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Yamareco

記録ID: 3658566
全員に公開
ハイキング
剱・立山

黒部渓谷 下ノ廊下

2021年10月20日(水) 〜 2021年10月22日(金)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
28.2km
登り
1,463m
下り
2,372m

コースタイム

1日目
山行
0:50
休憩
0:00
合計
0:50
2日目
山行
7:40
休憩
0:15
合計
7:55
5:50
5
5:55
5
6:00
15
6:15
45
7:00
7:10
100
8:50
40
9:30
50
10:20
60
11:20
45
12:05
12:10
10
12:20
5
12:25
10
3日目
山行
4:35
休憩
0:05
合計
4:40
7:00
10
7:10
50
8:00
20
8:20
8:25
35
9:00
45
10:10
欅平駅
天候 雪のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山駅の無料駐車場から黒部ダムへ
帰りは欅平駅へ抜けて、列車で立山駅へ
コース状況/
危険箇所等
積雪はダム直下からありませんでした
凍結もなし
長い道のりで集中力が切れることが一番危ないと感じました
20日、降雪で高原バスは午前で終了
久しぶりの黒部ダム
立山からのアプローチ
ここまで雪で視界なし
室堂で20cm近い積雪でした
ダムでは1cm程度
20日、降雪で高原バスは午前で終了
久しぶりの黒部ダム
立山からのアプローチ
ここまで雪で視界なし
室堂で20cm近い積雪でした
ダムでは1cm程度
トローリー オー!
トローリー オー!
ロッジくろよん
テント1,000円
15:00ごろから受付
ロッジくろよん
テント1,000円
15:00ごろから受付
湖畔の遊歩道を散策中
疑似晴天
日中は3℃
夜半になって零下
積雪は2cm程度
湖畔の遊歩道を散策中
疑似晴天
日中は3℃
夜半になって零下
積雪は2cm程度
21日5:30出発
気温は2℃
凍結はなし
21日5:30出発
気温は2℃
凍結はなし
はっきりとした雪の境界線
はっきりとした雪の境界線
巨大建造物に人がいないのは不思議な気分
巨大建造物に人がいないのは不思議な気分
ここから登山道へ抜けます
ここから登山道へ抜けます
昼間は通行止めの道を真っ直ぐ進みます
昼間は通行止めの道を真っ直ぐ進みます
プラットホームに出たら奥へ
プラットホームに出たら奥へ
出口の看板
トイレがあります
出口の看板
トイレがあります
出口にある看板
昨日これを探したが見つからず、結局係の人に聞いた
出口にある看板
昨日これを探したが見つからず、結局係の人に聞いた
しばらく作業道を進むと登山道入り口
警告看板
気を引き締めて
しばらく作業道を進むと登山道入り口
警告看板
気を引き締めて
黒部川に到着
雪なし
黒部川に到着
雪なし
ダム周辺だけ凍っている感じ
ダム周辺だけ凍っている感じ
しばらくは普通の登山道
しばらくは普通の登山道
内蔵助谷出合
内蔵助平方面は雪の中
気温5℃
1
内蔵助平方面は雪の中
気温5℃
そこそこ深いのに底まで見える透明度
1
そこそこ深いのに底まで見える透明度
予報通り下流から晴れ上がってきました
予報通り下流から晴れ上がってきました
道がらしくなってきた
道がらしくなってきた
谷はまだ暗く空と雪の積もった頂上は明るすぎる
谷はまだ暗く空と雪の積もった頂上は明るすぎる
撮ったときは高いと思った道
水平歩道を通った後だと、あれ?と思う
撮ったときは高いと思った道
水平歩道を通った後だと、あれ?と思う
岩山のサイズが大きすぎて、河原の巨岩が小石に見える
写真の腕が悪いせいとも言う
岩山のサイズが大きすぎて、河原の巨岩が小石に見える
写真の腕が悪いせいとも言う
木道は濡れてても滑ることはありませんでした
木道は濡れてても滑ることはありませんでした
振り返って
斜面を雪解け水が滴ってくるので少し濡れるのは仕方がない
もっと気温が低かったら、氷塊が落ちてくることもあるらしい
1
振り返って
斜面を雪解け水が滴ってくるので少し濡れるのは仕方がない
もっと気温が低かったら、氷塊が落ちてくることもあるらしい
巻道のはしご
山行記録でよく見るやつ
巻道のはしご
山行記録でよく見るやつ
上から
よく見るやつ
頑丈です
上から
よく見るやつ
頑丈です
スマホで撮ってみた
青空が撮れない
スマホで撮ってみた
青空が撮れない
いかにもな川と道
川の流れがジェットエンジンのように谷間に響く
2
いかにもな川と道
川の流れがジェットエンジンのように谷間に響く
晴れても気温は10℃から上がらず
晴れても気温は10℃から上がらず
強制濡れ場1箇所目
そこまで気にならず
カメラなどの精密機器は保護を
1
強制濡れ場1箇所目
そこまで気にならず
カメラなどの精密機器は保護を
十字峡の橋
結構揺れます
十字峡の橋
結構揺れます
高かったはずだけどやはり表現できていない
高かったはずだけどやはり表現できていない
十字峡を過ぎてから急に高度が上がる
少し恐怖感が出ました
