記録ID: 4075460
全員に公開
山滑走
北陸
巻機山BC／米子沢
2022年03月11日(金) [日帰り]
新潟県
loon_nz
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,587m
- 下り
- 1,579m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
起点の西谷後バス停付近で積雪3mくらい（目測）。 井戸の壁 … スキーとスノーシューのトレース、そして シュプールと滑走時に落ちた雪玉が入り乱れた状態。 八合目の急登 … 部分的にクラック発生。 またスキートレースがスノーシューに上書きされている区間あり。 上記二か所は雪が固い時間帯だとシートラのほうが安全かつ気が楽かもしれません。 今回は井戸の壁より上部ではほぼ全行程をクトーを付けっぱなしで登りました。 米子沢 … 今冬の豊富な積雪により昨年より安定したコンディション。 谷を塞ぐような大規模なデブリはありませんでした。 上部はしっとりとした粉雪、中盤からは湿雪で部分的にモナカ。 下部はザラメになりかけながら、板掴み雪ではなくスキーの走りはまずまず。 |
| その他周辺情報 | 金城の里で汗を流しました。 |
写真
3:17 西谷後バス停付近（570m）出発約1年ぶりの巻機山。去年より更に雪が多い。
未明から程々の冷え込み方で春を感じますが、二子沢川沿いに出るとちょっと寒い。
3:55 桜坂駐車場（730m）
大雪のためか記憶より駐車場が狭くなってる気がしました。
駐車場からすぐに急斜面のトラバースへ。ここはまだシールのみで通過。
4:21 井戸の壁に取り付く（790m）※当写真
急登を前に迷わずクトーを装着！ほぼ夏道に沿う格好で登っていきます。
取り付きは意外にきれいなスキートレースで始まりましたが…。
井戸の壁はスキーとスノーシューのトレース、シュプール、
雪玉がお互いを打ち消しあうような混沌とした状態。
クトーの刃先がスノーシューのツボ足に乗らないよう一歩一歩集中。
特に横滑りでデラ掛けされてるとクトーが効きにくく、出来る限り避けました。
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3:17 西谷後バス停付近（570m）出発
約1年ぶりの巻機山。去年より更に雪が多い。
未明から程々の冷え込み方で春を感じますが、二子沢川沿いに出るとちょっと寒い。
3:55 桜坂駐車場（730m）
大雪のためか記憶より駐車場が狭くなってる気がしました。
駐車場からすぐに急斜面のトラバースへ。ここはまだシールのみで通過。
4:21 井戸の壁に取り付く（790m）※当写真
急登を前に迷わずクトーを装着！ほぼ夏道に沿う格好で登っていきます。
取り付きは意外にきれいなスキートレースで始まりましたが…。
井戸の壁はスキーとスノーシューのトレース、シュプール、
雪玉がお互いを打ち消しあうような混沌とした状態。
クトーの刃先がスノーシューのツボ足に乗らないよう一歩一歩集中。
特に横滑りでデラ掛けされてるとクトーが効きにくく、出来る限り避けました。
約1年ぶりの巻機山。去年より更に雪が多い。
未明から程々の冷え込み方で春を感じますが、二子沢川沿いに出るとちょっと寒い。
3:55 桜坂駐車場（730m）
大雪のためか記憶より駐車場が狭くなってる気がしました。
駐車場からすぐに急斜面のトラバースへ。ここはまだシールのみで通過。
4:21 井戸の壁に取り付く（790m）※当写真
急登を前に迷わずクトーを装着！ほぼ夏道に沿う格好で登っていきます。
取り付きは意外にきれいなスキートレースで始まりましたが…。
井戸の壁はスキーとスノーシューのトレース、シュプール、
雪玉がお互いを打ち消しあうような混沌とした状態。
クトーの刃先がスノーシューのツボ足に乗らないよう一歩一歩集中。
特に横滑りでデラ掛けされてるとクトーが効きにくく、出来る限り避けました。
5:21 井戸の壁上部（1,080m）約1時間に及ぶ井戸の壁との格闘でした。
上部まで来ると斜度が次第に緩くなって余裕が出てきます。
シートラのほうが気は楽だけど、何度登っても井戸の壁はしんどい難所です。
5:21 井戸の壁上部（1,080m）
約1時間に及ぶ井戸の壁との格闘でした。
