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Yamareco

記録ID: 3485716
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

塩見岳/母と共に今夏南アルプス三座目です!

2021年08月27日(金) 〜 2021年08月29日(日)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
loon_nz その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
--:--
距離
32.3km
登り
2,592m
下り
2,624m

コースタイム

1日目
山行
5:00
休憩
0:19
合計
5:19
2日目
山行
10:18
休憩
1:31
合計
11:49
2:53
17
3:10
3:13
68
4:21
4:27
113
6:20
113
8:13
9:10
90
10:40
10:47
139
13:06
13:11
64
14:15
14:28
14
3日目
山行
3:24
休憩
0:24
合計
3:48
天候 3日間とも晴れ!
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
越路駐車場(第1)に車を停めました。
27日AM1時頃到着時、9割方埋まっていました。
コース状況/
危険箇所等
鳥倉ルート中盤にある桟橋は通過注意。
その他周辺情報 信州まつかわ温泉・清流苑にて汗を流しました。
予約できる山小屋
塩見小屋
5:13 越路駐車場(1,650m)出発

4年ぶりの越路駐車場。運転しててもここまで遠いです。
初日は三伏峠へ昼までに着けばよいとして、明るくなってからスタート。

お盆の長雨が心配でしたが、鳥倉林道が使えて良かったです。
(ゲートから先の部分通行止めは既に解除されています)


6:10 鳥倉登山口(1,770m)到着

ゆっくりめのペースで1時間かけて鳥倉登山口へ。
5:13 越路駐車場(1,650m)出発

4年ぶりの越路駐車場。運転しててもここまで遠いです。
初日は三伏峠へ昼までに着けばよいとして、明るくなってからスタート。

お盆の長雨が心配でしたが、鳥倉林道が使えて良かったです。
(ゲートから先の部分通行止めは既に解除されています)


6:10 鳥倉登山口(1,770m)到着

ゆっくりめのペースで1時間かけて鳥倉登山口へ。
6:30 鳥倉登山口(1,770m)出発

自転車数台がデポされている鳥倉登山口。休憩用?の東屋が1棟新設されています。

明日の登頂に備えて、やはりゆっくりめのペースで三伏峠を目指します。
6:30 鳥倉登山口(1,770m)出発

自転車数台がデポされている鳥倉登山口。休憩用?の東屋が1棟新設されています。

明日の登頂に備えて、やはりゆっくりめのペースで三伏峠を目指します。
変わらずよく踏まれて歩きやすい鳥倉ルート。
登り始めから南アルプスらしい深い樹林帯で癒されます。
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変わらずよく踏まれて歩きやすい鳥倉ルート。
登り始めから南アルプスらしい深い樹林帯で癒されます。
6:54 (1,940m)

豊口山から南に伸びる支尾根に乗ると朝日が当たってきます。
ここからしばらく尾根筋に沿って東側の山腹へ。
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6:54 (1,940m)

豊口山から南に伸びる支尾根に乗ると朝日が当たってきます。
ここからしばらく尾根筋に沿って東側の山腹へ。
緩やかで落ち着いた樹林帯が続きます。
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緩やかで落ち着いた樹林帯が続きます。
南アルプスの景観がしばし楽しめる山腹道。
自分は三伏峠〜荒川岳間が未踏で、いずれ繋げてみたい。
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南アルプスの景観がしばし楽しめる山腹道。
自分は三伏峠〜荒川岳間が未踏で、いずれ繋げてみたい。
7:48 豊口山のコル(2,160m)

登山口から約1時間半かけて豊口山のコルに到着。
落ち着いて休める良いコルです。


7:53 出発
7:48 豊口山のコル(2,160m)

