ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3716484
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

火打山&妙高山 ◆爽快ハイクと試練の登り◆

2021年11月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
11:24
距離
23.1km
登り
2,100m
下り
2,096m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:11
休憩
1:13
合計
11:24
距離 23.1km 登り 2,100m 下り 2,100m
5:02
31
5:33
5:34
60
6:34
6:35
31
7:19
7:20
23
7:43
7:45
41
8:26
8:48
19
9:07
15
9:22
9:23
11
9:34
9:35
17
9:52
20
10:12
10:14
18
10:32
10:40
32
11:12
60
12:12
12:13
1
12:14
5
12:19
6
12:25
12:51
30
13:21
39
14:00
14:01
10
14:11
14:13
28
14:41
14:44
16
15:00
15:01
53
15:54
32
天候 快晴のちガス〜その後晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
笹ヶ峰登山口駐車場(無料/大小合わせて約120台/トイレは広い方の駐車場にあり)
※笹ヶ峰に至る「妙高高原公園線」は11月15日より冬季閉鎖されます。
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/jouetsu-seibi/1217354468498.html
コース状況/
危険箇所等
【笹ヶ峰↔黒沢橋】
木道の散策路。早朝は板が凍っているのでスリップ注意。

【黒沢橋↔富士見平】
「十二曲り」などカーブ、傾斜が出てきますが、木段などとてもよく整備されています。今日はこの中間あたりで雪が出てきました。凍結した土や雪が融けるので、下山時は泥濘が多い区間です。

【富士見平→火打山】
初めは岩と雪のミックスですが、高谷池ヒュッテあたりからは完全雪道になります。雪はまだ落ち着いておらず、ところどころ踏み抜きも発生します。火打山はよく締まった雪に新雪が載った状態で、快適に登れます。

【高谷池→黒沢池】
今朝はノートレースでしたが、それ以前に歩かれた跡は何となく見えました。モナカの上に薄い新雪が載った状態で歩きやすかったですが、今後積雪状況によっては一変すると思われます。

【黒沢池↔大倉乗越】
本日は先行数名の踏み跡がありました。雪の高さで近くなった樹の枝に注意。

【大倉乗越↔長助池分岐】
妙高の外輪をトラバースしていきますが、今日はかなりいやらしい状況でした。
・雪が充分でなくトラバースの足置き場が確保できない。
・一部はグズグズ雪&ぬかるんだ土でのトラバースになる。
・東向きの斜面は朝陽を受けて雪が緩むので落石にも注意が必要です(往路で私が通過したあと、人頭大の石が転がってきました)。

【長助池分岐↔妙高山】
斜面は西を向いている&林の中なのでそれまでのグズグズ雪ではなくいい雪ですが、とにかく急傾斜です。何度も息を整えて登ります。妙高北峰へ着くのに、往路では先行足跡を追ってやや北側の尾根に出てしまいました。下りでも一部ルートを外しています。ピンクは多くないのでGPSでの位置確認も必要です。