上部まで来ると斜度が次第に緩くなって余裕が出てきます。
シートラのほうが気は楽だけど、何度登っても井戸の壁はしんどい難所です。
約1時間に及ぶ井戸の壁との格闘でした。
上部まで来ると斜度が次第に緩くなって余裕が出てきます。
シートラのほうが気は楽だけど、何度登っても井戸の壁はしんどい難所です。
5:37 五合目付近（1,150m）難所の井戸の壁をクリアして、緩やかな稜線に出た頃に夜明け。
右側足下には滑降予定の米子沢がよく見えています！
5:43 出発
六合目にかけての「檜穴ノ段」は緩やかながら、井戸の壁で疲れた脚にはしんどい。
遅いペースを更に遅く調整してスキーを進ませます。
ここではトレースのない場所を踏むほうが楽でした。
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5:37 五合目付近（1,150m）
難所の井戸の壁をクリアして、緩やかな稜線に出た頃に夜明け。
右側足下には滑降予定の米子沢がよく見えています！
5:43 出発
六合目にかけての「檜穴ノ段」は緩やかながら、井戸の壁で疲れた脚にはしんどい。
遅いペースを更に遅く調整してスキーを進ませます。
ここではトレースのない場所を踏むほうが楽でした。
難所の井戸の壁をクリアして、緩やかな稜線に出た頃に夜明け。
右側足下には滑降予定の米子沢がよく見えています！
5:43 出発
六合目にかけての「檜穴ノ段」は緩やかながら、井戸の壁で疲れた脚にはしんどい。
遅いペースを更に遅く調整してスキーを進ませます。
ここではトレースのない場所を踏むほうが楽でした。
6:20 六合目付近（1,360m）檜穴ノ段の樹林帯をトラバース気味に登ってたら、
展望台となっている六合目より少し上に出てきました。
標高を上げるにつれて徐々に良くなっていく雪質に脚も軽くなります。
6:20 六合目付近（1,360m）
檜穴ノ段の樹林帯をトラバース気味に登ってたら、
展望台となっている六合目より少し上に出てきました。
標高を上げるにつれて徐々に良くなっていく雪質に脚も軽くなります。
檜穴ノ段の樹林帯をトラバース気味に登ってたら、
展望台となっている六合目より少し上に出てきました。
標高を上げるにつれて徐々に良くなっていく雪質に脚も軽くなります。
おはようございます。モルゲンロートの中越の山々です。
先週登った平標山から、右奥に薄っすらと妙高、火打まで。
先週登った平標山から、右奥に薄っすらと妙高、火打まで。
七合目が近づくにつれ徐々に斜度が緩やかに、そして広がってくる井戸尾根。
選べるところはスキートレースを進みます。
選べるところはスキートレースを進みます。
7:14 七合目付近（1,590m）七合目辺りでようやく朝日を浴びました！
眼前には次の難所の八合目付近の急登。
どこも真っ白のはずが黒いものが点々と見えるのが気になりました。
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7:14 七合目付近（1,590m）
七合目辺りでようやく朝日を浴びました！
眼前には次の難所の八合目付近の急登。
どこも真っ白のはずが黒いものが点々と見えるのが気になりました。
七合目辺りでようやく朝日を浴びました！
眼前には次の難所の八合目付近の急登。
どこも真っ白のはずが黒いものが点々と見えるのが気になりました。
南側の谷川連峰の山々を眺め、息を整えて急登へ挑みます。ジグザグに越えていくスキートレースに沿い進みますが、
ここも途中で寸断気味で緊張を強いられます。
2
南側の谷川連峰の山々を眺め、息を整えて急登へ挑みます。
ジグザグに越えていくスキートレースに沿い進みますが、
ここも途中で寸断気味で緊張を強いられます。
ジグザグに越えていくスキートレースに沿い進みますが、
ここも途中で寸断気味で緊張を強いられます。
ふと見上げるとクラックが走っていました。
井戸尾根を滑降する場合は要注意です！
井戸尾根を滑降する場合は要注意です！
急登のトラバース区間がしばらく続きますが、アイスバーンではなく程好く柔らかい雪。でもバランスを崩したり、ポールに頼り過ぎると危険。集中力を持続させて進みます。
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急登のトラバース区間がしばらく続きますが、アイスバーンではなく程好く柔らかい雪。