登山口から約1時間半かけて豊口山のコルに到着。
落ち着いて休める良いコルです。


7:53 出発
豊口山のコルの少し上から北側の山腹道へ。
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豊口山のコルの少し上から北側の山腹道へ。
8月も終わりながら、意外にいろんな花が多いです。
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8月も終わりながら、意外にいろんな花が多いです。
一度尾根上に戻るだけでずっと山腹道が続きます。
鳥倉ルート名物?の丸太階段が現れてきます。
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一度尾根上に戻るだけでずっと山腹道が続きます。
鳥倉ルート名物?の丸太階段が現れてきます。
10分割の良い目安となる指導標。もう半分まで来ていました。
10分割の良い目安となる指導標。もう半分まで来ていました。
よくここにルートを通せたなと思う山腹が続きます。
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よくここにルートを通せたなと思う山腹が続きます。
落ち着いた山腹道となるところもあり、苔の雰囲気が良いです。
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落ち着いた山腹道となるところもあり、苔の雰囲気が良いです。
まだ続く丸太階段。濡れた状態で下りた4年前に比べるとだいぶ楽でした。
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まだ続く丸太階段。濡れた状態で下りた4年前に比べるとだいぶ楽でした。
9:45 塩川ルート分岐(2,430m)

通行不可の塩川ルートとの分岐に着くと北山腹道は一段落。
三伏峠小屋まであとひと頑張りです。


9:51 出発
9:45 塩川ルート分岐(2,430m)

通行不可の塩川ルートとの分岐に着くと北山腹道は一段落。
三伏峠小屋まであとひと頑張りです。


9:51 出発
標高差約100m余りを一気に登っていきます。
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標高差約100m余りを一気に登っていきます。
明日登る塩見岳をはじめとして、だいぶ周囲の山々を見渡せる
ようになってきました!
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明日登る塩見岳をはじめとして、だいぶ周囲の山々を見渡せる
ようになってきました!
10:27 三伏峠小屋まであと200歩(2,570m)

登りが落ち着いたところで「あと200歩」の指導標。
昼前に着くとみていた今日の行程もあと少し。
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10:27 三伏峠小屋まであと200歩(2,570m)

登りが落ち着いたところで「あと200歩」の指導標。
昼前に着くとみていた今日の行程もあと少し。
10:31 三伏峠小屋(2,580m)到着

平らになった登山道で北から回り込むと、懐かしい三伏峠小屋に着きます。
マスクを付けてからさっそくテント泊の受付。週末は要予約です。

#ヤマノススメ
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10:31 三伏峠小屋(2,580m)到着

平らになった登山道で北から回り込むと、懐かしい三伏峠小屋に着きます。
マスクを付けてからさっそくテント泊の受付。週末は要予約です。

#ヤマノススメ
三伏峠小屋前にある記念写真スポット。
日本三大峠の中では唯一樹林帯に覆われ、山深い雰囲気の峠です。
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三伏峠小屋前にある記念写真スポット。
日本三大峠の中では唯一樹林帯に覆われ、山深い雰囲気の峠です。
三伏峠小屋のキャンプ指定地は山小屋の東側にある段々畑状の場所。
地面にはロープが張られて仕切りとなっていて、間隔の確保と張数の制限が成されています。

周囲の高い木々のおかげで展望は今一つ。午後遅くまで日当たり良好で晴れると暑いです。


テント設営後、さっそく水汲みに出かけていますが、
水場の往復は2日目のレポートで触れることとします。


2日目は2時起床として、夕食は15時台に済ませて18時頃には就寝。
初日は比較的静かですんなり寝付けました。
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三伏峠小屋のキャンプ指定地は山小屋の東側にある段々畑状の場所。
地面にはロープが張られて仕切りとなっていて、間隔の確保と張数の制限が成されています。

周囲の高い木々のおかげで展望は今一つ。午後遅くまで日当たり良好で晴れると暑いです。


テント設営後、さっそく水汲みに出かけていますが、
水場の往復は2日目のレポートで触れることとします。


2日目は2時起床として、夕食は15時台に済ませて18時頃には就寝。
初日は比較的静かですんなり寝付けました。
8/28(土)

1:50頃 自然に目が覚めました。

2:53 三伏峠小屋・キャンプ指定地出発!

母にとって富士山以外では初めてのナイトハイク。
山の鉄則として目的地の到着時間を基準にすることを言い聞かせて出発しました。
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8/28(土)

1:50頃 自然に目が覚めました。

2:53 三伏峠小屋・キャンプ指定地出発!

