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Yamareco

記録ID: 4436471
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ハイキング
比良山系

岳山〜鳥越峰〜見張山☆リトル比良を周回

2022年06月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:07
距離
10.3km
登り
659m
下り
651m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:50
休憩
0:17
合計
4:07
距離 10.3km 登り 659m 下り 659m
11:03
15
スタート地点
11:18
29
11:47
22
12:09
12:17
7
12:24
12:27
31
12:58
29
13:27
8
13:35
13:40
46
14:26
14:27
43
15:10
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
まずは音羽の大炊神社から
2022年06月26日 11:21撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
6/26 11:21
まずは音羽の大炊神社から
登山道に入ると古い石標が「右 参詣道 左 山」
参詣道というのは岳神社への道のようだ
2022年06月26日 11:32撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 11:32
登山道に入ると古い石標が「右 参詣道 左 山」
参詣道というのは岳神社への道のようだ
大きな石灯籠が現れる
2022年06月26日 11:50撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 11:50
大きな石灯籠が現れる
石灯籠の上から
2022年06月26日 11:52撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 11:52
石灯籠の上から
巨大な花崗岩の「白坂」
2022年06月26日 11:55撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 11:55
巨大な花崗岩の「白坂」
アカガシと思われる樫の巨樹
2022年06月26日 12:09撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 12:09
アカガシと思われる樫の巨樹
展望地より琵琶湖の湖岸を望んで
2022年06月26日 12:19撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 12:19
展望地より琵琶湖の湖岸を望んで
正面に鳥越峰
2022年06月26日 12:23撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 12:23
正面に鳥越峰
見張り山
2022年06月26日 12:23撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 12:23
見張り山
岳山の山頂に
石灯籠が崩れているのが残念
奥の祠には
2022年06月26日 12:41撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 12:41
岳山の山頂に
石灯籠が崩れているのが残念
奥の祠には
観音様の石仏
2022年06月26日 12:40撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 12:40
観音様の石仏
山頂の岩場より
安曇川の鴨川流域の
2022年06月26日 12:50撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 12:50
山頂の岩場より
安曇川の鴨川流域の
左に蛇谷ヶ峰
2022年06月26日 12:50撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6/26 12:50
左に蛇谷ヶ峰
足元に咲く立浪草
2022年06月26日 13:16撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 13:16
足元に咲く立浪草
鸚鵡岩より
2022年06月26日 13:26撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 13:26
鸚鵡岩より
武奈ヶ岳をクローズアップ
2022年06月26日 13:25撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 13:25
武奈ヶ岳をクローズアップ
蛇谷ヶ峰
2022年06月26日 13:27撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 13:27
蛇谷ヶ峰
北に野坂山地の山々
2022年06月26日 13:26撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 13:26
北に野坂山地の山々
鳥越峰に
2022年06月26日 13:37撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 13:37
鳥越峰に
見張山へ
2022年06月26日 14:29撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 14:29
見張山へ
送電線鉄塔からの展望
2022年06月26日 14:39撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 14:39
送電線鉄塔からの展望
奥島山
2022年06月26日 14:39撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 14:39
奥島山
堰堤に咲いていた山紫陽花
2022年06月26日 14:55撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 14:55
堰堤に咲いていた山紫陽花
最後は近江高島の裏手の日吉神社に
2022年06月26日 15:05撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/26 15:05
最後は近江高島の裏手の日吉神社に
撮影機器:

感想

6月は毎週出張が続いていたので週末を久しぶりに京都の自宅で迎える。滋賀の北部の天気を確認すると、前日までは午後に雨が降る予報であったが、いつしか曇りの予報となる。雨の気配が消えたこともあり、久しぶりに比良の山に出かけることにする。家内が朝にゆっくり洗濯をしてからの出発となるので、出発はかなり遅くなる。家内がまだ訪れたことのないリトル比良に向かうことにする。

近江高島に到着すると晴れ空が広がっている。駅前の駐車場は満車だったので、第二市営駐車場に車を停める。駅に戻ってくると駅前の駐車場には「空」に変わっていた。タイミングが悪かったようだ。