でもバランスを崩したり、ポールに頼り過ぎると危険。集中力を持続させて進みます。
でもバランスを崩したり、ポールに頼り過ぎると危険。集中力を持続させて進みます。
ここはスキートレースがスノーシューに上書きされた区間。
クトーの刃先をしっかり雪面に効かせるよう、一歩一歩最大限に集中しました。
クトーの刃先をしっかり雪面に効かせるよう、一歩一歩最大限に集中しました。
7:51 最も急登の部分を越える（1,720m） ※安全に配慮して撮影しています最も等高線の詰まった区間を抜けて少し安堵です。
でも前巻機山まではまだまだ頑張りどころ。
それなりに斜度もあるのでまだまだ気を抜けません。
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7:51 最も急登の部分を越える（1,720m） ※安全に配慮して撮影しています
最も等高線の詰まった区間を抜けて少し安堵です。
でも前巻機山まではまだまだ頑張りどころ。
それなりに斜度もあるのでまだまだ気を抜けません。
最も等高線の詰まった区間を抜けて少し安堵です。
でも前巻機山まではまだまだ頑張りどころ。
それなりに斜度もあるのでまだまだ気を抜けません。
斜度が徐々に緩んできてから前巻機山頂上稜線に到達するまでが意外に長く感じます。
でもあと少し、あと少し…。
でもあと少し、あと少し…。
手前の県界尾根の向こうには武尊山か、至仏山か、燧ヶ岳辺りが見えているのでしょうか。
今後は未踏の山々も徐々に登っていきたい。
今後は未踏の山々も徐々に登っていきたい。
ようやく八合目の急登を乗り越えました！
ここさえ越えればもう難所はありません。
ここさえ越えればもう難所はありません。
8:18 前巻機山頂上稜線到達！（1,840m）登山開始から5時間で待望の前巻機山頂上稜線に到達。
そして眼前には巻機山山頂がようやく見えてきます！
どこを滑降すべきか観察し、昨年と同じ山頂直下から素直に落とすことに決定。
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8:18 前巻機山頂上稜線到達！（1,840m）
登山開始から5時間で待望の前巻機山頂上稜線に到達。
そして眼前には巻機山山頂がようやく見えてきます！
どこを滑降すべきか観察し、昨年と同じ山頂直下から素直に落とすことに決定。
登山開始から5時間で待望の前巻機山頂上稜線に到達。
そして眼前には巻機山山頂がようやく見えてきます！
どこを滑降すべきか観察し、昨年と同じ山頂直下から素直に落とすことに決定。
8:26 前巻機山（1,860m）前巻機山の山頂標柱が殆ど雪に埋もれた状態！
今冬の積雪の多さを目の当たりにしました。
ここで単独女性登山者の方が追いついてこられました。
このあと避難小屋まで一旦下り。
井戸の壁から付けっぱなしだったクトーを外してシール滑降準備。
8:39 出発
2
8:26 前巻機山（1,860m）
前巻機山の山頂標柱が殆ど雪に埋もれた状態！
今冬の積雪の多さを目の当たりにしました。
ここで単独女性登山者の方が追いついてこられました。
このあと避難小屋まで一旦下り。
井戸の壁から付けっぱなしだったクトーを外してシール滑降準備。
8:39 出発
前巻機山の山頂標柱が殆ど雪に埋もれた状態！
今冬の積雪の多さを目の当たりにしました。
ここで単独女性登山者の方が追いついてこられました。
このあと避難小屋まで一旦下り。
井戸の壁から付けっぱなしだったクトーを外してシール滑降準備。
8:39 出発
8:45 巻機山避難小屋（1,800m）前巻機山から一下りで辿り着く避難小屋ですが、完全に雪に埋もれてるのを初めて見ました！
過去2回はいずれも上半分は出ていました。
2階建てくらいの大きな避難小屋なので、いったい何メートル積もったのでしょう。
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8:45 巻機山避難小屋（1,800m）
前巻機山から一下りで辿り着く避難小屋ですが、完全に雪に埋もれてるのを初めて見ました！
過去2回はいずれも上半分は出ていました。
2階建てくらいの大きな避難小屋なので、いったい何メートル積もったのでしょう。
