯を服用し水分を補給。この後は無事、攣ることなく歩くことができました。
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7/17 12:07
巨大な樹のこぶが痛々しい。
この辺りになると、ふくらはぎがピクピクしてつりそうな予感がしたので急いで芍薬甘草湯を服用し水分を補給。この後は無事、攣ることなく歩くことができました。
この辺りになると、ふくらはぎがピクピクしてつりそうな予感がしたので急いで芍薬甘草湯を服用し水分を補給。この後は無事、攣ることなく歩くことができました。
やっと樹間の山道に変わってホッと一息。もうヘロヘロなので戻りは巻いて巻いて巻きまくりました。
「上段と下段の分岐」の「下段」をしばらく行くと崩落したと思われる個所に遭遇。多分この先にあった桟橋が以前は崩落していて前回の雲取山山行(記録：50.雲取山)では通ることができなかったのだと思われます。(丁度そこが滝になっていて撮影スポットらしく複数名いらしたので写真はスルー。)
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7/17 12:55
「上段と下段の分岐」の「下段」をしばらく行くと崩落したと思われる個所に遭遇。多分この先にあった桟橋が以前は崩落していて前回の雲取山山行(記録：50.雲取山)では通ることができなかったのだと思われます。(丁度そこが滝になっていて撮影スポットらしく複数名いらしたので写真はスルー。)
行きにも見かけたこの看板、まだ三分の一？とガックリきてスルーしましたが下りなのでパチリ(甲斐駒の時と同じ心境)
人家のあるところまで下ってくると風もないのに庭木の葉や実がパラパラと落ちてきたので上を見上げると赤ちゃんを抱えたサルが。良く見ると他にも数匹いる！家の方がいらしても逃げる風もなく。住んでいる方々にとってはさぞ迷惑でしょうね。
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7/17 14:35
人家のあるところまで下ってくると風もないのに庭木の葉や実がパラパラと落ちてきたので上を見上げると赤ちゃんを抱えたサルが。良く見ると他にも数匹いる！家の方がいらしても逃げる風もなく。住んでいる方々にとってはさぞ迷惑でしょうね。
バス停に着きました。前回は平日だったので平日の時刻表が頭にあって14時台のバスはないと思い込んでのんびり下山したら14時台が2つもあったんだっ。しかも14:34発のバスは丁度行ってしまったようです。とはいえもともとバス停横の「木漏れ日」で軽食とって時間を潰そうと思っていたのでいいんですけどね。ふと時刻表の下を見ると、700m離れた留浦バス停からなら鴨沢バス停発より早いのがあると分かって前回もこれ知ってたらな、とは思いました。
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7/17 14:49
バス停に着きました。前回は平日だったので平日の時刻表が頭にあって14時台のバスはないと思い込んでのんびり下山したら14時台が2つもあったんだっ。しかも14:34発のバスは丁度行ってしまったようです。とはいえもともとバス停横の「木漏れ日」で軽食とって時間を潰そうと思っていたのでいいんですけどね。ふと時刻表の下を見ると、700m離れた留浦バス停からなら鴨沢バス停発より早いのがあると分かって前回もこれ知ってたらな、とは思いました。
バス停待合所にはこんな掲示もありました。そうね、「鬼滅の刃」読みながらだったらかなり時間潰せますね。
ちなみに、山梨県の丹波山村に入るとバスのアナウンスが変わりますが、これも鬼滅の刃の禰豆子さんの声優の方なんですね。
わ〜いっ！待ちに待ったビールだ〜い。お店に入ってメニューを見るとお酒が消してない、おずおずと「あの〜、お酒は飲めるんですか？」聞いてみると「飲めますよっ」と即答が。そうか、ここは山梨だった！ばんざ〜いっ。「うまいうまいうまい」とまた煉獄さんになっちゃいました。
で、醤油ラーメンも頼んだのですが、何故、写真がないかというと来た途端に夢中で食べ始めてしまったからでした〜。
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7/17 14:53
わ〜いっ！待ちに待ったビールだ〜い。お店に入ってメニューを見るとお酒が消してない、おずおずと「あの〜、お酒は飲めるんですか？」聞いてみると「飲めますよっ」と即答が。そうか、ここは山梨だった！ばんざ〜いっ。
