山行記録: 綿向山でラッセルを堪能

記録ID: 3522323

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雪山ハイキング

御在所・鎌ヶ岳

綿向山でラッセルを堪能

2005年12月21日(水) [日帰り]

滋賀県

udone

GPS: --:--
距離: 8.6km
登り: 776m
下り: 768m

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コースタイム

日帰り

山行: 4:50
休憩: 0:00
合計: 4:50

8:10

110分

西明寺口

10:00

70分

５合目

11:10

110分

綿向山

13:00

西明寺口

天候	曇り
過去天気図（気象庁）	2005年12月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車アクセスを調べる my出発地登録

写真

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6合目辺りの巨大雪の結晶

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6合目辺りの巨大雪の結晶

青年の塔横の吹きだまりの積雪は80㎝ありました

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感想

udone

ここ数回、1000m越の峰への山行は連敗中である。このあたりでええとこを見せておかないと、鈴鹿マニア男として自負が許さない。2005年を締める山行でもあり、不退転風？？の決意で綿向山を目指した。そして、行くからには先日の有馬のタップダンスシチーのように先頭で入山してラッセルマシーンとして道を作りながら後続を待ち、4コーナー（7合目辺りか？）で後続馬に吸収されるも本望という、これまたストイックちゅうかお役に立ちたいです今日はと、かなり、雪山を目指す宣教師モードで西明寺口に駐車し、スタート。

予定通りひとり目の入山者となり、ここ数日の新たな新雪でリセットされ真っ新な林道を進む。いきなり足首まで潜る。高尚な意識での入山信者も北畑林道へ合流した辺りで既にバテこちゃんである。西明寺口（御幸橋経由）からの超定番ルートを歩いたのは実は今日初めてで、ヒミズ谷小屋までこんなに長いの？！って感じで8時33分にヒミズ谷小屋で一息して気合いを入れ直す。小屋内に据えられている登山者カードを、今日はガラにもなく記入してお守り？？の気分、24日付ラリーベル様黒板情報に目を通すと5合目上はルート不明瞭とあるので、ますます気合いを入れて再出発、鉄橋を渡り表道のまっさらな雪を踏み込む。

足首まで潜る雪にやはりパワーは取られ気味、そこそこは登っただろうと1合目の看板を見る・・・頂上まで3720mと書いてあるのを見ると・・・倒れそうになる。それがですね足首までのラッセルが続いてもだんだんと快感に変わってくるんです、あー宗教は偉大だ？？林道へ出たあたりでは、太股ラッセルとなったが、アザミ小屋あたりからは再び足首ラッセルに戻り、黙々と行く。

四の五の言いません、とにかくあなたも登ってみて下さい、なんか幸せな気分になれます。4合目でいきなり膝ラッセルが続くようになり、ツボ足終了し「ゆきんこ」登場させる。こんなに早く最終兵器登場とはもう後は体力が続くことを祈りながら、5合目手前のゆきんこ装着でも膝ラッセルに、あんぐりしながら5合目小屋に転がり込む。
助かった～ここでカロリーメイトゼリータイプを摂取しつつ叡智を養う。小屋内の温度計は－4℃を指していたが、「孤峰の人あらため孤独な人」に敗北の文字は今日は許されない、頂上めざし行くぞーと声に出して小屋を後にする。

中略・・・冬道で足が痙りかけましたが・・・後続に捕まることなく、まんまと逃げ切れました。

自然状態の雪原をズカズカと犬のマーキングよろしくウロウロと頂上付近を踏み荒らして、全くガス中で展望もないんで、下山に向かい冬道を少し下りかけた1030m地点で、「綿向山を愛する会」の管理人とお会いしました。なんで、高度が解るかって？GPSを持ってらしたからです。いろいろとお話を伺い、また掲示板荒らしをして下さい？？とおっしやられたので、綿向山山行の折にはマーキングさせていただく所存です。

下山は、こんなに楽なのー？？って感じで、さらに9名の入山者とすれ違いながら、比較的軽い足取りのまま西明寺口に午後1時丁度に帰ってきたのでした。

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