前巻機山から一下りで辿り着く避難小屋ですが、完全に雪に埋もれてるのを初めて見ました！
過去2回はいずれも上半分は出ていました。
2階建てくらいの大きな避難小屋なので、いったい何メートル積もったのでしょう。
避難小屋から山頂へ向けて登り再開。アイスバーンは無さそうなのでシールだけで行けました。無雪期なら織姫ノ池という池塘がある緩やかな稜線を進みます。
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避難小屋から山頂へ向けて登り再開。アイスバーンは無さそうなのでシールだけで行けました。
無雪期なら織姫ノ池という池塘がある緩やかな稜線を進みます。
無雪期なら織姫ノ池という池塘がある緩やかな稜線を進みます。
避難小屋からは御機屋へ向かうスキートレースを進みます。
斜めに山頂を目指すトレースもあったけど、急ぐこともないので回り道しましょう。
斜めに山頂を目指すトレースもあったけど、急ぐこともないので回り道しましょう。
9:23 御機屋（1,930m）麓からだとここが山頂に見えるという御機屋。
西谷後バス停付近を出発してから6時間でようやく頂上稜線に到達しました。
北方には久しぶりの越後三山が遠望できました。
やや霞んでいて雪国越後にも春の訪れを感じます。
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9:23 御機屋（1,930m）
麓からだとここが山頂に見えるという御機屋。
西谷後バス停付近を出発してから6時間でようやく頂上稜線に到達しました。
北方には久しぶりの越後三山が遠望できました。
やや霞んでいて雪国越後にも春の訪れを感じます。
麓からだとここが山頂に見えるという御機屋。
西谷後バス停付近を出発してから6時間でようやく頂上稜線に到達しました。
北方には久しぶりの越後三山が遠望できました。
やや霞んでいて雪国越後にも春の訪れを感じます。
越後三山（魚沼三山）の眺望
右から中ノ岳、越後駒ヶ岳、そして自分は未踏の八海山。
右から中ノ岳、越後駒ヶ岳、そして自分は未踏の八海山。
御機屋からはほぼ標高差の無い頂上稜線を進みます。
先述の単独女性登山者さんはペースが速く、既に登頂されているようです。
先述の単独女性登山者さんはペースが速く、既に登頂されているようです。
山頂直下の緩やかな登り。やや硬いけどシールが効いてくれました。下山開始された単独女性登山者の方とご挨拶して、いよいよ最後の登りです。
あと少し、あと少し、もう一歩前へ！
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山頂直下の緩やかな登り。やや硬いけどシールが効いてくれました。
下山開始された単独女性登山者の方とご挨拶して、いよいよ最後の登りです。
あと少し、あと少し、もう一歩前へ！
下山開始された単独女性登山者の方とご挨拶して、いよいよ最後の登りです。
あと少し、あと少し、もう一歩前へ！
9:42 巻機山山頂（1,967m）到着！！着きました！
二か所の荒れた急登でペースダウンしたのか、今回は6時間半近く掛かっての登頂でした。
過去2回は山頂のケルンと周辺は地面が出ていましたが、今回はスキーを履いたままで動き回れます！
風は穏やかながら動きを止めるとやはり肌寒く、まだまだ早春の巻機山でした。
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9:42 巻機山山頂（1,967m）到着！！
着きました！
二か所の荒れた急登でペースダウンしたのか、今回は6時間半近く掛かっての登頂でした。
過去2回は山頂のケルンと周辺は地面が出ていましたが、今回はスキーを履いたままで動き回れます！
風は穏やかながら動きを止めるとやはり肌寒く、まだまだ早春の巻機山でした。
着きました！
二か所の荒れた急登でペースダウンしたのか、今回は6時間半近く掛かっての登頂でした。
過去2回は山頂のケルンと周辺は地面が出ていましたが、今回はスキーを履いたままで動き回れます！
風は穏やかながら動きを止めるとやはり肌寒く、まだまだ早春の巻機山でした。
巻機山山頂でのあおいとひなた
初めて巻機山へ来た時以外3回ともスキーでの登頂。
自分にとって巻機山は積雪期定番の山となりました。
