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Yamareco

記録ID: 3395412
全員に公開
沢登り
氷ノ山

根安川左俣〜高山

2021年07月29日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
04:18
距離
8.8km
登り
1,718m
下り
1,702m
歩くペース
とても速い
0.30.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:53
休憩
0:26
合計
4:19
距離 8.8km 登り 1,725m 下り 1,708m
7:16
178
スタート地点
10:14
10:40
55
11:35
ゴール地点
天候 晴れ時々くもり
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道の膨らみに駐車。

*なお、この林道は「根安舂米(ねやすつくよね)線」というが、帰る際、根安集落の奥がネットで塞がっており焦った。丁重にネットをたくしあげ車を進行させ下ろしたが、通行するのに許可がいるかもしれない。
コース状況/
危険箇所等
*沢登りのルートなのでそれに準じた準備が必要です。細かい谷も多いので読図能力もある程度ないと難しいです。さらに、登はん的要素が強い谷なので、ほかの沢や谷よりも危険度が高いと思われます。

 事前にネットの情報を仕入れたり、山仲間と情報を共有したりして挑んだが、これまで経験した中でも難易度がかなり高い沢だと想像していた。なにしろ、等高線の間隔が狭い。ロープを持たない自分は上りもだが、下りを慎重に考えながら行動した。
 ホウゼンサンの谷、アシ谷、左俣、本谷(右俣)などの谷があるが、60メートルの滝があるらしい左俣を選択。本谷とアシ谷との分岐を越えてからは大きな滝が連続するが、登れるものが多い。
 地形図をみるに左俣と右俣の分岐がはっきりしてなく、どういう地形になってるのか気になっていたが、巨大な岩壁の左右から2つの流れが落ちている出会いの滝になっていた。出会いの滝としては規模が大きく整っていたのでしばらくうっとりとして時間を過ごす。
 右岸から出会いの滝を巻き、左俣に着地すると見えるところに大きな流れがあった。近づくにつれてその威容に圧倒される。情報にあった30メートル滝か? いや、40メートルはないか? どうも資料の60メートル滝らしいが、かなり誇張されているようだ。「根安大滝」と命名する。
 大滝は地形図をみるに右岸から巻こうと思っていたが、どうも状況が悪い。左岸の方がどちらかというとよい。そういうわけで右側から回り込もうとするが、巨大な岩壁に行く手をはばまれる。岩の間に生えた木の枝を掴んで登ることもできるかもしれないが、行った先が進めないかもしれないし、そうなったら下れないし万事休す。等高線を見るに、それもそのはず、ここの線の間隔が今日のルートで一番狭い。それでも弱点を探し、右側の斜面をピッケルを使いよじ登った。そのあとはトラバースぎみに左へ進み、左俣への再入渓した。
 降り立ったところは岩の階段のような滝が連続しており、この時点で実はここが60メートル滝だと勘違いしていた。ここは全て登ることができて、さらにそのあとの滝もだいたい登った。岩の階段をすぎると大きな滝はなく、あっても小滝。水量も減ってきたので、水が目当てな人は出渓してもいいだろう。が、自分は詰めて稜線までいくのも目標としていたので継続する。
 高山からは南西の尾根を下る。950くらいのピークからは南の尾根を下ったが、よく考えたら距離はのびるが西の尾根を下った方がよかった。そちらの方が平易だから。そして、この日のミスが下りで本領を発揮する。登山道で使うはずのシューズをもってくるのを忘れていたのだ。なので、沢靴のフェルトでツルツル滑りながら、激斜面を下った。最後の方は割り切ってあえて滑りながら下った。
橋から根安川を見る。水量が少ない。
2021年07月29日 07:20撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 7:20
橋から根安川を見る。水量が少ない。
道路はここまで。
2021年07月29日 07:34撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 7:34
道路はここまで。
2021年07月29日 07:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 7:35
2021年07月29日 07:38撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 7:38
2021年07月29日 07:40撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 7:40
ここがアシ谷との分岐だったかな? 
2021年07月29日 07:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 7:42
ここがアシ谷との分岐だったかな? 
もしくはここ(忘れた)。
2021年07月29日 07:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 7:42
もしくはここ(忘れた)。
2021年07月29日 07:48撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 7:48
この日はじめての大きな滝。「恥じらいの滝」と命名。
2021年07月29日 07:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/29 7:49
この日はじめての大きな滝。「恥じらいの滝」と命名。
これも大きい。一見すると登れそうに見えないが、右側に弱点があり登る。
2021年07月29日 07:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/29 7:52
これも大きい。一見すると登れそうに見えないが、右側に弱点があり登る。
これも水流の右側を登った。
2021年07月29日 07:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 7:56
これも水流の右側を登った。
これは登れなかったので巻いた。
2021年07月29日 08:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/29 8:00
