ラッセル地獄と絶景天国の編笠山


- GPS
- 05:00
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 1,180m
- 下り
- 1,180m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
出発時-7℃ 山頂-12℃位 しっかりと積もっていたのでアイゼンは山頂直下のみ 山頂付近はウィンドパック、サンクラストにより雪面硬くなりつつありました ピッケルは有った方が良いと思います |
写真
装備
個人装備 |
ピッケル 1
アイゼン 1 12本
ゲイター 1 ロング
ストック 2
バーナー 1
コッヘル 1
ダウンジャケット 1
着替え 1 上下インナー、グローブ、ソックス
マグ 1
ゴーグル 1
飲料水 1 1〜2Ⅼ
バラクラバ 1
エマージェンシーキット、シート 1 ティッシュ、携帯トイレ等
ヘッドライト 1
スリング 1 90cm
非常食 1
携帯電話 1
雨具 1
コンパス 1
地図 1
グローブ 1
カメラ 1
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感想
本日は3月に恒例となりつつある編笠山
冬山ビギナーも1名おり蓼科山と悩みましたが山頂の景色のよさ&駐車場の広さを考慮して
こちらになりました。
お向かいの甲斐駒はとてもいい天気そう…こちらも期待が持てます
駐車場で準備しているときからかなりの人数の登山者が居り、この後の装備の判断を誤ってしまいました^^;
登りだしの気温は-8℃程いつもより少し寒いぐらいでしたが風も無く、快適30分ほど歩くと
汗ばむ感じでハードシェルを脱ぎました
快調なペースで標高1900m急登の取付きまできました、このあたりから気温が下がり始めました(-10℃位)
例年ならこの辺りでアイゼン装着となるのですが今日は勝手が違いました
わずかなスノーシューのトレースがある程度で怪しそうな雰囲気…
この時点でスノーシューを車においてきた事を少し後悔(泣)
その後2100m位の少し斜度が緩くなる辺りで先行の2名の方においつきました
此処で防寒対策をしてさあ行こうかと前を見ると、あら〜!見事に踏み跡がなくきれいな雪面
でした(ラッセルカーニバル決定)
同行者が身支度しなおしている間に2名の方が先行されましたがすぐに先頭を変わり、その後は
腿、股下ほどのラッセルラッセル!!ひたすらつぼ足でガンガン行きました兎に角止まるとモチベーションが切れると思い2名でひたすら進みました
やがて樹高が低くなると次は枝を掻き分けひたすら腹ばいで進みました
このルートは去年も同時期に登りましたが全く別の登山道のようでした
とうとう森林限界になり山頂手前の岩場に着いたときにはもうクタクタ ><
でもココまできたらあと少し!最後の登り中程で下りの事も考えアイゼン装着し
いよいよ山頂へ到着です!
苦労の甲斐がありました やはりココからの八ヶ岳主稜線は最高です^^
風は強く腕時計の温度表示は-10℃以下の表示、3月にしてはナカナカの寒さ!そそくさと記念撮影を済ませ急ぎ下りました
とにかく疲れた編笠山とても楽しかったのですが油断(慢心)はいけませんね
これを教訓に今後も冬山を安全に楽しもうと改めて思いました
天気の様子を見て決めた南八ヶ岳の冬山山行。
3月と言えど雪深く、残雪期と言うよりは厳冬期のコンディション。
今年何度目かのラッセルか、だんだんと慣れてきたのは良いことなのかどうなのか。
チーフリーダーではなかったため、下調べが甘かったですが、
よく見たら標高差1000メートル越えのがっつり登山!
しかもラッセル祭り!
スタートは一番遅かったはずなのに、なぜか気づいたら、僕らの前にトレース無し!
しかし、すべてが報われた山頂の絶景でした。
登り途中は雲ばかりが見えていましたが、ちょうど山頂に着くタイミングで青空と絶景が開けました。
やはり、冬山の景色は良いですね。
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