#ヤマノススメ
初めて巻機山へ来た時以外3回ともスキーでの登頂。
自分にとって巻機山は積雪期定番の山となりました。
#ヤマノススメ
巻機山山頂でのあおいとひなた（2）後方には越後駒ヶ岳と八海山。
撮影に滑降準備、そして実家への定時連絡等いつもの作業をやってたらあっという間に1時間経過。
だいぶ身体が冷えたので、準備運動をして暖めてから出発。
ちょうど後続の方々が到着された頃合いで山頂を辞しました。
山頂直下はやや硬かったので、10m程度標高を下げてから滑降開始します。
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巻機山山頂でのあおいとひなた（2）
後方には越後駒ヶ岳と八海山。
撮影に滑降準備、そして実家への定時連絡等いつもの作業をやってたらあっという間に1時間経過。
だいぶ身体が冷えたので、準備運動をして暖めてから出発。
ちょうど後続の方々が到着された頃合いで山頂を辞しました。
山頂直下はやや硬かったので、10m程度標高を下げてから滑降開始します。
後方には越後駒ヶ岳と八海山。
撮影に滑降準備、そして実家への定時連絡等いつもの作業をやってたらあっという間に1時間経過。
だいぶ身体が冷えたので、準備運動をして暖めてから出発。
ちょうど後続の方々が到着された頃合いで山頂を辞しました。
山頂直下はやや硬かったので、10m程度標高を下げてから滑降開始します。
10:45 山頂直下より滑降開始！！
程好く締まったしっとりとした粉雪で気持ち良いです♪
これはもう大回りで一気に落とすしかないでしょう！
程好く締まったしっとりとした粉雪で気持ち良いです♪
これはもう大回りで一気に落とすしかないでしょう！
標高差150mほどノンストップで大回り！あっという間に米子沢源頭部まで落としました。雪質はもちろんここまでが最高！
このほんの一瞬の快感のために6時間半の登りはあります。
2
標高差150mほどノンストップで大回り！
あっという間に米子沢源頭部まで落としました。雪質はもちろんここまでが最高！
このほんの一瞬の快感のために6時間半の登りはあります。
あっという間に米子沢源頭部まで落としました。雪質はもちろんここまでが最高！
このほんの一瞬の快感のために6時間半の登りはあります。
しばらくは穏やかな渓相の米子沢源頭部を進みます。
正面には再び高くなった前巻機山。
正面には再び高くなった前巻機山。
前回の記憶で少しだけ登り返しのあった窪みを目視。既にシュプールだらけの沢床を避けて、東斜面をできるだけ標高を落とさないよう斜滑降で進みます。
谷に登り返しはないはずなので、東側からの雪崩で形成された窪みでしょうか。
2
前回の記憶で少しだけ登り返しのあった窪みを目視。
既にシュプールだらけの沢床を避けて、東斜面をできるだけ標高を落とさないよう斜滑降で進みます。
谷に登り返しはないはずなので、東側からの雪崩で形成された窪みでしょうか。
既にシュプールだらけの沢床を避けて、東斜面をできるだけ標高を落とさないよう斜滑降で進みます。
谷に登り返しはないはずなので、東側からの雪崩で形成された窪みでしょうか。
斜滑降で稼いだ標高差を窪みの下流側で落としました。
右側の薄い小回りのシュプールが自分のです。
右側の薄い小回りのシュプールが自分のです。
窪みのクランクを過ぎると広い中斜面へ。
湿雪になってきたけど、スキーはまだまだしっかり走って爽快！
湿雪になってきたけど、スキーはまだまだしっかり走って爽快！
ここのクランクは部分的にモナカになっていて、谷回りで角付けを始めたエッジが引っかかって見事に転倒。
スキー場ではありえない雪質の変化。山スキーは気を抜けない。
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ここのクランクは部分的にモナカになっていて、
谷回りで角付けを始めたエッジが引っかかって見事に転倒。
スキー場ではありえない雪質の変化。山スキーは気を抜けない。
谷回りで角付けを始めたエッジが引っかかって見事に転倒。
スキー場ではありえない雪質の変化。山スキーは気を抜けない。
下流になって緩斜面主体となってきますが、雪も予想より良くてスキーにブレーキがかかることなく滑れました。
下流側にはほぼ斜度が無くなった広い谷間。楽しい米子沢滑降ももう終わりです。