母にとって富士山以外では初めてのナイトハイク。
山の鉄則として目的地の到着時間を基準にすることを言い聞かせて出発しました。
3:11 三伏山山頂(2,600m)

一つめのピークである三伏山を越えました。
素晴らしい眺望のミニピークなので、帰り道も楽しみです。
ここは標高差50mながら、序盤の序盤なのでウォーミングアップでゆっくりペース。
2日目は塩見岳を含めて5回登下降のある縦走の行程。
とにかく長いと母に言い聞かせて進みます。
3:11 三伏山山頂(2,600m)

一つめのピークである三伏山を越えました。
素晴らしい眺望のミニピークなので、帰り道も楽しみです。
ここは標高差50mながら、序盤の序盤なのでウォーミングアップでゆっくりペース。
2日目は塩見岳を含めて5回登下降のある縦走の行程。
とにかく長いと母に言い聞かせて進みます。
4:21 本谷山山頂(2,658m)

2498m標高点を挟んで150m登って本谷山山頂。
これで塩見岳の前に立ちはだかるピークは片付けました。
薄明るくなってくる東側の空を見やりつつ、北東へ緩やかに下っていきます。

権右衛門山の南山腹に差し掛かる頃にはヘッドライト不要となりました。
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4:21 本谷山山頂(2,658m)

2498m標高点を挟んで150m登って本谷山山頂。
これで塩見岳の前に立ちはだかるピークは片付けました。
薄明るくなってくる東側の空を見やりつつ、北東へ緩やかに下っていきます。

権右衛門山の南山腹に差し掛かる頃にはヘッドライト不要となりました。
5:39 小屋はじきかや?いんねあと40分だに(2,550m)

いよいよ塩見岳へ向けて大きな登りが始まるポイント。小休止を入れてから取り掛かります。
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5:39 小屋はじきかや?いんねあと40分だに(2,550m)

いよいよ塩見岳へ向けて大きな登りが始まるポイント。小休止を入れてから取り掛かります。
塩見小屋泊と思われる方々とすれ違いつつ登っていきます。
塩見小屋泊と思われる方々とすれ違いつつ登っていきます。
6:21 塩見小屋付近(2,750m)

長い樹林帯を登り終え、塩見小屋を過ぎると遂に塩見岳が見えてきます!
山頂までの標高差はあと300mほど。岩場の登りに向けて気合を入れていきます。
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6:21 塩見小屋付近(2,750m)

長い樹林帯を登り終え、塩見小屋を過ぎると遂に塩見岳が見えてきます!
山頂までの標高差はあと300mほど。岩場の登りに向けて気合を入れていきます。
母のフォローのためにこの付近での写真は少なめ。
ザレた場所が多く、落石を起こさないよう注意が必要です。
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母のフォローのためにこの付近での写真は少なめ。
ザレた場所が多く、落石を起こさないよう注意が必要です。
傾斜が緩んでくると待望の山頂は近いです。
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傾斜が緩んでくると待望の山頂は近いです。
あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
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あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
8:14 塩見岳西峰(3,047m)到着!

まず辿り着くのは三角点のある西峰ですが、既に感動の全方位大展望!
とりあえず吊り尾根を歩いて最高地点の東峰を目指します。
行く手には8月初めに登った富士山がお出迎え!
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8:14 塩見岳西峰(3,047m)到着!

まず辿り着くのは三角点のある西峰ですが、既に感動の全方位大展望!
とりあえず吊り尾根を歩いて最高地点の東峰を目指します。
行く手には8月初めに登った富士山がお出迎え!
8:18 塩見岳山頂(3,052m)到着!!

母と共に遂に辿り着いた塩見岳山頂!
縦走で辿り着いた4年前とはまた違う達成感!本当に登れて良かった!
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8:18 塩見岳山頂(3,052m)到着!!

