岡山県鏡野町 三ツ子原〜妹山 三密なし＆好展望＆沢＆生き物
岡山県
Machapuchare
その他1人 
体力度について
- GPS
- 04:12
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 564m
- 下り
- 544m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:43
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 4:10
歩行距離8km、歩行時間3時間45分、歩行数13,700歩、消費カロリー1,900Kcal
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
標高1,030mの妹山（いもやま）北北東尾根取り付き点（三ヶ上（さんがじょう）＜写真29＞撮影地点）から妹山頂上＜写真21〜28＞までは、ピンクテープを見落としてコースから逸れてしまうとヤブコギや滑落の恐れがあります。それ以外は林道で歩きやすいですが、沢沿いで一部、ちょろちょろ水が道を横断している箇所があるので、雨天や大雨後は避けたほうがいいでしょう。 スタート＆ゴール地点から標高1,030mの妹山北北東尾根取り付き点（三ヶ上（さんがじょう）＜写真29＞撮影地点）までは、三ツ子原（みつごばら）林道です。たまに地形図にはない分岐があります。 最初は砂利道が多く、草が生えていたり一部溝状に掘れていたりしますが、歩くのに支障はありません。そのうちにコンクリート道が多くなり、最後はススキが茂ってきますが、避けて通れます。 沢沿いが多く、日陰で涼しいですが、一部、ちょろちょろ水が道を横断している箇所があるので、雨天や大雨後は避けたほうがいいでしょう。 標高1,030mの妹山北北東尾根取り付き点（三ヶ上（さんがじょう）＜写真29＞撮影地点）から妹山頂上＜写真21〜28＞までは、ピンクテープを見落としてコースから逸れてしまうとヤブコギや滑落の恐れがあります。特に下りは北北東に進みやすく、あまり下り過ぎると足元がほぼ切れ落ちた箇所で立ち往生する羽目になります。 妹山北北東尾根取り付き点には、今回はピンクテープが複数あり、わかりやすくなっていました。ここから早速、根曲がり竹のヤブ＜写真20＞に突入します。根曲がり竹の間道はピンクテープが多数あり、迷いようがありません。ちなみに、この根曲がり竹は、前回はほぼまっすぐ上に伸びていましたが、今回は下に向かってかなり傾斜していたので、上りではしばらくかき分けなければ歩けませんでした。もちろん、それでも普通の根曲がり竹のヤブコギより数段マシで、下りはとても楽でした。 標高1,070m辺りを過ぎると、根曲がり竹はなくなり、代わりに巨岩がいくつか出てきます。この辺りは急傾斜となり、ルートファインディングを誤ると危険な状況になります。要所にピンクテープがありますが、巨岩を右に巻くか、左に巻くかで迷うこともあります。ルートを誤ると、登るも地獄下るも地獄です。おそらく、左右両方に巻き道があるのでしょうが、前回は岩のすぐ左（東）にある巻き道とピンクテープを見落とし、上りで右を巻いて木を掴んで急登したので、今回はなるべく岩の左（東）をキープして登りました。 しかし、標高1,080m辺りで右（西）に向かうピンクテープの列を無視してしまったため、今回も一部コースアウトし、標高1,090m辺りまでは木の枝を掴んで急登する羽目になりました。かき分ける必要はなく、掴む枝には困りません。そこからしばらくは岩はなく、次第に道が明瞭になります。前方に再び岩が見えてくると、すぐに頂上です。 復路は楽勝のはずでしたが、なぜか下山開始早々にきれいな細道を辿り北西に進み過ぎました。道はさらに続いていましたが、根曲がり竹の間道に入れなければ取り付き点まで強烈なヤブコギになるので、とりあえず引き返し往路に合流しました。ほっとしたのも束の間、今回も前回同様、北北東方面に下り過ぎ、例の足元がほぼ切れ落ちた箇所のすぐ手前でやっと気づき、登り返す羽目に(*_*; しかし、往路で無視してしまったピンクテープの列をすぐに見つけて西に軌道修正、無事にコースに戻ると、滑り落ちそうな急下りもありましたが、すんなり根曲がり竹の間道に突入、標高1,030mの取り付き点に戻れました。 |
| その他周辺情報 | 国道179号線沿いに南下すると、道の駅「奥津温泉」があります。ランチバイキング＜写真39,40＞や地元の特産物の購入が楽しめます。 |
写真
01イチモンジチョウその名の通り、前翅から後翅を通り、反対側の前翅にかけて白斑が並んでいます。アサマイチモンジは、前翅表側の少し付け根寄りに1つだけ白斑がありますが、イチモンジチョウにはありません。翅をパタパタさせる様子を動画に撮りました。なお、2枚の写真を上下に並べて加工しています。
