越前岳〜黒岳

- GPS
- 05:06
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 719m
- 下り
- 881m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復:愛鷹登山口〜JR御殿場駅(富士急バス) http://bus.fujikyu.co.jp/line/jikoku/jikoku3.pdf |
| コース状況/ 危険箇所等 |
越前岳、越前岳〜黒岳への尾根線ともに危険箇所はない。 黒岳〜山神社への下山ルートは、杉の暗い人工林で凍結した岩が多い。さらに、山神社から愛鷹登山口までの林道も杉人工林の中で日照がほとんどなく路面が凍結している。 |
写真
感想
十里木高原から越前岳に登り、尾根沿いに黒岳を経由して愛鷹登山口に下りる短いルートを辿った。
越前岳は、愛鷹山系の最高峰だが、十里木高原の登山口は、標高870m地点だから、わずか700mの登り。登り道は、最初は階段、展望所以降もほとんど直登のコースできついが長い時間ではなく、雪道は凍結していなかった。登山者は十里高原の駐車場がほぼ満車の状態で多かったが、アイゼンを着用している人は見かけなかった。
越前岳の登りでは、御殿場の女子サッカー部の中学生4、5人がスニーカーで雪道を元気よく登っていた。訓練のつもりで十里木高原にやってきて、登山口付近では、「え〜雪じゃん」と驚いていたが、地元の登山者のアドバイスを受けつつ、息もあがらずに軽装で全員登頂していた。山頂では、遠い南アルプスや大きな富士山の展望はそっちのけで、「海が見えるぅ!」と感動していたのにも山に取り付かれていない自然な感動を素直に表現していて好感をもてた。本当に、越前岳からは、呼子岳や愛鷹山は遥か下に見え、駿河湾の大展望が望めることには、登ってみてはじめてわかったことだった(逆光のため海の写真は撮らなかった)。
越前岳の狭い山頂では、写真には映っていないが、10名くらいの登山者があって早い昼食をとっていた。一面雪で座る場所もないので、たったまま食事をしている人もあった。早々に越前岳を後にして、富士見台、富士見峠を経て黒岳へ向かう尾根線をたどった。
この尾根線はアップダウンが少なく、ほとんどが自然林。照葉樹(ヒサカキ)もところどころにあって緑も残っている。最初は狭い尾根線が徐々に広がっていく。ただなんといっても麓の標高が高いため、標高の数百mの里山を歩いているような気分になる。ほとんど富士山の直下なので富士山が大きい。
この尾根線を歩いたのは、お昼過ぎだがほとんど登山者には会わなかった。黒岳にいたっては雪道の踏み跡も1人か2人分しかなく、新雪のきれいな景色が楽しめた。
最大の難所は、黒岳から山神社の下山路で、ほとんどが杉の人工林のため、日照がほとんどなく、地面が凍結し、岩に足を乗せるとすぐにすべる状態だった。山神社から愛鷹登山口への林道でさえ、杉木立の中にあるため凍結して、足をとられることが多かった。
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