まずは車道を歩いて音羽の登山口に向かう。アスファルトから立ち上る輻射熱が半端ない暑さだ。音羽の大炊神社の前を通って登山道に入る。川沿いでは真新しい堰堤が建設されているようだった。

羊歯の繁茂する登山道には石仏や古い石標が現れる。岳神社への参詣道だったのだろう。道路よりはマシではあるが、日差しを遮る樹木が少ないせいで暑い。ところどころにヤマツツジの朱色の花が目立つ。

右手に大きな花崗岩の裸地が広がる白坂を現れるとようやく樹林の中へと入る。ようやく周囲の気温が下がり、一息つくことが出来る。しかし風が少なく、依然として蒸し暑い。瓦が散乱したところを通り過ぎるが、かつての岳神社のあったところなのだろう。

標高500mを過ぎて、岳山からの尾根に乗ると急に風が出て、涼しさを感じるようになる。岳山の手前の展望地からは左手に鳥越峰から見張山に至る長い尾根を見上げる。岳山は一段と標高が低いので、鳥越峰の山容が大きく感じられる。

岳山の山頂には石灯籠と岩屋があるのだが、石灯籠の上部は地面に落ちていた。岩屋の中には観音様の立派な石仏がある。比良は石仏が多いところだが、この観音様の石仏は入部谷越の馬頭観音と並んでとりわけ立派なものだと思う。

岳山の山頂を進んだところにある岩の上からは北側に大きく展望が広がり、鴨川沿いに青々とした水田が広がっている。

以前、鳥越峰から岳山への尾根を歩いたのは南比良の権現山からシロヤシオが満開の表比良縦走路を経て長い縦走をした時であった。いい加減に疲れが溜まってきたせいなのだろう、鳥越峰から岳山にかけての小さなアップダウンが辛く感じられたのだったが、この日はそれほどのアップダウンにも感じられない。

鳥越峰にかけての登り返しに入ると小紫陽花を多く見かけるが、花はいずれも終わっている。登りの途中の小ピークに鸚鵡(おうむ)岩があり、岩の下は断崖になっているが岩の上は平坦でそれなりの広さがあるので安心してたつことが出来る。武奈ヶ岳から蛇谷ヶ峰へと続く裏比良の稜線、北には三重獄を中心とする野坂山地の山々を俯瞰する。リトル比良は展望地が少なく、この日は比良の山並みを眺めることが出来るの唯一の展望地だ。

当初は岩阿沙利山を越えてヤケ山まで縦走することを考えていたが、家内が鳥越峰でもういいというので、見張山を経て近江高島に下山することにする。山頂の周囲にはササユリの葉を多く見かけるが、花は全くない。すでに花期は終わってしまったようだ。

尾根上にはわずかに自然林の高木の樹林も現れるが、地味な林相のなだらかな尾根が続く。見張山は尾根の右手を歩くうちに山頂を通過してしまったことに気がつき、山頂に戻る。その山名とは裏腹に山頂の周囲はすっかり樹林に囲まれており見晴らしは効かない。

山頂から少し進むと送電線鉄塔があり、ようやく南に釈迦岳と蓬莱山、東には琵琶湖の展望が広がる、この送電線鉄塔を過ぎると後は一気に近江高島に向かっての下りとなる。下りに入ると再び空気が暑く感じられる。

最後は谷沿いを下る。堰堤の傍らでは山紫陽花が綺麗な花を咲かせていた。この日は出会う花が少なかったせいか紫陽花の花でも嬉しく感じられる。樹林を抜けて日吉神社に出ると駐車場まではわずかな距離であるのが有難い。この暑さでは10分ほどの車道歩きでも耐え難いだろう。低山を歩くことはしばらくは難しい季節になった。

京都の自宅に戻ると既に梅雨明けとの報道が目に入り目を疑う。6月に梅雨が明けるのは観測史上初めてとのことであるが、今年が例外的な現象であれば良いのだが。

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