甘利山から千頭星山へ


- GPS
- 04:33
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 650m
- 下り
- 632m
コースタイム
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 4:28
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
とてもよく整備されていました。 |
写真
感想
甘利山に初めて登ることになった。レンゲツツジの時期はとっくに過ぎてしまっているが、富士山の眺望を楽しみに、天気予報とにらめっこしながらお盆休みの中でいつ行くかを決めた。
登山口までの道が結構遠かった。車で40分と書いてあるが、もうちょっと掛かりそうな気がする。かなりのクネクネ道なので、車酔いする方は充分注意して下さい。駐車場はとても広く、さらに第二駐車場まである。レンゲツツジの時期の人出が想像された。
登山を開始してすぐに東屋があり、富士山が目の前に飛び込んできた。そこから甘利山山頂まで富士山を左に見ながら進む。途中振り返ると奥秩父の山々もバッチリ見える。天候に感謝。甘利山山頂までは30分程度で着く。山頂はそんなに広くないので、ゆっくりするならちょっと手前に鍋頭という場所がオススメです。ベンチや山座同定案内板があります。
甘利山からは一旦下ってから奥甘利山に向けて登り返していく。この登りでも富士山がずっと左手に見えているのが脚力激弱の筆者には励みになった。少し傾斜が緩やかになったあたりで、標識に従って右に入ると奥甘利山山頂がある。奥甘利山は山というより、東に開けた展望台のような感じである。標高が高くなっている分、甲府盆地がよく見え、その広さがわかった。
奥甘利山のあたりでは、マルバダケブキがたくさん咲いていた。その強烈な黄色の群生から往年の名画「ひまわり」を連想してしまった。そこからマンシーニの主題曲が耳から離れなくなってしまい、マストロヤンニのように行き倒れないことを祈りながら登った。
奥甘利山巻くようにしていった先には急登が待っていた。キツくなって、ひまわりのメロディが聞こえなくなったころ、青木鉱泉方面との分岐に到達した。ここからはなだらかなササ原をいく。東側が開けているが雲がだいぶ出てきたようだ。その先がちょっとした森になっていて、その中を登っていくと千頭星山がある。山頂は狭くて眺望もないので、写真だけ撮って、下山することにして、戻ってきたササ原で少し休憩することにした。
この後は、来た道を戻る。富士山は雲に隠れ気味であったが、マルバダケブキは隠れたりしていなかったので、再び名曲ひまわりが筆者の耳にやってきた。もう「パブロフの犬」化しているかもしれない。
甘利山を登り返し、鍋頭で軽く昼食をとってから登山口へ降りた。甘利山〜登山口では登山者ではない方も多く、たしかに甘利山までなら登山靴でなくとも登って来れるし、充分に眺望も楽しめる。また、登山者でも奥甘利山までのピストンという時短コースもありかもしれない、と思った。
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