西穂高



- GPS
- 23:15
- 距離
- 1.8km
- 登り
- 251m
- 下り
- 36m
コースタイム
4/24 市営駐車場9:40⇒新穂高ロープウェイ10:00 10:30⇒西穂高駅11:00⇒
西穂山荘2:00(泊)
4/25 西穂山荘9:30⇒新穂高ロープウェイ西穂高駅10:45風雪の為運行中止
16:30運行開始⇒新穂高温泉駅17:10⇒民宿 甚五郎18:00(泊)
天候 | 4/24・晴 4/25・雪のち雨のち曇り 4/26・雪のち曇りのち晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2009年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場:市営駐車場(無料)が有ります。ロープウェイ手前300m付近二つ目の洞 門(ロックシェッド)の中間を左折。(深山荘へのつり橋手前)、空いて いれば一番奥がロープウェイに近く最適です。) 登山届:新穂高ロープウェイ手前の案内所・西穂高駅3階出口に有ります。 道の状況:積雪1mくらい。小屋まではアイゼンは特に要らない。 独標に行く場合には、有った方が良い。 ロープウェイ:下は晴れていても穂高口駅付近で風速5m以上だと、止まる場合が あります。今回は、5時間程運休し停滞を余儀なくされた。 |
写真
感想
初日は春の陽光みなぎる残雪の、愉しく楽チンな登り。
お昼には山荘へ、
まずは入山祝い、ビールとラーメン。
四百名収容の小屋に我々四名貸し切り状態。
ひたすらに高いビールを呑む。
連休前の優雅な春の北アルプスを、山小屋で満喫。極楽!極楽!。
明日は独標まで稜線散歩のはずが、思わぬ展開が翌日には待っていた。
小屋番に聞くと、独標まではアイゼンいらずの、ほぼ夏道との事。
楽勝ムード、予報では雨風強くなるので、ちょっと冬山気分を樹林限界で味わってと決め、持参の酒も呑み尽くす。
処が事態は一転!
そんな我々の、甘い期待と眠りを吹き消す様に、風の唸りが夜半より、小屋を揺るがす 。
明けて朝、横なぐりの風雪益々激しく、足元は既にアイスバーン。
完全装備で早々に下る準備を終え、小屋番に挨拶するも、ロープウェイ運転せずとの報に、アイゼンをつけるばかりの我々一同は、唖然呆然!!ただ立ち尽くすばかりであった。
ロープウェイが動かないとすれば、西穂高駅で泊まるしかない 。宿泊施設は無いので食堂で仮泊、「う〜ん仕方がない」ここは腹を決めて小屋で待つしかない。
最悪の場合、連泊と云う手もあると、居直ってビールを呑み始める。
待つ事しばし、【動く】との報あり。喜び勇んで風雪の中へ飛び出し悪戦苦闘の末、希望のロープウェイ駅へ。アイゼンやスパッツをはずし、湿った雪で濡れた雨具を脱ぎ捨て下界への玄関、赤々とストーブ燃える食堂へ。
「ロープウェイは何時に来るのか?」と聞けば、なんと今さっき百名程の団体さんを乗せて下っていったばかり、次は何時になるか分からないとの事。結局上がってきた従業員の、明日日曜日のセッティング終わって下る午後5時まで、
なんと5時間缶詰になる破目になってしまった。
大体下りるのにも風強く時間がかかるかも知れない、などと言われ下の宿で泊まる事に腹を決めていた。
我々も宿探しには、余りに遅い時間に気分は焦るばかり。
兎に角も下の駅に午後5時ちょっとすぎ、そこから歩いて車の中に置いてあった宿案内片手に、電話を掛けまくり、断られ続くのであった。
何たって土曜日の午後5時半だから無理も無い、一難去って又一難、さて彼ら〈チーム老い耄れ〉は首尾良く宿にたどり着けるのか(続く)
文・(江)
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