12:00 米子沢下流部へ到達！2回目の米子沢の滑降を瞬く間に終えました！
昨年のようにデブリを避けて高巻くこともなく、
極所的なモナカで1回転倒したけど素晴らしい時間でした。
ちなみに昨年は正面奥の谷からのデブリで眼前の沢床が埋まっていました。
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12:00 米子沢下流部へ到達！
2回目の米子沢の滑降を瞬く間に終えました！
昨年のようにデブリを避けて高巻くこともなく、
極所的なモナカで1回転倒したけど素晴らしい時間でした。
ちなみに昨年は正面奥の谷からのデブリで眼前の沢床が埋まっていました。
2回目の米子沢の滑降を瞬く間に終えました！
昨年のようにデブリを避けて高巻くこともなく、
極所的なモナカで1回転倒したけど素晴らしい時間でした。
ちなみに昨年は正面奥の谷からのデブリで眼前の沢床が埋まっていました。
広い河原に出てきたら左岸寄りへ。振り返ると遠くなった白銀の稜線。そして右岸側には早朝にしんどかった井戸尾根下部。
米子沢側から見るとそんな急には見えないですが。
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広い河原に出てきたら左岸寄りへ。振り返ると遠くなった白銀の稜線。
そして右岸側には早朝にしんどかった井戸尾根下部。
米子沢側から見るとそんな急には見えないですが。
そして右岸側には早朝にしんどかった井戸尾根下部。
米子沢側から見るとそんな急には見えないですが。
毎回しんどい井戸の壁を眺め、達成感に包まれて小休止。
麓に下りてきたら暖かい、というか暑いくらいの陽気で
春の到来を感じました。
麓に下りてきたら暖かい、というか暑いくらいの陽気で
春の到来を感じました。
堰堤が見え始めると桜坂駐車場が近いです。昨年は林道に入ったことに気づけたのですが、
今回は左岸の土手をただ滑った感じで分かりませんでした。
それだけ今冬の雪が多いということでしょう。
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堰堤が見え始めると桜坂駐車場が近いです。
昨年は林道に入ったことに気づけたのですが、
今回は左岸の土手をただ滑った感じで分かりませんでした。
それだけ今冬の雪が多いということでしょう。
昨年は林道に入ったことに気づけたのですが、
今回は左岸の土手をただ滑った感じで分かりませんでした。
それだけ今冬の雪が多いということでしょう。
12:34 桜坂駐車場料金所付近（730m）行く手右側に何やら建物が見えると思ったら、桜坂駐車場料金所より少し下に出てきました！
後ほどGPSを確認したら林道と関係なく真っ直ぐ滑っていました。
いずれにしても桜坂駐車場と繋ぐトレースと無事に合流しました。
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12:34 桜坂駐車場料金所付近（730m）
行く手右側に何やら建物が見えると思ったら、桜坂駐車場料金所より少し下に出てきました！
後ほどGPSを確認したら林道と関係なく真っ直ぐ滑っていました。
いずれにしても桜坂駐車場と繋ぐトレースと無事に合流しました。
行く手右側に何やら建物が見えると思ったら、桜坂駐車場料金所より少し下に出てきました！
後ほどGPSを確認したら林道と関係なく真っ直ぐ滑っていました。
いずれにしても桜坂駐車場と繋ぐトレースと無事に合流しました。
あとは西谷後バス停まで林道滑りのみ。
2年前の今頃は雪が切れていた橋を渡って、二子沢川支流の左岸へ。
2年前の今頃は雪が切れていた橋を渡って、二子沢川支流の左岸へ。
あとは二子沢川本流を含めて左岸を下るのみ。
振り返ると高く遠くなった白銀の稜線。目立っているのはやはり前巻機山でしょうか。
振り返ると高く遠くなった白銀の稜線。目立っているのはやはり前巻機山でしょうか。
朝は固かった林道の雪もすっかり緩んでシャバシャバでしたが、
ワックスが効いてるのかスキーがしっかり走ってくれました。
ワックスが効いてるのかスキーがしっかり走ってくれました。
13:03 西谷後バス停付近（570m）到着！着きました！
来るたびに大満足の巻機山ですが、今日は間違いなく最高でした！
