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Yamareco

記録ID: 425263
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山滑走
谷川・武尊

白毛門 擬似晴天 際どく周った赤倉沢滑走

2014年04月06日(日) [日帰り]
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GPS
08:12
距離
9.9km
登り
1,074m
下り
1,059m

コースタイム

6:45 土合橋
6:55 登山口
9:45 松ノ木沢の頭
11:10 白毛門山頂
11:50 赤倉沢エントリー
12:30 湯檜曽川出合い
14:00 土合橋
天候 7〜11時頃まで 擬似晴天  以後 降雪時々吹雪く 

過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
土合駅前に駐車
コース状況/
危険箇所等
白毛門登山口ポスト先の橋への下りは要注意

白毛門山頂まで
 下部尾根道もまだしっかり雪あり。
 山頂直下の壁 クラックが出来始めてます。

赤倉沢 この時期にパウダーが!!
 上部は、昨日(4/5)の降雪で、10〜20cmのこの時期にしては軽い雪が
 アイスバーンの上に載ってました。所々アイスバーンが露出している。
 下部にはデブリが無く、気持ち良い新雪

湯檜曽川沿い
 右岸を下ります。
 出合いでの右岸への移動は、状況により注意が必要
 今日は出合いで無理に渡らなくても、芝倉沢のデブリまで左岸で渡れた状況だった。
 

 
6:45 スタート 予定より1時間遅い。
6:45 スタート 予定より1時間遅い。
登山カードポストの先の橋の下りちょっと厄介
登山カードポストの先の橋の下りちょっと厄介
上りはなんて事ないだろうけど、スキー付けたザックを先に下ろしました。
上りはなんて事ないだろうけど、スキー付けたザックを先に下ろしました。
尾根へ出る上り少しはまる状況
尾根へ出る上り少しはまる状況
東黒沢下部滝露出
東黒沢下部滝露出
午前は晴れる予報
午前は晴れる予報
樹林帯ではスキーが枝に引っ掛かる。
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樹林帯ではスキーが枝に引っ掛かる。
東黒沢中間部の滝 ヤマレコ以外で滑走記録あるけど2つも滝あると行けないな。
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東黒沢中間部の滝 ヤマレコ以外で滑走記録あるけど2つも滝あると行けないな。
尾根から雪庇が離れてます。もうすぐ落ちますね。
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尾根から雪庇が離れてます。もうすぐ落ちますね。
ここの上りで右のアイゼン故障。はめ直してしばらくは何とも無かったが、山頂直下の雪壁途中で壊れました。
ここの上りで右のアイゼン故障。はめ直してしばらくは何とも無かったが、山頂直下の雪壁途中で壊れました。
松ノ木沢の頭から白毛門。青空無くなりました。
ここで、ストックからピッケルに代えておいて良かった。
松ノ木沢の頭から白毛門。青空無くなりました。
ここで、ストックからピッケルに代えておいて良かった。
振り返って谷川岳方面 天神平より上はガスが取れなかった。
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振り返って谷川岳方面 天神平より上はガスが取れなかった。
山頂直前、ガイドツアーの皆さん。
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山頂直前、ガイドツアーの皆さん。
山頂。ガス、雪降り始めました。
山頂。ガス、雪降り始めました。
赤倉沢へのエントリーポイント。潅木帯はアイスバーンでした。
赤倉沢へのエントリーポイント。潅木帯はアイスバーンでした。
行きます。
エントリー後にガイドツアーの方々に先行したので、ノートラックです。
エントリー後にガイドツアーの方々に先行したので、ノートラックです。
上部はアイスバーンとそれに載った新雪が交互です。
上部はアイスバーンとそれに載った新雪が交互です。
ガスと降雪で振り返っても自分のライン見えない。
ガスと降雪で振り返っても自分のライン見えない。
良く見えないし、時々現れるアイスバーンが気になって、ターンは小さめで下りました。
良く見えないし、時々現れるアイスバーンが気になって、ターンは小さめで下りました。
下部は、デブリも無く、気持ち良いパウダーに乗って行けました。
下部は、デブリも無く、気持ち良いパウダーに乗って行けました。
あっという間に標高差900m終わりです。
あっという間に標高差900m終わりです。
湯檜曽川出合い。ブリッジが落ちてる。。。セオリーは上流で繋がり部を渡るでしょう。
湯檜曽川出合い。ブリッジが落ちてる。。。セオリーは上流で繋がり部を渡るでしょう。
この崩落部分で右岸へ行きましたが、本日は少し下流の芝倉沢出合いがデブリで埋まっていたので、そこで渡る事もできました。
この崩落部分で右岸へ行きましたが、本日は少し下流の芝倉沢出合いがデブリで埋まっていたので、そこで渡る事もできました。
右岸を川沿いに下って行きます。
右岸を川沿いに下って行きます。
スキーだと何気なく下って行けますが、つぼ足で歩くのは大変だと思う。
スキーだと何気なく下って行けますが、つぼ足で歩くのは大変だと思う。
左岸は白毛門からのデブリが所々あります。
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左岸は白毛門からのデブリが所々あります。
新道脇斜面で雪上訓練されたいたグループ。
新道脇斜面で雪上訓練されたいたグループ。
川沿いに下り過ぎて気がつくと中洲。。。で戻る。を2回しました。
川沿いに下り過ぎて気がつくと中洲。。。で戻る。を2回しました。
マチガ沢越えると新道は開けた道になる。
マチガ沢越えると新道は開けた道になる。
土合橋が前方に見える。
土合橋が前方に見える。
埋まってます。
最後も川沿いをトラバース気味。
最後も川沿いをトラバース気味。
土合橋、戻って来ました。
土合橋、戻って来ました。
前方が朝のスタート地点
前方が朝のスタート地点
湯テルメ谷川の駐車場、もうカヌーやってるんでしょうか?
湯テルメ谷川の駐車場、もうカヌーやってるんでしょうか?