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その名の通り、前翅から後翅を通り、反対側の前翅にかけて白斑が並んでいます。アサマイチモンジは、前翅表側の少し付け根寄りに1つだけ白斑がありますが、イチモンジチョウにはありません。翅をパタパタさせる様子を動画に撮りました。なお、2枚の写真を上下に並べて加工しています。
オトギリソウよりも小さな花は直径1cm少々で、花弁や葉の縁に黒点があるのが特徴です。
林道のコンクリート橋のたもとです。落差は1m程ですが、この日は朝から暑かったので、見ているだけで涼しくなりました。
04三ツ子原川石走る沢下りて見に行き動画も撮りました。ちょうど下りた辺りに長方形のくぼみがあり、一部は石で囲まれていました。林道沿いには、たたら製鉄関係の遺跡があるので、これもそうだったのかもしれません。
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下りて見に行き動画も撮りました。ちょうど下りた辺りに長方形のくぼみがあり、一部は石で囲まれていました。林道沿いには、たたら製鉄関係の遺跡があるので、これもそうだったのかもしれません。
これもコンクリート橋のたもとです。小さいですが、淵もあり動画で見てもいい感じでした。
花の直径は1cm程です。花柱は細長く先は上下の扁平な2片に裂けており、柱頭に触れると上下に開いた2片は急速に閉じます。
コンクリート橋から少し奥に入って動画も撮りました。
08ミヤマカワトンボ♀翅に濃褐色の帯模様があるのが特徴です。メスの胴体は光沢のある褐色で、各翅に白い縁紋があります。オスは金緑色の胴体で翅には縁紋がありません。
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翅に濃褐色の帯模様があるのが特徴です。メスの胴体は光沢のある褐色で、各翅に白い縁紋があります。オスは金緑色の胴体で翅には縁紋がありません。
09スネブトクシヒゲガガンボ♂
体長は2cm程です。オスは触角が櫛状で一番後ろの脚の真ん中の節が太くなっています。この個体は妙に色が薄かったので羽化して間もなかったのかもしれません。連れの腕を伝って顔の方へとよじ登っていったので落としました。動画には、地面を走り去る様子が映っています。なお、2枚の写真を上下に並べて加工しています。
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クシヒゲガガンボ♂
体長は2cm程です。オスは触角が櫛状で一番後ろの脚の真ん中の節が太くなっています。この個体は妙に色が薄かったので羽化して間もなかったのかもしれません。連れの腕を伝って顔の方へとよじ登っていったので落としました。動画には、地面を走り去る様子が映っています。なお、2枚の写真を上下に並べて加工しています。
石の間をぬう小滝
林道から見下ろしました。ずっと沢沿いで日陰なので思ったよりも涼しかったです。
下りて見に行きました。二筋の細い流れが合流する様を動画に撮りました。
12ヒグラシ♀林道沿いの林間部はクモの巣も多く、気を付けないと引っかかってしまいます。袖に絡まったクモの巣を取ろうとしたら、ヒグラシのメスが引っ掛かってもがいていました。動画でそのシーンを撮り、逃がしてやりました。この日は羽化したばかりのヒグラシが多く、よくぶつかられました(*_*;
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林道沿いの林間部はクモの巣も多く、気を付けないと引っかかってしまいます。袖に絡まったクモの巣を取ろうとしたら、ヒグラシのメスが引っ掛かってもがいていました。動画でそのシーンを撮り、逃がしてやりました。この日は羽化したばかりのヒグラシが多く、よくぶつかられました(*_*;
13文久三年の石仏林道の少し奥にありますが、なぜか往路でも復路でもふと顔を上げて気づきました。たたら製鉄の関係者が移動や作業中の安全を祈願したのでしょうか。文久三年（1863年）は薩英戦争が勃発するなど、江戸幕府の終焉が見えてくる時期です。
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林道の少し奥にありますが、なぜか往路でも復路でもふと顔を上げて気づきました。たたら製鉄の関係者が移動や作業中の安全を祈願したのでしょうか。文久三年（1863年）は薩英戦争が勃発するなど、江戸幕府の終焉が見えてくる時期です。
14ユスリカ？大群（蚊柱）成虫は、大きさも姿も蚊によく似ていますが、蚊とは違い人や動物を刺したり、血を吸ったりはしません。これだけ大量に飛んでいいると、空飛ぶ白い単細胞生物にしか見えません(+_+)動画に撮っていると、ヒグラシの鳴き声が入っていました。
