鷲羽山〜風の道☆朝の海景と瀬戸大橋

- GPS
- 01:08
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 104m
- 下り
- 117m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
水曜日は全国的に天気が悪く、岡山でも雨が降り続いている。児島の駅に降りたった時にはようやく雨は小降りになったようだ。
児島の駅は瀬戸大橋を渡る全ての特急が停まる駅であるにもかかわらず、駅前は驚くほど閑散としている。もっとも特急がこの駅で停まるのは乗客のためではなく乗務員がJR西日本とJR四国の間で交替するためという業務上の都合なのであろうが。
児島の街の魅力の一つは下津井の漁港で水揚げされる海産物を使った寿司が味わえることだ。駅から少し歩いて回転寿司の「いづつや」に寄り道し、寿司で満腹になった後で下電ホテルに投宿する。前回の取立山から大長山の山行紀を書きたいところであったが、海辺の露天風呂から上がると潮騒の音を聴きながらすぐにも眠りについてしまう。
翌朝、薄暗いうちにホテルを出発するとホテルの裏手の階段を登るとすぐにも見晴らしの良い鷲羽山の駐車場に出る。この日は朝から広く晴天が広がる予報ではあるが、生憎、東の方角には雲がかかっている。
駐車場から上に上がると急速にあたりは明るくなってゆく。朝の海に浮かび上がる瀬戸内海の島影が瀬戸大橋を眺めながら鷲羽山に登ってゆく。日中は多くの人で賑わうのだろうが、人の気配のない鷲羽山の日の出前の静寂を堪能する。
鷲羽山の山頂の北側からは児島の街の展望が広がる。以前に訪れた時にはここから児島の展望を眺めた憶えがないのだが、あたりをよくみると真新しい切り株が多く目につくので、展望のために多くの樹を伐採したのだろう。
鷲羽山の北側に降りると風の道に入る。ここはかつての下津井電鉄の線路跡を歩行者と自転車の専用道として整備されたものだ。下津井の街と瀬戸大橋を望むかつての駅跡には桜が咲き始めていた。
ここから次の琴海(きんかい)にかけては東側に児島の港湾の展望が広がる。折しも東の方角にかかる雲の上から朝日が顔を出すと、すぐにも海上には茜色の反射が煌めく。しかし、朝日はすぐにも再び雲の中へと入ってゆく。琴海の駅跡に至ると、ここでも桜の花が多く花を咲かせていた。
朝日と桜に見惚れているうちに時間が過ぎてしまったようだ。気がつくと児島駅からの次のマリンライナーの時間が迫っていた。児島の駅に急ぐ羽目になる。ホームに駆け上がるとなんとかマリンライナーに間に合うが、次の各駅停車でも良かったことに乗ってから気がつく。
児島駅を出ると列車の車窓風景はまもなく濃い朝霧に包まれるようになるのだった。
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山猫













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