山行記録: 宝永山【圧倒される爆裂火口と絶景パノラマ】

記録ID: 3423294

全員に公開

無雪期ピークハント／縦走

富士・御坂

宝永山【圧倒される爆裂火口と絶景パノラマ】

2021年08月06日(金) [日帰り]

peak315

GPS: --:--
距離: 9.8km
登り: 483m
下り: 1,405m

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コースタイム

日帰り

山行: 3:46
休憩: 1:01
合計: 4:47

7:35

17分

富士宮口五合目

7:52

10分

六合目雲海荘

8:02

8:07

8分

宝永第一火口縁

8:15

8:25

35分

宝永第一火口底

9:00

12分

宝永山近道ルート

9:12

9:28

6分

宝永山

9:34

9:36

24分

馬ノ背分岐

10:00

10:10

10分

宝永第一火口縁

10:20

17分

宝永第二火口縁

10:37

18分

御殿庭中

10:55

11:00

42分

御殿庭下

11:42

11:55

27分

須山登り一合五勺

12:22

ゴール地点

＜五合目登山口～宝永第一火口縁～宝永山山頂＞
五合目バス停から富士宮口登山道に入り、雲海荘先の富士頂上分岐を直進して下り気味に山腹をトラバースしていくと宝永第一火口縁に到着。ここで宝永火口の全容と「ご対面」、圧倒的なスケールのためスマホのレンズでは全体が収まりきれなかった。宝永第一火口底に下り、いよいよ馬の背への登りにさしかかると、足の踏ん張りが効かない砂礫の斜面が延々と続き、思いのほか時間がかかってしまった。馬の背の手前からは右手の登路（近道？）を選択し、ほぼコースタイムで宝永山山頂に着くことが出来た。
＜宝永山山頂～宝永第一火口壁縁～御殿庭～水ヶ塚公園＞
宝永山山頂は「馬の背」の尾根より少し下った地点に山頂標識があり、周囲より低い珍しい山頂の一つだと思われる。眼前に迫る富士山上部の景観も迫力があって見応えがあるが、北側の裾野に拡がる景観も素晴らしく、直下には山スキーで3回ほど訪れたことがある二ツ塚（寄生火山）や、山中湖から道志や丹沢に繋がる山々が確認できた。水分、行動食を補給後、宝永山馬の背分岐を経由して、火口底を目指す。登りと違って「砂走り」を下る要領で駆け下り、火口底まで15分程で戻ることが出来た。宝永第一火口壁縁分岐で水分、行動食を補給し、水ヶ塚公園まで標高差1100mの下りにトライする。標高2350m付近から針葉樹林帯へ突入、涼しさも加わって快適に高度を下げる。標高1700m付近からは一段と傾斜も緩くなり公園の散策路の雰囲気を思わせる道が続いた。「須山上り一合五勺」の分岐を過ぎると、最後は古い車道痕跡がある林道歩きを経て水ヶ塚公園前の県道152号線に出てゴールとなった。

天候	晴れ
過去天気図（気象庁）	2021年08月の天気図
アクセス	利用交通機関：バス自家用車 ■駐車場　水ヶ塚公園（マイカー規制時は有料1000円） ■登山届　五合目登山口に提出箱有り＜富士宮口五合目アクセス＞水ヶ塚公園P---シャトルバス（約40分）---富士宮口五合目登山口　 ※シャトルバス片道1150円　1便am6:00 アクセスを調べる my出発地登録
その他周辺情報	【1707年の宝永噴火について】・富士山の噴火史上マグマの噴出量が二番目に多かったとされている・富士山麓では「噴石」の直撃によって1万3600人、「泥流」と呼ばれる　　土砂の流れで7200人が死傷した・富士山から100㎞離れた東京（江戸）で5cm、横浜10cm、現・神奈川　県西部では30～64cmもの火山灰が降り積もったとされている ★資料出所　「富士山噴火と南海トラフ」　鎌田浩毅　著