バックカントリー 一ノ越〜御山谷〜東一ノ越〜黒部平、雷鳥沢


- GPS
- 08:02
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,278m
- 下り
- 1,892m
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
山口を5/16に出発して、立山駅に5/17早朝着。なぜか小雨が降っており、天候回復の予報が遅れていることに気づいてテンションが下がる。そのため、始発に乗らずにのんびり準備して7時40分のケーブルカーに乗り、9時前に室堂へ到着。七曲りのあたりからずっとガスの中だった。
今年から登山届とビーコンの携帯が義務化されたせいか、室堂ターミナル入口横で山岳警備隊が登山届の提出を呼びかけていた。登山届を書きながら情報収集を行うと「昨日新雪が積もった。」、「強風で山頂部はガリガリ」、「御山谷から東一ノ越まで雪がつながっている」とのこと。なるほど。予定の「雄山山頂から御前谷滑走」を変更し、「一ノ越から御山谷、東一ノ越から黒部平」のルートに変更した。「現場の天候判断でルート変更します」と伝えたら警備隊の方は納得してくれました。
みくりが池温泉に荷物を預けて、スキー板にシールを貼ってのんびり出発。ガスが少しずつ晴れそうな気配。一ノ越に到着したころにはガスは晴れてきたけど、ものすごい強風。クワガタで歩くと、とてもあおられて怖い。でも雄山側の斜面がおいしそうだったので、一ノ越から100m位上ったところから滑走開始。
ドキドキ。斜面は若干堅めだったけど、ターンが気持ちいい。東一ノ越のトラーバスルートに直行しようかと思ったけど、東一ノ越のトラバース道は半分雪が解けていたのが見えたので、そのまま御山谷を大岩まで下る。
大岩からスキー板を担いでクワガタ体制で、トラバース道に直登。よちよち歩いて東一ノ越へ。そこで出会ったスキーヤーの方においしい滑走ルートを教えてもらい、快晴の絶景の中気持ちよく滑走できました。教えてもらわなかったら4年前と同様にひたすらロープウェイ側にトラバースするところでした。
黒部平からロープウェイと日本一高いバスに乗って室堂へ戻った時には、室堂は再びガスの中。みくりが池温泉のテラスで夕焼けを眺めながら一杯飲む計画はおじゃんとなりました。残念。
5/18朝。素晴らしい快晴!さあ、どこを滑ろう。山崎カールか雷鳥沢か迷ったけど、2週間前に登った剱岳を見たくて、雷鳥沢へ。みくりが池温泉裏の展望台から、雷鳥沢取りつきまで滑走。シールを貼りなおしてシール登高開始。左側の一般ルートから登る。半分登ったところから傾斜がきつく、雪面もカリカリになったので、スキー板はずしてアイゼンを装着。兼用ブーツだから歩きにくいのよね。そういえば、立山バックカントリーでアイゼン使うの初めてだ。アイゼン使うくらいカリカリなら滑らん!というポリシーがあったけど、とりあえず御前小
屋へ。
御前小屋で剣沢の展望を楽しみ、御前小屋南方ピークに移動。ここでトラブル。買ったばかりのストックのストラップがいつのまにか根元から紛失。なぜ????
ストラップかけてグリップ半握りで滑るのが得意なんだけど。しかたない。
心配していた雪面も、朝からの快晴で程よく緩み、絶妙のシャバリ雪面となって急傾斜だったけど気持ちよーくターンが決まりました。片方のストックはしっかり握りしめたままだけど。
あまりにも気持ちよくって、滑り始めから終わりまで休まず一気に滑走。アー楽しかった。
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