これは登れなかったので巻いた。
出会いの滝に出くわす。ここまでで一番大きな滝。左俣と右俣の水の流れが見て取れる。
2021年07月29日 08:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/29 8:05
出会いの滝に出くわす。ここまでで一番大きな滝。左俣と右俣の水の流れが見て取れる。
とても綺麗。
2021年07月29日 08:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 8:09
とても綺麗。
右岸を巻きながら出会いの滝を見る。
2021年07月29日 08:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/29 8:15
右岸を巻きながら出会いの滝を見る。
再び入渓すると、すぐ上にでっかい滝があるのが分かった。
2021年07月29日 08:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 8:23
再び入渓すると、すぐ上にでっかい滝があるのが分かった。
40メートルくらい。「根安大滝」と命名。この日は雨のあとじゃなかったからか、水量は少ない。雨のあとはかなり見栄えがいい滝になりそう。
2021年07月29日 08:32撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/29 8:32
40メートルくらい。「根安大滝」と命名。この日は雨のあとじゃなかったからか、水量は少ない。雨のあとはかなり見栄えがいい滝になりそう。
どことなく船上山の雌滝に雰囲気が似てる。
2021年07月29日 08:25撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/29 8:25
どことなく船上山の雌滝に雰囲気が似てる。
2021年07月29日 08:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 8:27
大滝を巻くのに体力と時間を使った。この日一番の核心部。
2021年07月29日 09:03撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/29 9:03
大滝を巻くのに体力と時間を使った。この日一番の核心部。
なんとか左俣に降りると段々になった滝が迎えてくれた。
2021年07月29日 09:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 9:13
なんとか左俣に降りると段々になった滝が迎えてくれた。
下部にも段は続いている。直線距離は60メートルはあるかなあ。なので、これを60メートル滝と誤認してしまった。
2021年07月29日 09:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 9:13
下部にも段は続いている。直線距離は60メートルはあるかなあ。なので、これを60メートル滝と誤認してしまった。
上部。
2021年07月29日 09:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/29 9:16
上部。
2021年07月29日 09:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 9:17
2021年07月29日 09:20撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 9:20
2021年07月29日 09:28撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 9:28
2021年07月29日 09:32撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 9:32
二俣。左へ。
2021年07月29日 09:38撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 9:38
二俣。左へ。
2021年07月29日 09:44撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 9:44
稜線にでる。
2021年07月29日 09:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 9:49
稜線にでる。
赤テープ発見。
2021年07月29日 09:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 9:55
赤テープ発見。
2021年07月29日 10:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/29 10:01
はじめての高山。
2021年07月29日 10:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/29 10:13
はじめての高山。
尾根を下る。下草が少ないのがいい。
2021年07月29日 10:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/29 10:49
尾根を下る。下草が少ないのがいい。
が、忠実に尾根を下るのは難しい。樹木が生えてるところもちらほら。
2021年07月29日 11:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 11:05
が、忠実に尾根を下るのは難しい。樹木が生えてるところもちらほら。
2021年07月29日 11:07撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/29 11:07
最後は70度の崖を下ってきた。
2021年07月29日 11:26撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/29 11:26
最後は70度の崖を下ってきた。
ネットがあって帰れないと思った。
2021年07月29日 11:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/29 11:50
ネットがあって帰れないと思った。
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