母と共に遂に辿り着いた塩見岳山頂!
縦走で辿り着いた4年前とはまた違う達成感!本当に登れて良かった!
蝙蝠尾根越しの富士山。
この光景を母に観てもらいたいという願いは叶いました。
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蝙蝠尾根越しの富士山。
この光景を母に観てもらいたいという願いは叶いました。
塩見岳山頂最高地点より三伏峠小屋方面を振り返ります。
4年前にここから初めて見た三伏峠小屋はただただ遠い!と感じたものです。
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塩見岳山頂最高地点より三伏峠小屋方面を振り返ります。
4年前にここから初めて見た三伏峠小屋はただただ遠い!と感じたものです。
7月に母と共に登った北岳、間ノ岳、そして4年前に縦走した仙塩尾根を振り返ります。
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7月に母と共に登った北岳、間ノ岳、そして4年前に縦走した仙塩尾根を振り返ります。
塩見岳山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
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塩見岳山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
8:53 塩見岳山頂出発

離れがたいことこの上ないけど、下りも長いのでぼちぼち重い腰を上げて西峰へ。
東峰は狭いので混みやすく、落ち着くには西峰がお薦めです。
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8:53 塩見岳山頂出発

離れがたいことこの上ないけど、下りも長いのでぼちぼち重い腰を上げて西峰へ。
東峰は狭いので混みやすく、落ち着くには西峰がお薦めです。
8:57 塩見岳西峰(3,047m)

細長く広い西峰。できるだけ長く南アルプスの眺望を楽しみました。
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8:57 塩見岳西峰(3,047m)

細長く広い西峰。できるだけ長く南アルプスの眺望を楽しみました。
二等三角点
点名:「塩見山」
標高:3047.28m


9:10 塩見岳西峰出発
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二等三角点
点名:「塩見山」
標高:3047.28m


9:10 塩見岳西峰出発
山頂直下の急峻な岩場。丁寧な足運びで下りに掛かります。
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山頂直下の急峻な岩場。丁寧な足運びで下りに掛かります。
ザレて落石を起こしやすいルンゼ状の岩場を通過。
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ザレて落石を起こしやすいルンゼ状の岩場を通過。
9:45 天狗岩付近(2,920m)

塩見岳直下の岩場を下りてきて少しの登り返し。
天狗岩付近から登ったばかりの塩見岳を振り返ります!
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9:45 天狗岩付近(2,920m)

塩見岳直下の岩場を下りてきて少しの登り返し。
天狗岩付近から登ったばかりの塩見岳を振り返ります!
天狗岩南山腹を巻く局面へ。しばらく岩場が続くのでまだ気を抜けません。
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天狗岩南山腹を巻く局面へ。しばらく岩場が続くのでまだ気を抜けません。
標高を下げるにつれて次第に歩きやすくなってきます。

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標高を下げるにつれて次第に歩きやすくなってきます。

10:33 2766m標高点ピーク

寄り道になるけど塩見小屋手前のミニピークは良い展望台!
登ったばかりの塩見岳を振り返ります。北西から見るとかなりの鋭鋒!
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10:33 2766m標高点ピーク

寄り道になるけど塩見小屋手前のミニピークは良い展望台!
登ったばかりの塩見岳を振り返ります。北西から見るとかなりの鋭鋒!
10:40 塩見小屋(2,750m)

塩見小屋で約10分程度小休止。
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10:40 塩見小屋(2,750m)

塩見小屋で約10分程度小休止。
10:54 塩見小屋付近(2,750m)

樹林帯に入る前に今一度、眺望を楽しんでおきます。
それと三伏峠小屋までの長い道のりを再確認もしておきます。
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10:54 塩見小屋付近(2,750m)

樹林帯に入る前に今一度、眺望を楽しんでおきます。
それと三伏峠小屋までの長い道のりを再確認もしておきます。
樹林帯の下りに掛かりますが、先は長いのでペースは抑え気味に。
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樹林帯の下りに掛かりますが、先は長いのでペースは抑え気味に。
11:25 小屋まで40分かや(2,550m)

小屋まで40分かやの案内板のところで小休止。
しばらく続く山腹道に備えます。
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11:25 小屋まで40分かや(2,550m)

小屋まで40分かやの案内板のところで小休止。
しばらく続く山腹道に備えます。
11:56 2,512m標高点付近

再び尾根筋に戻る2,512m標高点付近。
本谷山へ向けて長めの登り返しの前にまた小休止を入れておきます。
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11:56 2,512m標高点付近

