記録ID: 4267194
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山滑走
鳥海山
鳥海山BC/祓川ルート
2022年05月05日(木) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:36
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,254m
- 下り
- 1,253m
コースタイム
天候 | 快晴!朝のうちは突風を伴う強風により転滑落に注意でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
連休前半の降雪がストップ雪となり、可能な限りザラメの雪面を繋ぎました。 メジャーな祓川ルートだけにポールによるマーキング完備。 間違いなく自分の山スキー史上(4年)において最多の入山者数でした。 |
その他周辺情報 | フォレスタ鳥海にて汗を流しました。 JAF会員割引により入浴料300円で、たいへん良いお湯でした。 |
写真
5/4 夕照の鳥海山
昨年のGWは天気に恵まれず、2年越しで実現した鳥海山遠征です!
この日は長野から8時間かけての移動に充てました。下道運転は苦にならないとはいえなかなかの長丁場でした。
初めて秋田県まで北上してきました。富士山に似た優美な山容を初めて観て感動です!
このあと日暮れ前に祓川駐車場に到着して車中泊しました。
到着日は車が揺れるほどの強風。明日には風が収まることを期待したい。
昨年のGWは天気に恵まれず、2年越しで実現した鳥海山遠征です!
この日は長野から8時間かけての移動に充てました。下道運転は苦にならないとはいえなかなかの長丁場でした。
初めて秋田県まで北上してきました。富士山に似た優美な山容を初めて観て感動です!
このあと日暮れ前に祓川駐車場に到着して車中泊しました。
到着日は車が揺れるほどの強風。明日には風が収まることを期待したい。
3:05 祓川駐車場(1,170m)出発
他では見られないマーキングテープやポールで完全に誘導されるルートです!
昨日の強風とあまり変わらない気がするけど、日中にかけて風は収まる予報なので出発。
とはいうものの、時折は耐風姿勢を余儀なくされるほどの突風が吹きました。
この強風で清涼飲料水のペットボトルのフタを飛ばしてしまうアクシデント発生!
いつもお茶など含め3,4本携行しているので深刻なことにはなりませんでしたが、強風時は何気ないことにも油断大敵でした。
風に叩かれた雪面は硬めだったこともあり、序盤の急登からクトーを装着。
他では見られないマーキングテープやポールで完全に誘導されるルートです!
昨日の強風とあまり変わらない気がするけど、日中にかけて風は収まる予報なので出発。
とはいうものの、時折は耐風姿勢を余儀なくされるほどの突風が吹きました。
この強風で清涼飲料水のペットボトルのフタを飛ばしてしまうアクシデント発生!
いつもお茶など含め3,4本携行しているので深刻なことにはなりませんでしたが、強風時は何気ないことにも油断大敵でした。
風に叩かれた雪面は硬めだったこともあり、序盤の急登からクトーを装着。
7:57 七高山(2,229m)到着!
ブッシュや石を構わず踏み越えて待望の七高山に到着!!
強風に晒されながらのスキー登行でだいぶ消耗しました。
先着のスキーヤーの方が居られましたが、わざわざ荷物を除けてくださいました。
ありがとうございました。
ブッシュや石を構わず踏み越えて待望の七高山に到着!!
強風に晒されながらのスキー登行でだいぶ消耗しました。
先着のスキーヤーの方が居られましたが、わざわざ荷物を除けてくださいました。
ありがとうございました。
8:56 鳥海山山頂・新山(2,236m)到着!!
アイゼンでガシガシ登ったところが待望の新山!やりました!
意外に外輪山より風は穏やかでしたが、山頂は狭いのでそんなに長居できるところではありません。
効率よく動いて出発準備を整えます。
アイゼンでガシガシ登ったところが待望の新山!やりました!
意外に外輪山より風は穏やかでしたが、山頂は狭いのでそんなに長居できるところではありません。
効率よく動いて出発準備を整えます。
行ってみて分かったけど、新山は二重の外輪に囲まれたユニークな光景でした。
なお外側の外輪右端に見える白っぽいピークが伏拝岳で、翌日に南山麓の湯ノ台から改めて登り上げることになります。
9:10 鳥海山山頂・新山出発
憧れだった鳥海山・新山からの光景をしっかり目に焼き付けました。
なお外側の外輪右端に見える白っぽいピークが伏拝岳で、翌日に南山麓の湯ノ台から改めて登り上げることになります。
9:10 鳥海山山頂・新山出発
憧れだった鳥海山・新山からの光景をしっかり目に焼き付けました。
少し下ると大勢の方々が登られてきていました!
本当に祓川ルートはリフトが無いだけでスキー場のような雰囲気です。
この付近からの湿雪が完全に妖怪板掴みになっていたので、滑走性が悪くターンもできません!雪に逆らわず安全第一にゆっくり下りていきます。
本当に祓川ルートはリフトが無いだけでスキー場のような雰囲気です。
この付近からの湿雪が完全に妖怪板掴みになっていたので、滑走性が悪くターンもできません!雪に逆らわず安全第一にゆっくり下りていきます。
11:22 祓川駐車場付近(1,180m)到着!
撮影や休憩も込みで1時間余りで下りてきました!
憧れの鳥海山、祓川ルート。ストップ雪に邪魔されましたが、ザラメも滑れたし、大いに楽しめました♪
いずれまたこの時期に来たいものです。
撮影や休憩も込みで1時間余りで下りてきました!