路肩の広いところだけでなく、車列は北側にも続いていました。
平日でも巻機山はやはり人気の山です！
今日は下りるにつれて気温が急上昇。雪山用のジャケットだと暑くなってきました。
たっぷりと掻いた汗は金城の里で流しました。下界にもまだまだ雪が多いけど、すっかり春本番の陽気。
巻機山の爽快な余韻に包まれ、約3時間弱の帰途に就きました。
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13:03 西谷後バス停付近（570m）到着！
着きました！
来るたびに大満足の巻機山ですが、今日は間違いなく最高でした！
路肩の広いところだけでなく、車列は北側にも続いていました。
平日でも巻機山はやはり人気の山です！
今日は下りるにつれて気温が急上昇。雪山用のジャケットだと暑くなってきました。
たっぷりと掻いた汗は金城の里で流しました。下界にもまだまだ雪が多いけど、すっかり春本番の陽気。
巻機山の爽快な余韻に包まれ、約3時間弱の帰途に就きました。
着きました！
来るたびに大満足の巻機山ですが、今日は間違いなく最高でした！
路肩の広いところだけでなく、車列は北側にも続いていました。
平日でも巻機山はやはり人気の山です！
今日は下りるにつれて気温が急上昇。雪山用のジャケットだと暑くなってきました。
たっぷりと掻いた汗は金城の里で流しました。下界にもまだまだ雪が多いけど、すっかり春本番の陽気。
巻機山の爽快な余韻に包まれ、約3時間弱の帰途に就きました。
装備
| 個人装備 |
山スキー
ポール
シール
スキーアイゼン
マムート・アバランチビーコン Barryvox
ブーツ
携帯用ワックス
携帯用ブラシ
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
スキー用靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
薄手のビーニー
ザック
１２本爪アイゼン
ピッケル
ロープ
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒（保温性）
レジャーシート
地図（地形図）
山と高原地図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
アマチュア無線機
無線従事者免許証
無線局免許状
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ゴーグル
タオル
カメラ
三脚
ねんどろいど（あおい・ひなた）
|
|---|
感想
昨年初めて滑降した米子沢。元々好きな山である巻機山ですが、
よほど雪不足の冬以外、一冬に1回は滑っておきたい。
日頃の雪かきは大変でしたが、大雪の今冬は間違いなく米子沢滑降の好機。
でもその代わりに2月は悪天の影響が大きく3月に持ち越していました。
3月初旬の大雪も落ち着き、そして今後は昇温で雪解けが始まる前という、
絶好のタイミングでの滑降の機会を得ました。
登りの井戸尾根は6時間かかる長丁場で、毎度苦労する井戸の壁と八合目付近の急登が難関。
今回は井戸尾根取付きから前巻機山までクトー装着し通しで登りきることができました。
6時間超かかった登りを経て巻機山山頂到着。
1時間ほどの滞在でしたが、汗冷えもあってかそれなりの風でも寒い。
でも早々に出発するには惜しい絶景です。
下りの米子沢は昨冬とほぼ同じフォールラインで滑降。
上部はもちろん、下部もそれなりに雪は良くて爽快！
実質1時間ほどの米子沢滑降を満喫しました。
そして下山後は久しぶりの温泉で、しっかりと掻いた汗を流し
巻機山での一日を締めました。
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この山行記録の写真
巻機山の最新記録
🔆灼熱の、巻機山〽️ ↔️井戸尾根ルート
2025年07月28日 (日帰り) [A]
巻機山～牛ヶ岳～割引岳
2025年07月27日 (日帰り) [S]
巻機山
2025年07月26日 (日帰り) [B]
巻機山～ニセモノの先にあるホンモノ
2025年07月26日 (日帰り) [B]
米子沢から巻機山
2025年07月26日 (日帰り) [B]
ニセ巻機山の最新記録
米子沢
2025年07月29日 (日帰り) [B]
