絶景の裏那須を縦走 唐沢山〜三倉山〜大倉山〜流石山〜三本槍岳〜鏡ヶ沼 自転車利用で周回
- GPS
- 09:28
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 1,942m
- 下り
- 1,944m
コースタイム
- 山行
- 9:04
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 9:28
天候 | 曇りのち晴れ、9時を過ぎて快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
駐車場所から登山口までの約11キロは自転車で移動しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・音金登山口から旧道分岐地点(尾根に乗った地点)まで 沢沿いを歩く部分が荒れており、破線路相当の道と考えた方が良いです。 ・唐沢山から三倉山 登山道に笹が被り足元が見ずらいです。笹の高さが腰以上の場所もあり早朝や雨の後などかなり濡れると思います。 |
写真
装備
備考 | ・飲み物は2.5リットル持ち2.0リットル消費。 ・唐沢山へ登る途中でおにぎりを2つ、大倉山でおにぎりを1つ。 ・自転車の利用について 今まで登山に付随した自転車での移動部分はログを登録していませんでした(赤線繋ぎを厳密に考える傾向があった)。しかし、備忘録としては自転車部分も含めた方が便利なため、今回より自転車での移動も含めるようにします。(自転車利用は多くても年に数回なので、自転車での移動距離には目をつむって。。) |
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感想
三本槍岳から裏那須の稜線を見て、歩いてみたいと思ってから早15年です。計画はしつつも何度か天候等を理由に見送り、なかなか歩く機会を作れませんでした。この土曜日は晴れが期待出来そうなため、甲子トンネルを通って林道終点近くの駐車場所を目指します。もともとの計画は「道の駅しもごう」に車を置いて甲子山も含めて周回するものでしたが、まだ腰の不安があるため、今回のルートへ変更しました。(というか、腰の不安が治まっても、もうあまり無理のある計画はしないほうがよい年になってきたのかも。。)
早朝雨が降り、だんだんと青空が見えてくる、前日の天気予報通りです。雨が上がってから自転車で登山口まで向かいましたが、ほぼ下り中心の快適ロードです。
スタートの標高が低いため、早朝から暑く、大丈夫かなあ?と思いながら歩き始めましたが、唐沢山を過ぎて、稜線の風が当たるようになり汗も引きました。そして、気持ちのよい風とともに青空もやってきました。三倉山が見えてきた頃からまさに縦走日和の天気になります。そうなるとこの稜線の眺めは素晴らしく、三倉山から大峠までの2時間は至福の時間でした。大峠からは標高差で500メートル近くあるドMの登り返しなのですが、このルートも裏那須の稜線に同じく視界を遮るものがない歩いて楽しい道です。そしてたどりついた三本槍岳、山頂からの裏那須の眺めは、前回とは違い既に歩いて来た山々を眺めることになり、なんとも良い時間が流れます。下山は鏡ヶ沼経由にしましたが、ブルーの湖面が美しく、よいアクセントになりました。
今回、眺めの主役は旭岳でした。甲子山も含めて、また登りに来ないといけませんね。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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今年の秋ぐらいには、那須岳と三本槍岳を合わせて歩いてみたいと考えていたので楽しく拝見させて頂きました。
福島側から登られるとは関東在住だとなかなか稀ですね。
でも違った風景が見れてそれも面白そうです。
この辺のイメージがあまりなかったのですが、尾根上は笹でかなり暑そうですね
この日、私は尾瀬を歩いていましたが、尾瀬でもお昼はだいぶ暑かったです。
三本槍岳だと心地よい風が吹いていたでしょうか?
他に見た蝶は気になりますね
どんな色の蝶だったのでしょうか???
