雲仙岳(続いて多良岳へ)


- GPS
- 03:38
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 880m
- 下り
- 879m
コースタイム
天候 | 晴れ,北西の風強し(前線通過後,高気圧張出し)。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
[当日]道の駅→(レンタカー)→池の原園地[雲仙岳登山]→(レンタカー)→黒木登山口駐車場[多良岳登山]→(レンタカー)→支店→(電車)→自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備されている。火山特有の岩石と風化した土の道 コース定数:22 |
その他周辺情報 | 雲仙といえば温泉地だが,涙を呑んで急いで多良岳に向かう。 |
写真
感想
北九州で仕事を終え,電車とバスで諫早駅へ。レンタカー支店に駅まで迎えを頼み、車で買出し後に「道の駅 みずなし本陣」へ。車中泊して雲仙岳と多良岳を1日で登る計画だ。
「道の駅 みずなし本陣」は綺麗なところでよかった。とりわけトイレが良くて気に入った。金曜夜車中泊したのは13台で,駐車場はガラガラ,風は強かったが快適に過ごした。
朝は3:30起床,4:50発で5:13に池の原園地駐車場に着いた(去年からマピオンのマップコードを利用しているが,ピンポイントで車を目的地に導いてくれる最高に便利な機能だ)。暗闇で登山口がわかるか心配していたが,立派な指導標がしっかり整備されていて助かった。
仁田峠のトイレ脇に飛び出る。トイレを済ませてロープウェイ駅前を登山道へ。前線通過後の高気圧の張り出しで北西からの強風が予想されていたので,レインウェア上下を着たが、妙見岳下あたりまでは樹林に風が遮られ,暑いぐらいだった。
仁田峠から妙見岳へに登っていると夜明けが近づいてうっすらと景色が見え始めた。後方に島原湾や天草近辺の海岸線が美しく広がる。登るごとに快晴の空の明るさが増して気持ちが浮き立つようだ。標高が上がって稜線に出るとかなりの風で,レインウェアは必要だった。しかし,ここらから下からガスが湧いてきて景色が遮られるようになってきた。国見岳の登りは鎖場があったり急な登りだった。
国見別れから鬼人谷口まで短いが急な坂を下り,そこから鬼人谷沿いをトラバースして鳩穴別れまで,ここはアップダウンの少ない静かな道だった。鳩穴別れから一方通行規制の急な登り坂を一気に立岩の峰へ,ここから頂上台地をうねうね歩き,途中秩父宮殿下登頂記念碑を誤ってピークと勘違いしたりして普賢岳頂上に着いた。ここまでは誰一人会わずに来た。普賢岳からは何と言っても平成新山の圧迫感がすごい。時間の関係で多少逆光気味なのが残念だったが,噴気が漂い圧倒された。かつての惨禍を悼んで黙祷をささげた。
普賢岳からは急な下りもあって紅葉茶屋の分岐を経て仁田峠へ。仁田峠への道はどこかの参道かと思うぐらいの広い整備された道,幅1.5mほどあるんじゃないか。8時を過ぎたし,このあたりから途端に沢山の人とすれ違うようになった。ロープウェイの下駅にも,仁田峠にもたくさんの人と車,いや,完全に下界の賑わいだ。とっとと退散するに限ると急いで下ってレンタカーへ。
雲仙岳はさすがの名山だと思った。(咲いていないけれど)多くのミヤマキリシマ,島原半島の周囲の絶景,平成新山や風穴などに代表される火山の凄さ、不思議さ,平成新山の凄みなど,本当に来てよかった。満足。
休憩除外:175/327≒0.53、休憩込み:218/327≒0.67
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