十字峡を過ぎてから急に高度が上がる
少し恐怖感が出ました
崖側に茂みがあると高度感を感じないがほぼ垂直な崖です
明らかな危険箇所の合間で少し油断してバランスを崩すことがあった
ここでこけて崖側に吸い込まれたら数十メートル滑落します
崖側に茂みがあると高度感を感じないがほぼ垂直な崖です
明らかな危険箇所の合間で少し油断してバランスを崩すことがあった
ここでこけて崖側に吸い込まれたら数十メートル滑落します
だいたいこんな高さ
だいたいこんな高さ
ここで13.5km
休憩するにはいい場所です
ここで13.5km
休憩するにはいい場所です
まだまだ続きます
まだまだ続きます
曲がる先が見えないのが一番怖い
曲がる先が見えないのが一番怖い
でも番線掴んでたら落ちる気はしない
でも番線掴んでたら落ちる気はしない
よく見るやつ
剥離しそうな足場の岩が怖い
1
よく見るやつ
剥離しそうな足場の岩が怖い
強制濡れ場2箇所目
強制濡れ場2箇所目
水量多い
避け場なし
急いで越えたけど
1
水量多い
避け場なし
急いで越えたけど
下はこんなので丁寧に
下はこんなので丁寧に
秘密基地が見えてきました
秘密基地が見えてきました
黒四発電所
地下基地はロマン
黒四発電所
地下基地はロマン
東谷吊橋
十字峡吊橋より高い
1
十字峡吊橋より高い
仙人谷ダムへと続く道
仙人谷ダムへと続く道
雰囲気ありますね
2
雰囲気ありますね
紅葉が綺麗だと絵画みたになるらしい
残念
1
紅葉が綺麗だと絵画みたになるらしい
残念
仙人谷ダム
上を渡ります
はい、施設内を通る登山道へ
はい、施設内を通る登山道へ
登山道です
(違います)
登山道です
(違います)
電車に注意
いい雰囲気
黒四発電所方向
いい雰囲気
黒四発電所方向
阿曽原温泉方向
硫黄臭と湿度の高い熱気
結構息苦しい
高熱隧道を実感
阿曽原温泉方向
硫黄臭と湿度の高い熱気
結構息苦しい
高熱隧道を実感
施設内通路出口
扉はしっかり閉めましょう
扉はしっかり閉めましょう
なんせ猿だらけです
なんせ猿だらけです
ここを登ればあとちょっと
ここを登ればあとちょっと
が、油断したらだめな感じ
慢心だめ、集中集中
が、油断したらだめな感じ
慢心だめ、集中集中
阿曽原温泉小屋着
9時間予定で8時間切れました
前日の悪天候のため、すれ違いした登山者がほとんどなかったのが良かったのかもしれません
テン場代1,000円
1
阿曽原温泉小屋着
9時間予定で8時間切れました
前日の悪天候のため、すれ違いした登山者がほとんどなかったのが良かったのかもしれません
テン場代1,000円
テント泊では一番でした
テント泊では一番でした
水場とトイレはテン場にあり
トイレは水洗!
昨晩の雪中よりは温かいけど、さすがに外にはずっとおれずテント内でお茶しながら小説を読む
1
水場とトイレはテン場にあり
トイレは水洗!
昨晩の雪中よりは温かいけど、さすがに外にはずっとおれずテント内でお茶しながら小説を読む
22日5:30出発
皆ぼちぼち出られてます
1
22日5:30出発
皆ぼちぼち出られてます
水平な道まで結構登ります
水平な道まで結構登ります
すごい高さだけどほんと感覚が麻痺してきますね
すごい高さだけどほんと感覚が麻痺してきますね
折尾谷の堰堤内トンネル
折尾谷の堰堤内トンネル
雪をかぶった山は美しい
1
雪をかぶった山は美しい
奥鐘山
クライマーは好きそうだなと思ったら、本場でした
1
奥鐘山
クライマーは好きそうだなと思ったら、本場でした
大太鼓へ
こんな道
2
大太鼓へ
こんな道
すごいところに道があるなと思えばすごいところに鉄塔がある
1
すごいところに道があるなと思えばすごいところに鉄塔がある
頭上注意
振り返らない
1
頭上注意
振り返らない
こんな感じ
有名ポイント
直下の茂みで高さは感じないけど・・・
直下の茂みで高さは感じないけど・・・
志合谷へ
本日のメイン2箇所目
志合谷のトンネル
本日のメイン2箇所目
志合谷のトンネル
内部は水が溜まっています
結構深い
防水に難のある靴なら確かにサンダルもありですね
ためしにライトを切ってみたら少し先のカーブが出口なのに真っ暗、かなり怖い(楽しい)
内部は水が溜まっています
結構深い
防水に難のある靴なら確かにサンダルもありですね
ためしにライトを切ってみたら少し先のカーブが出口なのに真っ暗、かなり怖い(楽しい)
欅平側出口
結構長いです
高所と閉所と暗所が苦手な方にはかなり試練の道です
欅平側出口
結構長いです
高所と閉所と暗所が苦手な方にはかなり試練の道です
2箇所短めのトンネルあり
一箇所は結構広かったです
非常時の避難場所にいいかも
2箇所短めのトンネルあり
一箇所は結構広かったです
非常時の避難場所にいいかも
なにげなく撮ったけどお気に入り
2
なにげなく撮ったけどお気に入り
蜆谷付近
蜆谷のプレート
2箇所めの短いトンネル出口で
ここらへんでの事故も多いらしい
蜆谷のプレート
2箇所めの短いトンネル出口で
ここらへんでの事故も多いらしい
欅平上部に到着
五竜・唐松岳方面のはず
1
欅平上部に到着
五竜・唐松岳方面のはず
水平歩道終点
欅平駅の登山口
欅平駅到着
やはり始発には厳しかったが順調に到着できました
1
欅平駅到着
やはり始発には厳しかったが順調に到着できました