再び尾根筋に戻る2,512m標高点付近。
本谷山へ向けて長めの登り返しの前にまた小休止を入れておきます。
本谷山への登り返しは標高差150m。
緩やかな登りが多いもののしばらく続きます。
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本谷山への登り返しは標高差150m。
緩やかな登りが多いもののしばらく続きます。
樹林帯の尾根ながら、眺望良好なところもあります。
やや離れてきた塩見岳がよく見えています。
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樹林帯の尾根ながら、眺望良好なところもあります。
やや離れてきた塩見岳がよく見えています。
快晴の空に映える塩見岳
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快晴の空に映える塩見岳
微細な登下降を繰り返すうちに、ようやく眼前に見えてくる本谷山。
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微細な登下降を繰り返すうちに、ようやく眼前に見えてくる本谷山。
縞枯地帯?の中を登り返し。まだまだ塩見岳がきれいに見えています。
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縞枯地帯?の中を登り返し。まだまだ塩見岳がきれいに見えています。
13:06 本谷山山頂(2658.3m)到着

約1時間余りの登り返しを経て本谷山に到着。
復路で最も長い登り返しを終えてほっと一息です。
展望は良くない山頂ながら、塩見岳のみよく見えています。


13:11 出発

残すミニピークは三伏山のみ。
母もペース配分が良かったのかまだまだ元気なようです。
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13:06 本谷山山頂(2658.3m)到着

約1時間余りの登り返しを経て本谷山に到着。
復路で最も長い登り返しを終えてほっと一息です。
展望は良くない山頂ながら、塩見岳のみよく見えています。


13:11 出発

残すミニピークは三伏山のみ。
母もペース配分が良かったのかまだまだ元気なようです。
本谷山からしばらく下ると次に目指す三伏山、そして待望の三伏峠小屋が見えてきます!
4年前の縦走時には雲が湧いてきたので、ここからは自分も初めて見る光景です。
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本谷山からしばらく下ると次に目指す三伏山、そして待望の三伏峠小屋が見えてきます!
4年前の縦走時には雲が湧いてきたので、ここからは自分も初めて見る光景です。
13:29 のぞき岩(2,540m)

ナイトハイクの際に脇道の存在に気付いていたのですが、
帰路には"のぞき岩"と書かれた小さな指導標も目に留まりました。

高所恐怖症の母に待ってもらい、自分が代表してのぞき岩に寄っておきます。
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13:29 のぞき岩(2,540m)

ナイトハイクの際に脇道の存在に気付いていたのですが、
帰路には"のぞき岩"と書かれた小さな指導標も目に留まりました。

高所恐怖症の母に待ってもらい、自分が代表してのぞき岩に寄っておきます。
遥か下方の伊那谷に広がる町々。そして向こうには中央アルプス。
あちらも同様に快晴のようです。
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遥か下方の伊那谷に広がる町々。そして向こうには中央アルプス。
あちらも同様に快晴のようです。
三伏山山頂付近での絶景!

三伏山への登り返しは約100mで本谷山より少し楽。
久しぶりに眺望が広がると、遠くなった塩見岳を振り返ることができました。
午後になっても雲一つない快晴。正に奇跡の一日でした。
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三伏山山頂付近での絶景!

三伏山への登り返しは約100mで本谷山より少し楽。
久しぶりに眺望が広がると、遠くなった塩見岳を振り返ることができました。
午後になっても雲一つない快晴。正に奇跡の一日でした。
良き日に母と共に登れたことに感謝の光景でした。
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良き日に母と共に登れたことに感謝の光景でした。
14:16 三伏山山頂(2,600m)到着

すぐに最後のピーク、三伏山山頂に辿り着きました。
長かったピストンを振り返りつつ小休止を入れました。
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14:16 三伏山山頂(2,600m)到着

すぐに最後のピーク、三伏山山頂に辿り着きました。
長かったピストンを振り返りつつ小休止を入れました。
14:26 三伏山山頂出発

長かった行程もあと僅か。テントに着くまで気を抜かずに。
1
14:26 三伏山山頂出発

長かった行程もあと僅か。テントに着くまで気を抜かずに。
14:40 三伏峠小屋・キャンプ指定地(2,580m)到着

所要ほぼ12時間掛けて、懐かしの三伏峠小屋へ戻ってきました!
昨日と違い満杯になったテン場にびっくりしつつピストンを終えました。
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14:40 三伏峠小屋・キャンプ指定地(2,580m)到着