後、蛾は地味なイメージが強いですが、派手で綺麗な蛾も結構多いですよ。
ただし国内に5000種以上いるので、その沼にハマると大変です
三本槍岳へ登られたら西側へ続く稜線を眺めてみてください。
今回メインで歩いた稜線で、裏那須とも呼ばれる山々です。
aottyさんも歩いてみたくなるのでは?と思います
茶臼岳、朝日岳、三本槍岳といった那須のメイン系の山々は火山地形
の影響が大きくあまり登山道に被さるような笹原はありません。
(しかし、こちらも遮るものがなく日差しは厳しいです)
三倉山から流石山へ至る稜線は展望のよい笹の草原で日差しは強いですが
今回は心地よい風が吹いていました。尾瀬方面、この稜線を歩いている間
ずっと見えていました。
尾瀬は快晴だなあなんて思いながら眺めていましたよ
見かけた蝶ですが、一番多かったのはヤマキマダラヒカゲかな?と
思われる蝶で、気づかずに歩いていると前方の道にとまっていた蝶たち
がパーッと飛び立つような場面がかなりありました。あとはヒオドシチョウ
とツマグロヒョウモンを中心にヒョウモンチョウの仲間、カラスアゲハなどが
メインだったと思います。
白で羽を広げると黒い筋が見える蝶を何度か見まして、羽を閉じていると
薄っすらとレモン色、スジグロシロチョウかな?でもはっきりしないなあ
と気になっていました。(何度か撮影を試みるも失敗。。)
蝶や蛾は食性が分かった状態で観察出来るとより楽しそうですよね。
今回も帰宅してから調べてみるとヤマボウシのキーワードが出て来たので
すぐにわかりました。しかし、植物の種類も合わせてだとなかなか
ハードルが高いです。。
youtaroさんの登りのルート、
以前、山開き日のルートでもあったはずなのですが、
コロナで刈られてないということなんでしょうかね。
ヤブにダニとは、下からのぼるのは大変そうです。
裏那須。静かな極上の散歩道だと思います。
三本槍からの見る裏那須の湾曲した稜線、たまらないです。
鏡ヶ沼って、魔女色していました?
全く記憶にないのですが、三本槍から下らないと見えないのですか?
ドウダン、ヨウラク、ムラサキヤシオ、アカモノ。
チドリ、ウツギなどなど。
お花の時期に。季節を変えて行くのもまた楽しそうです。
裏那須、ようやっと歩いて来ました。最高の日にあたって
よかったです(笑)
下からの道ですが、笹が刈られていないため煩いですが、同じ状態の
上越の山などと比べるとほとんど苦にはなりません(笑)
ダニはまめにズボンなどチェックをした方が良いようです。しかし
この稜線に上がる前の沢沿いルートがかなり荒れていました。
山開き日のルートというイメージからはかなり離れているような。。
三倉山から先はほんとに極上の散歩道ですね。三本槍岳への登り返し
も絶景ルートのため、標高差からイメージするより全然疲労しませんでした。
三本槍岳山頂からの裏那須の眺め、堪能しました。
鏡ヶ池は、三本槍岳から大峠もしくは旭岳方面に少し下らないと
見られません。鏡ヶ沼展望所などと名前の付いた小ピークがあるくらいで
甲子方面の眺めも合わせて楽しめます。
ドウダンツツジの多さには驚きました。ルート設計が難しい山域
ですが、また歩きに行きたいと思います。
私がここに行ったのはちょうど10年前。ああこんなところもあったなあ、と
懐かしく思い出しました。
鏡ヶ沼、きれいですね。私も見たことがあるはずなのですが、あまり記憶がありません。
3匹も見つけながらマダニに喰われなくてよかったですね。
この時期に笹薮に行くときは、マダニ除去ピンセットが必須ですね。
以前はそんなことなかったのですが、最近どこでも増加傾向でしょうか。
自転車部分のログを入れるかどうか、悩みますよね。
私は動力を使わない移動については入れるようにしています。
なので自転車やスキー、カヌーなどのログは入れてます。
長いのは、淡路島一周の100キロ超もありますが、
全体の距離に対してはたぶん3%にもならないですから。
あと、ゲレンデスキーは例外的にゴンドラやリフトもはいってしまっています。
いちいちログから削除するのが面倒なので。
登山で利用した場合は入れてませんが。
2007年に長男と訪れた三本槍岳で、あの稜線を歩きたいなあ
と話をしたのですが、ようやっと行ってこられました。
思ったとおり、歩いて楽しい稜線でした。
ここのところどうもヤマビルとダニは増加傾向のようで。。
どうしても藪に入るパターンは多いので、開けた所では
まめにチェックするようにしています。
以前、北海道でマダニにやられたことがあるのですが
保冷剤でしっかり冷やしてやると、きれいに外れました。
私もゲレンデスキーのゴンドラやリフトは例外的にかなり前から
入れていました。
そうですね!動力を使わない移動についてはOKのルール、
とてもしっくりきます。やなりなんとなく気になってしまうので
shigetoshiさんからの明確なコメント、スッキリしました
ありがとうございます!
カヌーは水の上に線が引かれるのでとても楽しそうです。
学生の時に野田知佑さんの「日本の川を旅する」を読んで
カヌーの旅に憧れたこともありました。これからカヌーを
始めることはないと思いますが。。
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