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Yamareco

記録ID: 50061
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
十和田湖・八甲田

南北八甲田 高田大岳と乗鞍岳

1999年04月10日(土) 〜 1999年04月11日(日)
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GPS
31:10
距離
18.8km
登り
1,551m
下り
2,055m

コースタイム

4/10すいれん沼P9:15→小岳ll:00-20→鞍部ll:35→高田大岳12:25-13:40→すいれん沼P14:50(泊)
4/111すいれん沼8:05→猿倉岳9:23-45→矢櫃橋10:00-13→乗鞍岳ll:30-12:40→鞍部12:56-13:10→赤倉岳13:37-14:00→鞍部14:28-40→1001m15:00-25→下降点15:38→蔦温泉P16:25
アクセス

感想

4/10
戸さんの車で谷地温泉へ。萩さんと落ち合い、すいれん沼へ。阿さんも同行するが遅れるとのこと。今年初めての斎さんとまずは4人で。仙人岱経由をやめ、小岳南西の小尾根に乗って小岳へとルート変更。風あるが好天に恵まれ、日焼け止めクリームを塗る。洞沢を越えて一休み。斎さんが下山したいと言うが、小岳がすぐそこなので彼をトップにして進む。風を避けて東側でシールを外す。ここで斎さんは仙人岱経由で下山して行く。阿さんが東側から廻り込んで小岳山頂で合流。早い。いつの間に来たのか。成田は、今年はシールをはずして滑ることがほとんどなかった。春山になり、日帰りなので久しぶりの滑降を楽しむ。皆、それぞれシュプールを描いて滑降して来る。鞍部からの登り北寄りの夏道沿いに登る。上部は、雪も少なく辛うじてスキーで登る。山頂から少し降ったあたりで風を避けて昼食とする。四方の景色を堪能しながら。年輩の単独行スキーヤーペアのスノーシューの登山者、外にボーダーが一人。天気が良いのでにぎやかである。
谷地温泉を変更して、山頂からすいれん沼方面へ降りている沢を滑降することにする。雪がジャケテいるので滑落の危険も少ないので決行とする。滑りには目のない阿さん、植さんが、続いて戸さん。萩さんは慎重にキックターンで降りて来る。新雪のクサレ雪なので、重く少しぬかるがまずまずの滑降に満足。あとはシールをつけ、すいれん沼へ直行。ベースにテントを張り、宴会。今さん、八戸山水会の西さんも合流し懇談を深める。
4/11
5時起床。テント撤収。北八甲田は雲の中、南八甲田は朝日も当たり輝いている。泉さん、成さん到着。阿さんの奥さんを待つが、遅れているので先に出発。長丁場なので、ぺ一ス配分の上手い泉さんにトップを頼む。いつもの尾根からゆるい斜面を選んで引っ張ってくれた。ガスは次第に晴れ、猿倉岳に着く頃には北八甲田も頂上部を除いて見えて来る。猿倉岳直下は、新雪の下にクレバスが見え隠れしていて危険だ。少し尾根を降りてから南側の大斜面の滑降に入る。やはり日当たりでぬかり気味だったが昨日の高田大岳よりは良い。高齢の成さんも積極的に滑降して行く。矢櫃橋でシールをつけ登行開始。あの深い矢櫃橋も埋まっている。夏には想像つかない程だ。乗鞍岳コースを逆登り山頂へ。大岩が少し出ている。風を避け、昼食。東斜面の滑降でカール状を滑った阿さんが途中から雪崩に巻かれる。雪の上に出ているのが見えたので大丈夫とは思ったが、ケガでもしていてはと、降ろうとしたら起き上がり脇へ逃げて行ったので安心した。デブリは1メートル以上にもなっていたようだ。その雪崩をトラバースした萩さんは、雪崩跡で数メートルも滑ってしまう。氷化していてエッジが効かなかったとのこと。今回は貴重な体験をした。赤倉岳へ向かう時振り返ると、我々の後を数名が滑降して矢櫃岳方面へ回り込んで行った。赤倉岳からは、このルートを良く歩いている阿さんにトップを頼む。カール状の急斜面を避け、少し尾根状に降ってから斜面に入り、滝の沢源頭へ。1001mでは、いたずらなガスも晴れて赤倉岳の山容を振り返る。下には白い雪原の赤沼と、緑の姫小松が対称的だ。プナの樹林の中は、適度な雪の固さで、混んでいる樹林の割りには、皆スイスイと滑降して行く。今さんもやっとスキーが足になじんで来たのかスムーズだ。目的の下降点(夏道の)から急斜面を降りてすっかり春の沼となって来た菅沼を通り、蔦温泉へ無事到着。長丁場のルートを皆さん良くぞ登り、滑り通したもの。泉さん、阿さんのルートファインディングで心行くまでスキーを楽しめました。シーハイルと叫ぴたい気持ちだった。

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