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成虫は、大きさも姿も蚊によく似ていますが、蚊とは違い人や動物を刺したり、血を吸ったりはしません。これだけ大量に飛んでいいると、空飛ぶ白い単細胞生物にしか見えません(+_+)動画に撮っていると、ヒグラシの鳴き声が入っていました。
15林道より妹山妹山（いもやま）の北東に位置する林道の標高960m地点からようやく妹山が見えました。柔和な山に見えますが・・・この辺りからススキが茂ってきますが、避けて通れます。
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妹山（いもやま）の北東に位置する林道の標高960m地点からようやく妹山が見えました。柔和な山に見えますが・・・この辺りからススキが茂ってきますが、避けて通れます。
16サワギク花の直径は1cm少々、葉は羽状に裂ける独特の形です。沢沿いなどの湿ったところに生えるのでこの名があるのですが、なんと標高1,000m近くで見られました。
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花の直径は1cm少々、葉は羽状に裂ける独特の形です。沢沿いなどの湿ったところに生えるのでこの名があるのですが、なんと標高1,000m近くで見られました。
花知ヶ仙（はなちがせん）
岡山県標高第7位の花知ヶ仙（1247.5m）が目の前に見えました。
18ヤマアカガエル鼻先からお尻の先までは5cm程でした。タゴガエルのように背中線が内側に曲がりますが、あごの下に小さな黒斑がたくさんあります。また、目と鼓膜の間から伸びる黒斑はひし形で、特に先端は細長いです。水田や湿地に産卵しますが、非繁殖期には森林に移動します。ここは標高1,000mを超えているんですけど(?_?)詳細は感想にて。
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鼻先からお尻の先までは5cm程でした。タゴガエルのように背中線が内側に曲がりますが、あごの下に小さな黒斑がたくさんあります。また、目と鼓膜の間から伸びる黒斑はひし形で、特に先端は細長いです。水田や湿地に産卵しますが、非繁殖期には森林に移動します。ここは標高1,000mを超えているんですけど(?_?)詳細は感想にて。
19林道より妹山目の前に大きく見える花知ヶ仙（はなちがせん）から妹山を動画に撮りました。ここからの高度差は約100mです。手前のササヤブ（根曲がり竹）の生育が気になります(*_*)
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目の前に大きく見える花知ヶ仙（はなちがせん）から妹山を動画に撮りました。ここからの高度差は約100mです。手前のササヤブ（根曲がり竹）の生育が気になります(*_*)
20根曲がり竹の間道妹山（いもやま）の取り付き点からしばらくはこのようなササヤブの中に踏み跡があります。前回は根曲がり竹がほぼまっすぐ上に伸びていたので楽でしたが、今回は下に向かってかなり寝ていたため、取り付きからしばらくは多少かき分けなければ登れませんでした。人が来ないと最強のヤブになってしまいます(+_+)
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妹山（いもやま）の取り付き点からしばらくはこのようなササヤブの中に踏み跡があります。前回は根曲がり竹がほぼまっすぐ上に伸びていたので楽でしたが、今回は下に向かってかなり寝ていたため、取り付きからしばらくは多少かき分けなければ登れませんでした。人が来ないと最強のヤブになってしまいます(+_+)
花知ヶ仙
標高1,121mの妹山頂上です。三角点＜点名：芋山＞を探しましたが見つかりませんでした(+o+)
妹山の頂上には展望所として最適な巨岩がいくつかあり、360度パノラマ展望を楽しむことができます。
23妹山頂上南岩よりオオヒラ山＆泉山
左手前にオオヒラ山、右手前には大地山、その背後に泉山（いずみがせん）が見えています。ここから花知ヶ仙（はなちがせん）から大山（だいせん）までを動画に撮りました。ジーというコエゾゼミの鳴き声は動画でも聞こえます。グワーヒー、グワーヒー、ウィウィウィウィというエゾハルゼミの鳴き声は少し遠かったです。
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オオヒラ山＆泉山
左手前にオオヒラ山、右手前には大地山、その背後に泉山（いずみがせん）が見えています。ここから花知ヶ仙（はなちがせん）から大山（だいせん）までを動画に撮りました。ジーというコエゾゼミの鳴き声は動画でも聞こえます。グワーヒー、グワーヒー、ウィウィウィウィというエゾハルゼミの鳴き声は少し遠かったです。
