山行記録: ふたつの顔を持つ山「大崩山」

記録ID: 4918492

全員に公開

無雪期ピークハント／縦走

祖母・傾

ふたつの顔を持つ山「大崩山」

2022年11月14日(月) [日帰り]

宮崎県

つうぶう

体力度

1泊以上が適当

体力度について

GPS: 09:10
距離: 20.7km
登り: 2,791m
下り: 2,804m

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歩くペース

標準

0.9～1.0

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り

山行: 6:35
休憩: 2:21
合計: 8:56

距離 20.7km 登り 2,800m 下り 2,804m

5:53

41分

上祝子登山口

6:34

6:40

23分

大崩山荘

7:03

7:13

68分

祝子川渡渉点

8:21

8:45

13分

袖ダキ

8:57

9:11

14分

下和久塚

9:25

9:49

8分

中和久塚

9:57

10:14

20分

上和久塚

10:34

10:35

17分

坊主尾根分岐(仮)

10:51

12分

石塚

11:03

11:04

12分

大崩山

11:16

22分

石塚

11:38

11:39

28分

坊主尾根分岐(仮)

12:07

12:10

17分

小積ダキ

12:27

12:40

16分

象岩

12:56

13:20

53分

坊主岩

14:13

26分

大崩山荘

14:39

14:47

5分

上祝子登山口

14:53

ゴール地点

天候	晴れ北風が冷たい
過去天気図（気象庁）	2022年11月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車延岡の街から祝子川沿いの県道207号を上へ祝子川温泉の4km先が上祝子登山口数台停まる路側の広いところがいくつか有るトイレ無し登山ポスト有り近くのトイレは 40分歩いた小屋か 30km手前のコンビニくらい温泉前のトイレは夜間閉鎖車中泊は登山口手前2kmより奥(民家の無いところ)で au 温泉付近は○ 先に進むと弱くなり登山口で? 山頂で△ アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	整備に手間をかけた登山道に枯葉が積もる道標とマークは充分に有る湧塚尾根と坊主尾根は岩場が多い特に坊主尾根の上半分はハシゴと固定ロープの連続でロープに体重をかけるところも多々有る整備されてなければ一般登山者は通行できない山頂付近は一転して広い尾根に癒しの疎林渡渉地点は水量わずか岩場では南画のような絶景山頂付近ところどころから祖母山・傾山を見た
その他周辺情報	前日と当日祝子川温泉を利用した 520円

写真

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延岡の郊外から
岩々をまとった迫力有る山
ボリュームもたっぷり