「うまいうまいうまい」とまた煉獄さんになっちゃいました。
で、醤油ラーメンも頼んだのですが、何故、写真がないかというと来た途端に夢中で食べ始めてしまったからでした〜。
「うまいうまいうまい」とまた煉獄さんになっちゃいました。
で、醤油ラーメンも頼んだのですが、何故、写真がないかというと来た途端に夢中で食べ始めてしまったからでした〜。
留浦に向かう途中でもサルがあちこちに。もう村民の皆さんよりもたくさん見かけました。
留浦のバス停はベンチはあっても日差しを遮るものがなく。植え込みの後ろに潜んでバスを待っていましたがこれじゃバスは気づかずに行ってしまいそうだったので時間直前に出ようとしたら丁度バスがやってきてセーフ。ちょっと時間より早めだったので時間調整のために止まってくれてヨカッタ。
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7/17 15:27
留浦のバス停はベンチはあっても日差しを遮るものがなく。植え込みの後ろに潜んでバスを待っていましたがこれじゃバスは気づかずに行ってしまいそうだったので時間直前に出ようとしたら丁度バスがやってきてセーフ。ちょっと時間より早めだったので時間調整のために止まってくれてヨカッタ。
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
アームカバー
マスク
フェイスマスク
レインスーツ
帽子
ザック
サコシュ
行動食＆昼食(栄養ゼリー
ナッツバー
皮むきリンゴ
一口羊羹
チョコホイップクリーム
おにぎりせんべい
歌舞伎揚
塩タブレット
チョコナッツ
おにぎり)
飲料(1500ml)
コンパス
計画書
モバイルバッテリー
スマホ
日焼止
ココヘリビーコン
サングラス
汗取背当タオル
タオルマフラー
２本ストック
防虫(ハッカ)スプレー
防虫ネット
アルミシート
熊鈴
滑止付グローブ
レスキューグッズ(芍薬甘草湯
傷保護パッド
カットバン
絆創膏
ムヒ
膝用サポーター
ワセリン
穴あきペットボトル用替キャップ)
|
|---|---|
| 備考 | (水分) 七ツ石小屋で補充できるのを見越して水分を1500㎖にしたのは間違いではなかったが、行に七ツ石小屋に着いた時には、充分足りると思って補充しなかったのは誤りだった。七ツ石山の山頂までが予想よりきつくその後の日差しの強い石尾根が嫌がおうにも体の水分を奪っていき後悔しきりでした。 (ハッカスプレー) 虫よけ用に携行していたハッカスプレーが暑さしのぎでも役に立ってくれて助かりました。 (芍薬甘草湯) 下山時に水分をあまり摂取しなかったことと疲労が重なって、ふくらはぎが攣りそうになりましたが、これを服用したおかげか攣らずに済みました。 |
感想
びよんどん
梅雨明け最初の週末、久しぶりに高尾ではないどこかにしようと思って候補を3つ挙げて検討しました。3つとは「大菩薩」「平標山」「雲取山」。
「大菩薩」はきっと超人気でバスも登山道も人でごった返すだろうなということと、登山開始が9時頃になってしまい猛暑ハイクとなりそうな予感。
「平標山」は関東よりは涼しそうだけど直近のヤマレコを拝見すると泥濘だらけでどっろどろらしく、しかもあの階段地獄が待っているし。
雲取山は登山開始が平日よりは30分遅くなるし石尾根は日差しがきつそうだし、行程も往復24�繕瓩�あるし累積標高もかなりあるし。
どうしようと迷った結果、泥濘がほとんどなかったという最近のレコと3つの目的※があった雲取山に決定したのですが。
いや〜、こんなに日差しで体力奪われるとはちょっと考えが甘かったと思いましたね。多分、日差しだけでなく1000m以下の低山しか歩いておらず高度順応ができていなかったことにも原因があった気がします。それなのに巻けば良いものを七ツ石山にも登ったので、正直、今までで一番キツイ山行だった気がしました。なので行きはなるべく巻かないで頑張りましたが、帰りは巻きに巻いて歩きました。もちろん充実感もありましたけどね。
(※3つの目的)
1.前回、巻いてしまった七ツ石山の山頂を踏むこと。
2.前回、知らずにスルーしたダンシングツリーをパチリすること。
3.前回、知らずにスルーした雲取山山頂の「大三角点」をパチリすること。
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