塩山-源次郎岳-甲州高尾山-大善寺


- GPS
- 04:43
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,488m
- 下り
- 1,475m
コースタイム
- 山行
- 4:17
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 4:44
天候 | 曇り一時晴れ 最寄観測所(勝沼 標高394m)日最高気温22.5℃ 日最低気温14.4℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
JR 塩山着 07:22 帰路 JR 勝沼ぶどう郷発 15:18 大善寺から勝沼ぶどう郷駅までは徒歩で移動しました。寄り道しなければ35分程度で行けます。大善寺前には甲州市民バスのバス停があり、時間が合えば勝沼ぶどう郷駅か甲斐大和駅に行けますが本数は少ないです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
源次郎岳山頂手前の急傾斜は滑落の危険があります。他に危険個所はありませんが、ルート上には不明瞭な箇所がありナビゲーションには注意を要します。 恩若ノ峰登山口 - 恩若ノ峰-源次郎岳 2022年版の山と高原地図では破線ルートとなっていますが、道標や赤リボンが整備されています。ただし1050メートルピークを過ぎた付近では一部で不明瞭でした。また源次郎岳山頂手前は急傾斜となっておりロープが設置されています。「甲州アルプスオートルートチャレンジ」でも第3回大会以降は下りではここの急傾斜は避けているようです。 深沢峠展望台 - 境沢ノ頭 ピークを経由するコースと巻き道コースがあります。巻き道コースは不明瞭でしたが道標や赤リボンは見かけました。 境沢ノ頭 - 深沢峠 全般的に不明瞭で赤リボンも見当たりませんでした。下りで尾根をたどることを意識していたら変なところで林道に出てしまいました。途中からは尾根の少し下に道がついていた模様です。 深沢峠 - 大滝山 - 棚横手山 林道から尾根への取り付きはヤマレコの地図では林道から分岐した小道を少し入った位置に記載されていますが、現地では林道のすぐ脇に赤リボンがついていました。そこから棚横手山までは赤リボンがついており、棚横手山から先は一般登山道です。 |
その他周辺情報 | このエリアを開催地とする「甲州アルプスオートルートチャレンジ」は例年11月頃の開催となっているようです。詳細は公式情報を確認してください。 |
写真
感想
勝沼周辺の山は東京からのアクセスが良いにもかかわらず、山と高原地図では破線ルートばかりで人気がない印象がありました。しかし近年は「甲州アルプスオートルートチャレンジ」というトレラン大会の開催に伴い、大会関係者のご尽力によりルートが整備されているようです。このエリアは観光地としても充実しているので行ってみることにしました。
恩若ノ峰登山口-恩若ノ峰-源次郎岳と深沢峠-大滝山-棚横手山の区間は、山と高原地図では破線ルートとなっていますが、標識や赤リボンが整備されており、一般ルート相当と考えて差し支えないかなと感じました。深沢峠展望台-境沢ノ頭-深沢峠はやはり破線ルート相当です。境沢ノ頭は眺望もあまりないのでスルーして林道を抜けても良いと思います。
棚横手山付近では視界が開けますが、山火事の影響だそうで将来どうなるかはわかりません。大滝山から剣ヶ峰(甲州高尾山の隣の1091メートルピーク)までは小ピークの連続で、下り基調ですが登り返しがあり地味に疲れました。なお大滝山は別名「宮宕山」、剣ヶ峰も別名「宮宕山」となっており紛らわしいです。
下山後はまず柏尾古戦場の近藤勇像を見学しました。大善寺周辺の一帯が柏尾の戦いとか甲州勝沼の戦いと呼ばれる戦闘があったところで、近藤勇が率いる甲陽鎮撫隊が板垣退助が率いる新政府軍に鎧袖一触で敗北しました。勝ったのは板垣退助なのですから立てるなら板垣退助像なんじゃないかなと思うのですが地元の方々の恩情でしょうか。
次いで大善寺を拝観しました。大善寺は奈良時代に行基が創建したと伝えられる名刹で、鎌倉時代に建てられた本堂(薬師堂)のたたずまいは見事でした。別名をぶどう寺というのは創建の折に薬師如来がぶどうを片手に顕現したとされるためです。地元観光協会とタイアップして最近名乗り始めたのだろうと想像していた私が愚かでした。大善寺ではご住職がワイン造りをされており、日本庭園を眺めながらグラスワインがいただけます。仏教ではぶどうはともかくワインはOKだったっけと疑問に思わないでもないのですが、パンはお釈迦様の肉でありワインはお釈迦様の血なのでしょう。
お次はシャトー勝沼併設の「パン工房鳥居平」のパンを食べました。看板商品の後詰めクリームパンは生クリームが爽やかでした。ただマリトッツォと似てる感は否めませんでした。シャトー勝沼ではお約束の無料試飲がありましたが、プレミアムワインの有料試飲もありおすすめです。私は鳥居平倶楽部の白をいただきました。
最後の方は飲んでばかりになってしまいましたが、ぶどうの丘やシャトーメルシャンなど他にも行きたいスポットがあったのに到底時間が足りませんでした。登山を口実にしてまた来ますと薬師如来に誓いました。
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