山行記録: 烏ヶ山(南峰)・雪上トレ(確保支点の作成・確保方法等)

記録ID: 385504

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講習／トレーニング

大山・蒜山

烏ヶ山(南峰)・雪上トレ(確保支点の作成・確保方法等)

2013年12月21日(土) ～ 2013年12月23日(月)

鳥取県

sarushippo その他7人

体力度

日帰りが可能

体力度について

GPS: 45:09
距離: 10.2km
登り: 598m
下り: 596m

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歩くペース

ゆっくり

1.8～1.9

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

[21日]
14:45　駐車場
15:59　新小屋峠、テント設営、夕食、就寝

[22日]
05:00 起床、朝食
07:20 新小屋峠
10:10　ワカンからアイゼンに付け替え
11:43　烏ヶ山南峰山頂
11:48　下山開始
13:29　林の中で雪質チェック講習
14:00　移動開始
**:** 新小屋峠

[23日]
05:00　起床、朝食
07:15　移動開始
07:34　講習開始

＜確保支点の作成＞
・柔らかい雪を踏み固めデッドマンを埋没するところを掘り下げる
・ロープ(ワイヤー)が通る部分を深めに掘り下げる
・デッドマンを埋め、押さえながら利きを確かめながらロープを下に引く
・さらに雪を乗せ、踏み固める
・デッドマンをセットした場所から1.5～2m下を踏み固めて足場を作る
・デッドマンに環付カラビナをセットし、メインでセルフビレーをとる
　(デッドマンはセルフビレー用)

＜確保方法＞
スタンディングアックスビレー(トップの確保)
・ピッケルの首にスリングを掛ける(長さは横の足幅)
・スリングに環付カラビナをセットし、リード側のロープを通す
　(鋭角にした方が制動が利きやすい)
・ピッケルに足を付けてスリングを踏み込んで固定
・リード側のロープを腰(谷側)に反対を肩(山側)にして肩側の手で止める
・スリングを踏んでいない足はカカトを片方の足(靴)につけ、谷側に向けて立つ
※滑落時、グリップを一度に強く握ろうとするとバランスを崩しやすい。1.2.3と数えるくらいに徐々に握っていく。

＜支点構築＞
・今回は立ち木にて支点構築
※支点構築時、複数本の木でタイオフすると状況によるが閉まりながら移動して外れることがある。それぞれの木でタイオフして構築する方が良い。

10:45　移動開始
11:50　駐車場

天候	[21日]雪 [22日]曇り時々雪 [23日]曇り
過去天気図（気象庁）	2013年12月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車 ■駐車場休暇村奥大山鏡ヶ成スキー場　駐車場(無料) http://www.qkamura.or.jp/daisen/ アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	■登山ルート新小屋峠からしばらくは広い尾根を行くが視界が悪い場合、迷いやすいので注意する。この次期、雪崩れやすいので谷側にルートは取らない。稜線は雪庇が発達、踏み抜き注意。南峰直下は急な斜面となり、右手(下りは左手)に滑落すると地獄谷まで落ちてしまう…。上部が岩稜となる、雪が薄い時は足場に注意。今回、タイムアップで行かなかったが南峰から本峰までは急な下降と急登。