名栗/中登坂周回 - 満を持して挑んだものの、踏み抜き地獄に敢え無くエスケープ。
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 08:11
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 558m
- 下り
- 545m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 8:10
07:34 龍泉寺
08:50 金比羅神社跡
(小休憩15分)
10:20 金比羅山付近
12:15 中登坂
(ランチ70分)
14:45 大ヨケの滝入口
15:31 駐車場所
天候 | 晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飯能方面からであれば路面は乾いており到着できましたが、さわらびの湯駐車場は除雪されておらず入れませんでした。(気温-5℃) |
コース状況/ 危険箇所等 |
龍泉寺から大ヨケの滝入口まで、積雪約10〜80Cmあります。 雪面だけが凍った状態で、90%以上の確率で踏み抜きます。(ワカンなら大丈夫なのかも) 踏み抜く深さは、膝下から腿くらいで、運が悪いと片足スッポリ。 なので、スパッツを付けていても、雪がスパッツの上から入り込んだり、ズボンが濡れて浸みていきます。 トレースどころか踏み跡も無かったので、壺をいっぱい置いてきました。(笑) 下山後の大ヨケの滝入口から駐車場所まで、名栗湖北側の車道を歩きましたが、カヌー工房と有間ダム管理所の間は原則通行止めです(バリケードあり)。またカヌー工房の西側では雪崩により道が雪で埋まっています。 |
写真
感想
3週間ぶりの山行となりました。
まだまだ雪が残る中、ノーマルタイヤで行ける場所は限られています。
やはり近場で可能性が最も高いのは奥武蔵山塊でしょう。ということで、前日、さわらびの湯に電話し、有間ダムや名郷BS辺りまでなら行けることを確認できたので、今どんな状況なのか偵察を兼ねて、金比羅尾根を藤棚山まで登り、藤棚山東尾根を西平山を通って下るルートを計画しました。
無雪期であれば、6時間あれば余裕で回れるルートなので、状況が許せば蕨山にも寄ってみようかなどと考えてスタートしましたが、とんでもない。初めから予想以上の積雪、と言うか表面が凍っているので、足を上げて踏み抜きながら進むしかない状況に苦しめられ、金比羅神社跡に着いた頃には、早々に藤棚山はとても無理そうだと思い知りました。
金比羅山は、以前この尾根を下った際にピークを踏んでいないので、今回は登るつもりでしたが、急な登り斜面で前方の雪面に足を上げることができず断念しました。(足が長過ぎるのかもしれません。(自爆)
昼過ぎに到着した中登坂では、ランチ後のコーヒーを飲みながら、ココからどう下山しようか、いつになく真面目に悩みました。
案内板には、金比羅神社跡までも大ヨケの滝入口までも、共に1.3Kmとあります。う〜〜む。。。
戻る場合は、道迷いの心配は無く、割と穏やかな下りになります。が、この雪質では穏やかな下りは、それほどのメリットには感じられないし、非常時とは言えピストンは避けたいなぁ。
大ヨケの滝入口に下る場合は、急な下りが逆にメリットに思えますが、道迷いの心配が・・・
そうだ。念のため、前回歩いた時のログをGPSに入れてきていたんだった。(このGPSログは、藤棚山より上に向かう場合に備えたものでしたが。)
よし、これがあれば、たとえ正確な登山道がわからなくても何とかなる。雪があるだけで、登山道を歩かないのはいつものことではないか。
意を決し下り始めましたが、案の定、下り始めのトラバースは、どこが登山道なのか全くわかりません。違ったルートに壺を置いてしまったとしたら申し訳ないです。
明瞭な尾根に乗ってからは、途中一ヶ所、直進せず左に折れる場所を除けば、時々は赤テープにも勇気付けられ、相変わらずの雪質ですが、概ね問題なく下れました。
大ヨケの滝入口からは、名栗湖北岸の舗装道路を駐車場所まで歩きましたが、その道は雪崩で埋もれていたり、バリケードで封鎖されていたり、まだ残っている大雪の影響の大きさを目の当たりにさせられました。
そう言えば帰宅時には、道路脇に残る雪の始末をしている多くの住民の方々を見かけましたが、積み上げられた雪塊の大きさに比べて、スコップ一杯の何とも少ないこと。本当にご苦労様です。
それにしても今日の雪山には参りました。あの雪質では尚更、登りと下りの疲労度が格段に違うことを知りました。ただ、計画したルートは回れませんでしたが、偵察と言う意味では大成功だったと思います。よほどメジャーな登山道でないと、まだまだ苦労しそうだということのようですね。
それでも、久しぶりだったこともあり、苦労も含めて、やっぱり楽しかったぞー。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
名栗湖のそばに滝があるなんて知りませんでした。
しかしこれまた雪が深いところへw
写真18なんて、先に進める気がしませんね。
この前の2度の雪は想定外すぎです、そろそろ溶けて欲しいところですが・・・。
こういう時でもピストンを拒むところがストイックで流石です。
お疲れ様でした!
hiroumiさんにとって奥武蔵は、「地元」とは言わないまでも「近所」ではないんですか?積雪10Cm程度で、あまり人が入らない尾根があったら教えてくださいよぉ。
今回は、全く状況が分からないまま決行したので、その意味では、仮に1mの積雪であっても想定内です。
目的地が無い山歩きの強みですね。強いて言えば、ペースに関係なく満足できる時間だけ戯れることが目的ですから。
でも、表面が凍った雪質はいただけません。ストックを落としたりしたら、滑って行ってしまうし・・・やっぱりサラサラがいいですよねぇ。
そうそう、大ヨケの滝は、実は二段になっていて、下のモノは車道から全景が見えますよ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する