【黒沢池→富士見平】
池尻までは平原歩きですが、時間帯で雪が緩んでおり、木道(雪下で見えない)を外すと何度か踏み抜きました。池尻を越えてから富士見平までは南向き斜面なので午後は雪解けが進む印象です。
午前5時にヘッデンスタートです。
2021年11月06日 05:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 5:03
午前5時にヘッデンスタートです。
1時間ほど登ると、背後の空が明るくなってきました。
2021年11月06日 05:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 5:58
1時間ほど登ると、背後の空が明るくなってきました。
「3/9」を過ぎると雪がちらほら出てきます。
2021年11月06日 06:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 6:08
「3/9」を過ぎると雪がちらほら出てきます。
その後はしっかり積雪、このあたりでチェンスパを履きました。
2021年11月06日 06:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/6 6:25
その後はしっかり積雪、このあたりでチェンスパを履きました。
富士見平、まずは火打に向かいます。
2021年11月06日 06:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 6:36
富士見平、まずは火打に向かいます。
冬の早朝の芸術
2021年11月06日 06:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/6 6:42
冬の早朝の芸術
目指す火打が朝陽を受けています。
2021年11月06日 06:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/6 6:46
目指す火打が朝陽を受けています。
火打山と影火打
2021年11月06日 06:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/6 6:46
火打山と影火打
その奥の焼山
2021年11月06日 06:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/6 6:46
その奥の焼山
登山道はよく踏まれており、とても歩きやすいです。
2021年11月06日 06:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 6:49
登山道はよく踏まれており、とても歩きやすいです。
背後から朝陽が昇ってきました。
2021年11月06日 07:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 7:01
背後から朝陽が昇ってきました。
朝陽を受けた木々と、青空!
2021年11月06日 07:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 7:03
朝陽を受けた木々と、青空!
高谷池ヒュッテ、2日前に小屋閉めしたようです。
2021年11月06日 07:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/6 7:04
高谷池ヒュッテ、2日前に小屋閉めしたようです。
高谷池越しに望む火打山。
2021年11月06日 07:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/6 7:05
高谷池越しに望む火打山。
2021年11月06日 07:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/6 7:10
朝陽を受けた霧氷がきれいです。
2021年11月06日 07:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/6 7:11
朝陽を受けた霧氷がきれいです。
正面に火打を眺めながら進みます。
2021年11月06日 07:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 7:15
正面に火打を眺めながら進みます。
ここは「天狗の庭」。
2021年11月06日 07:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/6 7:20
ここは「天狗の庭」。
うっかりすると踏み抜きます(深さ=ひざ丈くらい)。
2021年11月06日 07:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 7:23
うっかりすると踏み抜きます(深さ=ひざ丈くらい)。
火打山に取り付きます。
2021年11月06日 07:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 7:39
火打山に取り付きます。
ここはライチョウ平、天気よすぎてライチョウの気配はまったくなし。
2021年11月06日 07:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 7:46
ここはライチョウ平、天気よすぎてライチョウの気配はまったくなし。
ピークが見えました。
2021年11月06日 08:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 8:01
ピークが見えました。
振り返って、歩いてきた稜線。
2021年11月06日 08:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 8:19
振り返って、歩いてきた稜線。
火打山(2,462m)登頂。先に登られていた栃木のソロ男性さんに撮っていただきました。背後は日本海。
2021年11月06日 08:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
11/6 8:28
火打山(2,462m)登頂。先に登られていた栃木のソロ男性さんに撮っていただきました。背後は日本海。
高妻山・・・じゃなくて、これは妙高山です。harubo33さん、ご指摘ありがとうございました(^^)。高妻山の写真、どこかに飛んで行ってしまいました(^^;
2021年11月06日 08:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/6 8:26
高妻山・・・じゃなくて、これは妙高山です。harubo33さん、ご指摘ありがとうございました(^^)。高妻山の写真、どこかに飛んで行ってしまいました(^^;
八ヶ岳
2021年11月06日 08:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 8:26
八ヶ岳
御嶽山かと思ったけれど・・・中央アルプス?空木あたりでしょうか。
2021年11月06日 08:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 8:26
御嶽山かと思ったけれど・・・中央アルプス?空木あたりでしょうか。
北アルプスの北部一望です。
2021年11月06日 08:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 8:27
北アルプスの北部一望です。
朝日、雪倉、白馬あたり
2021年11月06日 08:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 8:27
朝日、雪倉、白馬あたり
唐松、五竜、鹿島槍あたり
2021年11月06日 08:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 8:27
唐松、五竜、鹿島槍あたり
常念山脈
2021年11月06日 08:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/6 8:27
常念山脈
焼山、その奥に先月登った雨飾山。
2021年11月06日 08:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/6 8:29
焼山、その奥に先月登った雨飾山。
久々に山頂でのんびりコーヒータイムです。
2021年11月06日 08:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/6 8:36
久々に山頂でのんびりコーヒータイムです。
高谷池への戻りは太陽に向かって。気持ちいい!
2021年11月06日 09:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 9:00
高谷池への戻りは太陽に向かって。気持ちいい!
続いて目指す妙高山、こちらから見ると外輪山に囲まれているのがよくわかります。
2021年11月06日 09:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 9:08
続いて目指す妙高山、こちらから見ると外輪山に囲まれているのがよくわかります。
高谷池から黒沢池へはノートレース・・・ですが、行ってみましょう(^^)。
2021年11月06日 09:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 9:35
高谷池から黒沢池へはノートレース・・・ですが、行ってみましょう(^^)。
中間にある茶臼山
2021年11月06日 09:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 9:53
中間にある茶臼山
手前=黒沢池、奥=妙高山
2021年11月06日 09:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 9:55
手前=黒沢池、奥=妙高山
今日の先行者は1名(匹)。
2021年11月06日 09:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/6 9:56
今日の先行者は1名(匹)。
八角形ドームが独特な黒沢池ヒュッテ、営業は終了していました。
2021年11月06日 10:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/6 10:11
八角形ドームが独特な黒沢池ヒュッテ、営業は終了していました。
妙高へのルートには踏み跡があります。
2021年11月06日 10:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 10:15
妙高へのルートには踏み跡があります。
大倉乗越からすぐに現れるトラバース。緩んだ土と雪のミックスがいやらしいです。往きは写真右上の岩下を巻きましたが、復路では岩を乗り越えました(この方が安全です)。
2021年11月06日 10:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 10:39
大倉乗越からすぐに現れるトラバース。緩んだ土と雪のミックスがいやらしいです。往きは写真右上の岩下を巻きましたが、復路では岩を乗り越えました(この方が安全です)。
ところどころで緩んだ雪と岩のミックスです。
2021年11月06日 10:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 10:43
ところどころで緩んだ雪と岩のミックスです。
草付きの斜面も微妙な感じ。
2021年11月06日 10:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 10:47
草付きの斜面も微妙な感じ。
とはいえ、アイゼンは外せません。
2021年11月06日 11:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 11:01
とはいえ、アイゼンは外せません。
長助池分岐。ここから妙高山へ一気に登っていきます。
2021年11月06日 11:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 11:13
長助池分岐。ここから妙高山へ一気に登っていきます。
こんな斜面を。
2021年11月06日 11:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 11:15
こんな斜面を。
さらにこんな斜面も。
2021年11月06日 11:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 11:35
さらにこんな斜面も。
ここはルートミス。先行の足跡を追ったら、やや北側の尾根に出てしまいました。
2021年11月06日 11:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 11:50
ここはルートミス。先行の足跡を追ったら、やや北側の尾根に出てしまいました。
妙高山北峰(2,446m)。登頂のタイミングで一気にガスに覆われてしまいました。
2021年11月06日 12:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/6 12:13
妙高山北峰(2,446m)。登頂のタイミングで一気にガスに覆われてしまいました。
南峰(2,454m)
2021年11月06日 12:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/6 12:20
南峰(2,454m)
黒沢池から富士見平に向かってガスの中を歩いていたのですが・・・
2021年11月06日 14:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 14:23
黒沢池から富士見平に向かってガスの中を歩いていたのですが・・・
一気に晴れてきて、こんな幻想的な画になりました。
2021年11月06日 14:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/6 14:31
一気に晴れてきて、こんな幻想的な画になりました。
朝凍っていた道は、午後は泥濘んでいる箇所が多いです。
2021年11月06日 15:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 15:22
朝凍っていた道は、午後は泥濘んでいる箇所が多いです。
木道や木段が丁寧に整備されています。特にこのゴム板は、木が凍っている早朝には本当にありがたいです。
2021年11月06日 15:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 15:58
木道や木段が丁寧に整備されています。特にこのゴム板は、木が凍っている早朝には本当にありがたいです。
夕日を受けた林の木道をてくてくと・・・
2021年11月06日 16:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/6 16:01
夕日を受けた林の木道をてくてくと・・・
登山口駐車場に戻りました。
2021年11月06日 16:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/6 16:26
登山口駐車場に戻りました。
撮影機器:

感想

火打山登山口の笹ヶ峰に通じる県道は11/15から冬季閉鎖になってしまうらしい。今年は早めの雪だよりで、積雪ハイクのレコもすでにいくつか拝見。これまで未踏だった火打山&昨年燕温泉から登った妙高山へ別ルートで、と向かいました。

午前5時にヘッデンスタート、1時間ほどすると背後の空が明るくなってきました。近くに見えるのは高妻山、そして遠くで白く雪を被っているのは北アルプスでしょうか。晴天の予感にペースも上がります。
「十二曲り」の途中から雪が現れはじめ、その先でチェーンスパイクを履きました。スタートから1時間半ほどで富士見平分岐に、まずは火打山へ向かいます。ここまで行き会ったのはお一人、静かな冬の早朝を歩きます。霜の付いた笹の葉や霧氷になった木の枝、やがてそれらが朝陽を受けて輝き始めます。
高谷池、天狗の庭を経て火打山に取り付きます。雪のコンディションがよくチェンスバの短い刃ではあまり意味がない感じだったので、ライチョウ平でアイゼンに履き替えました。
真っ白な山肌を登り詰めると山頂。先に着かれていたソロ男性さん(栃木から来られた)とお話させていただきながら、真っ青な空の下、絶景を眺めます。さすが豪雪の妙高エリア、自分が立つ場所も尾根続きの焼山も、そして彼方も見える北アルプスも、すっかり冬景色でした。

