のんびりと北八ヶ岳スノーハイキング


- GPS
- 28:20
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,002m
- 下り
- 1,000m
コースタイム
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 6:07
- 山行
- 3:39
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 5:40
10:00渋御殿湯−10:42黒百合平分岐−12:00サイの河原入口−12:55高見石小屋
14:15高見石小屋−14:38〜15:00白駒池−15:08麦草方面分岐−15:50高見石小屋
<2月23日>
8:21高見石小屋−9:53〜58中山展望台−10:06中山山頂−10:47中山峠
−10:55〜12:30黒百合ヒュッテ−12:57唐沢鉱泉分岐−13:12八方台分岐
−13:37高見石分岐−13:56渋御殿湯
天候 | 2月22日:快晴 2月23日:快晴(強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
堀交差点を右折して県道191号線を道なりに東進。突き当りが『渋御殿湯』で、1日1000円の2日分の 2000円をフロントで払ってから、その駐車場に車を止めて出発する。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
渋御殿湯から川沿いを進み、橋の袂に登山ポストがあります。 雪はたっぷりとありましたが、トレースもしっかりとあり、迷うようなところはありませんでしたが、 積雪後、あまり多くの人が歩いてないようで、トレース跡を歩いていても、股まで踏みぬくことも しばしばあったため、早めにスノーシュー(一部の人はワカン)を装着。以降は、沈み込みも 少なく、スノーハイキングを楽しむ事ができました。 下山後の温泉は、「縄文の湯」へ。400円とリーズナブルで、いいお湯です。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
昨年に引き続き、今年も雪の北八ヶ岳をのんびりとスノーハイキングを楽しんできました。今年は、星の観察で
有名な『高見石小屋』を宿泊場所として募集したところ、女性3名の応募があった。また、テン場もあるということ
でgomatさんが参加を表明し、合計7名での山行となった。前々週、前週と2週間連続で週末は大雪。その間行動でき
なかった関東地区の皆さんがどっと押し寄せて来て小屋が混むのではないかという予想と雪の多さによるラッセルが
予想されたが、前日に小屋に電話で確認をしたところ、トレースはしっかりと付いているとのことで、安心して出発
する。
朝、5時半に会社を出発し、中央自動車道をひたすら東進する。道路脇の雪はしっかりと残ってはいるが、思って
いたほどの量ではない。しかし、諏訪ICで降りてからの道路の両脇には除雪された雪の山が残っていて道路幅が狭く、
かなり走り難い。昨年末に車が登ることができなかった渋御殿湯手前の坂は、しっかりと除雪がされていて、スタッド
レスでも十分に通過することができた。渋御殿湯に到着すると、宿から女将さん(?)が駐車料金の徴収に出てこら
れた。2日分の2000円を払い、奥の駐車場へ車を止めてから歩き出す。
登山ポストに登山届を投函し、橋を渡ってすぐの分岐を左に進む。しばらくは、斜面をトラバースするように登って
いくが、大雪の影響で踏み抜くことしばしば。傾斜が少し緩くなった辺りでスノーシュー(もしくはワカン)を装着
する。これ以降はまり埋まることもなく、樹林帯の中を進む。賽の河原まで登ってくると、普段は岩場歩きとなるこの
場所には雪が埋まっていて歩き易い。振り返ると、中央アルプスや御嶽山がくっきりと見える。tokageさんは、体調
が悪いのかペースが上がらず、かなり遅れ気味になっている。雪原を登りきる頃に左に直角に曲がって急登を登りきる
と、また林間に突入する。傾斜もほとんどない登山道をしばらく進むと、丸山方面からの登山道と合流。間もなく
高見石小屋に到着する。
宿泊の手続きをし、我々のグループに与えられたスペースに荷物を置き、必要なものだけをザックに詰め込んで、
白駒の池に向うことに。一人テント泊のgomatさんがテン場の整地をしているのでそれを手伝い、設営が終わった頃に
遅れていたtokageさんが到着する。白駒池はパスとのことなので6名で向かうが、小屋番さんからは16時には戻って
くるように言われたので、残り時間は2時間弱しかない。下りは、小屋から池に直接出るルートで行くことに。この
コース、あまり人が歩いていないようで、スノーシューでも埋まる箇所もある。かなり急な下りを下りきると、白駒池
に到着する。池には雪がたっぷりとあり、トレースがないところを選んで池の中心まで歩いて行ったり、お決まりの
雪面ダイブを行なったりと、全員が同心に返って楽しいひと時を過ごす。初参加の女性陣たちも、すごく喜んでいた
だけたので、企画したこちらとしてもみんなが楽しんでいる姿を見るのは嬉しい。帰りは、麦草峠方面に進み、途中の
分岐で高見石小屋に戻るルートを選択。こちらは距離はあるが、傾斜も緩い上、雪も踏み固められていて歩き易い。
小屋には16時前に戻り、小屋裏の高見石に登り、景色を堪能する。そこからは、先ほどまで遊んでいた白駒池も