所要ほぼ12時間掛けて、懐かしの三伏峠小屋へ戻ってきました!
昨日と違い満杯になったテン場にびっくりしつつピストンを終えました。
ようやく辿り着いたテントから、木々越しに何となく見える塩見岳を振り返りました。
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ようやく辿り着いたテントから、木々越しに何となく見える塩見岳を振り返りました。
テントで落ち着く前にあと一仕事。昨日と同様に三伏沢の水場へ向かいます。
水場への分岐でも塩見岳を存分に眺め、余韻に浸りました。
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テントで落ち着く前にあと一仕事。昨日と同様に三伏沢の水場へ向かいます。
水場への分岐でも塩見岳を存分に眺め、余韻に浸りました。
貴重な三伏沢の水場。キリっと冷えて美味しい水です。
これで最終日までの水を確保。
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貴重な三伏沢の水場。キリっと冷えて美味しい水です。
これで最終日までの水を確保。
自分が代表して水汲みに向かうつもりでしたが、母も自ら進んで付いてきました。
塩見岳へのピストンを終えた後なのに予想以上に元気で嬉しい限りです。

水場への標高差は80m。所要時間は下り15分。登りは25分でした。


塩見岳登頂を終えて、充実感抜群の2泊目でした。
但し週末でテント満杯な分、19〜21時頃にかけて周囲は賑やかでなかなか寝付けず。
母にも次からは耳栓を用意するよう勧めました。
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自分が代表して水汲みに向かうつもりでしたが、母も自ら進んで付いてきました。
塩見岳へのピストンを終えた後なのに予想以上に元気で嬉しい限りです。

水場への標高差は80m。所要時間は下り15分。登りは25分でした。


塩見岳登頂を終えて、充実感抜群の2泊目でした。
但し週末でテント満杯な分、19〜21時頃にかけて周囲は賑やかでなかなか寝付けず。
母にも次からは耳栓を用意するよう勧めました。
8/29(日)
6:25 三伏峠小屋(2,580m)出発

下山の日。ケガ無く行程を終えられるよう、気を付けて下ります。

昨日登った塩見岳。見納めつつ下っていきます。
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8/29(日)
6:25 三伏峠小屋(2,580m)出発

下山の日。ケガ無く行程を終えられるよう、気を付けて下ります。

昨日登った塩見岳。見納めつつ下っていきます。
下りの丸太階段は特に慎重な足運びを。
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下りの丸太階段は特に慎重な足運びを。
下山を焦らず、意識して適度に休憩を入れていきます。
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下山を焦らず、意識して適度に休憩を入れていきます。
8:15 豊口山のコル(2,160m)

風が吹き抜けて気持ち良い豊口山のコル。ここからは南斜面へ。
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8:15 豊口山のコル(2,160m)

風が吹き抜けて気持ち良い豊口山のコル。ここからは南斜面へ。
標高を下げるにつれてだいぶ暑くなってきました。
ここまで下るとあとワンピッチ。
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標高を下げるにつれてだいぶ暑くなってきました。
ここまで下るとあとワンピッチ。
歩き応えあった塩見岳での2泊3日もまもなく終わり。
下山間近で少し寂しい気持ちです。
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歩き応えあった塩見岳での2泊3日もまもなく終わり。
下山間近で少し寂しい気持ちです。
9:12 鳥倉登山口(1,770m)到着

下りも約3時間弱掛けて三伏峠小屋から下りてきました。
バス出発間際で乗車できましたが、自分も母も駐車場まで歩き切りたかったので見送りました。

残る林道歩きに備えて一息入れていきます。


9:25 出発
9:12 鳥倉登山口(1,770m)到着

下りも約3時間弱掛けて三伏峠小屋から下りてきました。
バス出発間際で乗車できましたが、自分も母も駐車場まで歩き切りたかったので見送りました。

残る林道歩きに備えて一息入れていきます。


9:25 出発
木陰は涼しくて快適だった林道下り。反対側の山肌にある駐車場まであとひと頑張り。

途中で水が流れていたので、登山靴などを水洗い。
木陰は涼しくて快適だった林道下り。反対側の山肌にある駐車場まであとひと頑張り。

途中で水が流れていたので、登山靴などを水洗い。
10:13 越路駐車場(1,650m)到着!!

