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Yamareco

記録ID: 401115
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

霊仙 (激重ベタ雪の北西尾根)

2014年01月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:10
距離
10.7km
登り
1,061m
下り
1,053m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

林道分岐点(駐車地) 8:45−10:59 郡界尾根 −11:32 霊仙山頂 12:09−12:18 南霊仙(最高点) 12:19−12:45 霊仙山頂 12:48−13:10 お猿岩 13:25−14:24 榑ヶ畑登山口 −14:50 林道分岐点(駐車地)
天候 薄曇り。気温が高く微風。
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道分岐点の路肩に駐車
榑ヶ畑林道の状況:積雪約10cmで轍は凍結。
コース状況/
危険箇所等
《北西尾根》
北西尾根入口〜標高450m:10〜20cmの腐れ雪
標高450m〜650m:30〜50cmのベタ雪
標高650m〜:50cm以上の湿雪

《山上台地》
視界は良好。雲多し。
ワカンかスノーシューが快適。

《下山時の汗拭き峠のコース》
お猿岩〜見晴台は、ザラメ状のグサグサ雪。
見晴台〜汗拭き峠は、ベタ雪で、地が出ている所は泥濘の滑りやすい道。
【朝の伊吹山】
醒ヶ井駅から見た伊吹山。
1
【朝の伊吹山】
醒ヶ井駅から見た伊吹山。
【ここに駐車】
北西尾根を登るので、林道分岐の路肩に駐車。
【ここに駐車】
北西尾根を登るので、林道分岐の路肩に駐車。
【入口から雪】
真っ直ぐな白い道に導かれ尾根に上がる。
1
【入口から雪】
真っ直ぐな白い道に導かれ尾根に上がる。
【最初のコバ】
雪が少なくグサグサだ。先が思いやられる。
1
【最初のコバ】
雪が少なくグサグサだ。先が思いやられる。
【ずっと伊吹山】
このルートは最初から伊吹山が付き添ってくれる。
2
【ずっと伊吹山】
このルートは最初から伊吹山が付き添ってくれる。
【第二のコバ】
少し雪が多くなってきた。でも、まだツボ足で。
1
【第二のコバ】
少し雪が多くなってきた。でも、まだツボ足で。
【全部丸見え】
次第にせり上がってきた。
2
【全部丸見え】
次第にせり上がってきた。
【踏み抜き注意】
岩稜帯の岩の下は隙間が空洞になっているので要注意だ。
1
【踏み抜き注意】
岩稜帯の岩の下は隙間が空洞になっているので要注意だ。
【足跡が道案内】
傾斜が緩くなってくると雪が増えてきた。
1
【足跡が道案内】
傾斜が緩くなってくると雪が増えてきた。
【もうすぐ稜線】
いよいよ山上台地の霊仙ワールドに突入。
2
【もうすぐ稜線】
いよいよ山上台地の霊仙ワールドに突入。
【青空と白い台地】
来てよかった。さあ、真っ白な雪原を歩き回ろう。
6
【青空と白い台地】
来てよかった。さあ、真っ白な雪原を歩き回ろう。
【貴重な青空】
雪原には青空がよく似合う。
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【貴重な青空】
雪原には青空がよく似合う。
【ここから一直線】
三角点目指して、ここから直登だ。
4
【ここから一直線】
三角点目指して、ここから直登だ。
【後ろには伊吹山】
振り返ると伊吹山。残念ながら白山は見えなかった。
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【後ろには伊吹山】
振り返ると伊吹山。残念ながら白山は見えなかった。
【大きな雪のクレーター】
西峰の雪の形相に目が釘付け。
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【大きな雪のクレーター】
西峰の雪の形相に目が釘付け。
【山頂の標柱が見えた】
あそこを目指して雪面をまっしぐら。
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【山頂の標柱が見えた】
あそこを目指して雪面をまっしぐら。
【自然の防風壁】
快適にテントが張れそう。
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【自然の防風壁】
快適にテントが張れそう。
【御池をバックに】
やっと到着。三角点はほとんど露出している。
5
【御池をバックに】
やっと到着。三角点はほとんど露出している。
【西南尾根を横目で】
西南尾根を入れるといい感じ。
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【西南尾根を横目で】
西南尾根を入れるといい感じ。
【最高点とセットで】
文字がいやにはっきりしてない?
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【最高点とセットで】
文字がいやにはっきりしてない?
【雪の小芸術】見上げると遠慮がちな雪庇が美しい。
4
【雪の小芸術】見上げると遠慮がちな雪庇が美しい。
【西南尾根に動く点】
最高点に向かう人影がポツンと。