感想

擬似晴天をついて谷川山系白毛門上って赤倉沢滑ってきました。
7時間以上の行程で、滑走30分、 上り4時間半、川沿いの戻り1時間半
滑走メインで捉えらないルート、
昨日4/5の降雪で、この時期では極上の状態の滑走となった。。。。。。

谷川岳周辺の上越国境の山域は、冬季に晴れ間はほとんど望めない。
豪雪と深雪で、自分には、1、2月は行けません。
初冬と春先、西黒尾根は、何度か擬似晴天で行ってますが、B.Cエリアは初、
際どく廻って、際どくしてしまって廻ってきました。

5時半頃土合駅前着、朝方まで雪残る予報通り、でもけっこうな降りで、
しばし様子見、スタート遅れる。
登山口ポストの先、橋への下り、スキー靴とストックでは、クライムダウン厳しい。
板とザックを先に降ろす。
尾根は今年はまだ雪道、去年より上りやすいが、板が木にしばしば引っ掛かる。
長い急登は、ヒザが思ったように入らないスキー靴では辛い。
昨年は登山で、白毛門まで3時間、笠ヶ岳まで4時間で行ったが、今日は白毛門まで
4時間以上を予定。で、結局4時間半。

途中まで10人以上の登山のパーティーの方達とほぼ同じに上がるが
松の木沢の頭手前の斜面で右のアイゼンが外れる。
このアイゼン、冬靴には合わないので、3シーズンで使ってるもの、無名沢でも
問題無かったが、嫌な予感。

締め直して、山頂直下の雪壁へ。
ガイドツアーの方々、ストックですが、アイゼンの事もあり、
ピッケルに交換。
雪壁上部で右アイゼンまた外れる。
ついでに、左足を少し高く上げたら内股がつった。
非常にマズイ。
やってしまった感。
救いはピッケル、ここでピック差しながら上ることになるとは。
乗り越して、右アイゼン試すもダメ。
左だけで行く。

山頂手前の鎖場で、ガイドのかたにお先にどうぞと言われるが、
今日は(も)、その言葉が辛い。
後ろで休みながら行こうと思ってたのに。。。。

ガスと降雪の始まった山頂付近で、しばし一人で換装してると、
何でこんな所に一人で居るのか?疑問も湧く。
ゆったりし過ぎて40分近く、エントリーまで居た。
ウツボギ沢滑って登り返す記録も多々あるが、
今日は、戻りと反対側へのエントリーは微塵も思わない。

赤倉沢、稜線付近は灌木とアイスバーン、出だしはツアーの方々が先。
2ストップ目で、ガイドの方から お先にと合図。
ここは、嬉しい。
ノートラック行きます。
4月上旬、アイスバーンに薄く載ったパウダー、極上です。
下部もデブリほとんど無く、快適。
標高差900、あっという間でした。

湯檜曽川出合い、右岸へブリッジが崩落してる。
セオリー破って、崩落した部分、クラックを越える。
しばらく下ると、芝倉沢出合いがデブリでうまっている。
ここは暫く、渡りに使えそうだ。

吹雪模様になるが、スキー使ってるので不安は無い。。事は無い。
一人で歩きなら嫌な感じ。機動力すごいな。
板に着く重い雪に変わり、シール無しで上れるし、あまり滑らないけど。

途中、一の倉沢出合い付近で、雪上訓練の団体を見かける。
マチガ沢出合い過ぎて、左岸に3名のボーダー、渡渉しようと位置探ってる。
なんであそこにいるんだろう?
手を上げて挨拶し、しばし様子見ますが、ロープ準備始めたので
かなりの経験者グループとお見受けし、下る。

熊注意の看板過ぎると土合橋が見える。
戻って来ました。


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