弩マイナールート!権兵衛峠から将棊頭山ピストン 破線ルートは絶景と藪漕ぎ地獄だった!!


- GPS
- 08:11
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 1,720m
- 下り
- 1,722m
コースタイム
8:15 権兵衛峠 0:00
9:07 烏帽子(1898ピーク) 0:52(0:52)
9:57 1916ピーク付近三角点 1:42(0:50)
10:26 馬返し 2:11(0:29)
10:51 大樽避難小屋(小休止5分) 2:36(0:25)
12:12 胸突ノ頭 3:52(1:16)
12:45 将棊頭山(休憩20分) 4:25(0:33)
14:25 馬返し 5:45(1:20)
14:55 1916ピーク付近三角点 6:15(0:30)
15:41 烏帽子(1898ピーク) 7:01(0:46)
16:03 ジャンボ唐松 7:23(0:22)
16:25 権兵衛峠 7:45(0:22)
天候 | 晴れ、霞あり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場スペースは数十台分あり、トイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通して危険箇所はありませんが、注意する必要がある箇所があります。 ◇権兵衛峠登山口〜烏帽子 道は明瞭で、道もふかふか歩きやすいです。眺望はほぼ無し。 ◇烏帽子〜馬返し 工程の2/3以上は笹の藪漕ぎで、場所によっては腰の高さ以上のところもあります。 元々の登山道はありますが、笹で埋まってしまい、不明瞭なところが多いです。 基本的に地図の登山道は正確なので、GPSと地図があればわかりやすいです。 また、ずうっと稜線伝いに道が付けられ、所々に境界杭がありますので、目印になります。 赤テープは少な目。 足元の倒木に気を付ければ、ルートファインディングはそこまで難しくは無いですが、藪漕ぎでかなりの気力と体力が奪われます。 稜線なので、伊那・南ア方面の眺望は比較的良いです。 ◇馬返し〜胸突ノ頭 大樽避難小屋より上は残雪あり。特に2300mより上は、1m以上の残雪量です。 カチコチではないので、アイゼンは無くともキックステップは利きます。 実際に、上り下りともアイゼンは使用しませんでした。 ただ、特に上部の方は、樹林帯のため、ルートファインディングに苦労しました。 基本的には赤テープを追うのですが、気付けば外れていることがありました。 私が行ったときは、トレースはほとんど見当たりませんでした。稜線からの下降点も見落とし注意。 主観ですが、藪漕ぎの箇所よりも、道迷いしやすいです。 ◇胸突ノ頭〜山頂 気持ちの良い稜線歩きです。 冬道ルートは「迷」マークがありますが、赤テープは明瞭でよっぽどガスってない限り、迷う心配はないです。 夏道ルートは、残雪たっぷりで、ほとんどトレース無し。 帰りに西駒山荘から通ってみましたが、右斜面にたっぷり雪が付いており、滑落の危険から夏道に苦労して戻りました。 残雪がある内は、冬道ルートで。 |
予約できる山小屋 |
西駒山荘
|
写真
感想
中央アルプスのどこかに行きたくて選んだ将棊頭山。
桂木場の林道は通行止め。さて、どうするか。
地図を見ていくと、一番標高差が少ないのは権兵衛峠からのコース。
情報がほとんどないですが、尾根伝いだし何とかなるだろうとルートを決定しました。
烏帽子までは、歩きやすく快適な登山道。
でしたが、そこから一気に笹・笹・笹薮!!
真剣に、引き返して坊主岳に登りに行くことを考えましたが、
簡単に諦めない気持ちを持つためにも来ている山登り。
行けるところまで様子を見ようと、歩を進めました。
景色は良い、景色は良いんです、ほんと。
天気が好ければ、おそらく南アルプスもはっきり見えているはずです。
しかし、終わらない笹薮。
結局、烏帽子から馬返しまでの区間の、2/3は藪漕ぎです。
気力体力、ともにグッタリです。
予想以上に時間がかかってしまったため、リミットを決め、山頂までたどり着けなくても引き返すことを決定。
その気持ちで、胸突き八丁を登って行きましたが、人が入っていないからか、トレースがほとんど無し。
赤テープは多いのですが、ちょっとでも道を外すと、雪のため戻るのが大変。
藪で削られた気力と体力が、さらに削られました。
それでも、何とかたどり着いた稜線からの景色は最高!
北アルプスまでは靄でうっすらとしか見えませんでしたが、目の前の木曽駒はすごい迫力!
結局、この日登ってきていたのは、僕だけだったのでは・・・?
帰り際、白川林道のルートを確認に来られていた男性と話しましたが、そちらは実践ルートで道は明瞭だったよう。
その方は、ルートの下見で帰られるとおっしゃっていましたが。
とにかく、初めての本格的な藪漕ぎは、気力体力ともに、日帰りの山行で一番くたびれました。
笹薮さえなければ、良いコースなのに!!
ただし、長い。
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