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【西南尾根に動く点】
最高点に向かう人影がポツンと。
【浮かび上がる南霊岳】
雪の起伏の向こうに、光を受けた南霊岳がくっきりと。
1
【浮かび上がる南霊岳】
雪の起伏の向こうに、光を受けた南霊岳がくっきりと。
【主峰の貫禄】
雪の襞をなびかせ、圧倒的な貫禄を見せる三角点主峰。
2
【主峰の貫禄】
雪の襞をなびかせ、圧倒的な貫禄を見せる三角点主峰。
【三点確保】
最高点から見る伊吹・経塚・米原小屋の三すくみの構図は絶妙だ。
4
【三点確保】
最高点から見る伊吹・経塚・米原小屋の三すくみの構図は絶妙だ。
【生々しい雪庇】
断崖絶壁に張り出す雪庇は、緊張感がはんぱない。
4
【生々しい雪庇】
断崖絶壁に張り出す雪庇は、緊張感がはんぱない。
【たおやかな西南尾根】
ずっと走って行きたい衝動に駆られる雪の尾根。
1
【たおやかな西南尾根】
ずっと走って行きたい衝動に駆られる雪の尾根。
【比良の連山】
重なる尾根の向こうに連なるのは比良山系の山々か。
1
【比良の連山】
重なる尾根の向こうに連なるのは比良山系の山々か。
【ショートカット】
西南尾根の途中から主峰へ向かう。振り返ると気ままな足跡が。
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【ショートカット】
西南尾根の途中から主峰へ向かう。振り返ると気ままな足跡が。
【これに弱い】
白い肌とへっこみ(^^;
1
【これに弱い】
白い肌とへっこみ(^^;
【これを登れば山頂】
今度は南側から登る。爽快すぎ〜。
2
【これを登れば山頂】
今度は南側から登る。爽快すぎ〜。
【伊吹が低く見える】
霊仙から見る伊吹山は、なぜかいつも低く見える。
2
【伊吹が低く見える】
霊仙から見る伊吹山は、なぜかいつも低く見える。
【今日二度目の山頂】
今度は七三の構えで。
【今日二度目の山頂】
今度は七三の構えで。
【全く着いてない】
いつもはエビ尻だらけの背中。今日はさっぱりだ。
【全く着いてない】
いつもはエビ尻だらけの背中。今日はさっぱりだ。
【お虎さん】
北斜面を下ると、お虎ヶ池の鳥居が見えた。
3
【お虎さん】
北斜面を下ると、お虎ヶ池の鳥居が見えた。
【本峰の北斜面】
あっという間に下ってしまった。絶好のシリセード斜面だ。
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【本峰の北斜面】
あっという間に下ってしまった。絶好のシリセード斜面だ。
【メインルート】
すべての足跡はお猿岩へ。この谷は冬のメインルート。
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【メインルート】
すべての足跡はお猿岩へ。この谷は冬のメインルート。
【ああ無氷】
今日の霧氷は黒い。
2
【ああ無氷】
今日の霧氷は黒い。
【谷を振り返る】
足跡がいっぱい。霊仙にしては大入りだったようだ。
1
【谷を振り返る】
足跡がいっぱい。霊仙にしては大入りだったようだ。
【もうすぐお猿岩】
霊仙ワールドも、もうあそこまでだ。
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【もうすぐお猿岩】
霊仙ワールドも、もうあそこまでだ。
【雪の芸術】
霊仙は自然の美術館。どこでもアートだ。
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【雪の芸術】
霊仙は自然の美術館。どこでもアートだ。
【ウインクしてる】
ドリーネが呼んでる。中に入って休憩していこう。
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【ウインクしてる】
ドリーネが呼んでる。中に入って休憩していこう。
【小さな雪庇】
ドリーネの中は風が無く暖かい。中から見上げると、縁には、かわいい雪庇が。
3
【小さな雪庇】
ドリーネの中は風が無く暖かい。中から見上げると、縁には、かわいい雪庇が。
【霊仙名物】
見晴台を過ぎると、お決まりの雪融け泥んこ道がお出迎え。
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【霊仙名物】
見晴台を過ぎると、お決まりの雪融け泥んこ道がお出迎え。
【榑ヶ畑登山口】
雪が少ないので、スタッドレス四駆なら普通車でも入れる。
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【榑ヶ畑登山口】
雪が少ないので、スタッドレス四駆なら普通車でも入れる。
【まだ凍ってる】
道路の雪はあまり融けていない。轍は凍ったままだ。
【まだ凍ってる】
道路の雪はあまり融けていない。轍は凍ったままだ。
【雪が重くて疲れた】
これでも翌日は珍しく筋肉痛に。重雪が堪えた。
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【雪が重くて疲れた】
これでも翌日は珍しく筋肉痛に。重雪が堪えた。
【伊吹山もいい顔】
帰りに寄った伊吹PAからは伊吹山がよく見えた。
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【伊吹山もいい顔】
帰りに寄った伊吹PAからは伊吹山がよく見えた。

