快晴の奥白根山 丸沼高原から

- GPS
- 04:00
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 604m
- 下り
- 604m
コースタイム
10:15 二荒山神社
11:40 樹林帯抜ける
12:25 奥白根山 山頂 12:40
14:10 下山
| 天候 | 快晴! |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
5:13上野-[JR高崎線]-6:55高崎 7:10高崎-[JR上越線]-7:55沼田 8:00沼田-[関越バス]-9:04鎌田 9:04鎌田営業所-[タクシー]-9:10 シャトルバス乗り場 9:30シャトルバス乗り場 → 9:45 丸沼高原スキー場 ※JR:2520円 関越バス:1500円 タクシー:1500円 ▼関越バス http://kan-etsu.net/publics/index/22/ ▼シャトルバス詳細 http://www.marunuma.jp/topics/shuttle/ ▼日光白根山ロープウェイ http://www.marunuma.jp/gelande/status/ 随時周回しているので時刻表はなし 下りの最終は15:30 乗車時間は15分程度 往復1200円(補償込みで2200円支払い、帰りに1000円返金) ■帰り 14:55中央P-[シャトルバス]-15:10シャトルバス乗車口付近 15:10乗車口付近から鎌田バス営業所までタクシー 15:40鎌田-[関越バス]-17:10沼田 17:30沼田-[JR快速シーハイル上越(臨時急行)]-19:21大宮 ※タクシー:980円 関越バス1500円 JR:2520円 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
▼事前 ロープウェイのICカード受け取り時に登山届けの提出をお願いされます。 下山時はICカードの返却と口頭で名前を伝える形です。 トイレはロープウェイの山麓、山頂駅。 ▼樹林帯 樹林帯はトレースもしっかりしていて道迷いはありません。 目印のリボンもそれなりにあります。 現状はトレース以外は雪質が柔らかいです。 トラバースが多いですが雪質もあり、歩きやすいですし 滑落して危険がある箇所は少ないように思います。 注意点としては道沿いに木の枝がある場所が多いので ザック類にひっかけてしまうこと。 自分はピッケルが何回か引っかかってしまいました。 トラバースで同様の事態が起こると危険なので注意。 坂は一部、足場が硬くアイゼンでないと危険。 ワカン+アイゼンがベストかも。 今回、足跡的にアイゼンのみで登られている方多数のようでした。 ▼森林限界〜山頂 風が強い日が多く砂利が露出していました。 地面はクラストと砂利が多い。山頂直下は岩場。 岩場は印も見えますし問題ないと思います。 山頂で気温はマイナス13度ほど。 さすがに風は冷たいですがインナー手袋で行けました。 |
写真
感想
3末まで仕事が詰まっていて山に行けないことが確定しているので
厳冬期山締めに行ってきました。
土曜に天気図を見てよさそうな奥白根山に決定です。
前回はラッセル&遠方がガスって眺望無しという結果だったので
軽いリベンジの意味合いもあります。
当日朝は例によって上野から高崎線始発で群馬方面まで。
上越線の水上行きを沼田で途中下車します。
上越線は谷川が目的の登山客も乗っているのですが、沼田から見える谷川岳は
山頂付近に雲が停滞している様子。あらら・・・。
沼田からバスで1時間かけて鎌田まで行き、10分ほどタクシー乗車して
スキー場のシャトルバスに乗り換えて丸沼高原スキー場に到着します。
現地はやはり先日の大雪で前回よりも雪深くなってました。
ロープウェイ山麓駅で乗車券を購入し、同時に促される登山届を提出し、山頂駅へ。
10時ぐらいに登山開始でしたが、この日自分が最後の登山者だったようです。
前回ラッセルすることになってしまったのでこの日は
はじめからワカン+アイゼンで登ります。
気合を入れて登山口からスタートしましたが、スノーシューによるトレースが
しっかりしており非常に圧雪されています。
その後、スノーシュー周回コースから登山道に抜けても同様です。
ちょっと拍子抜けしていたのですが、最初のトラバース地点で20人ほどの団体さんに遭遇。
みなさんスノーシューのようでこの方々のトレースだったようです。
トラバースにも関わらず"後ろから来ているからどいてあげて"の声で
みなさん一段上がられてこちらとしては恐縮しながら道を譲って頂きました。
例によってその後はトレースがツボ足に・・・。
この後はしばらく急坂とトラバース気味のところが続きます。
自分はかなりの高所恐怖症のため前回このあたりでひやひやしていたのですが、
今回は恐怖感も無く歩きやすかったです。
積雪が増えているにも関わらずそれなりに締まっていたのがよかったのかもしれません。
坂もしんどいですが、谷川よりはきつくないレベルです。
そして、さしたる苦労もなく樹林帯の終わりが近づいてきました。
樹林帯を抜けて山頂側が姿を現すと・・・ん?積雪が減ってる・・・?
