【初撤退】テント破壊！白馬岳頂上宿舎
富山県
長野県
子連れ登山
_Daisuke
体力度について
- GPS
- 12:26
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,487m
- 下り
- 1,516m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 6:56
| 天候 | 曇り時々雨（暴風雨） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
特になし |
写真
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装備
| 個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コッヘル
ライター
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
|---|---|
| 備考 | テントはペグを必ず打ち込む |
感想
※この感想は、今回の反省も踏まえて自身を振り返るための記録として長文となっております。学がないので拙い文章です
登山デビューして1年が経過したので、初の北アルプス
今回は山の師匠に同行してもらい、『白馬岳』を選択してもらいました。
当初の予定では、
【1日目】
白馬頂上宿舎→杓子岳→白馬鑓ヶ岳→白馬頂上宿舎
【2日目】
白馬岳→小蓮華岳→白馬乗鞍岳→栂池自然公園
となっておりましたが、思っていたより大雪渓で苦戦を強いられ、時間的にも杓子岳と鑓ヶ岳はまたの機会にとやはりテン泊装備ではあれもこれもと持っていってしまい装備が重くなり思うように行きませんでした。
それでも、初のテン泊でテン場についた時間より、全然早く着いたのでテン場でまったりと至福の時間を過ごせて、やっぱ山はいいなと改めて思っておりましたが、ここから山を舐めていたわけではないですが、生死に関わる事件が発生します。
18時過ぎに夕食をとり、軽く飲み明日に備えて早く寝ましょうとテントに戻ったのが18時半過ぎ・・・その時に雨が降り始め、また雨か・・・。と
まぁ、出てくる時に見た天気予報では雨は多少降るなという予報だったので、そこまで気にはしませんでした。
ここから事件は発生します。
23時過ぎ
テントを誰かが悪戯でもされたかと思うくらい傾き目を覚ますと、殴りつけるような雨と風がテントに襲いかっかておりました。
周りにいた方々も「これやべー！やばくね！？ なんかフライシート飛んでいった！」と怒号にもとれる声が聞こえ、ベンチレーションから外を確認すると
あれ？フライシートなくね？
急遽、外に出てフライシートを確認するとフライシートは捲れ上がりポールに絡みついてる状態。直そうとしてもテント素人の自分には太刀打ちできるものではなく、風も強すぎて立っているのもままならない状態でした。
とりあえず、師匠にテントが壊れそうと報告。壊れたらそちらに避難しますと告げ、テントに戻りました。
そこから雨と風が多少収まり、ホッとしこれなら朝まで耐えられるかなと思った数時間後・・・
3時過ぎ
またしても暴風雨がテントに襲い掛かります。
その時の攻撃にテントのポールは折れ、ひしゃげた状態に。
雨は怒涛のようにテント内に侵入。床からも浸水が始まり、息子を濡らさないように抱え込み耐えていましたが、自分が半身濡れた状態になりヤバいこのままだと低体温になってしまうと・・・。
急いでザック内のアウター類を確保と思い手に取ると既に浸水で全滅状態・・・。
これはヤバイやつだ・・・。と判断し急いで師匠のテントに避難。
師匠も真顔でこっちも浸水が始まってますと。テントを押さえてないとひっくり返るので・・・。それでも自分のテント内に比べると全然マシでした。
突風に煽られるたびにテント押さえ、その幕が肌に触れる度に体温を奪っていく
その苦行を数時間耐え、夜が明けてきましたが一向に雨も風も止む気配も無い状態でしたので、師匠が小屋に避難できるか確認してきますと。
小屋の方も状況が状況なので、了承していただき小屋に避難。
外に出て自分のテントを確認すると、倒壊しており周りを見渡すと自分以外に4張り吹き飛ばされている状態でした。
この時午前6時
小屋に避難し体を温めるためかけうどんを頂きましたが、全身がびしょ濡れ状態では体力の回復も難しく、このまま小屋に宿泊か状況次第では荷物を回収し下山かと、下山するにはテントやシュラフも水を大量に含み重すぎて、今の体力で担いで下山が出来るか？怪我してしまうのではなどと自問自答を繰り替えて数時間・・・
午前9時
雨が止み、体力もだいぶ回復したのでこの機を逃しては撤収作業が出来ないと思い、撤収作業を開始します。
テン場には自分たちのテントしか残っておらず、大量に水を含んだ物を無理矢理ザックに押し込み回収完了。
この時に体力的に下山出来るなと思い、下山を選択。
幸い息子はほとんど濡れていない状態だったのと、小屋の方々が色々と気にかけていただき元気な状態だったので、昼食を頂き下山を決行。
（村営頂上宿舎の方々には感謝しかありません）
下山時も雨が降っていましたが、大雪渓を下る時には雨も止み高度も下がったので暑い状態に。
なんとか無事に下山し、帰りの車中では帰宅まで『反省会』でした。
今回の登山は色々と考えさせられる事ばかりでした。
天候や装備 テントに着いてからの行動も山を舐めていたわけではないですが、色々と勉強不足、準備不足だったな・・・と。
次回からは今まで以上に準備をし、天候がダメな時は即撤退も視野に入れて山に登ろうと考え直す登山で無事に帰れたのでいい意味でいい経験ができた山行でした。
最後に・・・
拙い文章に最後までお付き合いしていただきありがとうございます。
何かしら参考になれば幸いです。
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同じ日に白馬に行っていてちょうど猿倉荘すぐ上の登山道で道を譲っていただきました。
風雨が酷くテント泊は大変な日でしたね。私は何度か白馬頂上山荘のテント場に泊まっていますがここは見た感じの地形に反してとても風が強く毎回、テント倒壊や飛ばされてのテント紛失を見かけます。稜線上のテント場は展望が得やすいのは素晴らしいですが天候や地形上の風の強さの読みなど難しいですね；
こんばんは。
コメント、ありがとうございます。
同行してくれた方も、地形に反して風が強すぎると言ってました！
ここまで風が強くなるとは思っていなかったらしく、テントをしっかりと固定していればと嘆いておりました。
自分も今回の件で、準備と設営の大事さを学んだので、今回の経験を活かしてリスクマネジメントしていきます。
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