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Yamareco

記録ID: 3800795
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

美瑛岳と十勝岳

2020年10月08日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
08:14
距離
24.1km
登り
2,174m
下り
2,176m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:15
休憩
0:59
合計
8:14
距離 24.1km 登り 2,174m 下り 2,183m
6:00
19
6:19
14
6:33
6:38
68
7:46
40
8:26
8:31
23
8:54
9:17
17
9:34
9:35
32
10:07
64
11:11
11:13
6
11:19
11:20
32
11:52
11:56
48
12:44
12:56
26
13:22
13:25
18
13:43
13:45
6
13:51
13:52
10
14:02
12
14:14
0
14:14
ゴール地点
天候 曇り一時晴れ 十勝岳頂上付近は霧
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス レンタカーで望岳台登山口へ
コース状況/
危険箇所等
美瑛岳
 特に危険箇所はありませんが、ポンピ沢から1808地点の間は激急坂です。
十勝岳
 登山道は整備されていますが、尾根筋が広いところではどこでも歩けてしまうため、視程が悪い時はルートを見失う可能性があります。
望岳台
天気は高曇り。昼には晴れることを信じて出発。
望岳台
天気は高曇り。昼には晴れることを信じて出発。
望岳台から見た美瑛富士
う〜ん、冠雪しているような・・・。
望岳台から見た美瑛富士
う〜ん、冠雪しているような・・・。
足元では草モミジ
足元では草モミジ
雲の平分岐
まずは美瑛岳方面へ。
雲の平分岐
まずは美瑛岳方面へ。
硫黄沢を渡って
遠くに見える旭岳はすっかり雪化粧
遠くに見える旭岳はすっかり雪化粧
雲の平から
正面に見える美瑛富士はやっぱり冠雪。
雲の平から
正面に見える美瑛富士はやっぱり冠雪。
ポンピ沢右股
人の背よりも深く掘れていてロープとハシゴが設置されています。
ポンピ沢右股
人の背よりも深く掘れていてロープとハシゴが設置されています。
標高1700m付近
美瑛富士分岐が近づき風が強くなりました。ハイマツに氷が付いています。
標高1700m付近
美瑛富士分岐が近づき風が強くなりました。ハイマツに氷が付いています。
美瑛富士分岐から美瑛岳方向を望む
冠雪は薄そうに見えましたが・・・。
美瑛富士分岐から美瑛岳方向を望む
冠雪は薄そうに見えましたが・・・。
標高1900m付近
ここまで上がると周囲は真っ白。
標高1900m付近
ここまで上がると周囲は真っ白。
美瑛岳の肩から見下ろす美瑛富士とオプタテシケ山
美瑛岳の肩から見下ろす美瑛富士とオプタテシケ山
美しすぎる十勝岳!!
その神々しさにしばし恍惚。
美しすぎる十勝岳!!
その神々しさにしばし恍惚。
美瑛岳頂上はすぐそこですが、着雪のため行くのはやめました。
美瑛岳頂上はすぐそこですが、着雪のため行くのはやめました。
十勝岳方向の尾根
現在の装備でこれ以上進むのは無理と判断して下山を決意。
十勝岳方向の尾根
現在の装備でこれ以上進むのは無理と判断して下山を決意。
標高1600m付近からポンピ沢
深く掘れています。
標高1600m付近からポンピ沢
深く掘れています。
標高1700m スリバチ火口付近
雲の平分岐は秋でしたが、ここまで登ると冠雪が見られます。
標高1700m スリバチ火口付近
雲の平分岐は秋でしたが、ここまで登ると冠雪が見られます。
この辺りではまずまずの天気。この先で霧に包まれます。
この辺りではまずまずの天気。この先で霧に包まれます。
モクモクと噴き上がる硫黄臭い噴煙
モクモクと噴き上がる硫黄臭い噴煙
頂上間近、標高1970m付近の道標
厳しい気象が偲ばれます。
頂上間近、標高1970m付近の道標
厳しい気象が偲ばれます。
十勝岳頂上
霧のため眺望なしですが、登頂できて満足。
十勝岳頂上
霧のため眺望なしですが、登頂できて満足。
標高1650m地点
すっかり秋に戻りました。
標高1650m地点
すっかり秋に戻りました。
十勝岳避難小屋
ここまで来れば一安心。いい山旅をありがとう。
十勝岳避難小屋
ここまで来れば一安心。いい山旅をありがとう。

装備

個人装備
防寒着 雨具 行動食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 GPS 保険証 携帯 時計

感想

7月に大雪山旭岳に登ってその雄大さに激しく感動した私。次は十勝岳だ!と思いつつ、もたもたしているうちに夏が終わり、10月になってようやく十勝岳登山が実現しました。

望岳台から入山して美瑛岳を経由し、主稜線を縦走して十勝岳に至る計画でしたが、想定外の冠雪で美瑛岳から十勝岳への縦走は断念。結果的に2つの山を別々に登る形になりました。

望岳台→美瑛岳
望岳台から見える美瑛富士はうっすら冠雪。秋山装備なので、無理を感じたら引き返すつもりで登山を開始。
標高1700m付近まで来ると、風が強くなり気温も下がりましたが日が射していたので寒さは感じず。
美瑛富士分岐から美瑛岳へは吹きさらしの登り。足元に雪はあるものの、乾燥した雪(分厚い霜のような感じ)なので不安定さはありません。
急坂をえっちらおっちら登りきると、真正面にドドーンと現れたのが十勝岳。雪をまとった神々しい姿にしばし恍惚しました。

あまりにも素晴らしい十勝岳の姿を見て満足を得たことと、秋装備でここから主稜線を縦走することは危険と判断し、一旦下山することにしました。

雲の平分岐→十勝岳
朝来た道を雲の平分岐まで戻ると、すっかり雪はなくなり秋の様相。十勝岳方向を見上げると雪は見えないため、行けるところまで行こうと再度の登山開始。
標高1700m付近から上は冠雪が見られましたが、比較的なだらかで道が整備されていることもあって歩行に支障なし。また、美瑛岳に比べ行き交う登山者が格段に多いので、先の状況を情報収集しながら進みます。
途中、風向きにより硫黄の匂いが強くなり咳き込むことがありました。十勝岳が活火山であることを実感させられます。
頂上付近は終始霧につつまれていて、どこまで行けばいいのかかわからないまま、なだらかな道ががつづら折れの急坂に変わり、それを登りきると頂上でした。霧と風で快適な頂上ではありませんでしたが、なかなかの達成感を感じることができました。

十勝岳は雄大かつダイナミックな素晴らしい山でした。思わぬ冠雪で、いつ引き返すことになるのか不安を感じながらの登山でしたが、事故ることなく登頂し下山できてよかったです。次はぜひ花の咲く時期に再訪したいです。
(冠雪していましたが、夏靴で十分歩ける状態でしたのでジャンルは無雪期としています。)

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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