約50分の林道歩きで到着!お疲れさまでした!
今夏はケガ一つ無く母との山行を終えることができました。

駐車場でテントを乾かしてから、けっこう遠い松川町の温泉へ直行。
3日間の汗を流しました。

そして塩見岳の余韻に包まれ、約5時間掛けて帰途に就きました。
目標だった高峰に立て続けに登頂できた母との山談義は尽きることがありませんでした。
10:13 越路駐車場(1,650m)到着!!

約50分の林道歩きで到着!お疲れさまでした!
今夏はケガ一つ無く母との山行を終えることができました。

駐車場でテントを乾かしてから、けっこう遠い松川町の温泉へ直行。
3日間の汗を流しました。

そして塩見岳の余韻に包まれ、約5時間掛けて帰途に就きました。
目標だった高峰に立て続けに登頂できた母との山談義は尽きることがありませんでした。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ 一眼レフカメラ 広角ズームレンズ 望遠ズームレンズ ポール テント テントマット シェラフ 三脚 熊鈴 折畳みイス ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

上旬を除いて悪天続きだった8月でしたが、ようやく月末になって好天に恵まれました。
いくつか候補はありましたが、今夏は南アルプスにこだわりたく、母と無理なく登れそうな塩見岳を選びました。
塩見岳は自分自身も4年前に仙塩尾根縦走で越えた思い入れある山であり、いずれ再訪の機会をと考えていました。

三伏峠から塩見岳までのピストンは1日掛かり。必然的に2泊3日の行程となります。
余裕のある日程と好天に助けられ、順調に塩見岳に登頂。
今夏、母と共に登った北岳、間ノ岳、富士山を眺め、正に至福のひと時でした!
母にたくさんの思い出をプレゼントできた夏も終わろうとしていますが、
締め括りとして掛け替えのない南アルプスでの登山でした。

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コメント

お母様も元気とは言え、大したものです、
南アルプス、日本高 1,2, 3 フィニッシュ凄いですね,
私は、母の介護で山は、足止めですが、
仕方ないですか、これも私の人生、ケセラセラですよ
           さむ吉より
2021/9/5 16:09
さむ吉さん、コメントをありがとうございます。
さむ吉さんのお母様は介護を必要とされているのですね。
今のところ母は元気ですが、一寸先が分からないのが人生と思います。
一夏、一夏、正に限られた貴重な時間なので、全力を母との登山に捧げています。

ケガに泣いた昨夏の分も取り返し、母は今夏は完全燃焼の思いで兵庫に帰れると喜んでくれています。
長野に来てる自分にできる範囲の孝行として、また母にとって人生の張り合いになればと願っています。
2021/9/5 18:43
おはようございます。
わあー さむ吉さんのコメントがうれしいですね。
一読しました。感動が伝わります。
コメントは後ほど、(⌒∇⌒)
2021/9/6 7:41
こんばんは、mayasanpoさん。
御多忙のところを恐縮です。でもありがとうございます!
今回はさむ吉さんにもコメントいただいて、本当に有難いです。
母ともども励みになっています。
2021/9/6 22:50
ルーンさん こんにちわ。
 コメントが遅くなりすみません。
須磨アルプスへ行ってました。
高校時代の友人のリクエストでした。
この年で 山に?めざめたの?
足が強い方で 安全に歩けて安心でした。

ルーンさんは 第二峰、第一峰
そして塩見岳と 今年も充実の夏山に
なられましたね!(o^―^o)

塩見岳は 3052と 3000Mを超える
21座の一つなのですね。
21座のうち かなりの数をすでに登られたのでは?

