ヒメサユリとブナの森の守門岳



- GPS
- 07:29
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,275m
- 下り
- 1,265m
コースタイム
5:44 保久礼登山口(二分駐車場)
6:14 保久礼小屋
6:57 キビタキ避難小屋
7:43 天狗岩屋清水
7:56 大岳
8:46 大岳分岐
9:32 守門岳
9:50 青雲岳(10分休憩)
11:07 滝見台
12:05 護人清水
12:33 ニ口駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ニ口駐車場まで車で入れないとの情報もあったが、道路もふつうで問題なし。駐車場は2箇所でトイレもあり。 保久礼登山口までは舗装の車道で、そこから保久礼小屋までは草刈が少しされていたが、小屋の手前は泥濘で歩き難い。小屋から先は階段道路で面白みがない。 キビタキ清水の水場は樋からの水はなく、位置をかえて樋を斜めに差込みなおして、流れるようになった。 ニ口登山口の護人清水は水量が豊富で、冷たさもキンキンでおいしかった。 下山後、SL守門温泉( 守門温泉青雲館)は、洗い場が4人分でこじんまりしているが、ぬるめでスベスベしてくるような気持ちの良い泉質だった。ただ施設の入口には案内看板がなく、建物もそれと判り難い。R290の大きな看板に200mとあり、少し狭い道に進入し、左に緩くカーブする角の右手の施設。行き過ぎると橋をわたることになる。 |
写真
感想
上越遠征の2日目は守門岳。 周回で大岳、青雲岳、袴岳(守門岳)を登ろうと二口登山口に駐車し、保久礼登山口を回って周回を考えた。ただ二口登山口へのアクセスが工事中のような書き込みもあり心配したが、なにも工事中の様子なく、迷いもしないで、無事に駐車場にたどり着いた。直ぐ後に相模ナンバーの車がきたが1時間くらい迷ったとのこと。この方とは同じコースで回ることになった。
前日の浅草岳で連れがバテたのでちょっと不安のスタート。しばらく舗装路をあるき、保久礼登山口からは草刈された登山道に踏み入った。最初は良かったが、保久礼小屋が近くなると傾斜が急になり、水も流れてぬかるんで歩きにくくなった。小屋からは、階段の道となり一寸興ざめ。少し進むとキビタキ清水があり、水は冷たかったが、樋の太さがあわず水を汲みにくかったが、斜めにして差しなおしてやっと汲む事ができた。周りの樹木は豪雪でみなひしゃげながら斜めに育っている。
途中の展望台から三条方面が広がっていたが、かすんでぼんやり。大岳山頂まで急登ではないが標高差1000m弱あるので我慢ののぼり。
山頂にはヒメサユリが数本、巣守神社の石碑、鐘等があるが、見通しはきかず。一息入れて袴岳方面にすすむと視界がパッと開けて昨日浅草岳からみた稜線が広がった。(反対側からの眺めだが、殆どおなじ稜線の形だった。)
大岳山頂であった三条の人の話では守門は東洋一の雪庇ということだが残雪は谷底にしか残っておらず、影も形も無かった。大岳からの下りにはヒメサユリ、ニッコウキスゲが咲いていたが、登り返す先からはもう見当たらなかった。
200m程度下ったが登り返しはそれほど堪えず、ほどなく二口登山口分岐にたどり着いた。そこからは木道がしかれ、時間も早いしバテてもいないということでそのまま進んで、30分ほどで山頂にたどり着いた。コースタイムは浅草岳と変わらないのにずいぶん楽にたどり着けた。日照りが無かったこと、木道・階段が多かったこと、アップダウンが大岳の下りだけだったことが違いになったかな?
山頂で鐘を鳴らして一息入れ、青雲岳まで戻っておにぎりをかじって一休み。
二口登山口分岐から先はしばらく急な下りが続くが、気温が上がって、日も照ってきて暑くなる。標高1000mまでくだると、滝見台でオカバミ滝?オカバミ沢の残雪が眺められた。
その先で相模の人に追いつかれ、足が調子が悪いといいながらも、あっという間に下っていて見えなくなってしまった。暑くて下りに飽きた頃、ブナの森の木影の気持ちの良い道に急に変わった。大木は殆どないものの猿倉山の斜面におおきく広がる、手入れが行き届いたようなブナの森だった。
その中に護人清水の水場があり、キンキンに冷えた美味しい水で、腹がふくれるまで呑んでしまった。
登山口にもどると相模ナンバー車はすでになく、汗を流す温泉を探しながらR290を小出IC・R252方面にむかうと、道に大きな看板があり「SL守門温泉 200m」とあった。これでいいやと、左折するがそれらしい建物も案内も見つからず川を越えても見当たらないのでUターンして、民家ではない道路右手の大きな施設に向かうと、そこが目指すところで、表の道路から見えない建物の奥々に錆びたようなSLがおかれ、入口に看板が出ていた。車を停めると、隣には見覚えのある相模ナンバー車。「同じ行動パターンだ!」日帰り入浴¥600.
温泉は洗い場4ケ所でこじんまりしているが、透明なぬるめで、少しスベスベでのんびり浸かるにはぴったり。相模ナンバーの人と少し話すと、あすは浅草岳、そのつぎが蒲生岳・博士山とのこと。
温泉で汗を流して、一息ついた後、少し下道を走って、割引なしの平日高速料金を少しケチって帰宅した。
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