2022年11月13日 13:02撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/13 13:02

延岡の郊外から
岩々をまとった迫力有る山
ボリュームもたっぷり

祝子川温泉
登山口まで4km

2022年11月13日 13:48撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/13 13:48

祝子川温泉
登山口まで4km

前日と当日に利用した

2022年11月13日 14:48撮影 by SHV48, SHARP

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11/13 14:48

前日と当日に利用した

ロングコースなので
早く歩き始めた

2022年11月14日 05:39撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 5:39

ロングコースなので
早く歩き始めた

小屋で明るくなる
トイレはこの奥に

2022年11月14日 06:32撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 6:32

小屋で明るくなる
トイレはこの奥に

小屋裏トイレ下の
坊主尾根分岐
湧塚尾根は三里川原方面

2022年11月14日 06:33撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 6:33

小屋裏トイレ下の
坊主尾根分岐
湧塚尾根は三里川原方面

湧塚尾根分岐を左折
すぐに水量わずかな
祝子川を渡る

2022年11月14日 07:06撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 7:06

湧塚尾根分岐を左折
すぐに水量わずかな
祝子川を渡る

大きな露岩が多い
庇を出す岩屋も有り
焚き火痕も見た

2022年11月14日 07:12撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 7:12

大きな露岩が多い
庇を出す岩屋も有り
焚き火痕も見た

表面が岩雪崩のように
剥がれ落ちた場所を
通過する

2022年11月14日 08:26撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 8:26

表面が岩雪崩のように
剥がれ落ちた場所を
通過する

袖ダキ分岐
寄って見た

2022年11月14日 08:26撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 8:26

袖ダキ分岐
寄って見た

対岸の小積ダキが大迫力

2022年11月14日 08:29撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 8:29

対岸の小積ダキが大迫力

登山口方向も
岩の尾根が続く

2022年11月14日 09:12撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 9:12

登山口方向も
岩の尾根が続く

これから向かう湧塚方向
分岐へ戻ろうとしたら
降りなくても
道が有ると教わった

2022年11月14日 08:30撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 8:30

これから向かう湧塚方向
分岐へ戻ろうとしたら
降りなくても
道が有ると教わった

中湧塚から上湧塚を望む
上湧塚を通る道は無い

2022年11月14日 09:31撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 9:31

中湧塚から上湧塚を望む
上湧塚を通る道は無い

上湧塚をまく道も
桟橋とハシゴが有る

2022年11月14日 09:45撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 9:45

上湧塚をまく道も
桟橋とハシゴが有る

上湧塚をまいて山頂へ向かう
山容は一変巾広尾根の疎林
平地形にマザーツリー

2022年11月14日 10:16撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 10:16

上湧塚をまいて山頂へ向かう
山容は一変巾広尾根の疎林
平地形にマザーツリー

アセビのトンネル

2022年11月14日 11:11撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 11:11

アセビのトンネル

山頂

2022年11月14日 10:59撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 10:59

山頂

傾山の東(ひんがし)の
豊後の国は傾きて見ゆ
泊里
ここからは傾いて見えないな

2022年11月14日 11:07撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 11:07

傾山の東(ひんがし)の
豊後の国は傾きて見ゆ
泊里
ここからは傾いて見えないな

少し戻ると祖母山

2022年11月14日 11:20撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 11:20

少し戻ると祖母山

坊主尾根に向かう

2022年11月14日 11:34撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 11:34

坊主尾根に向かう

ヒメシャラのハートマーク

2022年11月14日 11:52撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 11:52

ヒメシャラのハートマーク

小積ダキ
離れて見て初めて
その大きさがわかる
上に立ってもわからない

2022年11月14日 12:07撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 12:07

小積ダキ
離れて見て初めて
その大きさがわかる
上に立ってもわからない

アカヤシオ？
アケボノツツジ？
ミヤマキリシマ？
数輪見た

2022年11月14日 12:10撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 12:10

アカヤシオ？
アケボノツツジ？
ミヤマキリシマ？
数輪見た

小積ダキ分岐に戻って
展望テラスから
湧塚の迫力を知る
あの上を歩いたのか

2022年11月14日 12:12撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 12:12

小積ダキ分岐に戻って
展望テラスから
湧塚の迫力を知る
あの上を歩いたのか

坊主尾根を下り始める
固定ロープに体重を預ける
序の口です

2022年11月14日 12:17撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 12:17

坊主尾根を下り始める
固定ロープに体重を預ける
序の口です

補助ワイヤに沿って
細い岩道トラバース
グリップは良く効く

2022年11月14日 12:26撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 12:26

補助ワイヤに沿って
細い岩道トラバース
グリップは良く効く

連続するハシゴ

2022年11月14日 12:33撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 12:33

連続するハシゴ

ハシゴとロープの
複合アトラクション

2022年11月14日 12:42撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 12:42

ハシゴとロープの
複合アトラクション

高度感の有る桟橋

2022年11月14日 13:00撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 13:00

高度感の有る桟橋

この岩は右に巻く
登り返しじゃなくて良かった

2022年11月14日 13:09撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 13:09

この岩は右に巻く
登り返しじゃなくて良かった

水量の少ない渡渉
すぐに小屋が有る

2022年11月14日 14:04撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 14:04

水量の少ない渡渉
すぐに小屋が有る

登山口まで戻った
明るいとこんな感じ

2022年11月14日 14:36撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 14:36

登山口まで戻った
明るいとこんな感じ

祝子川温泉から振り返る
左からふたつ目が山頂
右に小積ダキなど

2022年11月14日 15:00撮影 by Canon EOS RP, Canon

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11/14 15:00

祝子川温泉から振り返る
左からふたつ目が山頂
右に小積ダキなど

撮影機器：

Canon EOS RP Canon

SHV48 SHARP

感想

つうぶう

九州で会った人にオススメを聞いたら、百名山を除けば全員が大崩山と教えてくれた。
全員と言っても三人だけど。
大崩山と聞いて、赤石山脈で見るような ○○ガレ ○○ナギのように山体が激しく崩壊してるのかと思ったら違う。
延岡の郊外から一目でそれとわかる筋肉の塊みたいな岩々の山でボリュームもたっぷり存在感を押し出している。
簡単に崩れるような山ではない。
歩いてもまた楽しい。
岩頭の連なる尾根をたどりながら、小積谷対岸に見る岩の迫力に圧倒された。
その荒々しさは山頂に近づくと一転、広い尾根の疎林とアセビのトンネルを抜ける癒しの散策路になる。
ひとつの山で動と静強いコントラストが大崩山の魅力だと感じた。
ただひとつ残念なのは標高、あと150m高かったら文句無しに百名山になっただろう。
一般登山者がとても通れない尾根にハシゴやロープを取り付けるなどの整備に感謝し、事故の無いことを祈る。

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