よく見える。風はかなり強かったが、寒さも忘れて写真撮影をしている。 夕食後は、もう一つの目的の星空観察。
外のテラスから見える満天の星空に、全員が大感動。tokageさんはこのために持ってきた一眼レフで、納得いくまで
星空を撮影されていた。
翌日は、6時過ぎに朝食を摂りだしたが、その間に朝陽は昇ってしまったが、高見石に登って景色だけは堪能する。
東天狗岳に登るY主将とgomatさんは、7時40分頃小屋を出発して行き、散策だけを楽しむ予定の我々は、のんびり
と時間をつぶしてから出発する。スノーシューの楽しさを堪能してもらおうと、Iさんに貸したが、これが鬼に金棒を
渡したようなもの。元々いいペースで歩くIさんの早いこと。のんびりと写真を撮っていようものなら、すぐにおいて
いかれる。中山展望台手前のピークで小休止をし、ペースの上がらないtokageさんを待つ。縞枯れ越に両天狗岳が
見えるが、こちらから見る天狗岳って、かっこいいな〜と思う。中山展望台では、強風下にもかかわらず、360°の
大展望を堪能する。この先、中山峠までの下りで、左側が切れ落ちている箇所も危なげなく通過し、黒百合ヒュッテ
へ。ここで昼食を摂りながら、天狗岳に登っている両名を待つ。12時半をリミットに考えていたが、12時15分に
戻ってきたので、感想だけを聞き、我々だけ先行して下山を開始する。ここからは、全員アイゼンを装着。女性陣は
全員が初アイゼンという事もあり、注意点を教え、ゆっくりとしたペースで歩きながら、慣れてもらうことに。こちら
のルートには多くの人が入っているので、アイゼンでも十分歩くことができる。途中、Oさんのアイゼンが壊れ、片側
だけで下ることに。しかし、雪も締まっていて歩き易いので、いいペースで下って行くので、何度もスノーシュー
ツアーの団体さんに追いつくことも。ほぼコースタイム通りのペースで登山口に到着。ツアー団体さんのお迎えの
タクシーが来る前に車に乗り込み、『縄文の湯』へ。こちらはかなり混んでいたが、のんびりと浸かることができた。
2日間、好天に恵まれた上、満天の星空も見ることができ、女性陣にはいい経験をすることができたと思う。
たまには、このような山歩きもいいですね。
次のステップアップは、どこにしようかな?
北八ケ岳、お疲れ様です。
同好会のメンバーと楽しいスノーハイクでしたね。
山小屋泊って、満点の星、さぞかし綺麗なんでしょうね。
gomatさんは、一人テントで反省させられてるみたいですね。
レコは別途upされるのかな?
大人数で山歩きするのも楽しそう。
higurasiさん、おはようございます。
この時期の八ヶ岳で、2日間とも快晴っていうのは、なかなかないですから、この女性陣は正に女神様だったのかな?
gomatさんは、今後を考えて、雪中テント泊の入門とも言うべきここで体験したいとのことでした。
2日目、彼は天狗岳に登ってますので、レコは別にアップしてます。
なんか,いい感じの山歩ですね。
こんな山行に憧れます。
景色も良く,雪山も気持ちよさそうで,
とても楽しそうです
やっぱり山はいいですね
これも、同好会に入っているからこそできる山行ですよね。
お互いの実力を知っているので、ペース配分などもコントロールし易いです。
特に、岩場などのヤバいルートを歩くときなどは、大ベテランの方もいらっしゃいますので、すごく安心しますね。
ステップアップしていく上でも、クライミングの基本はしっかりと覚えられたほうがいいですよ。
企画立案ありがとうございました。
満足の山行となりました
テン泊に天狗、また行きたいです!
Iさん、さすがに日頃ランされてるからか強いですね〜。
次はどこ登るんでしょう?楽しみですね。
higurasiさん、テントで反省って。。。
確かにそう見えますね(笑)
でも楽しかったですよ〜
gomatさん、おはようございます。
大抵、テント泊するだろうなと予想のもと、高見石か黒百合か悩みましたが、以前他のメンバーが黒百合ヒュッテに小屋泊したとき、食事が悲惨だったとの話を聞いていましたので、高見石に決めました。
八ヶ岳全縦するときに、こちらにテント泊してみては?
高見石小屋と比較するのも何ですけど黒百合ヒュッテのテン場ってきれいだな〜、としみじみと見てました。
既に候補の一つです
でもハイシーズンはきっと混むことでしょうね〜
そうですね、黒百合ヒュッテのテン場は、明るくて綺麗な感じですよね。
かなり混むと思いますけど、テン場自体が広いからどうなんでしょうね。
私は、権現と赤岳を繋げるのが今年の目標かな。
KAMEさん
企画、コースリーダーお疲れ様でした。おかげさまでとてもいい山行でした。(ナイス)
終始ペースが上がらないまま(最後は一寸悪あがき)皆さんにご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
この良いフィールドを大切にしたいし、守って頂いている方々に感謝です。三人娘の白駒池ダイブの連続写真が今回の山行を象徴しているような気がします。山はいろいろな楽しみ方があっていい。
私のレポは、暫らくお待ちください。
今回の山行は、三人娘に雪山を知ってもらい、装備に馴染んでもらうことが目的だったので、十分達成できたと思ってます。
サポート、ありがとうございました。
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