140725全国リンゴ研究大会2日目

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コースタイム
| 天候 | 晴れて暑い |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
青森市のその昔の旧名は善知鳥村だったそうです。その名残でしょうか
昨日は拝めなかった青森県最高峰の岩木山1625mも今日は端正な姿を見せてくれました
「円錐形の成層火山(コニーデ型)であり、その山容から津軽富士とも呼ばれるほか、しばしば「お」をつけて「お岩木(山)」とも呼ばれる。」(Wikiより)
2010年には私も全国大会スタッフとして視察者を迎える立場でしたが、、、
感想
板柳町の中畑元郎さんの圃場視察です。
板柳町わい化栽培技術研究会の提唱する「短さい方式」で仕立てられた4.5m×2.5mの10a88本植えの圃場です。定植8年目で6t/10aの終了を達成したそうです。
園主の中畑元男さん。
わい化樹の幼木を成木に仕立てていく過程で、成り枝の側枝に「短さい」や「切り詰め」方式を取り入れ、早期多収を実現している、とのことです。
弘前市の山内齊さんの園です。
「新梢長穂接ぎ法」により短期間に品種の更新を実現している圃場です。
(春から夏にかけて休眠枝やその年に発出した1m程度の長い枝を主枝や亜主枝に直接接ぐ方法)
岩木山が良く見える環境の良い園地でした。
新梢長穂接ぎでほぼ「トキ」に品種更新をした。
また長穂接ぎによって弱った樹を新梢を使った根接ぎ方にによって回復させている。ジョナゴールドの新梢を使うと活着が良いそうです。
平川市議会議長さんからの歓迎挨拶。
平川市の唐竹ねぷた会のみなさんが扇型のねぷたで歓迎してくれました。
平川市唐竹の山口智久さんの圃場です。
5尺のハシゴで作業が行える様に低樹高でコンパクトな開心形仕立てになっている。当初の5m×4mの主幹形から樹冠の拡大に合わせながら間伐を繰り返し現在は3本〜4本の開心形で5m×8mとしている。
わい性台(M9)の利用で普通樹の開心形よりも節間が短いなど、枝が長大化しにくくコントロールし易い。終了は6t/10a以上を確保しているとのこと。
青森県りんご立木品評会で農林水産大臣賞受賞。
平川市唐竹の相馬浩次さんの圃場。
青森県りんご立木品評会で農林水産大臣賞受賞。
下垂枝主体の構成だが、採光条件や果実肥大を考慮して、つけ過ぎないようにしている。理念として収量確保は果実個数よりも果実肥大を狙っている、とのことで5t/10a程度の収量。
明治34年(1901年)に定植され樹齢が114年を迎えた国光の大木です。
台木はミツバカイドウとのこと。
台木の違いによる生育比較の試験区です。
青台1、青台3、JM7、M26,M9の順に接がれたふじの生育状況。
青台3の地上部長とわい化度の試験区。
50cm、40cm、30cm、20cmで比較実験してありました。
50cm区のみコンパクトな感じになっていましたが、40〜20cm区の違いは判りませんでした。
「詰め剪定」と「流し剪定」の剪定方の比較試験区。
平成13年(2001年)から青森県わい化栽培技術研究会による剪定研修会をを行い、同じ条件化で比較を続けている。
収量では詰めが流しに比べて少ない傾向にあるが、果実品質については大きな差は無いとのこと。
青森県での大会を終え、長野県果樹研究会独自の視察先である岩手県の花巻に移動し、全国大会の総括・反省交流会の開始に先立ち松本部会長より挨拶。
前果樹研究会会長の宮嶋佐一さんの乾杯の発声で交流会のスタートです。
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