🔆灼熱の、巻機山〽️ ↔️井戸尾根ルート
2025年07月28日 (日帰り) [A]
天狗岩スラブ-割引沢三嵓沢（✨絶景コース✨）
2025年07月27日 (日帰り) [A]
巻機山～牛ヶ岳～割引岳
2025年07月27日 (日帰り) [S]
巻機山
2025年07月26日 (日帰り) [B]
御機屋の最新記録
🔆灼熱の、巻機山〽️ ↔️井戸尾根ルート
2025年07月28日 (日帰り) [A]
巻機山～牛ヶ岳～割引岳
2025年07月27日 (日帰り) [S]
巻機山
2025年07月26日 (日帰り) [B]
巻機山～ニセモノの先にあるホンモノ
2025年07月26日 (日帰り) [B]
米子沢から巻機山
2025年07月26日 (日帰り) [B]
すごいですね。。登り６時間。
ありえへん 長さです。
帰路温泉に浸かりたくなりますね。
冷えたでしょう。
冬は六甲摩耶でも 冷えます
家庭風呂に浸かると 冷えていたのがわかります。
ウィペットポール検索しました。
ヘッドが ピッケルに変えられるのですね。
それは すごい、便利ですね。
いつも感動するのですが
滑降シーンの撮影は大変でしょう？
また カメラ回収に登らねば？
沢山 写してくださって
山がよく分かります。(⌒∇⌒)
雪質も良く 沢山積もっていて
思い存分楽しまれたようで
ワクワク感が伝わってまいりました。
景色も最高だったようですね。
すばらしい 景色です。
白い静寂の 峰々が まだまだ冬の装いですね。
長野から 新潟へは こちらでは
滋賀へ行くような感じでしょうか。
お疲れさまでした。
こちらは 川津桜 寒緋桜が咲きだしました。
まだまだバックカントリーが続きそうですね。
次のレポも楽しみです。
ありがとうございました。
さっそくご覧いただきまして、ありがとうございます！
春の到来で雪が落ち着いてきて、次第に長い行程の山が増えてくる時期となります。
山スキーでこれまで登頂に長時間かかった山としては、乗鞍岳、乙妻山での
８時間がありましたが、巻機山はそれらに次いで登り応えがあるといえます。
今回温泉に寄ったのは、朝や山頂での寒さもありましたが、今年に入って
最も汗をかいたからなのです。下山時にはレイヤリングもびちゃびちゃでした。
シール登行の際に雪面が固いところやトラバースで不意に滑ることがあるんですが、
ウィペットポールのブレードで滑落停止することがあります。
購入してから２年になりますが、これを装備してて良かった場面をいくつか思い出せます。
基本的には付けっぱなしですが、外して普通のポールとして使うこともできます。
滑降シーンの撮影はご想像のとおりです。(^^;
いつも階段登行で戻りますが、雪が深いと余計にしんどいです。
でも臨場感のある写真を撮りたいので頑張ってます。
ついでにスキーのフォームチェックもできてしまいます。
自分の場合は昔からずっと右外脚のターンが苦手なんですよ。
初めて山スキーで巻機山に訪れたのが２年前で、今年と反対に雪不足の冬でした。
道路脇の雪がもう腰ほどの高さしかなかったです。
やっぱり積雪量は山スキーの楽しさに直結する重要な要素ですね。
巻機山をはじめ中越の山は森林限界が低く、真っ白な山岳風景が際立ちます。
一方、長野北部だと標高2,000mくらいまでは樹林帯というパターンが多く、
開放的な雰囲気の中越の山に惹かれます。
自宅から巻機山までは夜中だと2時間余りで辿り着けます。
移住前は松本か長野かで迷いましたが、長野を選んだことで、
新潟が身近な場所になりました。雪かきは付いてきますけどしょうがないです。
mayasanpoさんのレポで春を感じさせてもらっています。
だいぶ暖かくなってきたので、これからいろんな花が咲いてきますね。
３年前に山スキーを始めて以来、春は全て雪山に充ててるので、
なかなか花見の山行の機会がないのでmayasanpoさんのレポで補完させて頂いてます。
３月に入って、平標山、巻機山と調子良く繋げてきたのですが、
次週末はせっかくの３連休なのに悪天っぽいですね。
「連休は天気が崩れる」というのは登山よくあるあるパターンだと思います。
気長に次の機会を待つことにします。ありがとうございました。
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