感想

今年初めての霊仙だった。
しばらく雪が降らなかったので、堅雪の軽快な歩行を期待して、北西尾根を登る計画をした。
天気予報はまずまずだったが、当日の朝は、あまり冷えなかった。
日が出れば、すぐに気温が上がりそうな天候だった。
腐れ雪覚悟で、北西尾根に向かった。

雪は入口からあった。
しかし、量が少ない。
しばらくはツボ足だ。
急斜面では、雪が崩れ、土ごと滑った。
グサグサの雪で、なかなか足場が固まらない。
予想以上に時間と体力を消耗してしまった。
ガスと風が無いのが、せめてもの救いだった。

岩稜帯に近づいた頃、ワカンを着けた。
踏み抜きが怖いからだ。
それにしても、雪はワカンが団子になるくらい盛大にくっついた。
激重で、文字通りの足枷になった。

郡界尾根に上がり見晴らしが良くなると、気分まで一新した。
そこには、いつもの霊仙ワールドが広がっていた。
近くから人の声が聞こえてくるのが妙に嬉しかった。
雪面には、既に足跡が好き勝手に付けられていた。
さて、どこから登ろうか。
ちょっと迷うのも嬉しく思えた。
どこでもルートになるのが冬の霊仙の醍醐味だからだ。

直登して、いつもの雪庇下で昼食を取ろう。
その後は…まあ、その時の気分次第でいいや。

山頂東の雪庇下は、少し風があった。
風向きは、いつもの北西とは違って、南西の風だったようだ。
でも、よく陽が当たって寒くはなかった。
最高点に向かう人たちを目で追いながら食事をした。
登っている人たちを見ていると、段々じっとしていられなくなってくる。
よし、じゃあ一回りしてこようかな。
こうして、最高点〜西南尾根〜三角点のミニ周回コースに飛び出した。

空身なので実に軽快だ。
下りでは、ワカンを着けたままでも自然と走ってしまう。
ちょっとはしゃぎすぎだ。
山頂に数人いるだけで、歩いている人は誰もいない。
天気は持ちそうだから、まだ大丈夫。
じっくりと真っ白な雪の霊仙を楽しむ。

一周して戻ると、もう周囲には誰もいなくなっていた。
それじゃあ、そろそろ下るか。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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