雌阿寒岳


- GPS
- 04:53
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 791m
- 下り
- 790m
コースタイム
11:06 雌阿寒岳
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
7合目から上は、アイゼンが必要と感じました。 ツボ足で登っている方もいましたが、かなりのベテランさんだったようです。 |
写真
感想
道東だけ晴れの予報…ならば行くしかないと、雪の札幌を4時に逃げ出し、東へ。
道東自動車道のトマムを抜け、十勝平野へ出ると予報通りの見事な朝焼けが迎えてくれた。
足寄で朝食を摂り、同じく足寄町の登山口へ。それにしても足寄は広すぎ!
8:15ようやく登山開始。
夏は苔むしたアカエゾマツの森も、うっすら積もった雪でモノクロのいい雰囲気。
3合目で樹林帯を抜け、ハイ松のトンネルに出ると、前方に岩の稜線が見えてくる。
天気は期待できそうだ。
4合目手前で沢筋を渡る。
先行者さんは沢を詰めるルートを取っていたが、我々は夏道を選ぶ。
ロープや標識がしっかりあって、ルートは明瞭。さすが百名山。
森林限界を超えても風は弱い。
5合目から振り返ると真っ白に塗られたオンネトーが見えている。白くても幻想的。
6合目。となりのフップシ岳が黒々としていて不思議。
(支笏湖にも風不死岳ってあるが、どういう由来なのだろう?)
クラストしてきたので7合目でアイゼン装着。
今日はのんびり止まっていても寒くない。
そしてアイゼンの咬む音が、サクサクと気持ちよい。
8合目。太陽は山頂部の影になるため、ずっと日陰を歩いているが、振り向けば平野部の森が太陽を浴びて輝いている。
凍てつく巨岩のそばを登って、9合目でついに陽射しを浴びる。ここだけ無風。太陽が眩しい。
凍りついた噴火口からは、いたる所から濛々と噴煙が吹き上がり大迫力。
地球が活きていることを感じる。
火口縁をひと登りで、山頂へ到着。
先客はソロのベテランさんのみ。さすがに風が冷たかったが、「今日は風が弱いね」と言いながらエビの尻尾をボリボリ食べておられた。
道東の山は詳しくないため山座同定はできないが、夏とは全く違う景色が見られて感動。
いつまでものんびりしたかったが、体が冷えるので名残惜しくも下山。
ポカポカの9合目で小休止して、登ってこられた釧路労山の方々と少しお話し、景色を眺めながらサクサク降りた。
帰りに、もうじき通行止めになるオンネトーに寄り、素晴らしい山行を感謝し、山に向かって一礼して帰路へ。
さすがに直帰はつらいので、音更町で食事と温泉を頂いて帰宅。
山は近いし冬の天気はよさそうだし、冬だけでも道東に移住したいなぁ。
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