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Yamareco

記録ID: 362413
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

袈裟丸山 弓の手コース

2013年10月27日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 栃木県 群馬県
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GPS
--:--
距離
11.9km
登り
1,001m
下り
990m

コースタイム

8:10折場登山口-9:15賽の河原-10:40避難小屋-11:20前袈裟丸山/休憩12:00-14:45折場登山口
天候 晴れ時々小雪
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
折場登山口駐車場
コース状況/
危険箇所等
〈林道〉
舗装されてます。
少し落石あり。
狭いのですれ違うのが大変です。

〈登山道〉
前袈裟丸山の登りまでは快適なハイキングコースです。
前袈裟丸山の登りは短い急登でロープがありますが、特に難しい所は無いと思います。
登山口の紅葉のお化粧をした楓が綺麗だった
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登山口の紅葉のお化粧をした楓が綺麗だった
森の中も良い色が出てる
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森の中も良い色が出てる
袈裟丸山方面は開けていて絶景でした
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袈裟丸山方面は開けていて絶景でした
笹原がいい感じだ
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笹原がいい感じだ
紅葉と虹と
贅沢すぎる
紅葉と虹と
贅沢すぎる
上の方には雪雲が掛かってて小雪が風に流されてチラホラと
上の方には雪雲が掛かってて小雪が風に流されてチラホラと
賽の河原
明るい針葉樹の森が良い感じでした
明るい針葉樹の森が良い感じでした
小雪が舞う所をどうにかして撮ろうと思ったけど、難しいです
小雪が舞う所をどうにかして撮ろうと思ったけど、難しいです
寒かったけど水面に射す光が暖かかった
寒かったけど水面に射す光が暖かかった
水たまり
避難小屋
木が踊ってるみたいだった
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木が踊ってるみたいだった
前袈裟丸山から日光方面
日光白根、皇海山は結構白くなってました
前袈裟丸山から日光方面
日光白根、皇海山は結構白くなってました
冬が待ち遠しいです
冬が待ち遠しいです

感想

<登山口の貴婦人と虹>
細い車道ををうねうねと車を走らせると折場登山口の駐車場に着く。
登り口には、どお私綺麗でしょ。
ってな感じに楓が植わってる。

登山道は終始快適で、色付いた森を楽しみながら歩けて気持ちよかった。
15分か20分尾根道を歩くと、正面には笹原で西側の斜面が開けた所に出た。
目の前は目的地の袈裟丸山が一望出来て良い展望スポットになっている。
山の奥には雪雲らしき灰色が広がってる。
この辺りにも風に乗って小雪が舞い、太陽に照らされ虹が掛かっていた。
袈裟丸山の裾に広がる紅葉、そしてこの虹。
奇跡のような光景だった。
この日この時間にこの山に来れたことが嬉しかった。
今日は本当に来てよかった。

<明るい針葉樹の森と賽の河原>
西側の絶景を横目に、笹原を抜けて森の中へと入って行く。
空に浮かぶ灰色は動きが早い。
森の中は動きに合わせて輝いたり落ち着いたトーンになったりする。
この森は針葉樹が比較的多い感じがした。
どちらかというと、自分は針葉樹の森は苦手な方だ。
でもここの森は明るくていい感じだった。
明るい針葉樹の森。
いいね。
これは好き、あれは嫌いで片付けてしまうのは勿体ない。

賽の河原という場所に着くと、腰丈程の石がケルンの様に沢山積まれていた。
子を亡くした親がここを訪れると子供に会えると言伝えられている。
自分にはお墓が並んでいるように見えた。
夜にここを通ったら子供に見えるかもしれない。

前袈裟丸山の少し手前のコルになってる所には黄色い避難小屋とトイレがある。
避難小屋は2、3人で一杯になる広さだ。
以前、使った人の物かな、雑誌が置いてあった。

休憩はしないで先へ進むことにする。
急に地面が目線の高さになった。
前袈裟丸山の登りだ。
これまで緩やかなお散歩コースだったのに急登に変わり、ロープが張ってあったりする。
でも、使うほどではない。
あっと言う間の急登が終わって尾根に出ると、背後に赤城山がよく見える。

山頂に着くと2、3グループの人達が休憩してた。
奥袈裟丸が見える方へと行ってみる。
山頂からほんの少し北へ行くと袈裟丸の本丸、皇海山、日光白根、男体山が見渡せる。
空に広がっていた灰色の雲は白根を覆っていた。
風が強く、雪がチクチク刺さる。
ホームセンターで買った作業用の手袋をしてカメラを構えていたら、あっと言う間に指先の感覚が無くなった。
冬は直ぐそこにあるんだ。
耐えきれなくなったところで山頂の端っこの方の木陰に逃げて、ザックから上着と手袋を取り出した。
ザックを下ろしたついでにお昼ご飯のおにぎりを食べたが、寒くて身体がブルブル震えた。
寒いので食べ終わったら直ぐに下山を始めた。

<単独行者>
歩き始めて直ぐの狭い所で単独のおいじさんに追いついた。
自分には気付いていないようだった。
3m程の所まで近づいた所で、すみません先に行かせて下さいと声をかけて道を譲ってもらおうとした。
おじいさんはいきなり声を掛けられてビックリしてしまったようでバランスを崩して軽く手をついてしまった。
大丈夫と言っていたけど、申し訳ないことをしてしまった。
へたをしたら骨が折れてしまったかもしれない。
ケガをしなくて本当に良かった。

こういう場合、どうすれば良かったんだろう。
広くなる所まで待つか、熊鈴をならして気付いてもらえるようにするか...
この時は声をかけるのが一番良いと思った。
でも結果的に転ばせてしまった。
この先も同じ様な場面に遭遇すると思う。
後ろからビックリさせるようなことをしてはいけない。
肝に命じようと思う。

紫色のジャケットを着た男の人に追い着いたので先に行かせてもらった。
山頂で着たジャケットと手袋が熱くなってきたので、小丸山で休憩ついでに上着を脱いだ。
休んでいると先ほどの紫のジャケットの人がやってきた。
小丸山は見晴しが良く、紫のジャケットの人は白くなった日光方面を眺めていた。
話しかけてみるととても気さくな人だった。
この人は栃木100名山をやっているようで、残り5座とのことだ。
で、その残りのうちの一つの錫ヶ岳を観ていたと教えてもらった。
自分も錫ヶ岳は行ってみたい山の一つだ。
いい人だったので一緒に下山させてもらい、栃木100名山の話や写真の話、道中色んな話をしてとても楽しかった。
またどこかの山で会えるといいな。
栃木100名山無事に達成しますように。

袈裟丸山、また懲りずに足尾近辺の山に登って思うことは、どこも良い山だということ。
この辺りの山は良い思い出や、目標を決めて登った山が多く、どれも自分の記憶に深く刻まれている。
足尾は好きな山域の一つだ。
またそのうち袈裟丸山に来よう。

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