晩秋の白毛門



- GPS
- --:--
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 1,035m
- 下り
- 1,028m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 【下山後温泉 / 2022年追記】 ※2021年に開湯した新しい温泉です。 谷川岳温泉 湯吹の湯 (土合山の家)入湯レポ https://yu.hashigoyu.com/gunma/1691/ ※こちらもおすすめ 湯檜曽温泉 湯檜曾の宿・あべ入湯レポ https://yu.hashigoyu.com/gunma/1667/ ※下山が少し遅れたら 湯檜曽温泉 風木立の川辺 紫明館入湯レポ https://yu.hashigoyu.com/gunma/1604/ |
写真
感想
天気の良かった日曜日は、谷川岳の展望台、白毛門に行ってきました!この日はどこへ行っても多くの所で天気よく、幾つか候補があがった中で「谷川岳の雄姿を見よう」と、白毛門に決定。いやーヨカッタですよ。天気にも展望にも恵まれ最高でした。
朝5:00頃、今年2度目の白毛門駐車場に到着。前回(5月)訪問時より遅い到着ですが、さすが冬至まであと1ヶ月ちょっと、周囲はまだ真っ暗で、空を見上げるとプラネタリウムのような凄い星空が広がっています。そんな満天の星空をバックにボンヤリ浮かび上がる真っ黒な山のシルエットの中にヘッドランプが揺れています。どうやらもう上ってる人がいるようです。
到着時、駐車場に停まっていた車はほんの数台。初夏に比べあきらかに登山客は少ないです。ココは静かで環境良く無料で停められるお気に入りの駐車場なんですが、唯一の難点はトイレが無い事。
5:40準備を整え出発!まだ真っ暗なんでヘッドランプのお世話になります。この時の気温は約3℃。風も無く谷川岳特有の湿り気のある空気もあってか、この時期にしてはあたたかい方でしょう。足元は夜露と霜でキラキラしています。
川を渡り少しばかり林の中の平坦な道を進むと、朝日岳方面を示す指導標が出てきます。ここからが白毛門名物「急登」の始まりです。最初は落ち葉の積もる雑木の斜面、続いて木の根がうねうねと這う細い登山道を進みます。どこを歩いてもただひたすらの急登で、上るも下るもしんどい所です。
7:48松ノ木沢の頭です。まったく寒くなく暑くなく、こんなに快適な山行は滅多にありません。そして最高の眺めです。ちょっと小腹が空いたので、この素晴らしい景色を眺めながらオニギリの小休止。体力勝負の「白毛門」最大の敵はシャリバテかな。まめにエネルギー補給。
8:03再び白毛門に向けて歩きます。
松ノ木沢の頭から先は雪が増え(足が埋まる程ではなく数cmですが)、朝は岩の一部に凍結も見られました。雪の硬い部分は歩きやすいんですが、大半は足を乗せるとグシャッと崩れます。
この時期に厄介なのが岩を覆う薄い氷で、一見すると清水で濡れているだけのようにも見えるので、うっかり足を乗せてしまうとツルリンといってしまいます。幸い訪問時の凍結はごく一部のみだったので問題なく通過、雪もグシャグシャだったので持参した軽アイゼンは使用せずでした。
この辺りで早くも下山してくる単独男性と擦違いました。お兄さんは「前夜から山に入ってて、雪があるのにサングラスを忘れちゃって・・雪目になっちゃうから下ります」との事。実は家も今日サングラス忘れちゃってます。
8:56白毛門山頂に到着しました!今日も誰もいません。先行した皆さんは全員この先へ足を進めたようです。贅沢な貸し切り山頂です。今日は夏場のような蒸し暑さがなかったので、ぜんぜん疲れずウキウキで到着する事ができました。ブヨもいないし、この時期の山行はサイコーだぁー。
カレーめしの大休憩の後は、もと来た道をズルズルと足を滑らせながら戻りました。
今回は11月中旬の寒さを警戒してゲイター装着、軽アイゼン、防寒テムレス、ネックウォーマー、毛糸の帽子、ソフトシェル、ダウンジャケットといろいろ持ち込んだんですが、どれも使用せず。むしろ暑さ対策が必要だったようで、持参した水分2人で5リットルはギリギリでした。この時期は寒さ暑さの両方を考慮した荷造りをしないとダメですね。
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