高谷池まで戻ると黒沢池に向かいます。過去レコで未踏ラッセルの苦労なども読んでいたので、難しければ敗退も考えていました。新しい踏み跡はなかったものの、過去に歩かれた跡は読み取れる状態、何より雪のコンディションがよく、気持ちよく歩けました。ウサギの足跡を追いながら、黒沢池ヒュッテへ。
大倉乗越までは問題なかったものの、ここから先が大変でした。妙高外輪をトラバースするルートですが、まだ積雪が充分でないため雪(グズグズ雪)と土のミックス状態を渡っていきます。途中岩とのミックスが続いたので一度アイゼンを脱ぎましたが、結局すぐに履き直すことになりました。東向きの斜面は雪解けも進み、落石も起こります。私が通過したあとに背後で音がしたので振り返ると、人頭大の石が転がっていきました。
長助池分岐から妙高山へと登ります。標高グラフが示すとおり、それまでのなだらかな歩きが一転、急な登りです。息を切らし、何度も休み、上部を見上げます。「(昨年燕温泉から)妙高ピークは踏んでいるのだから、やめてもいい」と心も折れかけましたが何とか登頂、しかしその瞬間山頂は厚いガスに包まれてしまいました。
1時間かけて登った坂を30分で降りると平原を歩いて富士見平へ、そして朝のように凍ってはいない(歩きやすい)木道を歩いて登山口に戻りました。

今回は自身が立てた計画より1時間半もオーバーする山行になってしまいました。
最大の要因は大倉乗越から長助池分岐のトラバースで手こずったことと、通常の「コースタイム×0.●」の読みが積雪山行では甘かったことによります。これからの雪山シーズンに備えて、自戒も含め記しておきます。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:914人

コメント

yoisaさん、妙高火打、この季節に青空の下歩くことが出来て良かったですねー♪♪ 冬は晴れ間が貴重な日本海側ではラッキーな秋晴れだったと思います。日帰りロングお疲れさまでした✨
外輪山のトラバース抜けは夏季に歩いても難儀する場所なので、今の季節は相当痺れるでしょうね😅でも無難に歩いてしまうyoisaさんはさすがすごいですねー✨こういう場所はもっと雪がついたら逆に歩きやすいかも知れませんが、何せ全国トップクラスの豪雪地帯⛄️⛄️⛄️真冬は真冬で、我々ハイカーはそこまでも行き着くことすら厳しいですね〜😓なので妙高山は天気の読みも登山道も両方難しい山域だと思ってます!
そうそう。25枚目の写真は私の目には妙高山に見えるのですが違います?もし別に高妻山をお撮りでしたら、ぜひぜひ白い高妻山を見てみたいと思いました😊
2021/11/7 12:47
harubo33さん ← 「返信」ボタン押したら自動的に現れた。ヤマレコは日々進化しています!
おっしゃられる通り日本海側は天候が難しいと思っていて、晴天予報に迷わず出かけました。火打山は絶好の登頂となりましたが、妙高登頂時はまさかのガスガス・・・いらっしゃった方と「こんなはずじゃなかったですよね〜」とこぼし合いました
写真ご指摘ありがとうございます。25枚目は確かに「妙高山」です。その後35枚目とほぼ同じ画ですもんね コメントも直しておきました。
で、本当の高妻山ですが・・・どこかに行ってしまいました。この間まで画像を「隠す」ボタンがあって、再表示させるには「元に戻す」を押せばよかったのですが、今見たらこのボタンがなくなってしまっています これもヤマレコの進化でしょうか・・・
高妻山はライチョウ平を滑って、どこかに飛んで行ってしまったようです(笑)
2021/11/7 13:16
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 妙高・戸隠・雨飾 [日帰り]
火打山、妙高山二座周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 妙高・戸隠・雨飾 [2日]
火打山(高谷池〜黒沢池回遊)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 妙高・戸隠・雨飾 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら