鷲ヶ岳(岐阜県郡上市)恐怖の階段の山でした


- GPS
- 03:51
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 530m
- 下り
- 516m
コースタイム
7:20 林道終点発
8:10 一ぷく平
9:04〜山頂〜9:50
10:30 一ぷく平
11:15 林道終点着
■ 所要時間 約4:00(登り1:45 下り1:30 休憩0:45)
天候 | 快晴 【気温 7:15スタート時9℃ 9:30山頂12℃】 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道終点に、2〜3台分の駐車場があります。 しかし、結構悪路なので、この日登山者のクルマ5台のうち、終点までたどり着けたのは僕の4WD車だけだったようです。 普通車の皆さんは途中で停めて、林道を歩いてきたそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■ 危険箇所なし。 ■ 登山ポストはありません。 ■ トイレはありません。 ■ 熊出没注意喚起の看板はありませんが、要注意でしょう。 ■ まむし・ハチに注意の看板がありました。 ■ ヒル発生情報はありません。 登山口から稜線まではガラガラした歩きにくい道です。 中間地点の一ぷく平を過ぎるとアップダウンが続きます。 少し下って林道を歩いた後は、急登で山頂へ向かいますが、かなり急な木段です。 最初の沢?歩き以外は、東海自然歩道レベルに整備されています。 |
写真
感想
鷲ヶ岳スキー場には、昔よく来てましたけど、山に登るのは初めてです。
考えてみれば、この「鷲ヶ岳」という名前の由来も知らなかった。
結構ないわれがあるようです。
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鷲ヶ岳は、鷲退治の伝説の残る山です。
今からおよそ870年前、承久3(1221)年7月、天皇の命を受けた藤原頼保は、兵34人とともに美濃国の雲ヶ岳(鷲ヶ岳)で
大鷲2羽を退治しました。
また頼保は、鷲の子2羽を生け捕りにして天皇に献上したところ、鷲見の家名と鷲見郷8ヶ村を賜りました。
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この説明を読んだ僕らの感想は、
「悪い鷲を退治したご褒美に、こんな寂れた山奥の領地もらっても嬉しくないんじゃないのか???」
それはさておき、この山、林道を走れば結構手軽に登れるみたい。
運がよければ白山が目の前に見えるはず、と期待してでかけました。
日記にも書いてありますので参考まで。
http://www.yamareco.com/modules/diary/4535-detail-59587
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林道終点からガラガラした歩きにくい涸れ沢?を登ります。
なんだか暗くてやな感じ。二人とも黙って歩きます。
考えてることは同じで、「早くこんなとこ抜けたいよ〜」
30分ほどで、やっと明るい稜線に出ました。ふぅ。
スキー場からのルートと合流して、林道を横断して少し登ると、一ぷく平です。
白山がよく見えます。よしよし、これで、今日のノルマは達成だ。
この一ぷく平まで、立石キャンプ場と言うところから、林道をクルマで登ってこれるようです。
でも道は悪いんでしょうね。
ここから先は気持ち良く稜線トレイル、と思ったら林道へ下ります。
林道の終点からはまた登山道、しかしここからの階段がめっちゃ急。
古いお城の中の階段かと思うくらい・・・
間隔は狭いし、土が流れて丸太のハードル状態のもあったりして大変です。
かなり急なので、階段がなきゃ登りにくいんでしょうが、この階段、かなりムリしてます。
「もっとなだらかなルート作れなかったのかねぇ」
と作った人の苦労も知らずに文句たらたら・・・
やっと先が見えて山頂に着いた?と思ったら、まだ先がありましたorz
もうええわ〜って感じでやっと山頂につきました。
で、お目当ての展望は?・・・・ばっちりでした♪
ちょっと霞んでシルエットっぽい感じですが、御嶽〜乗鞍〜穂高・槍〜笠ヶ岳〜野口五郎〜薬師〜立山までしっかり見えました。
わぁ〜わぁ〜ってよろこんで眺めてると、なんだか北アルプスが白く見えるような?気のせいかな?
望遠レンズで200mmまでズームして見たら・・・やっぱり白い!!
この日が初冠雪だったようです。
天候の変わりやすい秋に、こんな晴天に恵まれたうえに、北アルプスの初冠雪を眺めることができて感激でした。
(日頃の心がけのよさの賜物?なんでしょう)
登る途中でのブーイングが全部、帳消しになりました。
他に誰もいないのをいいことに、2人してほへぇ〜っと眺めること45分、いい加減に下りなきゃ。
登りに苦労した急階段を、下りも苦労してこわごわと下りました。
日記にも書きましたがこの山、下りでも気分がいいのが特徴です。
登るときは足元に必死で良く見てない、白山や下界の高原地帯を眺めながら気分よく下ってきました。
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帰りは、反対車線の大渋滞を尻目に快適に走って、美並まで来てから温泉に入りました。
「日本まん真ん中温泉 子宝の湯」 http://www.kodakaranoyu.jp/
駅舎が温泉になってるという変わった温泉でした。
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