樹林帯は雪が多くなっていたのですが、もともと積もらない山頂付近は
1か月前より砂利が露出していて春山のようです。
後から現地の方に聞いた話では数日前に山頂駅で風速20mの
ものすごい風の強い日があったからそのせいじゃないかと言っていました。
ともあれ山頂側の景色ですが、樹林帯を潜り抜けた先に更に山がある感じに見えて
個人的に好きな景色です。何か苦労したものにしか見れない景色というか。
まあ2時間で来れるんですけど。
このあたりで後から来られたお二人組とお互い写真を撮りあって
一息ついて山頂を目指します。
ここから先は雪はクラスト気味に変わります。
クラストと砂利なのでワカンを外し、アイゼンのみに切り替えました。
前回もこのあたりまではピーカンだったのに斜面で写真を撮りまくっている間に
周囲に雲が増えてきた経緯があったのであまり写真を撮らずサクサクと登ります。
とはいえあまりにも快晴で気持ちいい風景なので撮ってしまうんですけどね、、
斜面を登り終えるとさらに地面が露出した光景に変わります。
ところどころ凍結気味なので注意は必要ですが、ほとんど夏道と変わらない
経路を辿って山頂へ。
雲一つない快晴のもと、山頂からは前回は全く見えなかった
360度の大展望が広がります。男体山が特にかっこいい!
いやあ、これだけでもう大満足です。
その後、先ほどのお二人と再び写真を撮りあい、山頂を堪能した後
帰路につき、14時過ぎに下山。
■総括
厳冬期締めのつもりで登りましたが、どピーカンで素晴らしい山行となりました。
樹林帯を抜けた後の山頂方面の風景や山頂から見る日光方面はほんとうに絶景ですね。
また、トレースがあったこともありますが往復4時間で前回に
比べると非常に楽な行程に感じました。
雪も締まりはじめていますし春が近づいているんでしょうね。
今回10名ほどしか登っていませんでしたが、"3月からは登山客も増えるよ"、
とはシャトルバスのおじさん談。
そういえば途中の団体さんはあれっきり会わなかったんですがどうしたんだろう・・・。
途中で引き返したのかな?
なにはともあれ大成功でした!
次回は3末から4頭に登山再開です。
往復の電車で読んでいた北林一光「サイレント・ブラッド」という小説で題材に上がっていた
カクネ里が気になってきました。鹿島槍付近の小遠見山から見れるらしいですが
4頭でもビューポイントまでは行けそうですし、そこを狙ってみようかな?
ssk_











この日は谷川岳に登ってました、晴れてましてが肩ノ小屋下あたりからガスってました、視界20mくらいのところを山頂まで行ってきました、奥白根は最高でしたね、谷川岳山頂からはなーんも見えませんでした、今週の金曜日に天気が良ければ奥白根に登ってみようかと思いますが、雪のコンディションがよければ早く往復できるみたいですね!私もヤマレコUPしておきました。
コメントありがとうございます。
レポート拝見しました。
沼田から見ていても日曜の谷川岳は厳しそうでしたのでおつかれさまでした。
自分も大晦日に谷川岳に登った際は似た形でしたので光景が目に浮かびます。。
奥白根は谷川岳に比べると樹林帯が長いですが、良い山なので
金曜の天気が良いといいですね。
15時半でロープウェイ下りが最終なのでみなさん焦ってましたが、
下りは2時間ほどで見ておけばよいと思うので参考まで。
夏に一度登ってますが、ロープウエイの始発は冬でも8時でしたっけか?ホームページ見てもロープウエイの時間が書いてないみたいです。
冬場は8:30からだったと記憶しています。
有り難う御座います、金曜日は曇りマークなんですね微妙です。
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