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ハイキング
甲斐駒・北岳
奈良田温泉ーあるき沢バス停ー池山御池小屋まで（下見）
2022年11月03日(木) 〜
2022年11月04日(金)
dama3
| 天候 | 快晴の2日間でした。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
義盛新道は取り付きから確かに急登ですが、基本スイッチバック方式で道をつけてくれているので聞いていたより歩き易かったです。ピンクテープも見つけやすいですがGPSあった方が立ち止まる回数は少なくなると思います。あまり歩く人は多くないのかと思います。冬季の方が多いのかな。 |
| その他周辺情報 | 奈良田の里温泉550円。温めの温泉、肌がしっとりする泉質でした。多分美人の湯と言われるような泉質。孝謙天皇の足跡も辿る、奈良法王神社、奈良田言葉は京言葉。この土地の歴史はもっと情報集めたいと思った。 |
写真
レンタカーで深夜に奈良田温泉へ。無料駐車場に停めてバス停に向かう。ここに来るのは初めて。天気予報どおり最高の天気。暖かい。
当初北岳まで登ろうかと考えていたので5時半に乗るつもりだったけど、この土地も初めてだし今回は情報収集目的として池山御池小屋往復にした。8時40分に乗る。
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11/3 8:22
当初北岳まで登ろうかと考えていたので5時半に乗るつもりだったけど、この土地も初めてだし今回は情報収集目的として池山御池小屋往復にした。8時40分に乗る。
山梨交通さんのバス、今期最終営業日。乗客は自分含め2名だけ。ガイドさんのお話はためになった。ありがとうございます。
義盛新道の急登に取り付く。県道からこの辺りの地形を見ていたら分かるけど、どうしても最初は斜度がきつくならざるを得ない。スイッチバック式に道がついているのでそんなに苦労はしない。
11/3 10:13
義盛新道の急登に取り付く。県道からこの辺りの地形を見ていたら分かるけど、どうしても最初は斜度がきつくならざるを得ない。スイッチバック式に道がついているのでそんなに苦労はしない。
30分くらい登ると開けた場所に出る。例のお釜発見。この辺りは以前営林署とかの活動エリアだったのかと思う。古い空き缶、ヘルメット、一升瓶、一斗缶などが散乱している。
11/3 10:13
30分くらい登ると開けた場所に出る。例のお釜発見。この辺りは以前営林署とかの活動エリアだったのかと思う。古い空き缶、ヘルメット、一升瓶、一斗缶などが散乱している。
一升瓶が落ちている。実はこれらのゴミを追っかけて行くと正しいルートになります。そういう事ですよね。
こんな感じの森を行く。気持ちがいい。この先狭い箇所もあるけど危ない箇所は無い。基本どんどん高度を稼ぐ登山道。
すでに意味をなさない標識。南アルプスらしい。このエリアは昭和のある時点から時間が止まっているような感じがある。広河原の賑わいは今となっては特別なんだろうな。
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11/3 11:52
すでに意味をなさない標識。南アルプスらしい。このエリアは昭和のある時点から時間が止まっているような感じがある。広河原の賑わいは今となっては特別なんだろうな。
池山御池に着いた。今回はここまで。とりあえずここには来てみたかった。ぼっかり開けていて明るい広場という感じ。この時も翌日帰る時も鹿が多かった。
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11/3 11:52
池山御池に着いた。今回はここまで。とりあえずここには来てみたかった。ぼっかり開けていて明るい広場という感じ。この時も翌日帰る時も鹿が多かった。
小屋からの風景。水は無い。乾いた暖かい風が吹いていて心地よい。
小屋の前は情報通りでかなりの量のゴミが埋まっている。全体的には昭和の昔のゴミが多いと思う。昔はこうしていたのだろうし、雪の時期に来る人のマナーもあるのだと思う。
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11/3 11:56
小屋の前は情報通りでかなりの量のゴミが埋まっている。全体的には昭和の昔のゴミが多いと思う。昔はこうしていたのだろうし、雪の時期に来る人のマナーもあるのだと思う。
マジックでささっと書いたような。
鉄の2重扉、サッシの2重窓、コンクリートの土台、がっちりした作り。
鉄の2重扉、サッシの2重窓、コンクリートの土台、がっちりした作り。
小屋の内部。シンプルな作り。布団や寝袋が置いてある。窓は3面。屋根裏に外気の取り込み口があり風が吹くと内部まで吹き込む。冬は寒いと思うので中でもテントを張った方が良さそう。
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11/4 7:01
小屋の内部。シンプルな作り。布団や寝袋が置いてある。窓は3面。屋根裏に外気の取り込み口があり風が吹くと内部まで吹き込む。冬は寒いと思うので中でもテントを張った方が良さそう。
今年は冷え込みが甘く、紅葉の色づきもあまり良くないとのこと。落ち葉を見るとこんな感じ。山の色合いと同じだったから写真を撮った。
