記録ID: 3729344
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積雪期ピークハント／縦走
甲斐駒・北岳
仙丈ヶ岳・地蔵尾根(1泊2日)→敗退
2021年11月15日(月) [日帰り]
長野県
greenpower
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 921m
- 下り
- 902m
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| 天候 | 11/15(月)→はれ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
■アクセス→中央自動車・伊那IC〜車で約60分。 ■駐車台数→普通車10〜11台 ■トイレ→あり(仮設トイレ) ■水場→あり。 ■登山ポスト→あり。 ■24時間利用→可能。 ※駐車場は高坂さん(個人)が私有地を借りて解放してくれています。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■登山ポスト 登山ポストは柏木登山口駐車場にあり、登山計画書の用紙と筆記用具が設置されています。 ■水場 地蔵尾根ルートでは、松峰小屋(5分下降)と仙丈小屋の2ヶ所に水場が地図ではあります。 これ以外には、柏木登山口駐車場の仮設トイレ脇(通年)と地蔵尾根中間水場(枯れる場合あり)があります。 柏木登山口駐車場以外の水場は枯れている可能性が高く、積雪期以外では多くの水を担ぐ必要があります。 この他に細い水場(写真添付)がありますが、落ち葉で埋まっていたり1L汲むのも大変です。 今回は雪が積もった仙丈冬季避難小屋(水作り)を利用する予定(1,978m敗退)だったので1L担ぎましたが、下山途中で水切れになり補給せずに下山しました。 日帰りでも2〜3Lあれば問題ありません。 ■柏木登山口駐車場(登山者専用・無料・1,150m) 上記のアクセス欄を参照して下さい。 到着→11月15月(月)→07時30分でしたが、駐車場は2台の駐車しかなくとても空いています。 駐車場は4つあり1つ目(私有地・5〜6台))は大きい駐車場、2つ目は登山ポスト脇に2台、3つ目は道路反対側に2台、4つ目はトイレ脇に1台あります。 別称→市野瀬(伊那里バス停)や地蔵尾根駐車場(ヤマレコ)、国道152号線から橋の手前は長谷市野瀬、橋を渡ると長谷柏木という地区になるので混同して呼ばれています。 ■■登山道と林道の分岐(1,158m) 柏木登山口駐車場から約2分で登山道と林道の分岐に到着です。 柏木登山口駐車場から道路上部にある浄水施設側へ歩くと左→登山道、右→林道になりどちらも孝行猿の遺跡の入口で合流します。 下山時に林道を利用しましたが登山道より距離が長いので、夜間歩行の場合は安全で道迷いしないので利用する価値があります。 ■柏木登山口(1,163m) 登山道と林道の分岐から約5分で柏木登山口に到着です。 松の木の根元に木製看板の目印があり、樹林帯へ進みます。 ■孝行猿の遺跡(1,307m) 柏木登山口から約分25で孝行猿の遺跡に到着です。 柏木登山口から孝行猿まで600m・300m・200mの看板があり、林道を越えると孝行猿の遺跡です。 孝行猿の遺跡の入口には、地元の中学校が作成した孝行猿の墓(文字が消えかけている)の看板があります。 別称→孝行猿の墓とも呼ばれています。 ■■�／緇�(1,446m) 孝行猿の遺跡から約30分で�／緇譴謀�着です。 ごく僅かに流れていますが、落ち葉や岩に埋まっていて気づかない場合が多く水を汲むには時間がかかります。 ■■�［啼擦硫Ｃ�(1,471m) �／緇譴�ら約5分で�［啼擦硫Ｃ任謀�着です。 ここから落ち葉に埋まった登山道を、水平歩行で林道併用区間300mまで進みます。 ■■林道併用区間(300m下部・1,571m) �［啼擦硫Ｃ任�ら約20分で林道併用区間に到着です。 ここから林道を右折して林道併用区間(上部)へ向かいます。 ■■�⊃緇�(1,605m) 林道併用区間(下部)から約10分で�⊃緇譴謀�着です。 地図上にない水場で、唯一水量があるきれいな沢水です。 林道併用区間300mの1つ目のS字カーブの10m下部の沢にあります。 ■■林道併用区間(300m上部・1616m) 林道併用区間(下部)から約2分で林道併用区間(上部)に到着です。 林道のS字カーブの手前にあり、ここから本格的な登山道になり人の気配がなくなります。 標高1,600mを背後には中央アルプスの稜線が見え始めます。 ■■林道併用区間(800m下部・1,701m) 林道併用区間(上部)から約20分で林道併用区間(下部)に到着です。 ここから林道を右折して林道併用区間(上部)へ向かいます。 ■■��水場(1,760m) 林道併用区間(下部)から約20分で��水場に到着です。 ごく僅かに流れていますが、落ち葉や岩に埋まっていて気づかない場合が多く水を汲むには時間がかかります。 また沢水で侵食されて窪地になった林道が、大量の落ち葉で埋まっていて危険です(写真添付) ■地蔵尾根中間水場(1,780m) ��水場から約5分で地蔵尾根中間水場に到着です。 柏木登山口と松峰小屋の中間点になり、地図では1つ目の水場になりますが水を汲むには時間がかかります。 はっきり言って、凍結や涸れるのは時間の問題で期待してはいけません。 ■■林道併用区間(800m上部・1782m) 地蔵尾根中間水場から約2分で林道併用区間(上部)に到着です。 林道のS字カーブを2つ直進しますが、林道は落石で通行できません。 ここから穴沢ノ頭と松峰を水平歩行で松峰小屋に向かいますが、標高を稼げない樹林帯を大きく迂回する区間になります。 登山道お林道が並行する場面が多いですが、林道は倒木や落石で廃道です。 ■穴沢ノ頭(1,983m) 穴沢ノ頭は地蔵尾根ルートから外れているので、寄らずに通過しました。 ■1,978m敗退地点(1,978m) 林道併用区間(800m上部)から約145分で1,978m敗退地点に到着です。 林道(廃道)と登山道が交差した道標があります。 ■■マークの呼称は勝手に命名しています。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★その他の注意点 柏木登山口駐車場〜仙丈ヶ岳ルートは標高差→約1,883m、距離→往復25.48km、コースタイム→15時間00分になりますが日帰りが可能です(好天時の場合・山滑走を除く) 公共交通機関を利用する場合は、小屋泊が無難です。 核心部と呼べる危険な場所はありません(個人差あり) 日帰りで登頂するには天候・体調・軽装備・気力・長距離を歩ける体力が必要です。 ★地蔵尾根について 地蔵尾根は林道と登山者が何度も交差しますが、道標があるので道迷いはしにくいです。 林道終点は4.2km地点です。 ※地蔵尾根→別称は地蔵尾根松峰ルートと道標に明記されています。 ★山小屋の営業について �‐省�小屋→通年、無人の避難小屋。として開放。 �∪臂羮�屋→06/15(火)〜10/31(日) 仙丈小屋は夏季営業を終了していますが、冬季避難小屋が利用できます。 営業中は事前に山小屋の営業期間・予約・登山ルートの安全・水の販売(宿泊者以外に販売しない小屋あり)を確認しましょう。 ★天候や服装について 全国では、8月に長雨と台風で国道・林道・登山道の崩落が発生しました。 10月まで台風が発生したので天候・登山口までのルート・登山ルートに注意が必要です。 同時に大雨注意報・雷注意報・土砂災害警報にも注意が必要です。 すでに冬山装備が必要になり、標高2,000m〜森林限界まで雪が積もった熊笹とハイマツ帯の藪漕ぎがあるので防水・防寒対策をしてザックカバー・ゲイターがあると快適です。 当日は気温1℃〜13℃あり、地蔵尾根は長い樹林帯があるので日の出が遅く日の入りが早くとても暗く寒いです。 下山時の16時18分には、ヘッドランプを利用しました。 山では冬山に移行しているので装備や服装に注意しましょう。 ★マーキングについて 地蔵尾根の樹林帯には多くの道標と新旧の目印(ピンクテープ)があります。 逆に目印が多すぎてルートファインディング能力が必要です。 ★柏木駐車場まで国道152号線の自動車の運転は、動物の飛び出しや落石が多いので注意が必要です。 また大雨による林道の崩落・通行止め・雨量規制・台風に特に注意しましょう。 ★柏木登山口駐車場〜1,978m敗退地点では、スマートフォンの電波がほとんど入りました。(時期・天候・機種による) 寒さや高所の影響でバッテリーの消耗がとても早いので、予備のモバイルバッテリーが必要です。 ★地蔵尾根ルートは往復25kmと長く、日照時間が短くなり日帰りでは装備と服装が重要です。 特に単独登山者の場合はセルフレスキューとルートファインディング能力が必要になり、ツェルトと地図とヘッドランプの携帯が必須です。 ★ヘルメットとストックは柏木登山口駐車場〜1,978m敗退地点の全区間で使用しました。 12本爪アイゼン・ピッケル・サングラスは携帯しましたが、全行程で使用しませんでした。 ★登山ではスマートフォンなど電子機器に頼りすぎてはいけません。バッテリーのリチウムイオン電池は暑さや寒さに弱く、すぐに使えなくなります。 電池切れ・故障・紛失を想定してアナログ機器も併用して使えるようにしましょう。 地図・コンパス・ルート・分岐点など登山計画書の作成時点から覚えて緊急事態に備え、登山記録を残して次の登山に活かしましょう。 登山では技術・知識・経験が全く通用しない場面に直面します。 ★積雪期でも先行者の踏み跡があるからといって100%安心しないで下さい。その踏み跡が正解とは限りません。 また、初冬になりほぼ紅葉が終わり落ち葉で登山道や踏み跡が隠れて道迷いしやすい状況です。 沢や谷が雪で埋まり、ショートカットや直登直下などで踏み跡がいくつもあり迷う事があります。 ピンクテープや赤旗を目印にして、道に迷ったら分かる所まで戻るのが鉄則です。 ★標高・気温・天候・風速・積雪量・写真撮影・ルート工作・危険箇所の確認をしながら登るので、コースタイムより遅くなります。 登山ルートや歩行時間は参考程度にして下さい。 ★コロナ禍なので、登山の前後には店舗に原則立ち寄らず、食事もテイクアウトや車内で済ませ、限りなく人との接触を避けましょう。 マスク・除菌シート・除菌スプレーを携帯して、健康第一に努めましょう。 ★登山の出発前に、車のルームライトや灯火類の消し忘れによるバッテリー上がりに注意が必要です。 また、登山で車の鍵の紛失や落し物は致命傷になり探し出すのは極めて困難です。 こまめに落し物やジッパーの開閉を確認しましょう。 ★登山では、食事(行動食)・水作り(水汲み)・トイレ・着替え・装備の着脱など面倒で後回しになりがちです。 これらは早めに済ませて落石・滑落・雪崩など危険回避に神経を使いましょう。 ★コロナ禍で多くの山小屋が閉鎖しています。 積雪期は登頂できても山バッジの購入ができず困ります。山バッジの購入は春まで待ちましょう。 ★積雪期の柏木登山口駐車場〜仙丈ヶ岳ルートでは、柏木登山口駐車場の仮設トイレ(無料・24h可能・紙あり)と仙丈小屋(2階)の2つのトイレがあります。 積雪期には、登山ルートに原則トイレはないので必ず紙おむつ・携帯トイレを持参しましょう。 ★緊急時の連絡先 �〜�難の場合→伊那警察署→0265-72-0110(代表) �∩�難の場合→駒ヶ根警察署→0265-83-0110(代表) ★積雪は少ないですが、強い紫外線を浴びて重度の日焼けや、紫外線の照り返しで視力低下(雪目)による怪我や事故に注意が必要です。 日焼け止めクリーム・リップクリーム・サングラスがあると便利です。 ★柏木登山口駐車場→08時05分に気温1℃、1,978m敗退地点→7℃、柏木登山口駐車場→16時18分に気温13℃です。 気温の温度差が大きく紫外線が強く、体調管理や服装選びが難しくなります。 当日の日の出→06時13分、ご来光→07時42分、日の入り→16時51分と活動時間は短くなり、日の出と日の入り1時間前にはヘッドライトが必要です。 ★標高1,900m地点〜青ナギの区間では落石が発生します。 単独行なので鳥の鳴き声・荒い呼吸・落石の音しか聞こえません。 落石を発見した場合は、後続の登山者に恥ずかしがらず大声で「ラーク」と知らせてあげましょう。 ★今回の山行の危険箇所 �‘辰砲覆掘� ★今回の山行は、仙丈冬季避難小屋と初冬の地蔵尾根ルートの下見を兼ねてテント泊で柏木登山口駐車場〜仙丈ヶ岳を目指します。 狩猟解禁日と重なり、熊との遭遇もあり1,978m地点で敗退です。 ★柏木登山口駐車場の10km圏内はガソリンスタンドやコンビニがなく、とても不便なエリアです。 しかも、場所によって車中泊の禁止や火気厳禁など禁止事項がありますので注意が必要です。 長く細かい説明になりましたが『安全第一』で仙丈ヶ岳を楽しんでください。 |
| その他周辺情報 | ■信州高遠温泉・さくらの湯 ■営業時間→13:00〜20:00(コロナ禍) ■休館日→第2・4火曜日(祝日の場合→営業) ■料金→大人(中学生以上)500円 小人(小学生以上)300円。 ■マスクの着用義務あり。 |
写真
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仙丈松峰登山口→2.2km！
※左岸→長谷市野瀬、右岸→長谷柏木。
※左岸→長谷市野瀬、右岸→長谷柏木。
柏木登山口の仮設トイレと水場！(1,150m)
※��仮設トイレ脇に駐車場1台。
※��仮設トイレ脇に駐車場1台。
孝行猿の遺跡の入口！(1,281m)
※左→登山道、下→林道、右→孝行猿の遺跡。
※左→登山道、下→林道、右→孝行猿の遺跡。
�⊃緇譟�(1,605m)
※林道300m区間の1つ目のS字カーブの10m下部の沢。
※林道300m区間の1つ目のS字カーブの10m下部の沢。
地蔵尾根中間水場！(1,780m)
※凍結や涸れる寸前で期待できない水場。
※凍結や涸れる寸前で期待できない水場。
倒木・落石エリア！(1,940m)
※左側上部に林道あり、登山道から逸れて穴沢ノ頭がある。
※左側上部に林道あり、登山道から逸れて穴沢ノ頭がある。
仙丈ヶ岳の5km手前で敗退！(1,978m)
※熊に2回遭遇して敗退。
※熊に2回遭遇して敗退。
�Ｎ啼擦硫Ｃ�(上部・1,821m)を通過！
※落石で林道終点。
※落石で林道終点。
危険エリア！(1,760m)
※沢水で侵食された窪地の登山道が落ち葉で隠れて危険。
※沢水で侵食された窪地の登山道が落ち葉で隠れて危険。
装備
| 個人装備 |
ピッケル
12本爪アイゼン
ゲイター
サングラス
ハードシェル(上下)
ミドルシェル(上ダウン)
温度計
ホットコーヒー0.5L(水筒)
三脚。日焼け止めクリーム
リップクリーム
モバイルバッテリー10
000mAh2ケ
ラジオ
手ぬぐい
乾電池
救急セット
防犯ブザー
靴紐(予備)
ワイヤー
風速計
鍵(テント用)
インナーグローブ
オーバーグローブ
バラクラバ
帽子
タイツ
冬用靴下
長袖シャツ
長ズボン
インナーシャツ
グローブ(予備)
ちり紙
携帯トイレ
塩あめ5ケ
常備薬
コンパス
地図
ヘルメット
熊鈴
腕時計
ヘッドランプ2ケ
登山計画書(控)
干し芋80g
ドライフルーツ50g
ゼリー飲料2ケ
チョコバー2ケ
ソーセージ(小)2本
粉末アミノ酸3本
パン2ケ
ようかん2ケ
ザック42L
スマートフォン2台
ウエストポーチ
筆記用具
ゴミ袋
腰コルセット
マスク
現金
LED投光器
靴ブラシ
カイロ3枚
ガス缶
コッヘル一式
ガスコンロ
わりばし
ライター
鍋敷き
寝袋
ソロテント
エアマット
テントシューズ
着替え(靴下
下着
長袖シャツ)
ジョーゴ
ゴーグル
竹ペグ4本
テントシート
ハイドレーション(水1L)
ナルゲンボトル(水1L)
カップ麺
アルファ米2食
ハンバーグ100g2ケ
豚汁240g2ケ
大福2ケ
ストック
わかん
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|---|
感想
【2021年/仙丈ヶ岳・地蔵尾根ルート(1泊2日)】
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■2021年11月15日(月) はれ
※仙丈ヶ岳・地蔵尾根ルート 登り
実家 00:20 -4℃ 1,000m
セブンイレブン高遠小原店 01:15 -7℃ 765m
消灯 01:30〜06:45
起床 06:45 -10℃ 765m
着替え・朝食・荷作り 06:45〜07:00
柏木登山口駐車場 07:30 1℃ 1,150m
荷作り 07:30〜08:05 ℃ 1,150m
柏木登山口駐車場 08:05 1℃ 1,150m
柏木登山口 08:13 1℃ 1,163m
孝行猿の遺跡 08:39 3℃ 1,307m
地蔵尾根中間水場 10:38 3℃ 1,780m
1,978m地点 12:34 7℃ 1,978m
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■2021年11月15日(月) はれ
※仙丈ヶ岳・地蔵尾根ルート 下り
1,978m地点 12:44 7℃ 1,978m
地蔵尾根中間水場 14:36 10℃ 1,780m
孝行猿の遺跡 15:54 12℃ 1,307m
下山→林道
柏木登山口駐車場 16:18 13℃ 1,150m
着替え 16:18〜16:27 13℃
実家 16:27〜17:45 16℃ 1,000m
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■南アルプスの山域は、とても広くて深い。
近いのに北アルプスばかり攻めてしまう。
南アルプスの女王、仙丈ヶ岳を目指す。
北沢峠から約4時間で登頂できる人気の山。
長野県側から、15時間歩く地蔵尾根を選択。
距離は26km・標高差は約1,900m。
今回も山頂より、避難小屋を堪能したい。
しかし、狩猟の解禁日を忘れていた。
朝から林道を車で走るハンターと猟犬。
猟犬に追われた鹿が尾根を越えてくる。
至る所で吠える猟犬と鳴り響く猟銃の音。
登山者は他に1名(日帰り)なのに騒がしい。
標高1,500mから、新しい複数の熊のフン。
伊那森林組合の職員から熊の目撃情報が多く
誤射されないように注意を受ける。
昨年、誤射されてケガ人が出たからだ。
地蔵尾根は林道と登山道が何度も並行する。
異様な獣臭で、林道下部の熊に気づく。
やり過ごして通過したが、再び熊が出現。
狩猟の解禁日で、山の動物たちも騒がしい。
松峰小屋で1泊して、山頂ピストンするか
日没前に仙丈小屋(冬季避難小屋)まで行くか
このまま、下山するか3択で作戦会議。
遠い仙丈ヶ岳と近い登山口を考慮して下山。
次は天候が悪いので、日帰りで挑戦しよう。
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■体重→64.0kg 荷物→14.85kg
日の出→06:13 日の入り→16:51
移動距離→14.20km(片道→07.10km)
移動時間→08時間03分(合計)
(登り→04時間29分、下り→03時間34分)
休憩時間→00時間10分
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2025年09月30日 (日帰り) [B]
南アルプス横断(仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳)
2025年09月26日 [B]
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