裏妙義 鍵沢ルート→丁須の頭→御岳ルート

tsundoa
その他1人 - GPS
- 07:08
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 951m
- 下り
- 942m
コースタイム
7:51鍵沢ルート登山口
8:57第二不動の滝
9:57丁須の頭(昼飯)11:03出発
12:07御岳
13:06産泰山
14:00麻苧の滝 14:17出発
14:32駐車場(横川)
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
横川のドライブインは午前8時オープンの為、オープン前はトイレ利用できませんので注意 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 ・全体的に危険度は高いです。 ・この時期は落ち葉が多く、膝までの落ち葉ラッセルもあります。 ・落ち葉の下の状況が見えないところは、踏み抜きや隠れた浮石での捻挫に注意。 ・道が不明瞭で、ルートを示す黄色ペイントも消えかかっている所が多数あるので、足元ばかりに気を取られてると迷う可能性あり。 ・鎖はしっかり取り付けられてます。 【登山ポスト】 登山口にあり |
写真
感想
朝5時に自宅を出発。7時に横川着。
横川ドライブインは8時オープンの為トイレ利用できず。
コンビニでお借りしました。
でも登山口近くの無料駐車場にトイレありました。
天気は快晴、気温9度
駐車場は20台程止められるスペースがありますが、5台程しか止まってませんでした。
今回は鍵沢ルートで登り、丁須の頭を経由して御岳コースで下山して戻ってくる予定です。
同じタイミング出発した単独行の方2名はいずれも御岳コースに行った模様。
鍵沢コース入口にある登山ポストに登山計画書を提出してから出発。
いきなり荒れて崩れやすい道を所々設置してあるロープを頼りに登ります。
一般人が容易に入れない様にするためのゲートの様です。
沢沿いの森林地帯を道標や黄色ペイント、リボンを頼りに進みます。
落ち葉が多く、足元の岩の状況が分かり辛いので慎重に足を運びます。
ずっと日影の為、空は晴れていても気温は2度まで下がりました。
とはいえ薄手ウールの長袖シャツと化繊Tシャツで調度良かったです。
進むにつれて鎖場が出てきますが、それ程難易度が高いわけではなく、むしろ何もない荒れた道の方が緊張しました。
そして丁須の頭に到着。
やっと他の登山者に会えました。
鍵沢コースでは誰にも会わなかったので何故かホッとしました。
丁須の頭からは360度の展望が開けており、近くは表妙義の荒々しい岩峰、遠くは八ヶ岳まで見通せました。
気温は日向で11度と上がりましたが、冷たい風が吹いていて結構寒い。
人が少ない今がチャンスと、スリングで簡易ハーネスを作って丁須の頭にチャレンジ!
カラビナを鎖にかけてから鎖を掴んで体を引き上げます。
最初の足場を確保してから最初のカラビナを外そうとしたら手が届かない。。。
なんとか外してからさらに上に掛け替えて、、、、スリングが鎖に絡まった。。。
四苦八苦しながらなんとか登頂に成功!
もう両腕パンパンです。
てっぺんからの景色は、正直、肩から見た景色と変わりません。
スペースは思ったより狭く、バランスを崩したらアウトなので緊張して景色をのんびり眺める余裕はありませんでした。
下りも鎖を伝って降ります。
が、やっぱり手間取り握力低下。
壁に張り付いたまま休憩したりしつつ、なんとか無事に降りて来られました。
もうほとんど握力は残ってません。もう二度と登りません。。。
今回の為にスリングやカラビナを買って、いきなりのチャレンジだったので、とにかく手際が悪く、もたついた事で無駄に握力を消費してしまいました。
やっぱりちゃんと安全な場所で練習してからチャレンジしないとダメだなぁと思った次第。
握力回復も兼ねてここで昼ごはん休憩にしました。
1時間ほどすると、少しは回復してきたので、御岳に向けて出発。
山と高原地図によるとここからは危険地帯がしばらく続きます。
垂直に近い岩場や鎖場を登ったり下りたりを繰り返しますが、警戒していた割には危険な感じはありませんでした。
しっかりとした足場もあるので三点支持で落ち着いて行けば難易度はそれほど高くないです。
もちろん踏み外したら一発アウトですが。
そういった場所より、むしろ落ち葉で滑りやすい急斜面で、滑った先が崖という場所が随所にあるので、そちらの方が緊張します。
幸い木が生えているので、それらを頼りにバランスをとって進みます。
御岳コースは見晴らしが良いですね。
振り返ると丁須の頭がずっと見えてます。
日当たりも良く、東側の眺望も良いです。
御岳に到着。
山頂感はあまりないです。
御岳を越えて直ぐに、ちょっと道に迷いました。
数分で気付いて引き返したので大事には至りませんでしたが、こういった紛らわしい踏み跡が多数ありました。
ルートを示す黄色いペイントも風化して見え辛くなってます。
しばらくすると、今回初めてホッとする森林地帯に出ました。
進めども高度は下がらない尾根道も、産泰山を過ぎると一気に高度を下げます。
最後の鎖場を下ると、麻苧の滝に出ます。
ここからは一般人も入れる観光ルートなので安心です。
落差のある立派な滝をしばらく観た後、駐車場に戻ってきました。
それ程早いペースでは無く、のんびりと歩いていたのに、山と高原地図のコースタイムと同じかやや早いくらいでした。
どうやらこのエリアのコースタイムは自分のペースと合ってる様です。
今回の山行で、すれ違った他の登山者は30名程でしょうか。
天気の良い週末なのでもっと混雑してるかと思ってましたが、意外と少なくて歩き易かったです。
とはいえ、今まで行ったどの山よりも危険な個所が多く、常に緊張を強いられる為、登山者も限られているのかもしれません。
標高が低いのにこれほどの高度感を味わえる山は稀だと思うし、常に緊張感があるので逆に楽しい山行となりました。
とにかく無事に帰宅できてよかった。
















丁須の頭で
お会いしたものです(女性二人&私)。
トップまで登られている写真を向かいの岩峰より撮ってます。
ブログに登られている写真を載せたいのですが宜しいでしょうか?
また、写真をメール送付する事も可能ですのでご連絡下さい。
メッセージ送信させていただきました。
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