24妹山頂上南岩より奥津ファームビレッジ耕心村
きれいな黄緑色の田んぼの中に奥津町長藤集落があります。宿泊施設などがある奥津ファームビレッジ耕心村も見えています。
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奥津ファームビレッジ耕心村
きれいな黄緑色の田んぼの中に奥津町長藤集落があります。宿泊施設などがある奥津ファームビレッジ耕心村も見えています。
25妹山頂上南岩より湯岳大きな山塊の左端が標高1,057.6m頂上三角点「湯岳」のある湯岳です。国土地理院の基準点成果等閲覧サービスのページでは、1974年以降観測されていないため処分保留とされ、情報が閲覧できなくなっていますが、近年登頂された方々の写真には三角点らしきものが写っています。
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大きな山塊の左端が標高1,057.6m頂上三角点「湯岳」のある湯岳です。国土地理院の基準点成果等閲覧サービスのページでは、1974年以降観測されていないため処分保留とされ、情報が閲覧できなくなっていますが、近年登頂された方々の写真には三角点らしきものが写っています。
26妹山頂上南岩より烏ヶ山＆大山
北西方面をズームしてみました。左手前に特徴的な山容の烏ヶ山（からすがせん）、すぐ右奥に大山（だいせん）がはっきり見えました。
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烏ヶ山＆大山
北西方面をズームしてみました。左手前に特徴的な山容の烏ヶ山（からすがせん）、すぐ右奥に大山（だいせん）がはっきり見えました。
27妹山頂上南岩より大山山系左から烏ヶ山（からすがせん）、大山（だいせん）、耳のように突き出した矢筈ヶ山（やはずがせん）、その右に甲ヶ山（かぶとがせん）、右端は勝田ヶ山（かったがせん）と、大山山系がバッチリ見えました＼(^o^)／
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左から烏ヶ山（からすがせん）、大山（だいせん）、耳のように突き出した矢筈ヶ山（やはずがせん）、その右に甲ヶ山（かぶとがせん）、右端は勝田ヶ山（かったがせん）と、大山山系がバッチリ見えました＼(^o^)／
28ホツツジ長く突き出た花柱は、ミヤマホツツジとは違い、まっすぐ伸びます。咲き始めでした。ヤマツツジのほうは、まだ咲いてはいますが、この日はタイミングが悪く、つぼみやしぼみかけた花ばかりでした。
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長く突き出た花柱は、ミヤマホツツジとは違い、まっすぐ伸びます。咲き始めでした。ヤマツツジのほうは、まだ咲いてはいますが、この日はタイミングが悪く、つぼみやしぼみかけた花ばかりでした。
29妹山北北東尾根取り付き点より三ヶ上
前回同様、復路でも少しコースアウトしましたが、予想よりはスムーズに下れました。根曲がり竹の細い踏み跡を抜け、ピンクテープが複数ある取り付き点から三ヶ上（さんがじょう）を望みました。人気の山なので、頂上はにぎわっていたことでしょう。
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取り付き点より三ヶ上
前回同様、復路でも少しコースアウトしましたが、予想よりはスムーズに下れました。根曲がり竹の細い踏み跡を抜け、ピンクテープが複数ある取り付き点から三ヶ上（さんがじょう）を望みました。人気の山なので、頂上はにぎわっていたことでしょう。
30コオニヤンマオニヤンマとは胸部前面の模様が違います。頭部に角のような突起があり、胸部にT字型の模様があるので後ろ姿でもわかりやすいです。オニヤンマ科ではなくサナエトンボ科に属します。彼らがパトロールしてくれたおかげで、ウシアブなどに刺されずにすみました(^^♪
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オニヤンマとは胸部前面の模様が違います。頭部に角のような突起があり、胸部にT字型の模様があるので後ろ姿でもわかりやすいです。オニヤンマ科ではなくサナエトンボ科に属します。彼らがパトロールしてくれたおかげで、ウシアブなどに刺されずにすみました(^^♪
31こちらを見るヤマガラ幼鳥
複数いましたが、この個体だけが目の前の木の枝までやってきました。幼鳥は好奇心旺盛なので、こちらに興味津々でした。なお、2枚の写真を上下に並べて加工しています。
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ヤマガラ幼鳥
複数いましたが、この個体だけが目の前の木の枝までやってきました。幼鳥は好奇心旺盛なので、こちらに興味津々でした。なお、2枚の写真を上下に並べて加工しています。