憧れの鳥海山、祓川ルート。ストップ雪に邪魔されましたが、ザラメも滑れたし、大いに楽しめました♪
いずれまたこの時期に来たいものです。
装備
個人装備 |
山スキー
ポール
シール
スキーアイゼン
マムート・アバランチビーコン Barryvox
ブーツ
携帯用ワックス
携帯用ブラシ
長袖シャツ
レインウェア
タイツ
ズボン
スキー用靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
ザック
12本爪アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
アマチュア無線機
無線従事者免許証
無線局免許状
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ゴーグル
タオル
一眼レフカメラ本体
広角ズームレンズ
三脚
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
鳥海山で滑ってみたいなと初めて計画したのが昨年のGWでしたが、あいにく天気に恵まれず近場の火打山日帰りのみ。
今回は1年越しにようやく実現した2日間の秋田・山形遠征になります。
長野から主に下道で8時間余り。富士山をなだらかにした感じの鳥海山の美しさに感動しました。祓川駐車場に夕方に到着して翌日に備えます。
翌日は強風が収まるのを期待しつつ3時出発。
憧れの鳥海山、祓川ルートの光景を楽しみつつ強風に耐えて七高山へ。
近くに見える新山へはスキーをデポしてピストン。下界からの優美な姿とは一変。
荒々しい火山風景にまた感動しました。
待望の滑降は登りルートよりやや南側の斜面へ。
連休初めに降ってしまった悪雪をやり過ごしながら、少しでもザラメを狙って滑りました。
ルート全体がゲレンデのような開放感で、これは長野では味わえない雰囲気でした。
1時間少々のあっという間の滑降。初めての祓川ルートを大いに満喫できました。
下山後はフォレスタ鳥海にて汗を流し、翌日予定の湯ノ台ルートに備えるのでした。
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コメント
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まずは 位置確認です。
山形県なのですね。
26歳の時 北海道へ旅行するとき
青森行の 夜行特急日本海に
大阪から乗り 通過したような気がします。
秋田に近く日本海に近いのですね。
8時間の長丁場の運転でしたか、
GWでないと できないですね。
登山口祓川駐車場ですでに1170M、
わlあ強風を押しての山行だったよう
若くないとできないですね。
まだまだ 雪が沢山ありますねー
って 山スキーに行かれてるので
当たり前ですね。笑
4:597日の出 きれいですね。
8:31には 七高山へつかれ、
板をはずして 山頂を踏まれたのですね。
なるほど!
深山
鳥海山のピークは
新山の すぐ横にあるのかな、、
いや新山が山頂のようですね。
登り6時間ですねー、すごい、、
遠いですね。
待望の下り ギルランデは 斜滑降とはちがいますか?
端から端 谷足が同じ足になるとか 説明がありましたが、
雪質が 良好ではなかったようですが、下りは1時間!!
起動威力発揮!ですねー。
昨年計画されてたのでしたか
行けてよかったですね。
翌日は 湯の台ルートと書かれてるので、
泊まられ 翌日も 鳥海山付近だったのでしょうか。
ありがとうございました。
さっそくご覧いただきまして、ありがとうございます!
特急日本海は実は自分も乗ったことがあるんですよ!もう30年ほど前のことです。
でも夜なので鳥海山はもちろん、東北の景色も観てないんですよね。
高速道路を使うのを基本とすれば、6時間で行けるんですよ。
でも高速料金は高いし、できるだけ節約したいのと、自分は下道の運転が好きなのです。
鳥海山の定番ルートである祓川駐車場まで開通するのがGWなので、自然にこの時期に
目指すことになりますね。豊富な残雪のおかげで春スキーのメッカといえる山です。
GW以前ならもっと下から登るルートになります。
もっとも早すぎても、日本海から直接海風が吹き付ける厳しい環境で、
厳冬期はラッセルや悪天で容易に近づけない山といえるでしょう。
強風は徐々に止む予報になってたので、見切り発車という感じで祓川を発ちました。
突風のたびにあおられて体がふらつくので、耐風姿勢をとって一時停止してやり過ごしました。
良い息継ぎというか休憩になりました。(^^;
強風をおして七高山に到着。今回は新雪(昼には悪雪)のおかげでスキーで登れました。
最高峰の新山は目と鼻の先なのですが、外輪から内輪への急なアップダウンがあり、
スキーをデポしてのツボ足アイゼンで向かうのが上策です。
待望の下りは少し南側からのほうが滑りやすそうと判断しました。
ということでそのまま下へ滑降すると、もちろん祓川へ戻れないので軌道修正します。
ギルランデは斜滑降に似た動きになりますが、実際は山回りの連続をやっています。
山回りはターン後半を指しますが、基礎スキーで練習の一環でやっていたものです。
ただ斜滑降するよりはリズミカルで楽しいですよ。尤も悪雪となるとそれすら難しくなりますが。
祓川ルートの標高差は1,100mくらいです。スキーだとひたすら下りなのでやはり早かったですね。
途中からはザラメ雪になったので爽快な春スキーになりました。
鳥海山が山スキーの名山として視野に入ったのが昨年で、GWに行きたいなと計画してたんです。
でも晴れたのが1日だけという散々な去年のGWでした。1年越しに実現できた遠征です。
新年度の異動で頑張った自分へのご褒美になったと思います。
遠路400kmの彼方の山ですから1日だけではもったいないと、
2日目は南麓からの湯ノ台ルートに挑みました。
こちらのレポも鋭意作成中ですので、改めてお知らせしますね。
ありがとうございました!
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