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル カメラ テント シュラフ シュラフカバー 軍手 ヘルメット
備考 氷点下のテント泊になるのでシュラフカバーと冬山登山用のアンダーウェア、中間着を2枚、内履き用ヒートテック靴下を準備、シュラフはスリーシーズンのままで装備体積を減らすことを主眼に
行動時はシャツとソフトシェルだけで大丈夫でした

感想

5年ほど前から計画を立てていた下ノ廊下へ
自身の体力と技術力の不安からなかなか向かえなかったが、仕事休みと緊急事態宣言の解除が合いそうだったので今年こそはと夏終わりごろから計画しました。
当初扇沢からのアプローチを考えていたが、2週間前から天気予報をチェックし続け、総合的な金銭節約を考え立山からロッジくろよん経由ルートと決定。が、冬型の天候が強まりアプローチできるのか不安に。最悪、くろよんテン泊を諦め、扇沢に回り込むことを考えましたが、なんとかぎりぎりアルペンルートを通り抜けられました。室堂で20cm弱の積雪。天候がよければ初日は一の越山荘越えで歩いて行こうとも考えたのだけど。
氷点下のテン泊装備と可能な限りの軽量化についてもかなり悩みました。装備を削って体調を崩しても、持ちすぎて歩行の妨げになっても致命的にならないかと。今なら少し考えすぎ、ビクビクしすぎだったかもしれないけど、装備はちょうど良かったと思います。
紅葉はまだだったけど、降雪下のテン泊も久しぶりでいい経験になりました。天気もよく秘境にやっと行けた満足感でいっぱいです。

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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
下ノ廊下(黒部ダム〜阿曽原温泉〜欅平)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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