32きょろきょろするヤマガラ幼鳥
まだ腹部は薄い灰色で成鳥の色とはかなり違います。シジュウカラの幼鳥のほうは、腹部に少しネクタイ模様が出ます。きょろきょろする様子を動画に撮りました。もう少しゆっくりしていってほしかったです(*^^*)なお、2枚の写真を上下に並べて加工しています。
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ヤマガラ幼鳥
まだ腹部は薄い灰色で成鳥の色とはかなり違います。シジュウカラの幼鳥のほうは、腹部に少しネクタイ模様が出ます。きょろきょろする様子を動画に撮りました。もう少しゆっくりしていってほしかったです(*^^*)なお、2枚の写真を上下に並べて加工しています。
33シマアメンボウミアメンボ亜科では唯一の淡水性で、渓流や湧き水に生息します。体長は1cm足らず、背中の模様も体形も独特です。ここは小さな水たまりですが、湧き水だったのでしょうか。動画も撮りました。
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ウミアメンボ亜科では唯一の淡水性で、渓流や湧き水に生息します。体長は1cm足らず、背中の模様も体形も独特です。ここは小さな水たまりですが、湧き水だったのでしょうか。動画も撮りました。
34妹山＆花知ヶ仙分岐連れが立っている岩の脇にピンクテープのある細道があり、花知ヶ仙（はなちがせん）登山口方面に延びています。前回は東の遠藤集落からこの道を通って妹山に登りました。渡渉を繰り返し、多少不明瞭な箇所があります。
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連れが立っている岩の脇にピンクテープのある細道があり、花知ヶ仙（はなちがせん）登山口方面に延びています。前回は東の遠藤集落からこの道を通って妹山に登りました。渡渉を繰り返し、多少不明瞭な箇所があります。
35三ツ子原川ルパン三世の沢⁉
中央少し左寄りに見えている、中央の上三分の一が苔むした石が、連れの目にはルパン三世の顔に見えるのだそうです(*_*;苔の部分が前髪、カエデの葉が鼻、目も口もあると言うのですが(?_?)動画のBGMはヒグラシの鳴き声です。
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ルパン三世の沢⁉
中央少し左寄りに見えている、中央の上三分の一が苔むした石が、連れの目にはルパン三世の顔に見えるのだそうです(*_*;苔の部分が前髪、カエデの葉が鼻、目も口もあると言うのですが(?_?)動画のBGMはヒグラシの鳴き声です。
36テングチョウ成虫で越冬するので早春のイメージがありますが、まだ元気でした。頭部の先端にパルピという天狗の鼻のように突き出た部分があるのが名前の由来です。
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成虫で越冬するので早春のイメージがありますが、まだ元気でした。頭部の先端にパルピという天狗の鼻のように突き出た部分があるのが名前の由来です。
37オオシオカラトンボ♂シオヤトンボやシオカラトンボに似ていますが、色はより鮮やかで翅の付け根周辺にこげ茶色の部分があります。メスの胴体は黄色です。複眼を上下に動かしていたので動画も撮りました。なお、2枚の写真を上下に並べて加工しています。
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シオヤトンボやシオカラトンボに似ていますが、色はより鮮やかで翅の付け根周辺にこげ茶色の部分があります。メスの胴体は黄色です。複眼を上下に動かしていたので動画も撮りました。なお、2枚の写真を上下に並べて加工しています。
蛾ですが、昼間に活動し花の蜜を吸います。斑紋はこの個体のように黄色いものと、白っぽいのがいます。夏に県北でよく見られます。
39温泉亭ランチバイキングその1
山行後は、鏡野町の道の駅「奥津温泉」のレストランでバイキング(*^^*)モロッコインゲンなどの揚げたて天ぷら、名物のコリンキーの酢の物、山椒風味のアマゴの甘露煮、桑の葉茶など、地元の特産物が味わえます。一部は売店で購入可能です。なお、2枚の写真を上下に並べて加工しています。
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その1
山行後は、鏡野町の道の駅「奥津温泉」のレストランでバイキング(*^^*)モロッコインゲンなどの揚げたて天ぷら、名物のコリンキーの酢の物、山椒風味のアマゴの甘露煮、桑の葉茶など、地元の特産物が味わえます。一部は売店で購入可能です。なお、2枚の写真を上下に並べて加工しています。
40温泉亭ランチバイキングその2＆道の駅奥津温泉売店
ゴボウやこんにゃくも入った名物の「かがみの田舎カレー」、デザートはコーヒーゼリーとオレンジだけでした。写真には写っていませんが、生姜風味の竜田揚げもおいしかったです。食後は売店で生キクラゲやミニトマトなどを購入、人気商品のチアシード・えごま・アマニのふりかけ「スーパーフード」は売り切れでした。なお、2枚の写真を上下に並べて加工しています。
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その2＆道の駅奥津温泉売店
ゴボウやこんにゃくも入った名物の「かがみの田舎カレー」、デザートはコーヒーゼリーとオレンジだけでした。写真には写っていませんが、生姜風味の竜田揚げもおいしかったです。食後は売店で生キクラゲやミニトマトなどを購入、人気商品のチアシード・えごま・アマニのふりかけ「スーパーフード」は売り切れでした。なお、2枚の写真を上下に並べて加工しています。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
手袋（防水加工）
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子（フード付き）
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー（防水用）
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
タオルハンカチ
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（地図アプリ使用）
eTrex22x（GPSナビゲーター）
虫よけスプレー
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感想
【知られざる絶景スポット妹山へ】
“妹山”を見て“いもやま”と読んだ人は鏡野町の山に詳しい方でしょう。さらに、「妹山に登ったことがあるよ！」という方はルートファインディングに慣れた方でしょう。
妹山は岡山県北部の鏡野町にある山で、比較的名の知られている三ヶ上（さんがじょう）と花知ヶ仙（はなちがせん）のほぼ中央に位置する標高1,121mの山です。「改訂版 新ルート岡山の山百選」には景色のいい山と紹介されているのに、地元の「鏡野町登山ガイド」（平成18年発行）にはルートが記載されていません。妹山の登山を困難にさせている理由としては、西から時計回りに登るルートがヤブコギを避けて通れない、頂上直下のルートが一歩間違えると危険（道迷い）を伴う、つまり、ルートファインディングが難しいことが挙げられます。逆にそうした困難な状況を克服して頂上に立った時の絶景シーンを堪能することに悦びを見いだせる方にとっては魅力的に映る山です。
昨年の夏（8月9日）は花知ヶ仙コースアプローチと同じ遠藤から遠藤川沿いを遡るルートを試みました。
2020年8月9日https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2489346.html
今回は下斎原（しもさいばら）の三ツ子原（みつごばら）よりアプローチすることにしました。しばらくは三ツ子原川沿いコースを進みました。標高1,030mまでは林道が続いているので、1,000m級の山にしては、楽に頂上近くまで歩けました。
ところが、妹山の取り付き点である標高1,030mからルートファインディングを慎重に行う必要があります。ピンクテープから早速、根曲がり竹のヤブ＜写真20＞に突入しますが、傾斜も緩く先人の踏み跡を辿ればまだ容易に進むことはできます。ただし、この踏み跡を逸れると（おそらく、逸れるほうが相当困難ですが）、100mを進むのに1時間以上かかるほど強烈なヤブです。
標高1,070m辺りを過ぎると、巨岩がいくつか出てきます。この辺りは急傾斜となり、ルートファインディングを誤ると危険な状況になります。要所にピンクテープがありますが、巨岩を右に巻くか、左に巻くかで迷うこともあります。ルートを誤ると、登るも地獄下るも地獄です。
今回はなるべく岩の左（東）をキープして登りましたが、標高1,080m辺りで右（西）に向かうピンクテープの列を無視してしまったため、一部コースアウトし、標高1,090m辺りまでは木の枝を掴んで急登する羽目になりました。そこから頂上までは歩きやすく、次第に道が明瞭になります。
この日は我々以外の登山者はいませんでしたが、このまま登山者が絶えると、難攻不落の山と化してしまいます(+_+)花知ヶ仙のついででもいいので、継続的に登山者が訪れてルートを確保してほしいものです。
頂上に着くと、そこから360度パノラマ展望＜写真21〜27＞を楽しむことができます。急登後なので、頂上に着いた時の達成感はなんとも言えません!(^^)!
今回は日本百名山のひとつ大山（だいせん）＜写真26＞も見えました。他の方の記録では三ヶ上（さんがじょう）も見えるそうですが、木が生長しているせいか、我々のいた頂上南端の岩からは見えませんでした。三ヶ上＜写真29＞が見えたのは標高1,030mの妹山の取り付き点だけでした。この数少ないビューポイントを探すのも楽しみのひとつです。年々見えなくなっている気がしますが・・・
復路は、今回も楽勝とはいきませんでした。なぜか下山開始早々にきれいな細道を辿り北西に進み過ぎました。岩の右（西）を巻くルートだったのかもしれませんが、とりあえず引き返し往路に合流しました。ここからは往路通りにいくはずが、今回も前回同様、北北東方面に下り過ぎ、例の足元がほぼ切れ落ちた箇所のすぐ手前でやっと気づき、登り返す羽目に(*_*;しかし、ピンクテープを見つけてその後はすんなり標高1,030mの取り付き点に戻れました。
【林道コースの愉快な生き物たち】
出発点は三ツ子原の標高610m地点で、自動車が2,3台停められるスペースがありました。ここからしばらくは三ツ子原川沿いの林道を歩きました。
往路は特に日陰が多く、写真や動画でも紹介していますように、盛夏にはとてもありがたい水の流れ、特に小滝の連続で暑さをほとんど感じることなく、快適な山行ができました。また、予期せぬ動物との出会いもありました。
＜シーン1「袖に止まったスネブトクシヒゲガガンボ」＞
歩いていると、連れの袖に蚊を少し大きくしたような虫が止まりました。よく見るとスネブトクシヒゲガガンボのオス＜写真09＞でした。
腕から離してやると、飛んでいくのかと思いきや、急に地面を走り出しました。その様子を動画にも撮りました。羽化して間もなく、まだ飛べなかったのかもしれません。蜂や蚊に似ているので、一瞬「ヤバっ！」と思いますが、刺しませんし、吸血もしません。
＜シーン2「人間に体当たりしてくるヒグラシ」＞
今度は自分がクモの巣に引っ掛かり、糸が袖に絡みついたのですが、なんと、そのクモの巣にヒグラシのメス＜写真12＞が引っ掛かってもがいていました(+o+)その様子を動画にも撮りました。我々よりはるかに寿命の短いセミなので、すぐに糸を取って逃がしてあげました。
この日は羽化したばかりのセミに何度も体当たりをされてしまいました(+_+)
＜シーン3「山を登るカエル」＞
三ツ子原川沿いの林道では、成体になって間もない小さなカエルがたくさん飛び跳ねていましたが、標高1,000m付近には少し大きなヤマアカガエル＜写真18＞がいました。彼らは非繁殖期には森林に移動しますが、水のない山の頂上近くで生きていけるのでしょうか(?_?)
先月、太宰府市の宝満山で登山をするヒキガエルが話題になっていました。標高829mの頂上までの距離約2.5�劼瞭擦里蠅�40〜50日間かけて登るというものです。その数なんと10万匹！もちろん、すべてが頂上まで辿り着くわけではありません。途中で天敵に襲われるもの、登山を断念するもの、晴れの日が数日続き生きていけなくなるものなど、その多くは志半ばで中断します。
妹山も宝満山も信仰の山です。理由はまだ解明されていませんが、カエルにとってあえて過酷な場所に向かう姿はまるで人間の修行を見ているようで、カエルたちにエールを送りたくなりました。
＜シーン4「コオニヤンマがアブを遠ざけた？」＞
出発直前、自動車にアカウシアブが寄ってきました。この時期あるあるの風物詩です。油断していると刺されて痛みが走ります。先行きに暗雲が立ち込めました。とりあえず、気づかれないうちに行動を開始、ついてこられずにすみました。
コース上では、コオニヤンマ＜写真30＞がパトロールしている姿を頻繁に見かけました。実は、昨年の8月15日に訪問した同町の不溜山（たまらずがせん）＆乗幸山の山行でアブがオニヤンマを恐れ、彼らがいる場所では姿すら現さないことを確かめていました。
2020年8月15日https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2506239.html
昨年8月23日に訪問した津山市の大ヶ山（だいがせん）では、撮影しておいたオニヤンマの写真を胸と背後に取り付け、アブ除けの効果を確認済みだったので、
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2525088.html
今回も準備していました。
幸い、コオニヤンマがたくさんパトロールしていたためか、自作の「オニやん」を出すまでもなく、アブの被害に遭わずに済みました。ヤンマ様に感謝です(*^^*)
＜シーン5「人間ウォッチングするヤマガラ幼鳥」＞
この日の野鳥は「声はすれど姿は見えず」でした。珍しい人間が自分たちのテリトリーに入ってきたので、警戒したのかもしれません。
そんな中で逆に我々に近づいてきた鳥がいました。それはヤマガラの幼鳥＜写真31,32＞です。2週間程で孵化したヒナたちは18〜20日で巣立ちを迎えます。いろいろなものに関心、興味があるのでしょう。成鳥たちが我々の姿を見て遠ざかっていったのに反して、まるで我々のことを観察するかのごとく近づいてきました。人懐っこくて愛嬌のある可愛い鳥でした(^^♪
この日は妹山の獣人たちに終始癒されました(#^.^#)
【締めは“温泉亭”】
下山後、久し振りに鏡野町内で昼食をとることにしました。鏡野町上齋原（かみさいばら）には、2020年秋にミシュランガイドに掲載された「うたたねの里いっぷく亭」があります。だんご汁やヤマメの塩焼きなど郷土料理が味わえ、中でも山菜の天ぷらやだんご汁がセットになった“いっぷく定食”が人気です。
しかし、我々が向かった先はもう少し南下した「道の駅奥津温泉」内にある“温泉亭”です。コロナ禍で休止していたランチバイキングが復活していました(^^)/
13時15分頃に到着すると、珍しく3組待ちで済みました。15分程の待ち時間の間に隣接する“ふるさと物産館”にて食後に購入すべきものを物色しました。
コロナ対策も完璧で、入店する前に消毒と（手のひら）検温を同時に行う機器にて安全確保、先に会計（一人1,300円）を済ませ、ランチバイキングを堪能しました。
最盛期に比べて客も減って、相席もなくなりました。味噌汁の大鍋をかけていた囲炉裏がなくなり、鍋は窓際へ移動、2人や4人掛けテーブルが増え、ドリンクバーのマシンの代わりに健康茶コーナーが登場、ちなみに、お茶は薄いので、子供もガブガブ飲めます。
食事で気に入った食材のいくつかは隣の「ふるさと物産館」にて購入できます。「かがみの田舎カレー」等は販売されていましたが、チアシード・えごま・アマニを配合した「スーパーフード」は“入荷待ち”状態でした。
この後、同町内にある岡山県下最大のスーパーPLANT-5に寄り、ショッピングをするなど、この日は山行、グルメ、ショッピングとまるごと鏡野町をエンジョイしました!(^^)!
また岡山市の感染者数が増えてきて今後が心配です。持ち込まないように気を付けて訪問先を選びたいと思います。
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