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11/4 8:24
今年は冷え込みが甘く、紅葉の色づきもあまり良くないとのこと。落ち葉を見るとこんな感じ。山の色合いと同じだったから写真を撮った。
今回は池山吊尾根の下見で来た。北岳行こうと思えば行けたけど、もろもろリズムも合わなかったしシーズンオフの中途半端な時期なのでここまでの往復とした。
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11/4 8:46
今回は池山吊尾根の下見で来た。北岳行こうと思えば行けたけど、もろもろリズムも合わなかったしシーズンオフの中途半端な時期なのでここまでの往復とした。
古い空き缶があちこちに転がる。この時期は捨てていたんでしょうかね。サッポロビールの缶。プルトップじゃない古い缶。
昨夜は風が強く吹いており、一日経っただけなのに一面の落ち葉となっていた。こういう斜面ならあまり気にならないが、急降下のエリアは小石とか見えないので転ばないよう慎重に下る。
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11/4 8:59
昨夜は風が強く吹いており、一日経っただけなのに一面の落ち葉となっていた。こういう斜面ならあまり気にならないが、急降下のエリアは小石とか見えないので転ばないよう慎重に下る。
あるき沢バス停に到着。無事に戻ってこられました。
ここから県道を14キロくらい歩く。
ここから県道を14キロくらい歩く。
バス停とその後ろのさび付いた登山口の看板の対比がいい。吊尾根登山口と書いてあるのかかろうじて読める。
今季の運行は昨日まで、今日は歩いて戻る。天気も良いし、周りの地形と地図上の位置を照らし合わせながら情報収集をして歩く。三現主義（現場、現物、現実）が大事。
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11/4 9:27
今季の運行は昨日まで、今日は歩いて戻る。天気も良いし、周りの地形と地図上の位置を照らし合わせながら情報収集をして歩く。三現主義（現場、現物、現実）が大事。
広河原から歩いて来た男性に抜かれただけ、後は工事現場の人と車両以外は行きかう人も居ない。
開運隧道のトンネル入り口から奈良田までは2キロあるから14キロの歩きになる。
野呂川発電所まで来る。鷲ノ住山（わしのすやま）からのルートを確認する。
冬季にここに来るような人は基本タフなんでしょうがここから林道への登り返しは確かにしんどそうですね。夜叉神から入って帰りは奈良田に歩いて行く方が楽そう。
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11/4 10:16
冬季にここに来るような人は基本タフなんでしょうがここから林道への登り返しは確かにしんどそうですね。夜叉神から入って帰りは奈良田に歩いて行く方が楽そう。
こういう感じなんですよね。ある時期から捨て置かれている風景。
この37号線の建設は昭和30年代に行われたんですね。黒部ダムとかと同じ時期か。この頃は戦後復興から経済成長への時代ですね。
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11/4 11:08
この37号線の建設は昭和30年代に行われたんですね。黒部ダムとかと同じ時期か。この頃は戦後復興から経済成長への時代ですね。
一番規模が大きかった工事現場。何の工事か分からなかったけど河原にあるので治水か発電かでしょうか。
外良寺（ういろうじ）。孝謙天皇遷居により伝わった良薬（ういろう）を作っていたお寺と言われ、このういろうは現在でも小田原の薬屋で販売されています。との事。
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11/4 13:11
外良寺（ういろうじ）。孝謙天皇遷居により伝わった良薬（ういろう）を作っていたお寺と言われ、このういろうは現在でも小田原の薬屋で販売されています。との事。
感想
北岳に登りたくてルートを調べていたら池山吊尾根が面白そうだったので今回奈良田に行って来た。もうシーズンオフで下と上のコンディションもこの時期は大分違うので、もろもろ安全も考えて池山御池小屋までの往復とした。気象条件も良かったし行くと腹を決めれば普通に行けたとは思うが、次の機会としたい。南アルプスは黒戸尾根から遠山郷まで2回に分けて縦走したし、鳳凰三山も歩いているけど、その間の南アルプス林道、県道南アルプス公園線（37号線）の位置関係とか奈良田ー広河原の交通事情、山の状況とか夜叉神峠とのルートとか、なんかぼんやりしていたので今回現地入りして調べて来た。がっつり情報収集出来て、過去の記憶とも連結出来たので大変有意義な2日間だった。御池小屋では自分一人の宿泊で静かで良かったし、ほどほどの山歩き、3時間の林道歩きも楽しかった。来年の夏は北岳中心で縦走ルートを作ろう。両俣小屋からの左俣大滝ルートを行きたいんだけど年々荒れていて難しいかも知れないな。
そんな感じで。
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