北アルプスとは植生が違うのか
景観が違いますね。
それがまた 風情がありよいですね。
緑が濃いような、、、、。

一日目は5時間走行と軽めに設定され、
余裕の一日ですね。
2日目 なんと 12時間走行。
このための一日目を軽くされたのですね。
ほんとに 母上様は 健脚でおられます。

二日目 塩見小屋を過ぎられ 塩尾見岳がみえた
お写真、何ともステキですね。
そこから ステキなお写真の数珠繋ぎです。
感動の山頂到着、蝠尾根越しの富士山。
登れた人しか 得られない すばらしい 景色です。

下りでは ガレた岩場が厳しいですね。
高度が下がると 次第に歩きやすくとあり、、
私もホットしました。(⌒∇⌒)

テント場到着され 水汲みにも
母上様もついてこられたとか、
ほんとに お元気で健脚で バンザーイですね。

最後の一日は ご褒美。
3日間の連走 お疲れさまでしたぁー!

松川町の温泉が 疲れた足に
染み入られたことでしょう。

湯にゆったりとされている図が 目に浮かびます。

5時間の帰路も 山談義が絶えることないと
なんとも うらやましい親子さんです。
今年の夏も 楽しませていただきました。
ありがとうございました。
2021/9/7 13:32
こんばんは、mayasanpoさん。
お忙しいところを、たくさんコメントをいただきまして、本当にありがとうございます。
母も横ですごく喜んでいます!

高校時代のご友人と須磨アルプスへお出かけだったのですね。
自分も初アルプスで白馬岳に行った時に同行してくれた高校時代の友人がいますが、
学生時代に戻れたような楽しく良い時間を過ごせますね!
家から近いこともあり、母も須磨近辺でよく歩いているようです。
久しぶりにmayasanpoさんとご一緒させていただく機会があればうれしいです。

母が無理なく登頂できて、尚且つ自分も行きたい山へということで、
思い立ったのが塩見岳でした。2回目なのでどのような山かよく分かっているのでガイドしやすいです。

今まで全く意識していませんでしたが数えてみました。
3000m峰21座の中で、自分が登っていないのは4座でした。
立山、大喰岳、中岳、御嶽山です。立山は剱を優先、槍ヶ岳〜南岳が抜けたまま。
御嶽山は噴煙を蝶ヶ岳から直に見たからか、まだ行く気にはならないのです。

南アルプスは仰るとおり、森林限界が高くて緑が濃くて北アルプスとは少し違う雰囲気です。
自分も以前は北アルプスばかり行ってましたが、いつからか南アルプスびいきになったんです。
近年縦走するといったら南アルプスです。北アルプスは主要なところは全て踏破したからかもしれませんが。

塩見岳山行初日は半日以下で済みます。鳥倉ルートは南アルプスの中では標高差が小さく登りやすいです。
全ては2日目の塩見岳へのピストンのためです。2日目が勝負です。
幕営可能なのは三伏峠のみなので、行程のバリエーションはありません。(塩見小屋は幕営不可)

塩見岳の山頂直下の岩場は特に難しいところはありませんが、ザレて浮石が多くて気を抜けません。
槍の穂先みたいなクサリやハシゴは全く無く、難所とまではいえないんですけどね。
母も集中力を途切れさせず、頑張ってくれたと思います。

塩見岳山頂では長丁場の苦労が報われる素晴らしい絶景。
4年前の初登頂時に母にこの景色を見てもらいたいと思いましたが、実現できて本当に良かったです。
先日、登ったばかりの北岳、間ノ岳、そして富士山が全て見えるという点も塩見岳を選んだ理由です。

塩見岳へのピストンは本当に長丁場なのですが、それでも母が進んで水場へ付いてきたのが嬉しい誤算でした。
三伏峠での2泊は両日ともラーメンにしたのですが、母は美味しく食べてくれていました。

登山後の温泉は本当に最高ですね!温泉からも南アルプスの山々が見えていて下山後も楽しかったんですよ。

昨夏は足のケガにより、母も自分も辛い思いをしました。
今夏は昨夏の分を取り返し、高峰4座に登れたことで母も完全燃焼です。
前なら山の帰りは寝ることもあったんですが、今回は5時間ずっとしゃべりっぱなしで景色を楽しんでいました。
まもなく母は兵庫へ帰りますが、たくさんの今夏の思い出と来夏の目標を励みに元気に過ごしてほしいなと思います。

毎回、ご覧いただきまして、こちらこそ励みになっています。
本当にありがとうございました。
2021/9/7 20:34
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未入力 塩見・赤石・聖 [2日]
塩見岳(鳥倉林道より)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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